パートナーシップ ナーシング システム。 看護方式の種類や特徴!看護師5名が感じたメリット・デメリット・体験談

PNS看護方式は上手く使えばメリット多いのに、下手な導入でダメシステムになっている(怒)

パートナーシップ ナーシング システム

0 看護方式は、医療現場において効果的な看護を提供するために、看護師がどのような形態で活動するかを定める方法論のことです。 一般的に以下のような看護方式が存在します。 機能別看護方式 (検査・与薬・処置・注射などの) 係を決めてその日の業務を行う方式 受け持ち方式 1人の看護師が1人、または特定の患者を受け持つ方式 チームナーシング 看護リーダーの元、チームを作り看護を行う方式 プライマリーナーシング 1人の患者に1人の看護師が入院から退院まで看護する方式 モジュールナーシング (モジュール型継続受持方式) (1つの看護単位をいくつものモジュールに分割しながら) モジュール内の継続受持方式を維持する方式 パートナーシップ・ナーシング・システム (PNS) 看護師2名のペアが病棟内外の活動を1年間共にし、 患者をケアする看護方式 機能別看護方式、チームナーシング、プライマリーナーシング、モジュールナーシング、パートナーシップ・ナーシング・システム(PNS)を体験した看護師5名の意見をもとに、働いて感じたメリット・デメリットを説明していきます。 看護師資格確認済み• 職務経験:総合病院、特別養護老人ホーム、クリニック、介護老人保健施設、デイサービス、健診センター、イベントナース、健康相談員• 診療科経験:脳外科、神経内科、内科、皮膚科、美容皮膚科、整形外科 3年間、総合病院での経験を経て転職。 社会勉強として、様々な病院・施設で働いた経験があり、現在は派遣・パート看護師として活躍中。 (1)機能別看護方式の特徴 看護の提供方法 ・業務担当別に対応 看護の質 ・担当制のため質は高い 患者との関係性 ・担当が誰か分からなくなる 看護師の責任 ・担当した業務に関して責任は明確 ・患者全体の責任の所在は不明確になる場合がある コミュニケーション ・看護師同士のコミュニケーションは不足する傾向にある 学習や成長 ・担当の看護技術は向上する 必要な看護師数 ・必要とされる看護師は少なくてすむ 機能別看護方式は、例えば、 機能別看護方式の場合、チームで仕事をしていますが、私が勤務していた病院では担当のチームごとにコミュニケーションが十分に取れなかったため、仕事を振り分けにくい雰囲気となり、業務の助け合いなどは行いにくかった印象がありました。 また、コミュニケーション不足により、看護師の満足度が低くなるように感じました。 チームナーシング チームナーシングは、看護リーダーの元、チームを作り看護を行う方式です。 私が勤務していた病院では、1つの病棟を2つ以上のチームに分け、各チームのチームリーダーのもと、複数の看護師で構成され、チーム単位で一定数の患者を受け持ち、看護は常にチームで行い看護ケアを提供していました。 (リーダーやメンバーは定期的に変わりました。 ) 私が体験したチームナーシングで働いて感じた看護師のメリット・デメリットを説明していきます。 看護師資格確認済み• 職務経験:大学病院、クリニック、CRA(臨床開発モニター)• 診療科経験:整形外科、一般外科、ペインクリニック、内科、耳鼻咽喉科、眼科、皮膚科、泌尿器科、小児科 都内の大学病院で約10年勤務し、管理職を経験。 結婚・出産・子育てにより4年のブランクを経て、現在20年目の看護師としてパートでクリニックに勤務中。 (1)チームナーシングの特徴 看護の提供方法 ・看護ケアをチームで対応する 看護の質 ・一定水準の看護を提供できる ・多方面から患者にアプローチできる 患者との関係性 ・コミュニケーションが取れない場合がある ・患者は誰に相談して良いか分からない場合がある 看護師の責任 ・不安や負担が比較的少ない ・チームリーダーは高い能力と責任がある コミュニケーション ・看護師同士のコミュニケーションを頻繁に取る必要がある 学習や成長 ・適宜指導やアドバイスを得られやすい 必要な看護師数 ・必要とされる看護師数が少なくてすむ場合が多い 1人の看護師の能力に依存しない看護方式のため、チームナーシングには常に一定水準以上の看護を提供できるメリットを感じました。 