彼女 浮気 修羅場。 おうちに来てくれる…? 男が彼女の浮気相手に送った「修羅場LINE」3つ — 文・塚田牧夫

浮気の修羅場【実話】

彼女 浮気 修羅場

こちらの記事の続きになります。 一番最初の話がコチラです。 私は夜中に車を走らせ、 「彼女の実家」に向かっていました。 目的は?お母様に3つの事を伝える為です。 気が重い。 「娘が浮気していた」なんて話しを聞きたい親は居ません。 しかし、私の口からハッキリと話すしかありません。 ふぅ、と深呼吸をして家のチャイムを鳴らします。 事前に連絡はしてあったので、 お母様は、すぐに「ヌッ」と顔を出しました。 言いたくはないが、言わなければいけません・・・ 緊張しながらも、私は 伝えるべき3つの事を淡々お話しました。 話しを聞いた、お母様の反応は? 「ああ、そうなんだー」 と、それだけでした。 (娘の浮気に関して謝りもしないのか・・・) とも内心思いましたが、 彼女はすでに 自立した一人の大人です。 親御さんに謝罪を強要するべきではありません。 玄関先で失礼かと思いましたが、 私はそのまま話を続けました。 そして私の気持ちと、これまでのお礼を述べると 頭を下げて、素早くその場を失礼する事にしました。 お母様はずーと 黙って、置物のように話しを聞いていました。 何だか少し眠そうです。 しかし、私がその場を立ち去ろうとした瞬間 お母様が私の腕を ガシッと掴んできたのです。 (あっ・・・・) お母様が ニヤリと笑います。 その瞬間、私の頭の中に ヤッくんと 元彼女の顔が思い浮かびました。 彼女との別れ話の結末 ここでいったん、話を最初にお話した、 「彼女の浮気の発覚」まで戻します。 浮気がバレた彼女は 「チッ!」という舌打ちと共に 私との 「別れ」を宣言してきました。 私は何と答えようか悩みました・・・。 彼女のことはまだ 愛している。 しかし、浮気は許せない! 私は別れたくないのだろうか? 考えがまとまりません・・・。 部屋に 長い沈黙が続きます。 彼女は、私と付き合ってから止めていた 「タバコ」を目の前で吸い始めました。 「お前とは別れるんだから、もう関係ないだろ!」という事でしょうか? 彼女が別れたい「理由」 それは 「私の甲斐性が無い」からです。 他にも理由はあったのでしょうが、これが大きな理由だと思います。 ) 最近彼女はブラック企業の仕事を辞めて アルバイトを始めていました。 アルバイトの月収は 「15万円」 私が毎日14時間あまり、必死で飛び込み営業などを行って 稼いでいる金額よりも ずっと多いのです・・・・・。 彼女は 「アルバイトって固定給もらえるから安定感すごいよ~」 と心の底から喜んでいました。 彼女はもう、 ブラック企業の洗脳が解けていたのです。 私達のいた会社は 「完全歩合制度」なので、 契約が無ければお給料も0です。 一緒に超ブラック企業で働いていた時は何も言わなかった彼女も、 私に ブラック企業を辞めるように説得してきました。 しかし、私はどんなに貧しくてもブラック企業を辞めませんでした。 やめたくありませんでした。 その事で 「言い争う事」が何度もあったのです。 そのたびに、よく頭をボコボコと殴られました。 なので、 彼女が浮気してしまう気持ちは 痛いほど理解が出来ました。 (貧乏はツライ) お金は大事です。 甲斐性の無い私が・・・・ 浮気した彼女を責める事が出来きるのでしょうか? 私は決断しました。 (よし・・・・・荷物をまとめて出ていこう) そう決意して、勢いよく立ち上がったその瞬間、 彼女が突然叫びました。 「やめて!お願い殴らないで!」 私はビックリしました。 さっきまで高圧的な態度だった彼女が 急に涙目になり プルプルと震えています。 (なんだ??どういう事だ???) 私は彼女に殴られた事は何度もありましたが、 私が彼女を殴った事など一度もありません。 (そうか・・・・もしかしたら) 彼女もまた お母様に ヒドイ虐待を受けて育ったのかもしれません。 悪いことをしたら殴られる。 憶測ですが それがカラダに染み付いているのでしょう。 私は喋る気力も無いので、黙ってそれを見つめます。 すると、彼女はベラベラと一人で喋りだしました。 それは、殴られないように 私の同情を買おうとしているのが ミエミエでした。 私は殴る気など全くありませんが、 黙って彼女の話に聞き入りました。 彼女は 早口で喋り続けます。 (小一時間程、一人で喋り続けました。 ) 5人の男性と浮気をしていた事 でもそれは 「一時の気の迷い」だった事 小さい頃からお母さんの暴力が酷く、逆らうと殴られていた事。 お金を稼ぐ為に、学校にも行かせてもらえなかった事 本当はもっと友達と遊びたかった事 お母さんの暴力で家族がバラバラになってしまった事 本当は隠れて兄弟で連絡を取り合っている事 お金の為にやりたくない事を、たくさんやらされてきた事 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ うーん、長い。 たぶん、1時間程一方的な話を聞いていましたが 話の内容は大体こんな感じでした。 (すいません、あんまり覚えてません) 彼女は 「身を守る為に」必死でアピールをしてきたのです。 つまり、彼女が言いたいことは 「全部お母さんが悪い、私は悪くない!」 と言うことでした。 いやいや・・・・例えお母様が酷い人だったとしても、 今、アナタがした 浮気とは関係無いでしょう。 と、言いたかったのですが・・・・。 私は 「何も言わず」 荷物をまとめでアパートを出ました。 「彼女と話し合いになる」とは、とても思えなかったからです。 ヤッくんも同じ気持ちだったのかもしれません・・・・。 そして彼女が必死に 「言い訳」する姿を見た私は すっかり 愛情が覚めてしまいました。 あとはただ、ただ虚しいだけでした・・・・。 最後の戦い お母様への「挨拶」を終えて、 帰ろうとした私の腕を、突然 お母様が ガッと掴んできました。 走馬灯のように記憶が駆け巡ります。 頭に 「殴らないで!」と叫んでいた彼女の顔が浮かびました。 顔面を打ち抜かれたヤッくんの顔も思い浮かびました。 お母様はニヤリと笑いました。 恐怖で足の震えが止まりません。 (殴られる・・・いや蹴られるかも・・・) もしかしたら、 スピリチュアルパワーで攻撃してくるかもしれな 私は 「覚悟」を決めました。 しかし・・・・・・・・・・。 なんと・・・・・お母様が私の腕を掴んで、 胸をグリグリと押し付けてきたのです・・・・。 (ええ・・・・・) スピリチュアルパワーの攻撃でした。 お母様は頬を赤く染め、目をトロンとさせながら 「よかったら、あがってかない?」 と小声で私に言いました。 (お母様は・・本気だ・・・) お母様は興奮しすぎているのか、口からネチャネチャと異音がした。 ネチャネチャと何かを囁いていましたが、 よく聞き取れませんでした。 なぜなら私は 完全に頭に 血が上っていたからです。 (このクソババア・・・・) 人に絶対に言ってはいけない、汚い言葉です。 しかし、私の頭の中で真っ先にこの単語が思い浮かんだのです。 どうかお許し下さい。 私が何より 「腹が立った」のは お母様の 「真っ赤な口紅」です。 最初は暗くて気が付きませんでしたが、 近づくとその 真っ赤な口紅に目がいきます。 つまり・・・はじめから 今日、私と 「寝る」つもりだったという事です。 ヤッくんに捨てられて、寂しかったのでしょうか? いや、理由は何でもかまいません・・・・ (とにかく許せない!) 私はお母様が絡みついた腕を 勢い良く パッと振り払いました。 腕を振り払われ、プライドを傷つけられたお母様は その表情を、みるみるうちに変えていきました・・・・。 眉間にシワを寄せ、ほほが ピクピクとけいれんしています。 ですが、 もう知った事ではありません! 私も完全に 怒りが頂点に達していたのですから! 私はお母様の反撃を予測して身構えました。 しかし、お母様は動きません。 フゥーフゥーと深呼吸のような事をすると お母様はまたニヤリと笑いました。 (大人の余裕を見せたいのだろうか?) しかし、お母様は呼吸を整えながら話を始めました。 「あんた、あの アパートを借りているのが誰か知ってるの?」 (アパート?あの私達が同棲していたアパートの話しだろうか?) 一体何の話しをしているんだ・・・・。 私は答えません。 お母様は、話を続けます。 「あれはね、ヤッくんのお父さんが借りてるアパートなんだよ?」 ヤッくんの?お父さんが? 私には、何の話しなのかサッパリわかりません。 そして、お母様は勝ち誇った顔でこう言いました。 「で、あの子が家賃をどうやって支払ってたか、わかる?」 あ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 血の気が引いていくのを感じました。 私は、彼女から 「家賃」の話しを聞いた覚えがありません。 私たちは、 元々彼女が 一人暮らしをしていたアパートに二人で住んでいたのです。 