蒼穹 の ファフナー the beyond。 『蒼穹のファフナー THE BEYOND』1〜3話ネタバレ感想

蒼穹のファフナー THE BEYOND

蒼穹 の ファフナー the beyond

この項目には放送または配信開始前の番組に関する記述があります。 Wikipediaは。 方針に従い 、である正確な記述を心がけてください。 また、特に重要と思われることについては への投稿も検討してください。 本作の放送後、続編シリーズが数作造られ、劇場版も公開されている。 2005年 - スペシャル番組『 蒼穹のファフナー RIGHT OF LEFT』放送、2010年 - 劇場版『 蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTH』公開、2015年 - TVシリーズ2期『 蒼穹のファフナー EXODUS』放送。 最新シリーズ『 蒼穹のファフナー THE BEYOND』が2019年より随時劇場公開されている(公式サイトでは「全12話」と記載されており、2019年5月17日より1話〜3話の先行上映が行われた)。 これらのシリーズ作品は「島・ロボット・群像劇・少年少女」をキーワードにとして企画・制作されている。 シリーズ化されてからは物語内の時間経過も十数年に及び世代交代も進んでおり、「年代記」的な趣きも出ている。 沿革 [ ] 2004年7月4日から 12月26日までTVシリーズ1期『 蒼穹のファフナー』がほかで放送された。 全26話。 1期では少年少女達の日常が人類の存亡を賭けた戦いへと転じ、敵性存在との接触を経て、最終的には普通の中学生としてのドラマに帰結する物語が描かれた。 2005年12月29日、TVシリーズのに当たる『 蒼穹のファフナー RIGHT OF LEFT』(そうきゅうのファフナー ライト オブ レフト)がテレビスペシャル番組としてテレビ東京他で放送。 TVシリーズ1期の少し前に竜宮島で起こった悲劇が描かれた。 「RIGHT OF LEFT」には、「去り行く者達(LEFT)の権利(RIGHT)」という意味が込められている。 平成18年度(第10回)審査委員会推薦作品を受賞。 2010年12月25日、長編アニメーション映画『 蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTH』(そうきゅうのファフナー ヘブン アンド アース)がシネマサンシャイン池袋他全国10館で公開。 TVシリーズの2年後(2148年)を舞台に、TVアニメ2期『EXODUS』に繋がる物語が描かれた。 キャッチコピーは「命をもったフェストゥム 人になりたかった… そう皆城総士という名の人間に だから俺はここに来たんだ」。 映画公開記念として2010年12月18日にはTVシリーズのオールナイト上映会も実施された。 初日満足度ランキング(ぴあ映画生活調べ)では第2位になるなど小規模公開ながら高評価されている。 2019年1月18日よりバージョンが上映。 2015年、TVシリーズ2期『 蒼穹のファフナー EXODUS』 (そうきゅうのファフナーエグゾダス)が制作され、をキー局とするアニメ枠『』(・および、ほか)にて、 1月より4月まで第1クールが放送され 、 10月より12月まで第2クールが放送された。 全26話。 また、今シリーズからBS-TBSで全国無料放送が実現されたものの、地上波での放送地域は縮小された。 2期では劇場版(第二次蒼穹作戦)の流れを踏まえ、混迷の只中にある西暦2150年を起点とした世界を舞台とし19歳に成長した一騎と総士に迫る生存限界とその帰結を中心にした物語が描かれた。 歴代シリーズで脚本を手がけてきた冲方丁、メカニックデザインを手がけてきた鷲尾直広などが制作に関わった。 他局のアニメをテレビ東京が引き継ぐかたちで放送する例は過去にもあったが、本作もその逆である。 2016年12月29日、『 蒼穹のファフナー THE BEYOND』の制作が発表され、2019年からBlu-rayおよびDVD発売と劇場での先行上映が行われている。 あらすじ [ ] TVシリーズ第1期 [ ] 太平洋に浮かぶ孤島・ 竜宮島。 ある夏の日、好奇心に駆られた少年たちはラジオから流れ出す未知なる者の声を聞く。 「あなたはそこにいますか…」。 それから数年後の西暦2146年、竜宮島に再びその声がこだまする。 彼らにより、島は武装した要塞へと姿を変え、死力を尽くした抵抗が始まる。 搭乗予定者・ 蔵前果林の死により窮地に立たされたアルヴィス司令・ 皆城公蔵は最適格者である 真壁一騎の実戦投入を決断する。 何の疑いもなく信じていた世界は偽りだった。 仰ぎ見ていた美しい空も偽りだった。 祖国日本は既になく、人類はフェストゥムの侵略で全滅の危機に瀕していた。 一騎は尋ねる。 「俺たちはどこへ行くんだ? 総士は答える。 「楽園だよ」。 こうして少年たちは、人類の存亡をかけた激しい戦いの渦に巻き込まれていくのだった。 公蔵を初めとした犠牲者を出した後、新たに司令となった 真壁史彦の指揮の下で戦いに身を投じることとなった子供達。 その中で 羽佐間翔子が命を落とし、 春日井甲洋がフェストゥムに同化されて倒れる。 二人の後に続き 近藤剣司、 要咲良、 小楯衛がパイロットとなるが、仲間の犠牲よりもファフナーを重んじる総士の意志が分からなくなってしまった一騎は教員の一人である 狩谷由紀恵に誘われて島の外を見るべく旅だった。 しかし、それはフェストゥムと戦う 新国連が擁する 人類軍のスパイである狩谷の罠であり、彼女は一騎とファフナーを手土産に人類軍に寝返る。 更に、連行された人類軍モルドヴァ基地にはかつて島を出て行った ミツヒロ・バートランド、 日野洋治と彼の息子である 日野道生の姿もあった。 そして、かつて一騎の母であった 真壁紅音を同化したフェストゥム、 ミョルニアが洋治によって匿われていた。 洋治から自らの下で働くことを誘われ戸惑う一騎。 しかし、考える間もなく基地内に侵入していたフェストゥムによって一騎は再び戦うこととなる。 危機に陥る一騎を救ったのはミョルニアであった。 彼女は洋治が開発したファフナー ザルヴァートル・モデル マークザインを一騎に託すために現れた。 マークザインの暴走の中で一騎はかつて総士の左目を傷つけた過去の真相とそれからの総士の意志を知る。 そして、迎えに来た 遠見真矢と 溝口恭介と共に島へ戻る決意をする。 同じ頃、竜宮島のファフナーを手に入れるべく人類軍大佐ダッドリー・バーンズは狩谷と道生、道生の部下である少女パイロット カノン・メンフィスを率いて竜宮島へ襲来、人間と戦うことを禁ずる史彦は島民の安全を第一に島をバーンズに明け渡すが、間もなくフェストゥムが襲来する。 しかし、ファフナーはおろかシステムの扱い方を把握していない人類軍はフェストゥムに対抗できずに窮地に追い込まれる。 その状況下、島のコアである 皆城乙姫が目覚め、史彦らを導く。 そして、帰還した一騎の活躍で敵を退けることに成功する。 占領に失敗した人類軍は撤退するが、島に残ったカノンは命令により島もろとも自爆しようとしていた。 一騎の必死の説得でカノンは投降、道生もまた狩谷の協力を得て島へ帰還した。 人類軍とフェストゥムを退けてからしばらく、遠見一家とミツヒロの間で真矢のパイロット適正を巡る査問委員会、同化された甲洋の覚醒およびスレイブ型フェストゥムへの変化など事件はあったものの島は敵を退けながらも平和な時を過ごしていた。 道生は5年ぶりに我が家に戻り、恋人の 遠見弓子と生活を始め、カノンもまた羽佐間家に住み、一騎達の同級生として暮らすことになる。 同様に捨て駒にされた人類軍兵士達も島で平和という文化を学びながら新たな生活を始める。 一方、ミツヒロは新たなザルヴァートル・モデル マークニヒトの開発を進めていた。 それは北極に存在するフェストゥムの中枢である ミールを討つ最終決戦 ヘヴンズドアのためであった。 島もまた、その作戦への参加の選択肢を迫られているのも事実であり、その日は徐々に近づいていた。 平和な時を過ごす中、史彦は敵の襲来に意図的なものを感じるが、ある日島の生態系に異変が起こる。 突然花が咲き乱れ、多くの虫が溢れかえった。 それから間もなく、突然島中の植物が枯れ、虫が死んでしまう。 そして、咲良が同化現象の進行によって倒れてしまい、直後の戦闘では衛が命を落とし、剣司も恐怖に駆られて引きこもってしまう。 これまでの敵はパイロットの同化現象を促すための犠牲、すなわちフェストゥムが犠牲という概念を理解し消耗戦を仕掛けてきた証であった。 咲良が倒れて間もなく、カノンは島に自らの居場所を見出し、フェストゥムの因子を移植する。 更に、人類軍ではミツヒロが開発したマークニヒトが狩谷諸共マスター型フェストゥム イドゥンに同化され、ミツヒロも自らの悲願そのものによって葬られる。 憎しみという感情を学んだイドゥンは島に来襲し、ジークフリード・システム諸共総士を連れ去り、道生も犠牲になり、一騎も同化現象の進行で身体機能が大きく衰えてしまう。 多くの犠牲を出した島は北極の最終作戦への参加を決定する。 そこへミョルニアが現れ、総士の生存を告げる。 それと同時に共鳴核となった紅音がこれまでの会話の末に得たデータの一部を提供する。 その中には同化現象の緩和方法、洋治の設計思想に基づく機体の改良方法も含まれており、北極にある紅音の共鳴核には更に多くの回答があることを知る。 機体を改良したアルヴィスは総士の奪還とデータの入手をするべく薬の投与を受けた一騎と真矢、因子が定着したカノン、母の死をきっかけに立ち直った剣司の四人に出撃を命ずる。 北極の天候は快晴、それに因み 蒼穹作戦と名付けられた作戦が開始され、一騎達は総士を救い五人で島へ帰る決意を胸に北極へ旅立った。 そして、乙姫にも最後の時が近づいていた。 竜宮島には島周囲の空気としてミールが存在していた。 そのミールが生と死を誤った形で理解していたためにミール共々島が死んでしまうことを防ぐべく、乙姫は岩戸へ戻り、生と死の循環を教えるのだった。 TVスペシャル『RIGHT OF LEFT』 [ ] 『 蒼穹のファフナー』から1年前、人類軍とフェストゥムの両方から追われ身を隠してきた竜宮島は、フェストゥムに探知される危機を迎えていた。 いまだ戦闘準備の整わない竜宮島は、ついに「 L計画」という危機回避プランを実行に移すことを決定する。 それは、島の一部・アルヴィス左翼部L区画を切り離して囮とし、本島へのフェストゥムによる探知をかわすという陽動作戦だった。 将陵僚はずっと想いを寄せ、まだ島の真実を知らない幼なじみの 生駒裕未と穏やかに暮らす中で計画参加を決めていた。 そんなある日、祐未の父 生駒正幸が病で動く事も喋ることも出来ないにも拘わらず庭に倒れていた。 「アルヴィスへ…」と言い残す息を引き取る父を看取った祐未は葬儀の後、ある計画書を発見する。 それはL計画の計画書であった。 同時に祐未はメモリージングにより島の真実を知り、僚や総士もそれに関わっていたことを知らされる。 そして、父が立案した計画への参加を決意する。 僚もまた愛犬の プクを蔵前に預け、8人の少年少女達は、対フェストゥム兵器ファフナー「ティターン・モデル」のパイロットとして過酷な戦いに身を投じることとなる。 僚達が厳しい戦いを強いられている頃、総士は一騎が付けた左目の傷が原因でファフナー搭乗が適わず、ジークフリード・システムの搭乗者を命じられる。 仲間を前線に出す役割を負わせる父に反発し、L計画の承認も疑うが、公蔵は計画立案者でもある祐未の父が全員の生還を念頭に置いていたからこそ承認したと告げる。 そして、僚達は敵との戦いよりも同化現象によるパイロットの死によって精神的にも追い詰められていく中、L計画最終日が訪れる。 Lボート最終区画には参加者全員分の脱出を考慮した潜水艇が配置されていたのだった。 同時にフェストゥムが現れ、僚と祐未が迎撃に出る。 その間生き残った計画参加者達は潜水艇に搭乗し、アルヴィスも蔵前のマークツヴァイを発進させて潜水艇との合流を図る。 そこで思いもよらない事態が発生する。 海に適応できないはずのフェストゥムが海に現れたのだった。 潜水艇の消滅を知った僚は島へ帰りたいと叫ぶ祐未を制止し、2人で海底へ降りる。 同じ頃、公蔵は総士と蔵前に合流中止を言い渡すが、機体に残されたデータ回収の目的で、最悪の事態を考慮しつつマークツヴァイを向かわせた。 海底に降りた僚は祐未にこれまで秘めていた想いを打ち明け、祐未もまたそれに応える。 それから間もなく祐未は同化現象により命を落とし、僚もそれまでの戦いの音声記録を残し、機体の フェンリルを起動する。 自爆直前に現れたフェストゥムを見た僚は、フェストゥムも命があると悟り、海へ消える。 2機のティターン・モデルの消滅を確認した公蔵は、それが海にフェストゥムがいるという無言のメッセージと悟る。 数か月後、ティターン・モデルの残骸が流れ着き、回収されたコクピットブロックにプクが駆け寄る。 それを見た総士と蔵前はそれが僚の機体であると確信し、音声メッセージは大人達に告げられ、皆が涙を流す。 それから間もなく、プクも遼の機体のコクピットで、もういない主人の側で寄り添い眠るように息を引き取る。 そして、総士は一足先に帰る蔵前を見送り、共に戦えることを願い一時的な別れを告げる。 こうして、一騎達がまだ何も知らない頃に起きた竜宮島の戦いは幕を下ろしたのだった。 劇場版『HEAVEN AND EARTH』 [ ] 北極の「第一次蒼穹作戦」作戦以降、フェストゥムは群体活動をやめ、個体としての活動を開始していた。 