しかし、患者からは担当看護師が分かりにくい、チームリーダーにかかる負担や責任が大きいことなどがデメリットとして挙げられます。 (2)働いて感じたメリット 一定水準の看護を提供できた 山村 真子 看護師資格確認済み• 病棟経験:大学病院、総合病院• その他施設:デイサービス、ツアーナース、イベントナース、特別養護老人ホーム、訪問入浴、外来(整形外科)、健診センター、有料老人ホーム• 診療科経験:脳神経科、循環器科、内分泌科、一般内科、血液内科、腎臓内科、老年精神科(療養型) 看護短大にて看護師資格を取得後、大学病院に1年、総合病院に7年勤務し、その後様々な分野を経験。 現在は看護師ライターとして活躍中。 (1)プライマリーナーシングの特徴 看護の提供方法 ・1人の看護師が対応 看護の質 ・きめ細やかな看護が提供できる ・提供する看護の質が担当により変わる ・細かな変化に気付く ・タイムリーに対応できない場合がある 患者との関係性 ・信頼関係を築きやすい ・患者は安心感が得られやすい 看護師の責任 ・責任・負担が重い ・質の高いケアが求められる コミュニケーション ・看護師同士で行う機会はあまり多くない 学習や成長 ・自らの学習が求められる場合が多い 必要な看護師数 ・看護師人員が数多く必要となる 私が勤務していた病院での、実際のプライマリーナーシング運用の流れは以下の通りです。 入院の日に受け持ちをしていた看護師がそのまま担当になる場合• その時点で担当患者がいない看護師が担当になる場合• 教育担当者が、新人や現任看護師の教育目的で担当にする場合 などの方法で決めていきました。 担当患者が決まると、看護師は、患者に合った看護計画を立案します。 患者に合った看護計画を立案することで、担当看護師以外で受け持ちに当たった看護師も、患者の意思に合った看護を行うことができます。 また、日々の看護だけに留まらず、担当患者が、他職種や地域との連携が必要な状態になった時には、担当看護師が窓口となり、担当患者の情報共有や意見交換を行います。 担当患者をより多角的方面から支え、入院中のみならず、退院後の生活も支援することができます。 (2)働いて感じたメリット 患者との間に信頼関係を築きやすい プライマリーナーシングでは、重症な患者の担当看護師をしなければならない時もありました。 病状を理解するだけでも一苦労であり、様々な治療を行っていると、患者の希望に沿った看護を行うのが難しくなり、無力感を感じてしまうこともありました。 ずっと重症な患者の担当をしていくことで、仕事以外の時間も考えてしまったり、責任感を必要以上に強く感じてしまったりもしました。 モジュールナーシング(モジュール型継続受持方式) モジュールナーシング(モジュール型継続受持方式)は、プライマリーナーシングの変法の1つであり、看護師人数が少ない日本で開発された看護方式です。 イメージとしては、従来の1人の看護師が1人の患者を専属で担当するというプライマリーナーシングに、チームナーシングを組み合わせ、両方の良いところを取り入れた看護方式となります。 そのため、看護師が1つのチームとして患者のケアを行いながらも、それぞれの看護師が職務の範囲内で与えられた仕事を行います。 私がモジュールナーシングで働いた経験をもとに、働いて感じたメリット・デメリットをご紹介していきます。 看護師資格確認済み• 年齢/エリア:48歳/神奈川県• 資格:がん看護専門看護師、消化器内視鏡技師、心理相談員• 経歴:がん専門病院、総合病院、クリニック、総合病院、訪問診療クリニック• 経験がある診療科:消化器内科、腹部外科、透析室、内視鏡室、相談室、放射線治療室 看護師をして20年以上。 