そして、お給料が入れば 「全額」彼女に渡していました。 お金の管理は彼女がしていたのです。 「ウソだ・・・・」と言おうとしましたが 声が出ません。 プライドを傷つけられたお母様が 苦し紛れについた汚いウソに違いない! きっとそうだ・・・・。 しかし思考が止まりません。 じゃあ・・・・ずっと彼女は、 ヤッくんのお父さんと関係があったという事? 私と付き合う前から? 付き合ってからも? ヤッくんのお父さんと彼女は・・・ 二人はどういう関係だったんだ・・・・? 彼女は・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (いや、もういいんだ・・・) 私はお母様に背を向けると、車に向かって歩きはじめました。 なぜだかフラフラしてしまい、 真っ直ぐ歩く事が出来ませんでした。 私と彼女はもう 別れたのです。 だからこれ以上、何かを知る必要は無いのです。 いや、知りたくもありませんでした。 後ろで、お母様はまだ何か私を煽り立ててきます。 私は、振り返りませんでした。 何も考えたくありませんでした。 彼女ともお母様とも それっきり会っていません。 誰も 何も 得をしない、 どうしようもない 私のこの話はこれでオシマイです。 ありがとうございました。 🔻この話の関連記事はコチラです。 Haruosan.

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彼女の浮気で『婚約破棄』になった修羅場の話④完結編

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57 ID:g7t3yu400 遅くなってすいません。 ちょっとずつ投下して行きます。 気分悪くする人もいるかもしれないけど、そこらへんはごめんなさい。 俺と元カノはお互い25才でタメ。 大学時代からの付き合いで、卒業後24の春にプロポーズ、婚約。 本格的に同棲開始。 何と言うか、この頃は順風満帆って感じで、素晴らしき日々だった。 卒業後お互い就職して、俺はIT系の技術職、元カノは中小の事務。 給料は良くも悪くもなくって感じで、特に不安とかは無かったなぁ。 ただ、俺の方が夜勤とか出張とかで、就職してからは当たり前だけど会う回数が減った。 あっちの浮気が発覚したのは、三週間ほど前。 友達からのタレコミで。 俺が名古屋に四日間ほど出張した時の事だった。 夜ホテルで一人飲んでたら、俺らと同じ町に住んでる友人から電話。 元カノと知らない男が手繋いで歩いてるの見たって言うんですよ。 にわかに信じがたかったんで、見まちがいを疑ったんだけど、 それは絶対ないとのこと。 とりあえず友人にはわかったと伝えて、電話切った。 もう、俺超混乱。 どうしようどうしようしか考えれなかった。 しかし、なんとか冷静になって、その日は眠かったので寝た。 62 ID:g7t3yu400 出張から帰って、アパート帰るといつも通り「おかえり~」って。 飯くったりテレビ見たりしてると、 やっぱ間違いなんじゃないかな~とかって思ったけど、 でも、どうしても疑いを捨てきれない。 そんなモヤモヤしたままで過ごしてると、 やっぱり真実を確かめなきゃって事で、友人のつてで興信所に依頼。 貯金してて良かったです。 数日後、結果きた。 真っ黒。 俺が夜勤の時に部屋に男連れ込んでる写真とか、 腕組んで歩いてる写真とか、ラブホに入ってく写真とか。 しかも写真超高画質。 手ブレもピンぼけも無い。 すごい。 浮気相手の素性も判明。 元カノの上司だった。 イケメン。 29才。 年上だけど若く見える。 俺ブサメン。 ちなみに、ラブホの日は職場の飲み会で遅くなるって話だった。 間違いであって欲しいって気持ちが、 ことごとく裏切られたって言うか、もうとにかく泣いた。 俺の両親に相談…っても思ったけど、 なんだか申し訳なかったのでとりあえずタレコミの友人に相談。 お前はどうしたいって言われて、やっぱ結婚はもう無理だと言った。 言ったけど、まだ気持ち的に不安定だったので、 冷静になってからまた連絡しろって言われた。 94 ID:g7t3yu400 その翌日。 いろいろ考えて、もはや悲しみよりも怒りの方が強くなってきた。 元カノも浮気相手もフルボッコしたい。 その旨を友人に伝えたところ、慰謝料とかのこと教えてくれた。 なんか裁判すると大した額は取れないけど、 示談だったらいくらでもふっかけれるって言ってた。 要は相手がどっちを取るかだって。 