引き続き人類に敵対するもの、共生を選択したもの、様々な個体が様々な「状況」を起こしたことで、世界は混迷の時代を迎えていた。 2148年、島の平和は守られたはずだった。 総士は存在が消滅しながらも、いつか竜宮島へ戻ると一騎と約束をした。 少年少女たちは取り戻した平和の中、日々を生きていた。 その中でお盆祭りが行われる日、島で初めての自然受胎で生まれた子 日野美羽が真矢と遊んでいる時に「おおきなおふねがくるよ」と告げる。 祭りの夜、美羽の言葉通り、1隻の艦が竜宮島へ打ち揚げられる。 中には1人の少年が眠っており、同時に人類の武器を使用するフェストゥム エウロス型が現れ、苦戦する中一騎達はこれを撃退する。 少年の名は 来主操。 北極での決戦後に新たに誕生したミールの元で活動するフェストゥムであった。 彼はミールの使者として、人類と他のミールの統括する群れに対し、共同戦線を申し入れていた。 これまでにない事態にアルヴィスは困惑するが、彼は告げる。 「空がコアの命を奪う」と。 新たなミールの存在、フェストゥムの側にいる総士、島は新たな戦いに巻き込まれていく。 一騎達の後輩である 西尾里奈、 西尾暉、 立上芹、 堂馬広登がパイロットとして参戦し、戦いが激化する中、一騎は総士が操に何かを託したことを感じ、対話を始めるのだった。 しかし、戦いの中で島は徐々に蝕まれていき、史彦を初めとした大人達はかつて人類軍と戦った後遺症に苦しむ中、史彦は意識体となった乙姫からある可能性を告げられる。 戦いの中、芹はフェストゥムが「いたい。 たすけて」と泣いていることを知り、慟哭する。 そして、コアの負荷を軽減すべく ワルキューレの岩戸に入り、乙姫と束の間の再会をする。 戦いを見ていることしか出来ない一騎はミールを「神様」、自身を「ミールの手」と表現する操に「空を奪う悲しみ」をミールに伝えるよう訴える。 しかし、操はミールに抗うことが出来ずにマークザインの中に封じられていたマークニヒトのパイロットとなる。 一騎はマークザインで出撃するが、マークニヒトとの戦闘で消滅してしまう。 同時に窮地に陥る剣司達を、自らをマークフィアーのコアとして帰還した甲洋が救った後、突然敵が去って行った。 ミールの元へ帰った操は仲間の痛みと憎しみに苦しむ中、真壁紅音だったミョルニアに問われる。 「お前はなぜそこにいる?」と。 操は北極ミールが消滅した後に初めて存在することを望んだフェストゥムであった。 しかし、操はその問いに答えることは出来ず、痛みを消すべく竜宮島との決戦を決意する。 敵を退けたのは美羽であった。 彼女は人間と異なる フェストゥムの言葉と感情を理解する島で唯一の存在であり、 「おはなし」によってエウロス型の群れを撤退させたのであった。 そして、弓子を通して美羽から一騎はまだ帰ってこられると告げられた史彦は、島のミールの経験を操のミールに伝えるべく、美羽とミールの対話を決定する。 戦力を大きく削がれたアルヴィスは、機体を失った里奈と暉を ゼロファフナーに搭乗させ、甲洋も戦力に配属することで 第二次蒼穹作戦を開始する。 それは、フェストゥムから対話を求められたのとは逆に、人類から対話を求める最後の戦いの始まりであった。 TVシリーズ第2期『EXODUS』 [ ] 西暦2150年6月25日、人類の数少ない生存圏にして太平洋圏最大の輸送基地であるハワイが、フェストゥムの大群に襲われる。 40年の時を経て、彼らは人類が命を保つ術、食事という行為とその根幹を成すものを理解したのであった。 救援に駆けつけたファフナー部隊さえも同化し、攻撃させるまでに進化したフェストゥムに人類軍はなすすべもなく、新国連本部が発令した 「交戦規定アルファ」により人類軍の爆撃機はフェストゥムだけでなく、基地部隊と増援部隊、そして市民諸共核で焼き払った。 生存者の救助へ向かった基地司令官 ナレイン・ワイズマン・ボースは、1体のフェストゥムに守られた1人の少女を保護した。 少女の名は エメリー・アーモンド、ミールの欠片を持つ新たな希望であった。 それから1年後の西暦2151年、フェストゥムとの戦いから一歩引き、再び世界から隠れていた竜宮島にも遂に「状況」の影響が起こる。 過去に島を幾度も襲撃していた人類軍が再びやってきたのだ。 身構えるアルヴィスの人々だったが、一人の少女と共に来訪した ペルセウス中隊を統率するナレイン将軍に敵意は無かった。 そしてそれを追い、北極ミールの欠片から生まれた、人類に敵意を持つ巨大なフェストゥム・ アザゼル型・ウォーカーが現れる。 ナレインが連れてきた少女エメリーが美羽とミールを通じてクロッシングで交信していたこと、六体のアザゼル型と「間もなく外宇宙から襲来する新たなミール・ アルタイルが世界のパワーバランスを変革する」ことを知る史彦。 アルタイルを味方にして人類とフェストゥムの長い戦いを終わらせるため、美羽に自身が管理するミール・ 世界樹を通してアルタイルと対話してほしいと真摯に要請するナレインに対し、積年の因縁と戦力の都合から即答出来ないアルヴィスのメンバー。 だが、エメリーが島のコアと対話することで、コアがファフナーに新たなる力を与え、島外へ美羽を護衛するファフナーを派遣する余力が出来たこともあり、人類へ希望をもたらす可能性のある要請に応えることにした。 一方、立派な大人に成長した第1世代のファフナーパイロットたちは、溝口に弟子入りして戦闘機乗りに転向した真矢を除き、それぞれ現役パイロットを退いて訓練教官や整備士に転向していた。 一騎は「料理人」として、総士もアルベリヒト研究機関の「研究者」として第2の人生を歩んでいた。 だが、「二度と一騎をファフナーに乗せない」という強い覚悟を抱いていた真矢とカノンの想いは、再び激化するフェストゥムとの戦いにより、はかなくも裏切られてしまうことになる。 ファフナー乗りの証であった「今も指に残る傷跡」を持つ彼らは、やがてそれぞれの戦う理由と決意を胸に、再びファフナーやジークフリードシステムに搭乗することになる。 一騎達がペルセウス中隊のパイロット、 ジョナサン・ミツヒロ・バートランド、 アイシュワリア・フェイン、 ビリー・モーガンとの一時の交流を終えた後、新世代のファフナーパイロット・ 鏑木彗、 御門零央、 水鏡美三香を島の防衛に残し、選抜メンバーたちはナレインの管轄する エリア・へと向かう。 だが、シュリーナガルはアザゼル型・ロードランナーに蹂躙され、世界樹も破壊されて真矢や広登、美羽たちは絶体絶命の窮地に陥る。 彼らの危機を救うため一騎と総士が追加派遣される。 2人はフェストゥムの大軍を殲滅し、ロードランナーも退け、同化された人類軍のパイロットたちも救う「奇跡」を見せる。 だが、それは同時にシュリーナガルで生き残った2万人の人々とミールを新天地まで退避させる過酷な旅の始まりでもあった。 一騎は、組織的かつ戦略的に消耗殲滅戦を仕掛けるフェストゥムの背後に何者かの悪意を感じ取る。 旅の果てに人類軍ダッカ基地付近に到達した彼らを待ち受けていたのは、「交戦規定アルファ」発動によりナレイン一行を「同化された人類」として殲滅しようとする人類軍のファフナー部隊だった。 一方的に殺される市民達、広登もその犠牲となってマークフュンフが奪われる。 そして、島でも変化が起こる。 新たな島のコア 皆城織姫の元で戦うファフナーパイロット達がフェストゥムの力・ SDPを発揮し、新たな同化現象に苦しむ。 後輩達を支えるべく咲良と共にパイロットに復帰したカノンは、未来を見る能力に目覚め、分岐する運命の果てに竜宮島が無残にも壊滅し、仲間が一人もいない未来を見てしまう。 カノンは未来改変を信じ、孤独な戦いを続ける。 その果てに一騎と2人だけ生き残る未来に辿り着いたカノンだったが、カノンはそれを選ばず一人消滅する。 しかし、カノンは新たなファフナー、 エインヘリアル・モデルの設計データ、そして派遣部隊との合流ポイントを記していた。 それはカノンが自らの命を使い遺した希望であった。 彗たちの同化現象が深刻化し、島を脱出する プランデルタの実行が考慮されるほどに島の生態系も狂い始め、住人の健康が脅かされる絶望的で暗い状況に、剣司と咲良は夫婦になることを決め、結婚式を挙げる。 そしてカノンが遺したエインヘリアル・モデルが完成し、剣司もパイロットに復帰する。 史彦は竜宮島を奪還し、一騎達と合流すべく 第三次蒼穹作戦を開始する。 だが、作戦は開始当初からウォーカーの激しい妨害に遭う。 そんな絶体絶命の窮地を救ったのは、一騎との約束を守るため目覚めた甲洋だった。 甲洋の参戦により島は優勢を取り戻し、島の奪還に成功する。 人類とフェストゥム双方から攻撃を受け続け、絶望的な状況に立たされた一騎達はようやく島を目前にする。 島の人々と再会出来ると喜ぶ一同だったが、人類軍とアザゼル型が現れてアイが命を落とし、劣勢に苦しむ一騎たち。 しかし、美羽とエメリーに呼ばれた二代目・来主操とボレアリオスが救援に現れ、島も合流したことで形勢は一挙に逆転する。 だが、その戦いの背後で人類軍はジョナサンとビリーを拘束し、真矢を拉致する。 ダーウィン基地で新国連事務総長 ヘスター・ギャロップは、真矢にザルヴァートル・モデル マークレゾンへの搭乗を依頼すると共に、真矢は新国連は第三アルヴィス 海神島、別名 アトランティスのコアを プロメテウスとして利用し、ジョナサンがそれから産み出された パペットであり、本人が意図することなく「スパイ」として人類軍が保有する宇宙ステーション アザゼル型・ベイグラントに竜宮島やナレインたちの情報を与えていたことが明かされる。 ヘスターは不要となったジョナサンの人格を無情にも消し去るよう命じる。 だが、人類への復讐を目論むプロメテウスはジョナサンを憎しみの器とし、フェストゥムとして覚醒させるのだった。 一方、合流を果たしたナレインは史彦に、世界樹を根付かせる新天地もまた第三アルヴィスであることを告げ、総士は真矢を奪還するべく行動を開始する。 しかし、一騎は度重なる同化現象の負荷により昏睡状態に陥っていた。 総士や溝口達はダーウィン基地に向かい、交渉の途中で生じたバーンズによるヘスター暗殺未遂、プロメテウスの蜂起による混乱に乗じて真矢を助け出す。 混乱の中でコアに支配されたジョナサンはマークレゾンを奪い、わずかに残った自我で真矢達を見送る。 ヘスターが基地を放棄した後、バーンズは解放され、新国連から独立した人類軍のトップに据えられる。 同時に島では第三アルヴィス上陸に向けた動きが進められた。 途中の戦闘で暉が犠牲になるも、竜宮島の祝福を受けた一騎が駆けつけ上陸は成功。 島に帰還した総士や真矢を含めた第1世代のパイロットが成人式を迎えた後、コアに支配されたジョナサンと人類軍が接近していた。 人の恐ろしさを学んだ子供達に史彦は同時に信じることを伝え、アルタイルと対話すべく 第四次蒼穹作戦を開始する。 OVA『THE BEYOND』 [ ] 『第四次蒼穹作戦』から二年後、新国連から独立し、バーンズを司令官とする 独立人類軍とフェストゥムが交戦するハワイでアルヴィスのファフナー部隊は美羽を新たなマークザインのパイロットとして 第五次蒼穹作戦を開始する。 それはエスペラントでありながらフェストゥムに寝返った少年 マリス・エクセルシアによって連れ去られた転生した総士と二人のパイロット候補生を救出するものであった。 だが、マリスは自分が憎んでいるプロメテウスと結託していた。 プロメテウスミールはベイグラントを失いながらも生き延び、力を蓄えていた。 その群れにいる弓子を模したフェストゥム セレノアはファフナーのクロッシングに侵入して同化するという新たな力でファフナー隊を壊滅させ、更に新たな力を得た一騎もマリスが奪ったファフナーに乗る レガートとの戦闘中で力を失いファフナーを奪われる。 マリスは総士達を連れてロケットで宇宙へ脱出し、マリスをよく知る美羽はそれを撃つことが出来ずに逃してしまう。 そして、プロメテウスは自らを絶望を意味する マレスペロと名乗り、ミールの力で赤い月が空に出現する。 エメリーが転生した海神島のコア ルヴィ・カーマはそれを感じ取り、未来のために対策を練る。 三年後、総士は竜宮島で両親と妹、そして親友のマリスと共に平和に暮らしながらも外の世界へ憧れを募らせ、古い通信機で外へ連絡を試みる。 祭りの夜、その通信に応えた男が『真実を見せる』と告げる。 すると、それを阻止しようとする妹と島の人々は金色の怪物になり、男…真壁一騎はファフナーでそれを撃退し、総士の目の前で妹を消し去る。 そして、告げる……総士の家族も、住んでいる島も偽物であると。 竜宮島の敵『エスペラント軍』と信じていた彼らは半世紀にも及ぶフェストゥムとの戦い、世界を守る軍隊と総士が信じていた『 ベノン』こそがかつて総士を連れ去ったマレスペロが統率する群れで世界を脅かす存在であると告げる、総士の島はマレスペロが統率する群れに人間の感情を学ばせるために作られた物だった。 美羽は真実を認めない総士を説得し、海神島に着いた総士はルヴィの導きで五年間沈黙していたマークニヒトに搭乗し、それが自分の機体であると悟ると共に一騎もろとも海神島を消し去ろうとする、 詳細は「」を参照 真壁 一騎(まかべ かずき) - 本作の主人公。 フェストゥム襲来に伴い、急遽ファフナー「マークエルフ」のパイロットとなった。 後に総士との過去と向き合い、最強のファフナーである「マークザイン」に乗る資格を得たことで人類を救済する力を手に入れた。 アルヴィスのファフナーパイロットの中では最強の実力を持ち、人類軍にも名が知られている。 