外来・病棟・検査室・クリニックなど、様々な場所での業務を経験と実績があり、現在も現役看護師として活躍中。 (1)モジュールナーシングの特徴 看護の提供方法 ・病棟単位で看護ケアをチームで対応する 看護の質 ・一定水準の看護ケアを提供しやすい ・多方面から患者にアプローチできる 患者との関係性 ・患者は誰に相談して良いか分からない場合がある 看護師の責任 ・協同して看護するため責任は薄い コミュニケーション ・看護師同士のチームワークが必要になる 学習や成長 ・適宜指導やアドバイスを得られやすい 必要な看護師数 ・必要とされる看護師数が少なくてすむ場合が多い 現在、多くの病院でモジュールナーシングが導入されており、モジュールナーシングでは、病室でチーム単位(モジュール)が固定され、担当看護師が複数で患者のケアを行うことが特徴的です。 私が働いていた病院では看護師の人数が限られる病棟の場合、患者が入院から退院まで1~2回しか担当しないことともありました。 そのため、「いつもとやり方が違う」「その話は看護師さんに伝えた」ということになりやすく、患者の不信感につながるため注意が必要でした。 一人の患者を受け持つ看護師として、どの情報が大切でどのようにケアを統一するかを明確に決めながら、チームメンバー全員が同じ看護を提供できるようにすることが大変でした。 (2)働いて感じたメリット ケアの質が偏りにくくなる 私が勤務していたモジュールナーシングの病棟では、診療科ごとのモジュールナーシングの場合もあり、心身共に重い科の患者を担当するチームや対応困難例を数名抱えたチームは、疲弊しやすいことがありました。 そのため、心身ともに重い科を担当する看護師から「次は他のチームに移動したい」という声が上がる場合もありました。 パートナーシップ・ナーシング・システム(PNS) 「パートナーシップ・ナーシング・システム(PNS)」は、福井大医学部付属病院が開発した新しい看護方式になります。 看護師2名がペアで患者をケアする仕組みとなり、ペアとなる2人の看護師は、自分にない技術や考え方をもつ2人で構成され、病棟内外の活動を1年間共にし、責任を共有する仕組みになります。 2人の看護師が一緒に動くことで、互いの良さを生かし、時には互いの足りない部分を補助し合いながら、安全で質の高い看護を提供します。 パートナーシップ・ナーシング・システム(PNS)の看護方式で働いた私の体験をもとに、働いて感じたメリット・デメリットを説明していきます。 看護師資格確認済み• 年齢/エリア:32歳/東京都• 経歴:小児専門病院、総合病院、市民病院• 経験がある診療科:NICU、小児科、脳神経外科、眼科 看護師資格取得後、小児専門病院、大手総合病院、一般病院、市民病院など、転職を繰り返しながら9年間勤務。 現在は家族の転勤で台湾に在中。 (1)パートナーシップ・ナーシング・システム(PNS)の特徴 看護の提供方法 ・2名がペアで患者をケアする 看護の質 ・質の高い看護ケアを提供できる ・手分けしながら作業を分担できる 患者との関係性 ・信頼関係を築きやすい ・患者は安心感が得られやすい 看護師の責任 ・2人いるが責任・負担はチームに比べ重い コミュニケーション ・コミュニケーションを頻繁に取る 学習や成長 ・適宜指導やアドバイスを得られる ・自らの学習が求められる 必要な看護師数 ・看護師人員が数多く必要になる 私が勤務していた病院では、基本的に通年パートナーを、それぞれの自薦他薦で決めていきました。 経験年数や異動の関係もあるため、パートナー毎に大きな力の差が出ないようにペアにし、パートナーがいない時は別のスタッフとペアを組んでいました。 例えば、先輩看護師と後輩看護師でペアを組んだ場合でも、先輩が後輩に対して威圧的な態度を取り、後輩を萎縮させてしまってはならず、後輩看護師も自分の意見をパートナーの先輩看護師に伝える必要がありました。 互いの意見を尊重しながら、コミュニケーションが円滑にいくように互いの心がけが必要でした。 (2)働いて感じたメリット 手分けをしながら仕事を進めることができる 初期教育時からパートナーシップ・ナーシング・システム(PNS)を導入した時は、新人看護師は常に先輩看護師と動いており、慣れないことや、難しい処置は先輩看護師に頼りがちになってしまいました。 新人看護師が、一つのことを自信持って行えるようになるまでに時間がかかったように感じました。 また、自己学習をしてくるというよりも、その場で先輩看護師に聞くというスタンスの新人看護師がおおかったようにも思います。 ペアは組むけれど、あくまで一人前の看護師になる努力を怠らないよう伝えていく必要があると思いました。 最後に どの看護方式が自分にとって働きやすいのか、実際に働かなければ分からない場合が多いと言えます。 理由としては、看護方式が同じでも病院によっては行い方が違う場合や、複数の看護方式を組み合わせて行っている場合があるからです。 しかし、様々な看護方式を経験した看護師の体験談をもとにすることで、自分自身が働いやすい看護方式も見えてきます。 自分が働きやすい看護方式に目星をつけながら、転職の際などは具体的に「どのような看護を提供しているのか」具体的に面接などで説明を受けることをお勧めします。 参考文献: 転職を考えている看護師の方へ 1月~3月は、求人が最も多くなる時期であり、病院・クリニック・施設・企業などの看護師求人数が最も充実します。 転職に細かい希望条件がある方や、現在の職場よりも待遇が良い求人を探したい方、キャリアアップなどのステップアップをしたい看護師の方には転職が最適な時期と言えます。 しかし、看護師転職サイト(会社)などでは一番の繁忙期となり、忙しい中でもしっかりとあなたのサポートを行ってくれる、良い看護師転職サイトを選びましょう。 専任の担当者のレベルによって大きく転職活動が変わり、出会える求人も違います。 そのため、 以下の看護師の皆様(執筆している看護師の方)が選ぶ「おすすめ3社」を登録し、.

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PNS看護方式は上手く使えばメリット多いのに、下手な導入でダメシステムになっている(怒)

パートナーシップ ナーシング システム

看護体制PNSとは 新看護体制 「PNS パートナーシップナーシングシステム 」が実際に普及されるようになってきました。 PNSとは、2人の看護師がその日のパートナーとしてともに看護を提供する新しい看護体制。 PNSはこれまで普及していたプライマリーナーシング、チームナーシングとは異なって、今までにない「2人ペア」という斬新なアイディアの看護方式です。 わたしが働いている病院でも、PNSを本格的に導入するようになりました。 この記事ではPNSの体験を踏まえて、 PNSのメリットとデメリットについて解説しています。 看護体制PNSのメリット PNSはメリットとデメリットがはっきりしています。 まずはメリット。 いろんな視点の看護を学べる PNSで特に感じる最大のメリットは、PNSで実際にラウンドするなかで、やはり一人で部屋持ちをするときでは体験できない、 他の看護師の看護を近くで学べることです。 これは実際にすごく勉強になりました。 自分にはなかった看護の方法や、観察視点、患者がさんとの関わり方、時間の使い方、、ささいな業務のコツみたいなものを、リアルに他の看護師から学べる。 一人で行う看護業務の場合、なかなかこういった視点で看護を学ぶことはできませんでした。 ペアナーシングならではのメリットだと思います。 看護って結構ケースバイケースな仕事で、教科書を読むだけじゃスキルは向上できないようなところがある。 やはり症例ごと、部署ごとによって求められる看護って違ってきますから、自分の経験値を高めるのには、いろんなひとの視点や看護を見ることが一番です。 だから看護を学ぶという点では、PNSはすごく勉強になっています。 やはり他の看護師の看護を間近で見て、「こんなやり方があるんだなー」って感心することは多々あり。 PNSはうまくいけば互い研磨しあえる良いメリットだと感じますね。 