もちろんふっかける方向で検討しましたよ。 とりあえず、要求をまとめた書類を作った。 俺の要求は、 ・元カノの責任で婚約破棄することの確認 ・元カノ浮気相手双方に慰謝料500万。 ・式のキャンセルにかかる費用は全部元カノが負担 ・二人で貯めてた結婚後のための資金は、全部俺がいただく ・二度と俺と関わらない。 近づかない。 これらを書類にまとめて、話し合いの準備をした。 実家に事の顛末を全て連絡して、 元カノと元カノ実家に婚約破棄する旨を伝えて、 明日俺の実家で話し合いするからこいって言って、俺は実家に帰った。 元カノには浮気相手も連れてこいって伝えた。 俺の母ちゃんは泣いていた。 オヤジはへこんでた。 元カノからは怒涛の着信の嵐。 「とにかく来てくださいね。 」ってメールして寝た。 77 ID:g7t3yu400 話し合い当日の朝。 俺の実家は田舎にあるんで、家は無駄にでかい。 一番広い和室に俺と両親と元カノと両親と浮気相手の計七人が集結。 元カノは「あなたの勘違い!でたらめな嘘で婚約破棄なんてひどい!慰謝料慰謝料!!」 元カノ両親も同じようなこと言ってた。 浮気相手も「くだらん嘘で迷惑かけるな!慰謝料慰謝料!」 って言ってた。 俺の両親には証拠見せてたんで、無言。 ここで証拠投下。 ちなみに、元カノのパソコン捜索したらハメ撮りと、 あと携帯のメールも入手して印刷してあって、 それも一緒に投下。 勿論、ハメ撮りはモザイク処理済み。 吐き気がした。 元カノ真っ青。 浮気相手も真っ青。 元カノ両親呆然。 それからはもう修羅場。 地獄かと思った。 元カノは泣きながらワケ分からんこと言ってるし、 元カノ両親は土下座と元カノ殴るのを交互でやってるし。 あ、浮気相手もいたけど完全空気。 青い顔してるだけ。 19 ID:g7t3yu400 謝罪の嵐が過ぎ去ったところで、例の俺の要求を投下。 元カノは「そんな大金払えるわけ無い!ひどい」 とか言ってたけど、睨んだら黙った。 浮気相手は無言。 元カノ両親はまともな人なんで、娘にはなんでもさせる、 いくらでも払わせる、という感じだった。 要求を全て呑む、って内容の書類に署名捺印させて、ひとまず終了。 ここからは浮気相手フルボッコ。 実はこいつ妻子持ちだったんだよ。 俺「奥さんに、勿論連絡されますよね?」 浮気相手「いや、それは・・・・」 とかなんとか言ってたけど、 相手の家の電話番号も調査済みだったので、俺電話。 男が掴みかかろうとしてきたけど、俺と元カノ双方の親父が止めてくれた。 奥さんに最初説明したときはかなり疑ってたけど、 住所教えて今すぐ来て下さいって言ったら、来てくれることになった。 で、奥さん来てからも一悶着あったんだけど、一応話し合いは終了。 帰り際、元カノは「愛してるのはあなただけなの!お願い信じて!」 て言ってた。 うるさかったので戸を閉めた。 一応終わりです。 86 ID:g7t3yu400 後日談いきます。 慰謝料は双方から振込まれました。 元カノと浮気相手のその後ですが、どうやら首になったようですよ。 俺は只、知り合いかつ元カノの上司かつ浮気相手の上司で、結婚式に招待してた人に、 「今回は破談になってしまって申し訳ないです。 実はかくかくしかじか……」 って、謝罪も兼ねてきちんと説明しました。 細部までしっかりとね。 誤解が無いように。 www まぁ、上司ってか社長なんですけどね。 俺の親父と知り合いで、 そっから俺もご飯に連れていってもらったりしてたんです。 もちろん、元カノはそのことを知らない。 で、浮気の経緯なんですが、なんか俺らが学生時代からの関係らしいです。 それで、元カノが入社するときも、なにやら手助けがあったとか無かったとか…。 なんでも浮気相手くんが元カノを大プッシュしたらしいんですよね。 社内では、「そういう理由だったのか…」って話になってるようです。 まぁ、首にならずとも自主退職は免れないような雰囲気になってたようです。 二人ともね。 あと、浮気相手は離婚したようです。 奥さんは慰謝料をとって、親権もとって、勿論養育費も。 もっと色々あるだろ。 帰れって言っても帰んないんで、通報しました。 あ、元カノは勘当されたらしいですよ。 親からの金銭的な援助は一切無いそうで。 俺に振り込まれた慰謝料も、借金したらしいですよ。 とはいっても、お情けで微々たる額らしいです。 100万にちょっと足りないくらい。 浮気相手に。 般若の形相でした。 なぜあの親からあんなのが生まれてくるのかと….