皆城 総士(みなしろ そうし) 声 - ファフナーパイロットたちを指揮する、子供達の実質的なリーダー。 一騎とは歴戦の経緯を経て心を共有する、文字通りの「盟友」。 一時期肉体を喪失し、敵(フェストゥム)の世界に足を踏み入れたこともあるが現在は回復してマークザインに比肩する力を持つファフナー「マークニヒト」にも搭乗する。 後には全くの別人として転生する。 遠見 真矢(とおみ まや) 声 - 当初はファフナーパイロットではなかったが、実は他の誰よりも長い間ファフナーに乗れる資質を持っており、空戦型ファフナー「マークジーベン」のパイロットとなる。 同世代最後のレギュラーパイロット。 一騎には密かに想いを寄せており、「彼を守りたい」という感情は彼女が戦う力の根源になっている。 羽佐間容子の養子として、名字を改めて専用機「マークドライツェン」に搭乗する。 長らく島の最深部で眠っていたが、ある事情から目覚め、ほんの短い間ではあるが人間の女の子として様々なことを学ぶ。 その記憶がフェストゥムと人類に対話の機会を与える、重要なカギとなった。 後に2代目コアが皆城織姫として誕生する。 日野 美羽(ひの みわ) 声 - アルヴィスメンバーの一人・日野(旧姓・遠見)弓子と、人類軍から竜宮島に戻った幼馴染の道生との間に生まれた少女。 生まれながらにフェストゥムやミールと「おはなし」が出来る、世界最高の「エスペラント」。 島でも最も重要な力を持つと共にファフナーパイロットとして一騎のマークザインを引き継ぐ。 来主 操(くるす みさお) 声 - 劇場版より登場する少年。 その正体はミールが不在のまま存在を望んだスフィンクス型のフェストゥム。 「空を綺麗」と感じることを大切に思っている無邪気な性格をしており、竜宮島との彼らなりの「友好」を求めて島を訪問、乙姫同様にコアとなる。 転生した別のコアは竜宮島と共闘する。 美羽と同じエスペラントで、「おはなし」によって一度も会ったことの無い美羽の存在を知っていた。 彼女が持っていた北極ミールの欠片が成長した世界樹(アショーカ)は重要な存在になっている。 ミールに同化された弟の形見であるスニーカーを常に所持している。 後にエメリーが転生したルヴィ・カーマが新たなコアとして誕生する。 春日井 甲洋(かすがい こうよう) 声 - 一騎に続いてアルヴィスのファフナーパイロットになったが、フェストゥムに同化され人としての生を終える。 劇場版では島の危機に際し目覚め「マークフィアー」を駆り戦う、人類側に立つフェストゥムという稀有な存在になる。 長らく行方を眩ませていたが復活、島を守るため戦線に復帰する。 立上 芹(たてかみ せり) 声 - 一騎達の1年後輩。 目覚めた乙姫が最初に出会い、友達となる。 当初はパイロット候補生であり、劇場版以降は専用武装を付けた「マークツヴォルフ」に搭乗する傍ら、フェストゥムの命と相互理解を意識していく。 『EXODUS』では転生したコアの世話をするため、パイロット以外に特殊医療とドクターコースを掛け持ちする。 マリス・エクセルシア 声 - 『THE BEYOND』より登場する美羽とエメリーに匹敵する能力を持つエスペラントの少年。 「誰かが生きるために誰かが犠牲になる」という世界に深い絶望を抱き、アルヴィスを裏切る。 用語 [ ] 全作品共通 [ ] Arcadian Project(アーカディアン・プロジェクト) フェストゥム・人類軍との戦闘過程において事実上消滅した日本からわずかに生き残った者たちが遂行した独自計画。 「アーカディアン」は「楽園」を意味する「」に由来。 人類をフェストゥムから守り、文化と平和を次代へ伝えることを目的としている。 主な舞台となる竜宮島(たつみやじま)もプロジェクトの一環として作られた人工島であった(竜宮島については後述)。 軍事的な内容としては、• 遺伝子操作によるシナジェティック・コード発現• 子供へのメモリージング(記憶の刷り込み)• 対フェストゥム兵器(ファフナーおよびその運用システム、フェンリルなど)の開発・製造• 人工要塞島の建造 が挙げられる。 遺伝子操作・兵器開発は共に国際法で制限されており、また、強大な力を持つファフナーに対抗してフェストゥムがより強大化してしまうため、新国連に問題視されている。 Alvis(アルヴィス) アーカディアンプロジェクトを遂行するための組織。 日本が確保・3分割していた瀬戸内海ミールと同じ3つのアルヴィスが作られ、そのうちの1つが竜宮島を指している。 メインボート、Rボート、Lボートの三分割が可能な超大型要塞艦であり、竜宮島は二千人以上の島民が在住する。 平和という文化を後世に伝える役割を担っており、艦上層部は数千人規模の市街が存在する。 アルヴィス構成員は子供達も含めてオペレーターやパイロットなどの第一種任務と平和という文化を残す第二種任務(学校教師など)を受け持っている。 第一アルヴィス 竜宮島(たつみやじま) 日本自衛軍研究機関所属。 本編の舞台に相当。 新国連からは『 D-アイランド』と呼称される。 アルヴィス所属の大人および、メモリージングによる記憶が発現した子供によって構成されている。 そのため、2146年のフェストゥム侵攻以前までは、未発現の子供はその存在を知ることなく、竜宮島を本来は既に消失した日本の離島のひとつと信じ込んで、日々の平和を謳歌していた。 『EXODUS』終盤にて、コアたる織姫の判断により、宇宙から飛来したミール・アルタイルを島に封印した上で自動潜行し海中に没する。 島民はプランデルタにて脱出した上で、アルタイルと交渉が可能な「力」を育て帰還する決意を固める旅立ちの時を迎えた。 第二アルヴィス 蓬莱島(ほうらいじま) アルベリヒド機関所属。 新国連からは『 アヴァロン』と呼称される。 第一期に登場し、フェンリルにて消滅。 当初は別のプロジェクトで建造された設定だったがEXODUS以降再設定がなされた、 第三アルヴィス 海神島(わだつみじま) 国際エネルギー研究公社所属。 新国連からは『 アトランティス』と呼称される。 新国連に編入したが、人類軍によって島民もろとも滅ぼされ、擁していたコアも新国連がヘヴンズドア作戦にて入手したミールの欠片と同化させられ、アザゼルD型種・ベイグラント及び分身たるパペットを用いての尖兵として活用されるに至っている。 シュリーナガルを失ったナレインは世界樹アショーカを移植する新天地としてこの第三アルヴィスを想定しており、援軍と合流後の最終目的地としている。 やがてアショーカの移設は果たされ、アルタイルとの交信権をめぐりベイグラント(第三アルヴィスのコア)率いる勢力との最終決戦地となる。 最終的にアショーカは美羽を除いたエスペラント、弓子、ナレインが自分たちを同化させたことで、新たなコア型フェストゥムを擁し定着した。 その後、プランデルタの発令に伴って竜宮島の島民はシュリーナガルの生存者とペルセウス中隊と共に移住する。 『THE BEYOND』ではシュリーナガルと同じ状態にまで復活した世界樹の元でフェストゥムと人類軍から姿を消し、竜宮島への帰還を図っている。 人口が一気に三倍以上に増えたことで大規模な都市が建設されているが、竜宮島を離れたことによる訓練プログラムの停滞や5000人の非戦闘員が増えたなどの要因で後進の育成が進まず、人員不足にも見舞われている。 フェストゥムとの共存、対話 真壁史彦主導の元で竜宮島が求めるフェストゥムとの戦争の終わり。 元々は真壁紅音が土に触れながらフェストゥムを理解し、会話したいと口にしていた個人的な考え方だったが、後に皆城鞘がミールに同化され、コアになる皆城乙姫を誕生させると共にミールが竜宮島の大気に変化したことで共存の可能性が見え始める。 現在竜宮島のミールは大気となりながら竜宮島を通して人類を学びつつあり、史彦に寄れば完全に理解し合えば海の底や宇宙でもミールの元で生きることが出来るらしい。 人類軍ではそうした考え方は一顧だにされていなかったが、竜宮島がミールを有益な存在に変えたのが知られると共に半世紀近く続く戦いによる軍の疲弊に加えてナレイン・ワイズマン・ボースがエスペラント発見に伴って対話と共存を提唱したことでそれに賛同する派閥も現れ、結果として人類軍の分裂にもつながる。 機動侍ゴウバイン(きどうざむらい ごうばいん) 竜宮島で刊行されている漫画雑誌に連載されている漫画のひとつ。 著者は大粒あんこ。 本来はアーカディアン・プロジェクトにおいて記録された前時代の著作物の一つだったが、小楯衛がその漫画のファンだったため、父親の保がオリジナルの続編を執筆することとなり、大粒あんこのペンネームを引き継ぎ、島で唯一の漫画家となった。 『EXODUS』においては新シリーズ『真・機動侍ゴウバイン』として連載中。 堂馬広登の主演で実写特撮映像化も実現した。 この漫画に登場する主役・ゴウバインの頭部を模して作られたヘルメットがファフナーパイロットのうち、ゴウバインを愛する者に世代を越えて受け継がれている(初代・小楯衛、2代目・堂馬広登、3代目・水鏡美三香)。 ヘルメットは補修はしているようであるが、基本的には衛が造った物そのままなので、被るとかなり汗臭い(美三香は内側に消臭スプレーを多量に噴霧し、とりあえずしのいでいる)。 ジークフリード・システム 分離統括型全ファフナー指揮管理システム。 当初は皆城総士が担当。 本体はアルヴィス内に据え置かれ 、フェストゥムの読心を防ぐために、思考防壁を張って、搭乗者とファフナー搭乗者の脳の皮膜神経を直接接続(クロッシング)し、意思疎通を行う。 搭乗者にはファフナー搭乗者のあらゆる感覚や全体の戦況情報など膨大なデータが供給されるため、適格者以外は極度の酩酊状態になる。 なお、ザルヴァートルモデルやノートゥングモデル以外のファフナーの場合は、シナジェティック・コードを発現しないためにクロッシングは不十分になる。 また搭乗者を護るため、機体との痛覚の同調を強制的に遮断するベインブロックやコクピットブロックの強制射出、およびパイロットから各ファフナーの機体のコントロールや使用武器を剥奪・凍結・使用不能にすることも可能である。 物語中盤から後期にかけての7機(ザイン・ドライ・フュンフ・ジーベン・アハト・メガセリオン・ベイバロン)が稼動されたが、最大12機のファフナーとの同時接続が可能となっていた(パイロット候補生の芹・広登・暉らなど)。 そのため適格者は限定され、皆城総士の存在が前提の上で、稼動できるシステムだった。 さらにこの分離型では、あくまで防衛前提の、しかもシステムの効果が及ぶ範囲内でしか運用できない。 情報解析を一手に引き受ける分だけ、各パイロットへの負担は激減させられたが、その負荷と副作用をシステム搭乗者が全て負うことになり、総士は後で各パイロットが戦闘で受けたダメージの、フラッシュバックの発作に襲われることになった。 名前の由来は、英雄から。 また、ファフナー搭載前提のコンセプトで開発された、一体型相互扶助タイプについては、後述のティターンモデルやゼロファフナー試作機などでパイロットに過度の負担が掛かったため 、搭載は見送られ現在の形となった。 これによって搭乗者相互の通信が可能となったが、『全員が互いの痛みを共有する』、『1機の動作不能によってシステムがダウンしてしまう』という2つの欠点が浮上し、さらに運用が常にこの4機での作戦(クロスドッグ)のみに限定され、機体の増減ができないという別の新たな欠点を持つようになった。 劇場版では総士の不在とシステム適格者の代理が選出できなかった関係(適性があった剣司はファフナー搭乗が専門のため当初は搭乗不可能)で修復された機体も含めて各機体に内蔵される形になっている。 改良によって機体数の増減や機体の変更による出撃の弊害は解消された。 『EXODUS』においては、皆城総士の復帰によって再び分離統括型全ファフナー指揮管理システムとして復活したが、総士がマークニヒトに搭乗するようになって以降、近藤剣司がシステム搭乗を担当する(システム適正があるという設定自体は1期の小説版から示されていた)。 カノンが遺したエインヘリアルモデルへの改修案で負荷が軽減されたこともあり、第一次蒼穹作戦時に内蔵された物を改良してマークアハトに搭載。 剣司はファフナーパイロットに加えてジークフリードシステム搭乗者と無人機制御の3役を同時にこなすこととなった。 なお、将来的には鏑木彗が引き継ぐ予定となっている。 『THE BEYOND』においては第五次蒼穹作戦までは剣司が搭乗していたが、三年後には当初の予定通り彗がシステム搭乗者となる。 ニーベルング・システム 指輪状の操縦桿。 10個のリングに指をはめると ジークフリード・システムに直結されファフナー本体も起動する。 小説版および『EXODUS』では、使用後に小規模な同化現象によって手に指輪の跡が残る描写があり、その跡は歴戦のパイロットの証とされる。 名前の由来は『』からである。 シナジェティック・コード ファフナーと搭乗者の精神連結をするため形成されなければならない脳の状態。 ノートゥングモデルに搭乗した際に最重要となるもの。 成人はコード形成が難しくなるため、必然的にパイロットの多くが10代の少年少女となった。 シナジェティック・スーツ ファフナー搭乗者の戦闘服。 機体との連結率を上げる働きがある。 ノートゥングモデル搭乗者は両肩・両脇腹・両膝にコネクトを打ち込むため、あらかじめその部分に布地はない。 男性用は灰色、女性用は桃色を基調としている。 着ていないからといって搭乗出来ないわけではないが、着用していないとコネクトを打ち込む際の激痛を軽減出来ないので、絶叫するほど痛い。 