業務が重なったとき助け合える 看護師の仕事って結構、猫の手も借りたくなるようなときがよくあります。 暴れる患者さんのサーフロ挿入やたん吸引、ストレッチャーでの検査出し、急変と入院がかさなったとき等・・。 担当の部屋持ち看護師が一人の場合、こういった人手がいるときに誰かに協力を依頼しないといけない。 そういったときに限って、みんながバタバタしたりしていて、なかなか協力を依頼できないときもあります。 でも、 PNSなら確実に「ペア」がいるから心置きなく協力を依頼できる。 違いに確実な協力関係にある相手がいるのは結構心強いし、安心して看護業務に挑めるメリットがあります。 「このアセスメントって合ってる?」相談できる相手がいる 看護ってケースバイケースな仕事だから、「これ」っていう答えがない仕事です。 症例や患者の状態によって、必要な看護を自分で展開していかないといけない。 だからこそよく「これってこういう判断で合ってるのか?」って思わされる場面に遭遇します。 一人ではなかなか答えが出せないようなことでも、相談できる相手がそばにいることで、「これってこうじゃない?ああじゃない?」って話し合うことができます。 自分で適切な判断を導き出せないとき、相談できる相手がいる。 思い込みが防げるというか。 近くに相談相手がいることで、以前よりひとりで悩む時間は減りました。 そういった面では心理的なプレッシャーは軽減されています。 看護体制PNSのデメリット 信頼しあうペアだからこそ生まれる業務の「漏れ」 PNSが導入され多々おこるデメリット、ペアだからこそ起こる業務の「漏れ」。 相手を信頼するがゆえ、多忙になってくると「これはあの子がやっておいてくれるだろうな」とお互いが思い込んでしまい、結果としてどちらもその業務をやってもらず、業務漏れがでることです。 どうしても多忙になると細かいことまで声をかけあうことができないのが現状。 そうなってくると、違いに信頼関係があるからこそ、「これはあの子がやってくれてるはずだ」なんて思うようになったりします。 結局その信頼が逆に業務漏れを生じさせるようになったりします。 PNSだからこそおこるデメリットです。 忙しくなるとペアナーシングが機能しない「機能不全」 急変や入院、手術、検査などが重なり、人手がいるようになると、いくらペアといえどずっといっしょにくっついて仕事はできません。 ひとりがどこかに手をとられると、もう一人の看護師がひとりで部屋を担当することになります。 そうなると結局はひとりで部屋持ちをしているのと同じことになります。 かつペアナーシングになると、二人で部屋を受け持つから、ひとりで受け持ちするよりも患者数は多く割り当てらることが多い。 多忙になってペアナーシングが機能せず、ひとりで部屋持ちをすることになった場合、結局は部屋持ちナースの負担が増えていることになります。 その日の忙しさによって担当する患者数は増えてるのに、看護師はひとり。 みたいなことがよく起こるんです。 正直この状態になったときは、ほんとPNSやめてくれって本気で思います。 PNSの典型的なデメリットだなーって思います、 相性が悪い相手とペアだと全てがうまくいかない これは同僚の相性の問題ですが、やはり人間ですから合う合わないの問題があるものです。 どんな病棟でも、ウマの合わない相手がいたり、意地悪な看護師さんはいるもの。 そんな相手とペアナースになった日には、どんな簡単な業務でもうまくいきません。 神経が緊張するからか、普段しないようなミスが増えます。 わたしはときに意地悪な先輩とあたったときは、緊張してるからか逆にあれこれと業務に漏れを起こしてしまいますね。 やはり「一緒に働く」っていう気持ちより「怒られたくない」っていうほうが先にたつので、その怖い先輩看護師中心の動きになってしまうからでしょう。 看護師の数が少ない病棟だと、看護師のペアパターンも限られてくるので、どれだけ考慮してもらっても、こういった「合わないペア」ができてしまうこともあるんです。 