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【修羅場まとめサイト】「彼女と別れて下さい。」と浮気相手が直接言ってきたので・・・

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話の流れとしては単純で、 よくあるパターンだ。 俺は彼女の浮気を知って 彼女の部屋に殴りこみを かけて。 そこには彼女といちゃついて る浮気相手がいて、 しかもそいつは妻子持ちで。 土下座させて、 写真を撮って、俺は彼女に 別れるって宣言して。 まぁ、ここまでは よくある話なんだけど。 彼女が泣いてる横で、 うつむいて正座してる 浮気相手に話し掛ける俺。 俺「それじゃ携帯電話お借り しますねー」 浮気相手「なんでですか (ぼそぼそ)」 俺「連絡先が必要ですから。 いろいろ話し合いしなきゃ、 でしょ?」 浮気相手「そ、それは 困ります。 あの本当に 困るんですけど」 俺「彼女に浮気された俺は もっと困ってます。 たぶん「どう言えば 相手が嫌がるか」って 事だけを考えてたんだと思う。 お願いします。 困るんです」 俺「だから、俺は、お前に、 困って欲しいんだって言って るだろうがあああああ!」 なんだか泣いて謝るでもな い浮気相手と 耳障りな彼女の鳴き声に俺、 ぶちきれた。 俺「とりあえず連絡先ひかえ ますねー」 叫んだらすっきりしたので、 呆然としてる浮気相手を 無視して 壁に吊るされてた スーツのポケットを探って 携帯電話を見つけた。 電源が切れてたから 入れようとしたんだけど、 その瞬間。 「きゃああああああああ!」 鳥みたいな声と同時に 俺は壁に思いっきり 突き飛ばされた。 右手で携帯いじってたから 頭から壁に突っ込んで 目の前が揺れた。 足に力が入らなくなって、 よろよろしながら ぶっ倒れて何が起きたのか 全然分からなくて、 しばらく天井見上げてた。 そしたら急に目の前に 浮気相手が出てきた。 真っ赤になって 白目がなくなったみたいな 目は、今でも時々夢に出る。 そいつ、俺の胸に尻降ろして 両手で首締めてきた。 本当に怖かったわ。 両手を重ねて、 親指と人差し指で 喉の真ん中くらいを 全力でぎゅううううって。 だんだん苦しく なるんじゃなくて、 急に呼吸が止まる感じ。 吐く事も吸う事も 出来なくて耳の奥が キーンて音がして ひょっとして俺死んだかも、っ て思った。 急に喉が楽になって、 胸の重みも消えたんで 俺はむせまくった。 よく分からなかったんだがど うも彼女が 浮気相手を突き飛ばした みたいで。 這いずりながら 玄関先まで逃げて (アパートだった)石畳の上で 必死に呼吸した。 革靴とかハイヒールとかに 目が行って、 最後に自分の股下から 部屋の中を見たんだけど 浮気相手、 俺のことを見てんのな。 じっと。 赤い目で。 慌てて立ち上がって、 ドアを肩で押して、 気が付いたら廊下に 飛び出てた。 怖くて怖くて何も考えられな かったもの。 助けてくれ、って 叫ぼうとしたんだけど 声が出なくて。 そのままあちこちに ぶつかりながら エレベーターで1階まで 降りて、逃げたよ。 商店街を走って タクシー捕まえて 自分の家まで逃げた。 二日くらい家中の かぎ掛けて閉じこもってたよ。 浮気相手が 追いかけて来るんじゃないか とか、 ずっと考えてた。 包丁とか木刀とか 武器を揃えて震えてたわ、 恥ずかしながら。 浮気相手の飛び降りを 知ったのが、 それから更に二日後。 スポンサーリンク.

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