劇場版以降はダークブルーを基調としたものに新調され、男女の別はその濃淡(男性用は黒に近く、女性用は青に近い)で区別するようになった。 スレイプニール・システム ファフナー無人機の管制システム。 ファフナーをホスト機とし、無人機のトルーパー・モデル4機を操作する。 当初はマークドライのみだったが、のちにマークアハトにも搭載。 変性意識 ティターン・モデルおよびノートゥング・モデルに搭乗したパイロットに起こる、心の変化。 フェストゥムには読心能力があるため、変異意識で思考の防御を築くという効果もある。 搭乗者の心境や境遇の変化で変性意識自体が変質するケースもあり、要咲良と立上芹の両名が特に顕著である。 なお、人類軍製のファフナーでは技術不足のためにシナジェティック・コードも含めて大きな変化はなく、『EXODUS』の時点でコア搭載型が配備されるようになってもそれは同様。 その影響として、それぞれ天才症候群(サヴァン・シンプトム)の兆候を有する。 一方でフェストゥム因子の植え付けには非常な危険も伴い、フェストゥム因子移植第1世代は多くが早世し、成人したのは由紀恵・弓子・道生らごく少数に留まる。 その後の世代でも問題は完全に解決されず、フェストゥムへの同化現象が起きる場合があり、総士が一騎によって片目を失うことになったのも、これが原因であった。 しかし脳の成長過程を過ぎれば、例えこの因子を先天的に移植された人間でも1期時点の人類軍製ファフナーの搭乗は20代半ばが限界であり、ノートゥング・モデルやザルヴァートル・モデルなどのコア搭載型ファフナーの場合はファフナーとの一体化を促す因子の増強剤を投与しなければ搭乗が出来ない。 増強剤の投与は同化現象が深刻化したファフナー搭乗者が再度搭乗するために投与されることもあり、片目を失明した一騎がその実例である。 後天的な移植も可能であり、カノンは自らの意志で半ば強引に因子を移植している。 ミョルニアからもたらされた情報によって、同化現象の問題はかなりの解決がなされたが、まだ完全ではなく、一騎に関してはなおも生命の危険を抱えた。 『EXODUS』においては、人類軍のパイロットに真壁一騎から取り出された遺伝子を元に特効薬が開発され、一騎の名にちなんでMAKABE因子と名付けられ、後天的な移植が行われた。 これによりノートゥングモデル同様のコアを搭載したファフナーへの搭乗を可能としたが、一騎同様に何らかの生命にかかわる障害発生が予測されるとともに、竜宮島出身者と比較しても適性は足りず、ザルヴァートル・モデルには同化されてしまうため搭乗・操縦はできない。 MAKABE因子は、人類軍では一騎がファフナー開発に協力した一環の成果ということになっているが、実際には一騎がモルドヴァで捕虜となった際の検査で採取された血液などのサンプルが基地壊滅時に持ち出されたものと思われる。 同化現象 ファフナーの最大のリスク。 フェストゥムの因子を移植されたパイロットがコアを搭載したファフナーに搭乗する際、コアとの共鳴で因子が増大して染色体が変化する。 ファフナーの搭乗が長いほど深刻化し、最終的には肉体が結晶化して砕け散る。 アルヴィスおよびMAKABE因子を移植された人類軍パイロット共に搭乗後には同化現象の拮抗薬の投与が必要不可欠であり、第1期時点ではまだ研究途中であったためにある程度遅らせることは出来ても、拮抗薬の開発には至らなかった。 また、第1期終盤で咲良が倒れた際の症状でさえも比較的初期段階であり、初期症状の特徴としては搭乗者の目が赤く変色することで判断可能。 L計画実行時点では同化現象の抑制さえままならず、パイロット達の大半は戦闘ではなく同化現象で死亡している。 後に人類軍でもコア搭載型の配備に伴って拮抗薬の開発に成功している。 同化現象の進行速度は機体によって異なり、ゼロファフナーとティターン・モデルの場合はジークフリード・システムとの二重負荷でノートゥング・モデルより遙かに上で、装甲にシリコンが使われているザルヴァートル・モデルは更にその上を行く。 パイロットの同化現象の耐性は個人差があり、一騎の場合は高い耐性を持ちながらも同期の中で最も長くファフナーに搭乗した上に進行が早いマークザインへの搭乗が原因で同化現象が深刻化し、逆に一騎より耐性が低い咲良は一騎よりも先に同化現象で倒れた。 基本的にこの症状に襲われたパイロットは身体機能を含めて日常生活においても支障を来し、抜群の運動神経を誇った一騎と咲良は大きく身体能力が衰えている。 シナジェティック・コードの形成が困難になったもしくは身体的なハンデを一時的に解消してファフナーへの搭乗を行うが、深刻な同化現象を起こす副作用がある。 拮抗薬は別名アクティビオン。 当初は緩和薬と呼ばれていた。 紅音からもたらされたデータで開発が適い、第一次蒼穹作戦前にパイロット全員に投与された。 その後、更に改良が重ねられて第五次蒼穹作戦時にはジークフリード・システムにもオプションとして搭載され、戦闘中に搭乗者が投与をすることも可能。 電池切れ ファフナーパイロットとしての寿命の比喩表現。 元々は一期でミツヒロ・バートランドがアルヴィスの子供達を『ファフナーを動かすための電池』と侮辱したことが『電池』という表現の始まり。 後に咲良が同化現象で倒れ、それを見て悲嘆した剣司が『自分達はファフナーを動かす電池であり、咲良が電池切れ』と称した。 『EXODUS』時点ではその表現が子供達の間で使われ、一騎や咲良が自分を『電池切れ』と称している。 しかし、一騎達はその『電池切れ』を承知でパイロットに復帰して自分の身体を酷使している。 ファフナー搭乗は十台半ばが最盛期で、どんなに長くとも通常は二十代の半ばまでしか搭乗できない。 そうした年齢限界に達したパイロットも電池切れと同じである。 またフェストゥム化した人間(或いはフェストゥムそのもの)がファフナーに搭乗した場合、当然こういった年齢的制約は存在しない。 竜宮島関連 [ ] L計画(エルけいかく) 無印の約1年前、『RIGHT OF LEFT』で生駒正幸が立案し、実行された。 フェストゥムや新国連から竜宮島の位置を隠すための作戦。 指揮官、オペレーター、メカニック、医師、そしてファフナーパイロットに選ばれた8人の少年少女の、計40名で構成されている。 フェストゥムの読心能力による計画の破綻を防ぐため、参加者全員が計画の全容を知らされずに従事した。 アルヴィスの左翼部分L区画を分離させて Lボートとし、潜行してアルヴィスの防空圏外を離脱、事前プログラムで定められた航路を竜宮島に偽装し進むことで敵を引き付ける。 作戦終了をもってLボートは破棄され、自爆する。 作戦期間は2か月で、一定時間が過ぎる毎にLボート内の閉鎖区画が解放され、そこに蓄えられていた物資を補給とし与えられるシステムによって作戦期間を耐える仕様になっていた。 L計画のLはLEFT(左、あるいは去りゆく者)という意味を持つ。 4機あるファフナーに選抜された8人が、1機につき2人ずつ15分ごと(1人あたりの担当時間は450秒、つまりは7分30秒)に交代しながら敵を倒す。 計画途中、弾薬などの問題から早乙女が戦闘時間の延長を提案していたが、僚や裕未の説得により延長は行われなかった。 最終段階で計画参加者の人数と同じ容量の脱出艇が解放されるシステムになっており、全員の生還を見越しての計画ではあったものの、フェストゥムの海中への適応という想定外の事態が原因で参加者は全員死亡した。 4か月後、僚が残したテープレコーダーが竜宮島に流れ着いたコクピットから見つかり、本編での重要なデータとなった。 『EXODUS』ではLボートを含めてそれまで切り離して消滅させたブロック同様再建されており、第二次L計画や右翼Rボートと共にアルヴィス本島から一時離脱するプランデルタが提案されている。 第二次L計画 『EXODUS』にて鏑木彗の母・香奈恵が立案し、たびたびアルヴィス上層部に提出している計画。 名称通り、かつて娘を喪った「L計画」を再び実行しようとするのが主旨であるが、竜宮島の現状では全く実行する必要の無い「机上の空論」に過ぎず、却下され続けている。 彗は妄執じみた母親の行為を「姉ちゃんのところに行きたがっている(のだろう)」と思っている。 実行された場合は前回同様帰還者なし、島の戦力が半減してフェストゥム襲来によって壊滅する未来をカノンは見ていた。 彗が引き寄せた早苗のお守りをきっかけに、香奈恵はようやく気持ちの整理を付けてこの計画書を海へ投げ捨て、実行される未来は消滅した。 島外派遣 『EXODUS』にて実行された竜宮島からエリア・シュリーナガルへの派遣行動。 日野美羽をシュリーナガルの世界樹と対話させ、同時にアルタイルにコンタクトを取るのが目的である(当初の派遣期間は1か月を予定)。 シュリーナガルはインドの奥地にあり、竜宮島で直接行くことが出来ず、また幼い美羽を1人で行かせることなど論外であったため、彼女を護るために母親である日野弓子およびアルヴィスから数十人が選ばれ同行した。 主な同行メンバーは堂馬広登・西尾暉(竜宮島へ映像記録を伝えるためのテレビカメラマン役も兼ねる)、そして彼らを引率する溝口恭介と遠見真矢(ナレインと配下のエスペラント、およびエメリーも帰還するため随行)。 彼らが島を出た直後に目覚めた皆城織姫は迫る危機を察知し、皆城総士と真壁一騎にマークザイン・マークニヒトでエリア・シュリーナガルへ向かわせる。 アルヴィスはこれを受け、CCTSキャリー・スラスター を使い、で高速に両機を目的地へ撃ち込んだ。 脱出行 島外派遣の目的であったアルタイルとの対話は、新国連の目論見で誘導されたロードランナー群の襲撃により世界樹が破壊されてしまったために不可能となった事態から生じた想定外の行動。 裏切り者に気付いたナレインは疑心暗鬼と混乱を避けるために内通者の存在を伏せ、目的地はナレインさえ知らない状態で移動することとなる。 シュリーナガルから約2,500kmにある人類軍の基地におよそ22,000人の生存者を避難させ、その後に戦力を整えて摘出した世界樹のコアを新天地たる第三アルヴィス・海神島に移植、再び成長させてアルタイルとの再対話を実行する(可能な限り安全なルートを選ぶためにダッカ基地まで約2週間ほどの行程となる)。 この時点で残ったペルセウス中隊の戦力は42機のファフナー(320名の軍人と特に優秀なエスペラント100名が同行)。 1機のファフナーで車に乗りこんだ500人の民間人を護衛しながら移動する、過酷なミッションとなる。 加えて輸送機は車に速度を合わせなければならないので一度に移動できる距離はあまりに短い。 一足先に戻った派遣部隊の高速機パイロットの報告を受けたアルヴィスはこの事態に際し、第3の派遣は人員的な意味でも不可能であったために島ごと派遣部隊との合流を決定する。 しかし、新国連が潜入させたパペット=ジョナサンが模擬人格をもって稼働するという性質上、フェストゥム並の読心能力を持つエメリーでも彼のベイグラントへの干渉を感知できず、引き続きベイグラントによって誘導されてきたアビエイター群の襲撃を受けることになる。 更にダッカ基地がアルゴス小隊に乗っ取られたことで竜宮島の派遣部隊とペルセウス中隊、シュリーナガルの市民は交戦規定アルファの対象とされる。 派遣部隊にも広登とオルガの死亡 攻撃後に島へ帰還を試みた際にウォーカーに襲われ、データ送信後に死亡 とマークフュンフの強奪という被害をもたらし、投降した隊員と市民も皆殺しにされた。 ダッカ基地への反撃も出来ず、すぐに次の爆撃機が来るという八方塞がりの状況に追い込まれ、派遣部隊とペルセウス中隊は孤立無援と化してしまう。 攻撃を受けたナレインは後述の第二次脱出行を決定する。 第二次脱出行 交戦規定アルファによってダッカ基地への合流が不可能となった派遣部隊とペルセウス中隊による第二次移動。 北西へ転進し、「トリプルプラン」の一つ「シャッター作戦」により作られたフェストゥムの密集地を通り、さらに大陸消滅後のモンゴル海峡を経由してハバロフスク・エリアから「希望の地」へ向かう。 シュリーナガルからダッカ基地までの道のりの4倍を超える1万km以上の距離を移動する上に、輸送機半数の損失と物資を消費した状態でのさらに過酷な状況での移動となる。 ダッカ基地までの移動で消費した物資を放棄された基地で確保すると共に、世界樹の力でフェストゥムのコアを燃料に変化させて移動する。 しかし、攻撃を受けた翌日に荒れ地を経由するこの移動と人類軍からの攻撃に絶望した市民の多くが命を絶ち、引き返そうとする市民の説得に1日を要したために、移動の開始はダッカ基地部隊の攻撃を受けた2日後となった。 孤立無援のこの状況下、美羽とエメリーはかつて竜宮島が対話を交わしたボレアリオスに救援を要請、総士にだけその存在を教える。 また、オルガ達が命と引き替えに届けた報告書、そしてカノンが消滅してまで予知した未来から割り出した座標を受け取ったアルヴィスも進路を変更、派遣部隊との合流を継続する。 「シャッター作戦」の壁を越えて1か月後に拮抗薬が底をつき、同化現象によりファフナーパイロットが激減する。 さらに北へ進めば進むほどに敵意を持つフェストゥムに襲われ、生存を諦めた怪我人や老人達が自らを囮にフェストゥムの犠牲になる。 壁を超えた40日後には8機しかない輸送機のうち1機を失うと共に冬が到来し、多くの凍死者と餓死者を出して全員が心身共に疲弊していく。 56日後に竜宮島のバードとの接触に成功する。 しかし、真矢がマークジーベンと共に鹵獲された上にペルセウス中隊もジョナサンとビリーが回収、アイとウォルターは戦死してしまう。 