経験値の差による違いの負担 新人看護師や経験の浅い看護師とペアの場合、指導兼ペア、みたいな立場になるので、結局経験値が多い看護師の負担は大きくなります。 また、ベテランとペアになる経験の浅い看護師も、相手の性格によっては、精神的なプレッシャーが生じることがあります。 互いに研磨しあえるはずのペアナーシングですが、 極端に経験値が違う相手だと、業務負担増しや、精神的な負担が大きくなることも。 人間関係によってはPNSの「良い機能」が機能しなくなってしまうんですよね。 PNSメリットデメリットのまとめ わたしが臨床で実際にPNSを体験してみて思ったのは、決して悪いところばかりではないと思う反面、やはりデメリットも大きい。 まだまだ発展途上な看護方式なのかもしれません。 PNSのメリットをひとことでいうなら、 助け合いと研磨しあえる看護方式であること。 PNSのデメリットをひとことでいうなら、 人手が足りず、人間関係がいびつな部署では逆効果 ってところですかね。 ペアになることで、最大の効果が発揮できるのはやはり人手が足りている状態、また相性が合う相手であるときだけです。 時間と業務にゆとりがあって、違いに教えあえるような関係だからこそ、違いに相談しあい、看護の質を高めたり、違いの学びになったりすることもできます。 忙しい病棟だとそもそも相談しあえる暇もないのが現状。 そうなると仲が良かろうが、相性がよかろうがペアナースとしての機能はしなくなってしまうんです。 そもそも時間がないっていう。 多忙で人手が足りないところを無理やりペアで組ませても、ひずみが出るだけ。 逆効果になってしまう。 どちらかっていうと、やはり病院って人手が足りていない所の方が多いので、デメリットのほうがおおきいんじゃないのか、と思います。 看護師や看護助手の人数が多い病院では、有効な看護方式かもしれませんが、人手不足な二次救急ではまだまだ課題も多く、本格的な導入には時間が必要だと感じます。 正直二次救急レベルの病院で働く看護師が本音ではっきりいうと、人手不足の病院は手を出さないほうが良いのでは?っていうのが本音ですかね。 臨床の看護師がPNSの限界を感じる部分もあるので、今後根強く普及することはそうそうないんじゃないか(っていうか無理じゃないのか)っていのがわたしの推測です。 新しい看護方式として導入しようとする病院がたくさん出ていますが、課題もたくさんあるので、スムーズにはいかないんじゃないかと。 上層部の上司は、PNS看護方式を積極的に取り入れようとしますが、現場では細やかな問題があるし、その事実を上層部が理解する必要があると思います。 完璧な看護方式なんてないですから。 PNSが良いものとなるか、悪いものとなるかは、現場を監督する師長や主任クラスが、どれだけ上層部に現場の声を訴えられるか、にかかっているんじゃないでしょうか。 PNS看護のメリットデメリットについては以上です。 看護師に関する記事は他にもあります。 一覧はこちら >>を見てみる 人間関係が良くない、休みが少ない、残業が多い。 看護師の仕事はなにかとハードです。 職場に不満を感じても、転職するタイミングを逃して時間がたてばたつほど、 転職が難しくなります。 年齢や経験値が上がる ほど、新しい職場に慣れるのも大変になる。 求められるものも大きくなっていってしまう。 理不尽な今の職場をやめたい!だったら 「 善は急げ」 です。 良い条件の職場はすぐ誰かに取られてしまうからです。 このまま福利厚生が悪い職場にずっといても、どんどん転職しずらくなっていくだけ。 転職を考えるなら、看護師求人サイト「」 が一番おすすめ。 筆者も実際に使ってみて、 良心的・サポートが充実していたからです。 は仕事数も業界中断トツで多く、コンサルタントの対応も親切。 登録はすぐできて、仕事探しの対応も早いです。

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PNS看護方式を成功させる方法!これでPNS導入の下準備バッチリ!メリットと必要なことを正しく理解すれば残業減らせる!