最終的にシュリーナガルの市民は5001名が生存、ペルセウス中隊は隊員の9割を失い、エスペラントも相当数が死亡した。 また、残骸化したマークザイン、マークニヒト、マークツェン、ナレインのサンダルフォンの4機以外ファフナーも全てが失われた。 プランデルタ 正式名称「PLAN DIVISION PHASE EXODUS」。 アルヴィスがメインボート、Rボート、Lボートにより構成されている性質を利用し、RボートとLボートに島民を乗せて一時的に撤退し、体制を整えた後に島を奪還する、「L計画」とは逆の性質を有するプラン。 ウォーカーの攻撃によって彦島を奪われたことで、存在が明かされるとともに実行が考慮された。 澄美や佐喜が立案に携わったが、脱出の時点で島が沈められる恐れに加え、ミールの影響下を離れたことによる大人達の後遺症の発症(船にミールの大気が満ちているため一時的にはもつ)など、「L計画」以上に危険度の高い計画である。 最終的に第四次蒼穹作戦にて、竜宮島がアルタイルを封印した上で海中に没したことで実行された。 その後、シュリーナガルの生存者及びペルセウス中隊と共に世界樹を根付かせた海神島へ移住し、『THE BEYOND』で帰還を図ることとなる。 N48 E135 【EXODUS】第17話でカノンが残したメッセージの一つ。 0"E(北緯48度、東経135度)は、ロシア連邦ハバロフスク地方ペレヤスラフカの近く(ペレヤスラフカから北西西に約5キロの辺)。 フェストゥム関連 [ ] 空母ボレアリオス 『HEAVEN AND EARTH』に登場した人類軍の空母。 登場時点で既にミールに同化された状態にあり、また総士を通じて命を育もうとしていたが人類軍の核攻撃で壊滅し、痛みと憎しみを抱くようになる。 内部は竜宮島のコアを模したような大量の結晶の内部に人間を再現したフェストゥムが存在したが、生まれるということを完全に理解しておらず、さらに核攻撃による痛みと憎しみから生まれることができず、最終的にミールは痛みと憎しみの根源が竜宮島であると考え、それを消すべく竜宮島への攻撃を行った。 しかし、美羽との対話を通じて竜宮島のミールが学んだ生命の循環を理解し、この船のミールも同様に大気となると共に中心部分に乙姫とほぼ同様のコアを擁するようになる。 総士と関わりが深い操はこの船を「俺たちの島」と呼び、竜宮島との戦闘から島の防御システムである偽装鏡面とヴェルシールドを獲得している。 『EXODUS』では艦の周囲をアザゼル型フローターに偽装していたが、アビエイター群と人類軍双方の襲撃を受けた美羽とエメリーの呼びかけを受け、偽装を解き彼らの救援へと駆けつける。 合流後は操達の島としてアルヴィス、ペルセウス中隊と共に第四次蒼穹作戦まで共闘する。 エスペラント 『EXODUS』より登場したミールと対話できる能力者。 「希望」という意味で、人工言語を意識しての命名である。 際だって高い能力を持つ美羽やエメリーのほか、ペルセウス中隊の隊員がこれに該当する。 この他、シュリーナガルミール(世界樹)の元には多数のエスペラントたちが集っている(彼らはフード付きのマントを着ており、さながら「主」に帰依する修道者たちのようである)。 ナレインはMAKABE因子の技術を応用した部分同化実験でエスペラントの能力を得ようとするが、壮年期でのファフナー搭乗が可能となっただけで対話の能力を得るには至らなかった。 能力の獲得と出現の原理は明言されていないが、美羽とエメリーの事例からフェストゥムやミールとの深い関わりが能力の発現に繋がっている模様。 美羽とエメリーには及ばないが、大人達を含め竜宮島の人々もこの資質を有する。 一騎、剣司、里奈、彗の4人は限定的な条件下ではあるが、ゴルディアス結晶にあるカノン達の記憶を通じてミールとクロッシングによる対話を行っており、因子を移植された子供達の中でも特に高い資質を有する。 SDP 『EXODUS』において皆城織姫が目覚めた後の竜宮島内のファフナー・パイロットに発現した、フェストゥムが示した「超次元現象」を限定的に再現した異能の力。 当初、ファフナー搭乗時に発現したことからファフナーの新たなる戦闘能力と考えられていたが、実際にはパイロット自身から生じたものであり、非搭乗時にも能力を発揮することが可能である。 竜宮島ミール影響エリア内でファフナーに搭乗することで発現する能力として描かれており、それゆえに島外派遣者には当初発現しなかったが、条件さえ満たせば甲洋や操といったヒト型フェストゥムでも発現する。 SDP発生者には、肉体がそれぞれ異なる形でヒトならざる者へと変化していき、症状が進行しきれば存在の消滅に至る「 新同化現象」が代償として発現している。 これらは、唾液の効能についての千鶴の解説を受けた剣司の発想から、ニーベルングシステムによって残る指先の同化現象と、変性意識に関わる脳の奥底=ダークフロアのR複合体から引き起こされるものであることが判明しており、過去のデータと合わせた検証から症状の抑制までが可能となった。 パイロット達の新同化現象の症状は北極ミールが健在時のフェストゥムのあり方を部分的に指し示しているものが主(カノンの質量の減少、咲良の体温の低下、剣司の感覚の消失は当時のフェストゥムが全体で1つの無であったあり方に通じている)。 各自の具体的な能力・特性、及び新同化現象は、の各人物の項を参照。 ゴルディアス結晶 『EXODUS』にておいてエメリーの干渉によってウルドの泉で誕生した、新しいタイプの大量のコアの結晶体の名称で、ファフナーのコアとしても使われている。 名称は解析不可能な特性から、行美によってにちなんで名付けられた。 SDP「超次元現象」が起き始めた引き金になったファフナーのコア。 敵フェストゥムの消滅および島民の死亡、すなわち「命が消える」たびに体積が増大していく現象が確認されている。 アルヴィスの子供達は特定の条件下でクロッシングが可能で、一騎と里奈は睡眠中にそれぞれカノンと広登の死を感じ取り、剣司と彗はファフナー搭乗中にそれまでに死亡した人々に出会っている。 死亡した人間の意志の強さ、クロッシングを行う人間との繋がりも関係しており、第四次蒼穹作戦では海神島のコアに取り込まれる一騎をカノンと翔子が守っており、特にカノンは一騎だけでなく剣司の前にも頻繁に現れている。 また同様の結晶が、同じ瀬戸内海ミールを起源とするアトランティスのコアと同化したベイグラントにも発生しており、新国連がアトランティス島民やパペットに発生させた模擬人格などさらに多くの犠牲を厭わなかったことから、憎しみの感情を蓄積させながらの成長という結果をもたらしている。 やがて回収されたジョナサンに干渉したことで、彼はその激しい憎しみの「器」たるフェストゥムとして覚醒してしまう。 ベイグラントのゴルディアス結晶は大元のプロメテウスミールが残っていたために宇宙に存在し続け、『THE BEYOND』ではマークレゾンを呑み込むほどに増大し、地上から赤い月として視認されるようになる。 ベノン 『THE BEYOND』で登場したフェストゥムの軍勢。 ベイグラントを失いながらも生き延びた海神島のコアとエスペラントのマリス・エクセルシアが結託して統率される群れ。 マリスが幼い総士と竜宮島のパイロット候補生二人を連れ出し、美羽とのクロッシングでマリスが得た知識と記憶を元に北極で竜宮島を模倣した偽の島を作り、マレスペロはそこで統率する群れを人間に擬態させて感情を学ばせていた。 総士を完全に味方に引き入れるべくバートランド総帥の元でエスペラント軍から世界を守る軍隊と教育し、その親衛隊にかつてのペルセウス中隊の名前が用いられるなど、本来の竜宮島と人類軍を混ぜ合わせた設定となっている。 偽竜宮島は本物と同じく偽装鏡面で島を外部から遮断すると共に島の環境や設備も竜宮島とほぼ同じで、お盆祭りなどの風習も多少のずれは存在するが、かつてないほどに人間のコミュニティを再現すると共に感情を学んだ群れである。 エレメント 『THE BEYOND』から登場した人間とフェストゥムの間に立つ存在で、ベノンがフェストゥムに近い存在でありながらも人の感情を持つ者を差して呼ぶ。 『THE BEYOND』の時点では一騎、甲洋、操の3人であるが、さかのぼれば乙姫、織姫、紅音、そして転生した総士も含まれる。 人類軍関連 [ ] ヘヴンズドア作戦 無印第1期にて人類軍が実行した北極ミールおよびフェストゥムの殲滅を目的として新国連研究者のミツヒロ・バートランドが立案。 人類軍の全戦力を2分割し、北極のミールと大気圏外の小ミールに対して同時に攻撃を行うものである。 フェストゥムの読心を防ぐため、各部隊は独自の判断で戦う。 これに並行し、竜宮島では第一次蒼穹作戦が実行される。 『EXODUS』において、新国連首脳部が実行しようとする人類救済計画「トリプルプラン」の一つであり、人工衛星の復活も目的に含まれていることが判明した。 尚、北極ミールそのものは竜宮島のファフナー隊によって破壊されたものの人類軍にとっての大気圏外ミールの破壊は失敗に終わった。 交戦規定アルファ 『EXODUS』から登場したフェストゥム殲滅を最優先事項とする絶対厳守命令。 フェストゥムに同化されるなどして制圧された人間、および土地への攻撃を是とするべく制定された攻撃規定。 発令されれば友軍の有無(撤退中含む)、さらには民間人への避難勧告すらない余りの非道さゆえに現場では忌避され、規定により新国連本部の発令は将官クラスの階級が覆そうとしても停止されることはない。 新国連本部および現場単位での発令が可能であり、2150年および2151年にて、それぞれロードランナー率いるフェストゥム群撃退のため発せられた。 現場単位では、主にディアブロ型などに同化されたファフナー部隊への対処を目的に発令されている。 シュリーナガル壊滅後に「ノートゥング・モデルの強奪」と「エスペラントを擁するペルセウス中隊の抹殺」を目的に発令されるなど、現在はヘスターにとっての邪魔者を抹殺して「トリプルプラン」とその裏にある計画の隠れ蓑にされている。 トリプルプラン ヘスター・ギャロップ主導の下で実行されようとしている人類救済計画。 ミツヒロ・バートランドもこの計画に携わっており、ヘヴンズドア作戦もこれに含まれる。 「 フェストゥムを殲滅して人類の生存圏を確保し、さらなるフェストゥム襲来に備える」ものだが、長年の戦いに伴う人類軍の疲弊や度重なる交戦規定アルファの発令で行われた核攻撃による各地の焦土化で、生存圏の確保も敵の殲滅もできず、犠牲者を増やす一方ですでに破綻寸前である。 にもかかわらず、方針を変えないヘスターを疑うバーンズは内定の末、このプランの真実に気付く。 シャッター作戦 人類の生存圏を確保するためにシールド発生装置による防壁を築き、フェストゥムの封じ込めを試みた。 しかし、現在シールド発生装置は機能しておらず、ただフェストゥムの密集地を作っただけに終わった。 ヘヴンズドア作戦 北極の最終作戦であり、人工衛星の復活を目的としている。 上空のコア破壊には成功するも、最大の目的である人工衛星復活は失敗したと公表されているが、実際は新国連本部が衛星通信の恩恵を独占するために成功を隠蔽し、打ち上がった宇宙ステーションを作戦にて入手したミールと同化させたことでアザゼル型・ベイグラントへと変異させており、ミツヒロが研究していたフェストゥム由来の技術をも活用するための要塞としている。 アルファ作戦 北極ミールの消滅後も存在し、活動を続けるフェストゥムの殲滅を目的としている。 交戦規定アルファとも関わりが深いと思われる。 第四プラン・赤い靴作戦 トリプルプランの正体。 新国連は始めからトリプルプランを成功させる気などなく、本来の目的は「 フェストゥム因子に感染しない特異体質者5万人を除く20億の人間をフェストゥム共々殲滅することで、地球上からフェストゥム因子を消滅させる」、事実上の人類滅亡・選別作戦。 対話を行う竜宮島とエスペラントを擁するペルセウス中隊はこのために抹殺対象とされた。 実際にフェストゥムと戦う人類軍にとっては到底容認できるはずもなく、副官のディランを通してこれを知ったバーンズは阻止すべくヘスター及びその側近達を暗殺しようとするが、パペットであるディランによって見透かされ、失敗してしまう。 しかし、計画遂行に必要なベイグラントを制御するプロメテウスがジョナサンを利用して蜂起、さらに太平洋生存圏の人類軍がバーンズを傀儡君主として新国連から独立する形で奪われたために、計画は破綻した。 パペット 新国連のヘスター一派がミツヒロの研究をもとに、強奪した第三アルヴィスことアトランティス(海神島)のコアから作り出した分身。 コアと同期しているアザゼル型・ベイグラントに干渉し、情報送信及びその操作を行うといったインターフェイスとしての役割を果たす。 様々な形で生み出され、その中でヒト型の個体として生み出されたものに、ジョナサン・ミツヒロ・バートランドやディラン・バーゼルが該当する。 コアに干渉することで人格を発生させ、ヒトのように振舞わせることも可能(ただし強引に操作した場合、人格はいずれ崩壊する)であり、これにより植え付けられた人格によって活動することで、彼らのベイグラントへの干渉はエスペラントの読心能力を回避することができる。 しかし新国連が研究段階でパペットへの人格の発生から崩壊およびリセットを繰り返したことで、ベイグラントのミールがこれを生と死のサイクルと認識、発生したゴルディアス結晶の成長を招くという事態が発生している。 のちにコアが蜂起したことで放棄された。 ミールそのものはプロメテウスと共に姿を消し、『THE BEYOND』でベイグラントのゴルディアス結晶と合流…赤い月と称されるフィールドを大気圏外で発生させる。 竜宮島 [ ] 「 たつみやじま」と読む。 アーカディアン・プロジェクトのために作られた、移動可能な人工要塞島のひとつ。 名前の由来は。 人口はおよそ2,000人(いずれも1期第1話の時点)。 海上に出ている「島」と町並み は日本の平和と文化を継承するための「施設」であり、島の中枢たる施設の大部分は「島」を乗せている海中の移動要塞艦 にある(劇中でも、島の上空から島の全景が見えるシーンがあるが、うっすらと島の海中に見える「影」が、この要塞艦)。 緊急時には「島」が丸ごと移動可能で、その際には電磁推進システムを用いる(島の施設自体の主機関は重水素反応核融合炉を用いている)。 戦闘時には各所に隠された防衛機構が現れ、要塞へと姿を変える。 島の擁するコアが同化した、偽装鏡面圏内にある島の空気中に存在する瀬戸内海ミールによって環境が保たれている。 当初は新国連及び人類軍からは「API-1」と呼ばれ、『EXODUS』からは島の名前を英訳した「 D・アイランド」という呼称がついている。 『EXODUS』終盤の第四次蒼穹作戦においてコアたる織姫の判断により、新たに宇宙から飛来した純粋ミール・アルタイルと交渉するための、美羽やアショーカといった「力」が十分に成長するまで、島民はプランデルタで脱出させた上で竜宮島はアルタイルとともに海中に沈め封印させることとなった。 最終的にそれらの作戦は自ら残った澄美、芹をともに封印する形とはなったものの成功、自動潜行モードによって海中に没していった。 『EXODUS』18話以降のEDで 海中に隠れている基地全体が浮上した状態の島の全貌が見える。 島独自の風習 [ ] 卒業式 本来の意味ではなく、竜宮島の特殊な風習の一つ。 肉親の死などを契機にメモリージングされた情報を解放され、アルヴィスの存在を知った少年達が島の防衛活動に従事するため、便宜上中学を卒業して島を離れたという形をとってアルヴィスに入ることをさす。 アルヴィス入隊希望者が現れるたびに執り行われるため、年に数回行われることもあった。 劇場版では、本来の意味の卒業式と区別して「2回目の卒業」とも呼ばれた。 1期冒頭では皆城総士のみが既に卒業式を終えて、一旦島を離れていた(という形をとった)ことが描写された。 それ以降は、既に島の存在をフェストゥムに知られて襲撃を受け、子供達も事情を知ったこともあって執り行われることはなかった。 お盆祭り 日本の文化のお祭りを島で行っており、お盆に従い灯籠流しを行っている。 提灯は保が主導になり設置しているが、劇場版以降はイアンも担当し、史彦や溝口も出店している。 成人式 現代日本で行われている成人式と異なり、竜宮島のそれは、成人にアルヴィスへのより高度なアクセス権限を付与(IDカードを授与)されるという、実質的な意味を伴う式典となっている。 同時にアルヴィスでの制服が成人用のものへと切り替えられる。 作中においては暉と広登の葬儀の後に、一騎、総士、真矢、剣司、咲良、甲洋に対して挙行された。 彼ら以外の同世代の扱いについては不明。 作中には登場していないが小学校も存在している。 1期時点では中学校までしか存在せず、一騎達は当時中等部の生徒であった。 劇場版以降は高等部が増設されており、『EXODUS』までの間で一騎達劇場版までのパイロットは卒業している。 遠見医院 遠見千鶴の運営する診療所。 翔子と遼は持病の治療のためにここに通院しており、同化現象対策の研究の一部も行われている。 鈴村神社 芹の家が運営する神社。 芹の父が宮司を務め、神社の中にはこれまでの戦死者達の写真が置かれている。 この他、新たに選抜されたパイロットにはお守りが渡されている。 剣司と咲良の結婚式と一騎達の成人式もここで行われた。 喫茶「楽園」 春日井夫妻が経営する喫茶店。 溝口はスパイ活動のためにここの常連になっていたが、春日井夫妻の追放後は溝口がマスターを務めており、一騎不在の間は史彦はここで食事を取っていた。 劇場版以降は一騎と真矢が第二種任務としてここで働いており、一騎の名前が付いたメニューが看板となっている。 特にカレーは絶品の模様。 『EXODUS』では暉も働いており、総士や零央も手伝うことがある。 広登の実家である「堂馬食堂」を圧倒するほど繁盛しており、堂馬食堂が溝口の部下などの年配または成人が多いのに対し、客層は当時の一騎達の先輩後輩と若い世代が多い他、保などのクルーも一騎カレー目当てに常連となっている。 特に女性客は一騎と暉を目当てに来店し、客足の衰えに危機感を抱く舞が敵情視察のために来店することもある。 また、生徒会の打ち合わせやパイロット達の集合場所としても使われる他、ペルセウス中隊との交流及び新人達の初陣祝勝会兼派遣部隊への激励も行われ、島外派遣の際に休業となった。 派遣部隊の帰還後は織姫、操、甲洋の3人も集まり、操はこの場所を「優しい記憶がたくさんある」と言って気に入っている(正規の営業を行っているかどうかは不明)。 防衛機構 [ ] 偽装鏡面 で竜宮島全体を球状に覆う高度な機構。 直視はもとより、音波、電磁波なども遮断し、外部からは内部の状況は全く把握できなくなる。 竜宮島は常時これを展開することにより、長年新国連はもちろんのことフェストゥムの目も文字通り欺き、隠遁してきた。 また同様に内部から外の景色も遮断し、展開時の島内部における太陽の位置などの島周辺の風景は偽装鏡面に映し出された偽物である。 しかしエネルギー消費の都合上、ヴェルシールドとの併用は出来ず、フェストゥム来襲時はこれを解除することになる場合が多い。 ヴェルシールド 磁冠シールド 竜宮島全体を覆う強力な重力波バリア機構。 強力なガンマ線以外なら赤外線や電磁波も遮断、拡散が可能。 波長が共鳴するとすり抜けられてしまうため、重力波の波長は常にランダムに変化させている。 第1、第2と2段階に展開される。 しかし、フェストゥムに対しては突破されるまでの時間稼ぎ程度にしかならない。 使用は偽装鏡面との二者択一。 『EXODUS』ではさらに第3・第4など段階が増加しており、最大で第8まで増設された。 その中間地点を「バトルフィールド」と呼称。 フェストゥムとの戦闘による被害を最小化する態勢を確立している。 Welle ShieldのWelleは、波を意味するドイツ語。 ヴァッフェラーデン 「第一種警戒態勢」のことを指す。 フェストゥムの来襲時に対して、地下に収納された隔壁や迎撃兵器が展開される。 ノルン 小型の無人機動兵器。 島に大量に配備されている。 それそのものがビーム砲を搭載した迎撃装備であり、またバリアの展開をするなどのファフナーを支援する装備でもある。 乙姫の覚醒によって起動。 以降彼女のコントロールのみによって使用される。 名称の由来はを参照。 『EXODUS』でも織姫の操作でファフナーの援護や盾になる他、マークノインのSDPを利用した陣形でウーシア型の大軍を撃破する、SDPを使用するアマテラスを守るフィールドなど多彩な運用が成されている。 デナイアル ミサイル兵器。 海底の発射台から発射される。 発射に少々時間がかかるため、フェストゥムの襲来に間に合わない場合が多く、使用して命中したのは作中では一回のみ。 数は多いが相手がフェストゥムでは効果は薄い。 内部機構 [ ] ブリュンヒルデ・システム 主に島の防衛機構を統括するシステム。 しかし島の航行など他のシステムにすらも影響を及ぼす。 フェストゥムの読心能力に対抗するために皆城乙姫が一体化しており、その意思によって運用される。 つまり、事実上彼女自身が島を動かしていると言っても過言ではない。 名前の由来は「」に登場するの一人でジークフリートの恋人でもある「ブリュンヒルデ」から。 ワルキューレの岩戸 皆城乙姫が眠っていた人工子宮。 彼女がブリュンヒルデ・システムと一体化するための機構でもある。 すなわち島の中枢と言うことも出来る。 最終話にて乙姫はここに還る。 床に刻まれたの文句はののモットーであった「Solve et Coagula」(溶融と凝固、または溶かして固めろ、意訳して融合せよ)。 名称についてはとを参照。 ソロモン レーダーに反応しないフェストゥムなどシリコン生命体の接近を知らせ、そしてその種別を判定するシステム。 物語序盤ではアルヴィスの人々はこの反応を「ソロモンの預言」と呼んでいた。 後に「ソロモンに反応あり」というストレートな報告に変更されている。 ソロモンについてはを参照。 ウルドの泉 キールブロックにたゆたう液体型コンピューター。 かつてはミールの解析に使われていたが、現在は主にソロモンのマスターサーバーとして使われている。 蒼穹作戦で入手したフェストゥムとの共存のデータはここで受信された。 ウルドについてはを参照。 『EXODUS』中盤以降はゴルディアス結晶が出現しており、「島における存在と無の境界線」とも呼ばれている。 CDC 戦闘時に使用される総合管制司令室。 真壁司令ほかアルヴィス上層部およびオペレーターが戦局を判断し、命令を下す。 下記の「アーサーズ・ルーム」と第一司令室が存在する(劇場版以降は再び第一CDCで使用されている)。 劇場版以降は復旧され、再びここで管制を行っている。 アーサーズ・ルーム 正式名称「並列一体型アーサーズ・ルーム」。 最初に建造された司令室だが、戦略機能に特化した構造のため、島の防衛・管理機能まで補うことができずシステムに負荷がかかるため、封鎖されていた。 円卓状のコンソールパネルをオペレーターが操作する形になっている。 1期後半で人類軍が竜宮島を占拠し、フェストゥムとの戦闘で第一司令室が崩壊した際に皆城乙姫の手により再び起動され、以降は乙姫が防衛・管理機能を制御することにより正式に新司令室となった。 劇場版以降は第一CDCが復旧したことで再び封鎖された。 ナイトヘーレの門 ファフナーの出撃口の一つ。 ファフナーブルクの地下から島外縁の海中に直結する水路に多数設置されている。 単にナイトヘーレと呼ばれることが多い。 機体はここで状態にされ、海中へ高速で射出される。 名称の由来は『ニーベルングの指環』におけるファーフナー(ファフナー)の洞窟の名から。 蒼穹作戦 [ ] 竜宮島において最重要目的を達成するために実行される作戦群。 元々は1期終盤で、人類軍のヘブンズドア作戦に乗じて総士の奪還と紅音の共鳴核と接触することを目的に行われた。 これ以降、重要作戦にはこの名称が用いられる。 命名者は史彦。 人類軍が大気圏外を目指すのに対して島は空を示す言葉を用いるという真矢の提案を採用、当時の現地天候が快晴であったことから「青く広い空を指す言葉」である「 蒼穹」が用いられた。 第一次蒼穹作戦(1期にて実行) 人類軍のヘブンズドア作戦に乗じて北極に囚われた紅音の共鳴核に接触し、人類とフェストゥムの共存データを入手すると共に、直前の戦闘でジークフリードシステムごと連れ去られた総士の救出を目的としている。 溝口、容子、保がデビルレイでファフナー隊を北極へ送り、交換用装備を投下した後に竜宮島へ一時帰還、回収用の機体で迎えに来るまでの間にファフナー隊が総士を救出し、また紅音の共鳴核と接触してデータを入手することが作戦の全容。 最終的にデータ入手後にマークザインとマークジーベンが北極ミールを破壊し、総士は一騎と再会を約束して消滅する。 この戦い以後、砕けたミールの欠片が世界中に飛び散り、それぞれが独自の成長を遂げ、フェストゥムも群体活動から個体活動を行うようになる。 投入されたファフナーはマークザイン、マークジーベン、マークドライ、マークアハトの計4機。 パイロットを失い、大破していたマークフュンフは不参加。 第二次蒼穹作戦(劇場版にて実行) 直前の戦闘で日野美羽が「おはなし」と表現する情報交換でエウロス型による命令を書き換え、敵を撤退させた後に立案された作戦。 溝口の指揮の下で竜宮島を防衛する間に史彦が指揮を執る遊撃部隊がボレアリオスミールと接触し、島のミールと乙姫の経験を美羽が伝えることを目的としている。 マークザインをはじめとするファフナー数機の損失を埋め合わせるため、本作戦には里奈と暉のゼロファフナーを遊撃部隊に、防衛部隊には甲洋が自らをコアにして帰還したマークフィアーが所属している。 戦闘中に島では芹が同化により消滅の危機に瀕するが、ミョルニアの行動により生還する。 また、防衛中に機体ごとマークニヒトに閉じ込められた一騎が復帰し、操に訴えたことで操もミールの支配から脱して作戦は成功、戦闘も終結する。 直後に人類軍による核攻撃が行われたが、操を初めとするボレアリオス群フェストゥム達が核を止め、同時に美羽と対話を行ったミールは竜宮島の物と同じく大気となる。 ほぼ同じタイミングでコアが成長期を乗り越えて竜宮島のシールドも復旧、双方の全滅を回避してボレアリオスは去って行った。 コアが成長期を乗り越えた事で島民達の放射能汚染の症状も回復し、総士も帰還する。 投入されたファフナーはマークザイン、マークジーベン、マークドライツェン、マークフィアー、マークドライ、マークアハト、マークフュンフ、ゼロファフナーの計8機。 パイロット不在のマークツヴォルフは不参加。 第三次蒼穹作戦(『EXODUS』にて実行) ウォーカー群フェストゥムが竜宮島侵食作戦を本格化、彦島が乗っ取られ、瀬戸内海ミールの機能減退に至ったことにより計画された作戦。 ウォーカー群殲滅による竜宮島奪還を目的としており、エインヘリアル・モデルへと改修された竜宮島内ファフナー投入により行われる。 海水化したミールを彗のアマテラスがSDPで引き寄せ、アルヴィスの基幹エネルギーを供給された里奈のマークノインがこれを破壊する流れとなっている。 