パートナーシップ ナーシング システム

PNS (パートナーシップ・ナーシング・システム)とは? 安心・安全な看護を効率的に提供できるシステムとして注目を集めている、福井大学医学部附属病院看護部発祥の新しい看護提供体制です。 2人の看護師がペアを組んで複数の患者を受け持ち、対等な立場でお互いの特性・能力を活かしながら補完・協力し合い、看護業務を行います。 岡山大学病院では2013年度からPNSの導入に取り組んでいます。 「自己完結型」の看護から 「二人三脚型」へ 従来の看護は、看護師が1人で行う「自己完結型」でした。 そのため看護師の経験によって患者の観察・状況判断などに差がありました。 また体位変換をはじめ、1人では困難なケアをする際、応援を呼びに行くなど時間がかっていました。 PNSは、看護師2人が協働してケアを行う「二人三脚型」です。 相手の技術や知識を実践的に学びながら、処置をよりスムーズに効率よく行うことができます。 9:00 ペアでラウンド (患者の観察・処置)• パートナーシップマインド(相手を信頼する・尊重する・慮る心)を大切にしながら、 毎日がOJT ペアで患者さんのベッドサイドへラウンドに行きます。 1人が観察項目のチェックやバイタルサインを測定し、1人がリアルタイムに電子カルテに入力をします。 同時に点滴やケアを実施します。 ICUや手術のお迎えでペアが離れる時間もありますが、コミュニケーションをしっかりとって情報共有をすることで、効率よく業務を実施することができます。 1人でラウンドに行っていた頃には得られなかった、先輩の経験に裏打ちされた看護のコツを垣間見ることができると同時に、ベッドサイドでのOJTの場となっています。 13:00 カンファレンス (30分)• 連絡事項とインシデントの共有をした後、 残務の確認とリシャッフル 13時から中勤が出勤し、日勤・長日勤・中勤のメンバーが集合します。 ここでは毎日の連絡事項やインシデントの共有に加え、患者カンファレンスで看護計画の見直しを行ったり、勉強会や研修の伝達講習を行ったりしています。 また、各ペアの残務(午前中に実施できなかったケアや午後のイベント)を発表し、定時終業に向けて調整します。 ここで、日勤・長日勤の補完役である中勤に残務を確認して依頼します。 15時頃から長日勤は日勤ペアと離れるため、リーダーが15時以降の日勤(6人)を3ペアに組み換え(リシャッフル)、日勤同士で情報共有しながらそれぞれの残務を実施し、定時終業を目指します。 15:00 長日勤帯後半 (16:45~20:45) に向けて情報収集• 長日勤は日勤と離れ、 長日勤帯に向けての準備を開始 ここからは長日勤と日勤が分かれて業務を行います。 長日勤は日勤ペアの患者さんを長日勤4人に割り振り情報収集をします。 また、長日勤同士でペアを決めます。 日勤はカンファレンスで決められたリシャッフルペアと協力し、定時終業に向けて残務を実施します。 育児部分休業のスタッフは、リシャッフルペアの日勤に残務を引き継ぎ、業務を終えます。 補完を機能させリレーのように残務を次の勤務に引き継ぐPNSのスタイルは、子育てと仕事を両立しているママさんナースの働きやすさにもつながっています。 私は育児休業が終わり、当病棟に配属され、今は3人の子育てをしながら育児部分休業を取得して勤務しています。 残務が生じてしまっても、ペアを組んだ相手に補ってもらっているお陰で、ほとんど定時で帰ることができています。 帰宅後の子どもとの時間も大切に使うことができ、充実した毎日を送っています。 私はPNSの働き方で、仕事と家庭とのバランスがうまく取れているように感じます。 PNSで学びが広がる 患者様にとってより良い看護を提供することができる 新人看護師 毛利 美月 2019年4月から岡山大学病院に就職しました。 岡山大学病院ではPNSを取り入れており、看護の現場において、先輩から技術面での指導を得たり自信のないところを相談したりできます。 PNSのおかげで、1年目の未熟な私でも安心して働くことができます。 また、様々な先輩とペアを組むことで、各々の看護技術やケア、患者様との接し方を間近で学ぶことができます。 PNSは新人看護師にとって、看護を目で見て感じて学習する機会を得ることに繋がっています。 私も先輩方の実践する多様な看護を吸収して、誰からも信頼される看護師に成長していきたいと思います。 〒700-8558 岡山県岡山市北区鹿田町2-5-1 TEL:総務課• All Rights Reserved.

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