作戦開始序盤で引き寄せられたミールの一部を破壊するも、ウォーカーがアマテラスに同化を図ることで危機に陥ってしまうが、甲洋がマークフィアーを再構成して戦線復帰したことで形勢が逆転、群れの撃破に成功し島の奪還に成功する。 ウォーカーを取り逃がしたものの、群を構成できないほどに弱体化させ、派遣部隊との合流までの時間稼ぎにもなった。 戦闘中に美三香が同化現象によって肉体を喪失するが、意志は結晶体に残った状態で以降の戦闘にも参加している。 投入されたファフナーはマークフィアー、マークドライ、マークアハト、マークノイン、マークツヴォルフ、アマテラス、スサノオ、ツクヨミの計8機。 パイロット不在のマークドライツェンは不参加。 第四次蒼穹作戦(『EXODUS』にて実行) 第三アルヴィスへと移設されたアショーカの再生、およびそれを用いたアルタイルとの交信のため、ベイグラントに掌握された人類軍とフェストゥム群を相手にした、第三アルヴィス防衛兼ベイグラント排除作戦。 搭乗者2名のSDPを相乗できるよう改良されたゼロファフナーの特性を生かし、里奈が増幅した彗の「引き寄せ」によって、大気圏外のベイグラントを地上へ墜落させ撃破することを目的とする。 史彦の方針により、子供達ファフナー部隊はフェストゥムの群れの相手に専念、人類軍艦隊は竜宮島が引き受ける形を取っている。 人類軍艦隊は新国連から独立したばかりで統一が不十分だったことから、史彦らアルヴィスが自分たちの持つ情報を開示したことでバラバラとなり、一部の爆撃機が竜宮島を援護する。 バーンズの旗艦も空母ボレアリオスに同化されたことで鎮静化。 ベイグラントは竜宮島ファフナー部隊によってクロウラー群をはじめとした群を抑えられるとともに、ベイグラント自身もゼロファフナーの手で落下しマークニヒトによりコアを破壊され消滅、マークレゾンも一騎の干渉によってジョナサンが正気を取り戻したことで鎮静化し、宇宙へ追放された。 司令官たる史彦すら知らなかった作戦の全貌は、美羽やアショーカといった「力」の成長が十分には至らなかったことから本作戦時点ではアルタイルとの対話は見送り、期が熟すまではアルタイルは美羽を中継した織姫の干渉で一時的に停止させ、島民はプランデルタで脱出させた上で竜宮島はアルタイルとともに海中に沈め封印することであった。 最終的にそれらの作戦は自ら残った澄美、芹をともに封印する形とはなったものの成功、アショーカは美羽を除いたエスペラント、ナレイン、弓子の命を同化したことで安定、新たなコアと転生した総士を残し海神島へと定着するに至った。 投入されたファフナーはマークザイン、マークニヒト、マークジーベン、マークドライツェン、マークフィアー、マークドライ、マークアハト、マークツヴォルフ、ゼロファフナー、スサノオ、ツクヨミ、トローンズ・モデル(サンダルフォン)の計12機と、ジークフリードシステムの最大統括数が初めて投入された。 また、システムの統括数の限界と暉の戦死、里奈と彗のゼロファフナーへの乗り換えでマークノイン、マークツェン、アマテラスは不参加。 第五次蒼穹作戦 『THE BEYOND』にて実行 海神島のコアと結託したエスペラントのマリス・エクセルシアの裏切りによって連れ去られた総士と二人のパイロット候補生を救出し、同時にプロメテウスミールの宇宙への脱出を阻止する作戦。 キャリースラスターでマークザイン、マークツヴァイ改 グリムリーパー 、マークドライツェン クロノス 、マークフィアー アバドン が無人機と共に先行、総士達の救出とマリスの確保を行い同時にプロメテウスミールを排除する。 その間、Lボートからマークジーベン アズライール 、マークノイン イザナミ 、スサノオ、ツクヨミ、アマテラスが退路を確保するべく群れを攪乱する。 しかし、マリスと結託したフェストゥム・セレノア、レガート、フロロ ウォーカー が戦闘に参加し、真矢達はセレノアのクロッシングによる同化で同士討ちを行い、イザナミはフェンリルで自爆した。 更に、マリスに奪われたマークアイン改 スペクター がレガートをパイロットにフロロと共に一騎達を急襲、美羽が先行するがマリス達のロケットを撃つことが出来ずにプロメテウスの脱出を許してしまう。 加えて、一騎が能力の酷使で眠りにつくと同時にフロロが撤退したためにグリムリーパーも奪われてしまう。 脱出時にプロメテウスはマレスペロと名乗り、増大したゴルディアス結晶を赤い月として人類に宣戦布告、自らの群れをベノンと称するようになる。 これまで実行された蒼穹作戦においては初めての失敗となる。 投入されたファフナーはマークザイン、マークジーベン(アズライール)、マークドライツェン(クロノス)、マークフィアー(アバドン)、マークノイン(イザナミ)、スサノオ、ツクヨミ、アマテラス、マークツヴァイ改(グリムリーパー)の計9機。 尚、この作戦でグリムリーパーはスペクターと共にベノンに奪われ、イザナミはフェンリルの自爆で失われる(里奈は自爆直前に彗のSDPで引き寄せられ、同化からも逃れるとともに生還するも、昏睡状態に陥ってしまう)。 本部は南アフリカに置かれている。 現在の最高権力者は事務総長であるアメリカ人のヘスター・ギャロップ。 フェストゥムとミールの完全殲滅を基本総意としており、2118年には瀬戸内海ミールの急速増殖に対抗するため核攻撃を強行、日本国を消滅させるなど、総意遂行のためならば(日本)人の命すら厭わない。 以後も瀬戸内海ミールの毒素を身体に保有する日本人を根絶やしにすることと読心能力でフェストゥムにアーカディアン・プロジェクト由来の技術が知られることを防ぐため、人類軍を使い幾度もアルヴィスと敵対した(竜宮島が偽装鏡面を展開し世界から隠れているのは、フェストゥム以外に人類軍から身を隠すためでもある)。 狩谷由紀恵のように、竜宮島民だったが新国連のスパイとして寝返った者もいる。 一方で、アルヴィスの高度な科学技術がフェストゥムに対し相応に有効であると認めており、ファフナー・ノートゥングモデルの奪取を目論んだり、ミツヒロ・バートランドや日野洋治など竜宮島の重要な技術を知る者が島を出た際には新国連に迎え入れている(本来アルヴィスだけが保有していたファフナーを人類軍が建造出来たのも、このような理由によるもの)。 『EXODUS』の時代(2150年、2151年)にも、交戦規定アルファの発令でフェストゥム殲滅を優先する新国連の姿勢に変化はないが、実際にフェストゥムと戦う人類軍では半世にも及ぶ戦いで多くの人材が喪われ、大将だけで100人いうほど階級が意味を成さなくなるまでに疲弊した実態と竜宮島(D・アイランド)がミールを人類に有益なものに変容させたことが知られ、ナレイン将軍率いるペルセウス中隊のように竜宮島に協力を求める部隊も現れるが、積年の因縁と人類軍全体の動向が不明瞭なために故に正式な同盟は困難な状態。 同時期にヘスターの主導で実行されている人類救済の「トリプルプラン」が既に破綻しているにも拘わらず、方針を変えないばかりか人類に有益なミールを擁する竜宮島とペルセウス中隊を抹殺しようとするなど、ミツヒロの死後はヘスターの独裁政権となり、この独裁に反感を抱くバーンズを中心とした人類軍将校や将兵がヘスターを始め「トリプルプラン」推奨派の官僚と士官達を暗殺して人類軍の指揮権奪還を図っており、既に新国連に人類軍をまとめるだけの力は失われている。 そして壊滅させた第三アルヴィス・海神島から奪ったコアをヘヴンズドア作戦にて入手したミールと同化させることで「プロメテウスの岩戸」として機能させ、世界唯一の宇宙ステーションたるアザゼルD型種・ベイグラントをもって、「トリプルプラン」を隠れ蓑に「第四プラン・赤い靴作戦」による衛星通信の独占及び他フェストゥム群の誘導、そしてそれらによる人類選別計画が明かされた。 やがてプロメテウスがヘスターらの非道により募らせた憎しみによって蜂起、太平洋生存圏を中心とした人類軍は乗っ取られてバーンズを総帥として新国連から独立すると同時に「トリプルプラン」そのものも完全に破綻する。 ベイグラント群フェストゥムと共にコアの「憎しみ」で世界の支配を図る武装集団へと成り果て、竜宮島部隊とアルタイルとの交信権をめぐり大決戦に臨む。 しかし、新国連という大義を失った後のわずかな期間で統制が取れるはずもなく、史彦から全部隊にフェストゥムとの共存に関するデータが送られたことで、作戦そのものが頓挫した。 『THE BEYOND』では引き続き新国連旗下の人類軍とダーウィン基地を本部とするバーンズ率いる独立人類軍に別れてフェストゥムと交戦を継続している。 ペルセウス中隊 [ ] 『EXODUS』においてナレイン・ワイズマン・ボース大将が率いる人類軍南アジア艦隊所属の部隊。 壊滅したハワイで保護したエメリーとの出会いをきっかけにエスペラントの存在およびフェストゥムとの対話と共存による平和をナレインが提唱、その賛同者およびエスペラントの素養を持った軍人達で構成されている。 半世紀近く続く戦いに疲弊する人類軍内部で多くの注目と支持を得ている。 エメリーが持っていたミールの欠片を根付かせ、世界樹となって周辺のフェストゥムと共生するエリア・シュリーナガルを拠点としている。 アルタイルとの対話のために竜宮島と協力関係を結ぶが、エスペラント抹殺を目論む新国連本部の陰謀により基地を失い、ミールの移植と生存者の安全確保のためにダッカ基地への合流を図るも、同行した派遣部隊と市民共々交戦規定アルファの対象となり孤立してしまう。 長い旅路の果てに満身創痍となりながらも、竜宮島とボレアリオスに合流。 隊員の9割が死亡し、ファフナー隊が全滅したことで戦闘能力を喪失し、以後は竜宮島の指揮下に入り共闘する。 『THE BEYOND』でも生き残った隊員達は海神島においてアルヴィスのクルーとして活動している。 ナレインを指揮官とし、主な隊員はジョナサン・ミツヒロ・バートランド、アイシュワリア・フェイン、ビリー・モーガン、ウォルター・バーゲスト。 また、民間人という立場ながらその能力ゆえにエメリーも中心人物となっている。 所属するファフナーは全て群青色で統一されている。 アルゴス小隊 [ ] 『EXODUS』においてダスティン・モーガンが率いるファフナー部隊。 交戦規定アルファの発令に従い、フェストゥムおよび同化された人間や地域への攻撃を主任務とする、いわゆる汚れ役専門の部隊。 しかし、実態は交戦規定アルファを言い訳にヘスターの障害を合法的に抹殺する新国連本部の私兵であり、同化されていない友軍や民間人を抹殺するために基地司令を暗殺して基地を乗っとるという暴挙にも及ぶ。 作中では派遣部隊とペルセウス中隊を抹殺するためにダッカ基地を乗っ取って執拗に追撃するが、竜宮島との合流、ダーウィン基地、第四次蒼穹作戦の戦闘を経て全滅する。 ダスティンを隊長とし、キース・ウォーター、ハインツ・ビットナー、チェスター・ゲインが所属する。 所属するファフナーは全て黒で統一されている。 主な軍事基地 [ ] モルドヴァ基地 1期にて日野洋治とミツヒロ・バートランドがザルヴァートル・モデルの開発を行っていた基地。 地下に存在するためにフェストゥムの読心能力を防ぐことが出来る。 しかし、潜入していたイドゥンの手引きによりフェストゥムの襲来を受け、マークザインの暴走に巻き込まれる形で崩壊する。 ハワイ生存圏ポリアフ基地 『EXODUS』冒頭でナレイン・ワイズマン・ボース大将が指揮していた太平洋圏最大の輸送基地であり、太平洋生存圏の食料自給率を支える重要拠点である。 ロードランナーの襲来を受け、最終的には交戦規定アルファによる核攻撃で壊滅した。 エリア・シュリーナガル・アグラ基地 ペルセウス中隊設立後のナレインが管轄し、世界樹が存在するペルセウス中隊の本部。 世界樹の力によって、このエリア内に限り人類軍は本来ならフェストゥムを呼び寄せるために規制される広域の電波通信を使える。 竜宮島の派遣部隊がやってきた日の夜、新国連がペルセウス中隊に潜入させていたパペットMB7型=ジョナサン・ミツヒロ・バートランドを中継して誘導されたロードランナー群の襲撃に遭い住民の半数近くが死亡、ダッカ基地への避難と世界樹移設のために放棄された。 ダッカ基地 シュリーナガルから約2500kmにある海洋基地であり、南アジア艦隊の旗艦拠点。 ナレインを支持する司令官のカマル・デクスターは救援を派遣する気でいたが、ダスティンに暗殺される。 その後、アルゴス小隊に乗っ取られて派遣部隊とペルセウス中隊を抹殺すべく追撃部隊が組織される。 ダーウィン基地 世界で唯一衛星通信が行える南太平洋生存圏の基地。 ヘスターが本部とは別にここを活動拠点としている軍事都市でもあり、マークレゾンの開発及びプロメテウスの岩戸によるフェストゥムの誘導を行っている。 クローラーの襲来に際して交戦規定アルファを発令し、都市全域を焼き払おうとするが真矢の脅迫とジョナサンのマークレゾンによってクローラーが消滅したことで壊滅を免れる。 ヘスターの基地放棄後は太平洋生存圏を掌握し、バーンズ率いる独立人類軍の拠点になる。 ファフナー [ ] 人類がフェストゥムに対抗するために専用開発した「思考制御・体感操縦式」有人兵器。 名称は竜を意味するファフニールから。 フェストゥムの持つ読心能力を防ぐことができるのが最大の特徴。 詳細は「」を参照 ミール [ ] フェストゥムの脳であり中枢ともいえる、情報を高密度に集積した光子結晶体。 全宇宙に無数に存在し、本来は知識を記憶し続けるだけの存在であるが、極稀に吸収した情報に反応して、生態系に多大な影響を及ぼすほどの行動を起こす。 その「極稀な行動」が地球で起こったことが地球人類にとっては悲劇の始まりとなった。 1期では 北極ミールと 瀬戸内海ミールの2つが登場。 劇場版とEXODUSでは破壊された北極ミールの欠片が独自の成長をした派生型や外宇宙から襲来するミールも登場。 破壊されてもその小さな欠片が独立した存在として残り続け、独自の成長をしていくが基本的には破壊前に集積された情報に則った行動を取り、フェストゥムを統括していく。 公式の裏設定では、既に太古の時代から別系統のミール( 超古代ミール)が地球に飛来しており、人類がからへ進化するのに影響を与えたとされている。 フェストゥムが現人類の思考を読めるのはその名残りとされている。 北極ミール 西暦2114年に北極へと飛来し、地球上ほぼ全域のフェストゥムを生み出し統括することで「 全地球生命体の同化」を為そうとするミール。 西暦2113年に宇宙から「あなたはそこにいますか?」と問いかけ、地球人類が電波信号によってそれに解答した結果地球に飛来、断続的にフェストゥムを誕生させ侵略に乗り出した。 各地に質問者(スフィンクス型)を派遣して、あらゆる情報の収集解析・学習し、それに応じて進化させた新しい型(タイプ)を送り出す。 最終的に、人類軍中枢にマスター型(イドゥン、当初はミョルニアもその分岐の一つだった)をスパイとして潜り込ませるまでになる。 同時に竜宮島を定期的に攻撃しつつ、ファフナーを解析。 要であるジークフリード・システムの存在に気付くと、イドゥンに略奪させて、人類からの総攻撃に対する切り札として利用しようとした。 側には、北極ミールの分身達(小ミール)の存在が示唆され、人類軍のヘヴンズドア作戦はそのネットワークを叩く作戦であった。 蒼穹作戦にてジークフリード・システムを奪い返された際に本格的に動き出し、大気圏外から襲来するフェストゥムとともに地球全体を覆おうとしたが、マークジーベンの狙撃(ドラゴントゥースをマークザインの同化により強化したもの)を受けて砕け散った。 北極にいた多くのフェストゥムは力を失って落ちていったが、ミールがその死をもってフェストゥムに「個体であること」を与えたため、イドゥンだけはなおもアルヴィスの部隊を同化すべく襲いかかってきた。 北極で砕かれてからは世界中に飛び散った欠片が世界樹やボレアリオスのように個々の手段で人類との共存を目指すもの、アザゼル型を始めとする人類への憎しみを抱く群の構成など独自の発展を遂げていく。 『EXODUS』ではキーパーソンのエメリー・アーモンドの弟が偶然北極ミールの欠片を手に入れ、彼女は弟を通してミールと交信する方法を教わる。 弟がミールに同化されてからは彼女の手に渡り、エリア・シュリーナガルで成長、エリア全体を統括するミールへと変貌している(世界樹アショーカの記述も参照)。 人類軍の本部では「 ポラリス」と呼ばれている。 瀬戸内海ミール 西暦2085年に日本で人類史上最初に発見され、妊娠を妨げる遺伝子障害を発生させることで「 日本中の全生命体から受胎能力を喪失」させたミール。 瀬戸内海海底の巨大なクレーター跡から発見され、人類はこれを研究することによって超古代ミールの存在と、人類進化にミールが大きく関係していることをつきとめた。 その後は3分割された後アルベリヒド機関、日本自衛軍研究機関、国際エネルギー研究公社の3箇所に保管されていたが、フェストゥムによる大量殺戮に呼応して増殖を開始した。 「死」の概念を間違って理解していたことから、日本中の全生命を死から守るために遺伝子障害を発生させて しまい、国内の日本人は全て生殖能力を失うこととなった。 汚染拡大を恐れた新国連の攻撃によって日本列島が消滅して以降は、3つの欠片が3つ作られたアルヴィスに託され、現在の竜宮島製ファフナーおよびコアにこのミールの欠片が使用されている。 竜宮島のミール 竜宮島のコアとして使用されている瀬戸内海ミールの欠片は、本編では結晶体から大気(バイオ・スフィア)へと組成を変えており、島の空気に溶け込んで存在している。 公式によれば、これは乙姫がまだ胎児の状態であった頃、ミールの欠片が北極ミールと呼応して研究中に暴走、身ごもっていた皆城鞘 を取り込み同化、生命を宿した母体であった鞘と同化した結果「誕生」を理解し、無機物から有機物への激変を成し遂げた結果による。 なお、鞘との同化時に彼女の胎内にいた乙姫は、フェストゥムと融合した状態で救出されたことで大気となったミールの欠片と意思疎通をする能力を獲得、これによりブリュンヒルデ・システムが成立し、ミールによる島の環境制御・防衛システムが制御可能になっている。 乙姫はこの事実に関して「真壁紅音が北極のミールに命を与えたように、私のお母さんは私達のミールに命を与えた」と史彦に語っている。 また、大気になる前にさらに分割されたミールの欠片が大量に保管され、ファフナーのコアとして運用されている。 これにより竜宮島のファフナーは人類軍のものとは比較にならない高性能機として実現している。 本編の後半で中途半端に「死」を理解してしまったため、それに則って島の環境ごと自壊自滅しようとするが、乙姫と完全に融合一体化を果たすことで「生命の生死循環」を理解する。 その結果、弓子は道生との間に娘をもうけることとなり、誕生した美羽は世界最高のエスペラントとして生を受けた。 『EXODUS』ではエメリーの接触を通してウルドの泉で大量のコアとゴルディアス結晶を発生させる。 さらに新世代パイロットたちに「SDP」と呼称される異能の力を発現させ、同時に部分的同化と肉体の変質を引き起こす。 これはまだミールが成長過程であり、人間という生き物を完全に理解するに至っていないためと思われる。 皆城織姫に言わせると、これはパイロット達の生命を守る「祝福」であるという。 ゴルディアス結晶出現後は、それに蓄積された島民達の命と記憶を介して子供達にクロッシングを行って対話をするまでに発展し、特にカノンと暉が消滅する際には一騎と里奈にクロッシングで別れを告げ、さらに自らその道を選んだ一騎を生と死を超えた新たな存在として覚醒させた。 そして第四次蒼穹作戦では到来したアルタイルを、その力で美羽を介した織姫の交渉を通して竜宮島内に封印した。 なお、クロッシングの際に現れる人間は一騎、剣司、里奈、彗の例から、その者にとって最も大きな存在となっている。 特にカノンはその能力と意志の強さから頻繁に子供達の前に現れている。 一騎、剣司、彗の場合はカノン以外にそれぞれ翔子、衛、早苗が、里奈の場合は暉と広登が現れている。 しかし、人類軍が滅ぼしたかつての島民や、パペットに宿す形で発生・消滅を繰り返した人格達の「死」をもって、ベイグラントに発生させたゴルディアス結晶に「憎しみ」の感情を蓄積してしまい、その器となり得るジョナサン・ミツヒロ・バートランドが人類軍に回収されたことを機に反旗を翻す行動を開始する。 人類軍を掌握して竜宮島とアショーカを制圧しアルタイルを手に入れようとしたが、マークニヒトによって「痛み」を教えられるとともにベイグラントが倒されたことで力を喪失、最後はマークレゾンとマークザインを取り込もうとしたが、ザインはマークフィアー、マークドライツェンの干渉により帰還に成功した。 しかし、コアであるプロメテウスは生き延びており、姿を隠していた。 二年後の『THE BEYOND』で実行された第五次蒼穹作戦では竜宮島のファフナー隊とバーンズの独立人類軍の追撃を振り切って宇宙へ脱出、ベイグラントのゴルディアス結晶と合流して巨大な赤い月を作り、以後プロメテウスはマレスペロを名乗り、自身の群れをベノンと称するようになる。 ボレアリオスのミール 劇場版で登場。 蒼穹作戦で破壊された北極ミールの欠片が成長した一つ。 人類軍の空母ボレアリオスを艦ごと同化し、生命の循環を理解しようとしていたが、新国連の攻撃により痛みと憎悪に呑まれてしまう。 なおこの群はミョルニアを保護・軟禁し、ミョルニアの器たる紅音が有していた人類の戦術を提供されたことで、エウロス型など人類の戦術を学習・模倣した戦力を有することが特徴。 劇場版では竜宮島に彼らなりの「和平」を求めたことが戦いの発端となる。 第二次蒼穹作戦を経て美羽との対話により生命の循環を学び、竜宮島のミールと同じく艦の周囲を取り巻く大気となり、人類との共存を望む群となって去っていった。 『EXODUS』では艦の周囲をアザゼル型フローターに偽装していたが、人類軍の干渉によりアルゴス小隊およびアビエイター群の襲撃を受けた美羽とエメリーの呼びかけを受け、「美羽を同化する」という交換条件のもと彼らの救援へと駆けつける。 以後は竜宮島とペルセウス中隊の友軍として活躍し、第四次蒼穹作戦においてはバーンズの艦に取り付き同化することで、人類軍艦隊無力化に一役買った。 『THE BEYOND』では独立した状態で海神島に停泊し、エウロス型やファフナー部隊と共に作戦行動に出ている。 インド・に存在し、周辺地域(エリア・シュリーナガル)のフェストゥムと共生関係を築いている。 このミールを通じて世界最高のエスペラント・日野美羽をアルタイルと対話させ、瀬戸内海ミールのように人類に有益な存在に変容させようと考えたナレインは、危険を冒して竜宮島へと向かう。 以前から美羽とクロッシングによる「おはなし」で交流のあったエメリーを同行させて、美羽と出会わせ自分たちに敵意が無いことを示した上で、竜宮島の協力を得ることに成功した。 島外派遣によりエリア・シュリーナガルに来た美羽は、世界樹を通してアルタイルと接触するが、対話をするには肉体と能力が幼すぎたため、美羽自身の願いを受けて肉体年齢を急速に成長させて対応しようとした(直後に弓子が気付いたので、おおむね10歳前後程度の身体成長で停止した。 後に、これ以上の(肉体)成長は命にかかわると理解したようだと「弓子」が語っている)。 さらに、美羽を守るために宿泊先の崩落で死亡した弓子を一時的に蘇生している。 この事例のように、他のミール同様まだヒトや生命の循環を完全に理解していないが、基本的に人類の意思を拒否・敵対する様子はなく、過去にエメリーも弟の意志を汲み取ったミールの力によって生き長らえている。 幾多の妨害に遭いながらも第三アルヴィス=海神島への移植に成功するも、ベイグラントの干渉で弱体化してしまったため、美羽を除くエスペラント、弓子、ナレインの命を同化することで再生、新たなコアを生み出し海神島に定着した。 『THE BEYOND』ではシュリーナガルの時と同じ状態まで再生を果たし、第五次蒼穹作戦の時点で既にコアはエメリーが転生したルヴィ・カーマとしてマレスペロの陰謀を告げるなど、いくつかの未来を予見している。 また、側にはかつて沈静化したマークニヒトの石棺が建設されている。 アルタイル 『EXODUS』から登場した、外宇宙より地球へ接近しつつあるミール。 この名称はナレインらが用いている。 ナレインらは交信を試みているが、ベイグラントによって交信が阻まれてしまっている。 ナレインはアルタイルをアザゼル型が迎え人類の敵となる前に、世界樹アショーカを通してアルタイルと対話を行い、人類との共存が出来るようにするために美羽の協力を求めた。 シュリーナガル壊滅時点では約半年後に到来が予想されており、それ以前に新国連も「ゴールデン・レコード」の他、電波や光を用いて友愛のメッセージを送っていたが、エスペラントやミールの研究が竜宮島と比較して大きく遅れている新国連ではその意志が伝わることはなく、新たなる脅威の到来と判断される。 最終的に、交渉のキーとなる美羽やアショーカの成長が不十分なうちに地球に飛来する結果に至ったため、第四次蒼穹作戦の末、織姫の判断により竜宮島の中に封印され、機が熟すまで島とともに海中に没することとなった。 フェストゥムの森 「シャッター作戦」により作られたフェストゥムの密集地の一つに存在する。 敵意を持たないミールの欠片が流れ着き、森の形に成長したもの。 樹1本の長さは世界樹には及ばないが、それでもファフナーより遙かに巨大である。 地球上に実際に存在する森に近い形で群れを構成し、人類に敵意は無いが、下手に触れれば同化される恐れはある。 派遣部隊とペルセウス中隊はエスペラントの力でここのミールと対話を行い、エネルギーの確保に成功した。 また、エネルギー確保の際にはミールが花を咲かせるかのようにコアを提供した。 他の生物と同化、もしくは消滅を目的に行動する。 様々な種類があるが、フェストゥムという存在は全体で一つである。 各々のコア(ペルソナ)を通し、ミールから送られてくる情報と意志を全体で共有するため、基本的に固有の意志を持たず、個体という概念自体がない。 各個体は、単にミールという「脳」からの命令を具現化する「手足」に過ぎず、コア部分を完全に破壊しなければ倒せない。 読心能力によって相手の思考を読むことができ、人類の戦術はことごとく読まれてしまうため、対等に渡りあうためにはファフナーに搭乗して読心能力を防ぎながら戦うことが求められる。 当初は海中では活動不可能とされていたが、後に進化して活動可能となる。 フェストゥムが有する同化やワームスフィアー(歪曲回転体 と呼ばれる黒い球体で、これに触れた物質はゼロ次元へ向かって捩じ切られる。 倒された場合でも発生する)等の能力を総称して SDP(超次元現象:Super Dimensional Phenomenon)と呼ぶ。 フェストゥムとは「祝祭」を意味する。 通常兵器で撃破できないわけではないのだが、あまりに数が多すぎるために基本的にファフナーでなければ対抗しきれない。 『EXODUS』では通信を経由して相手の精神に入り込み同化するようになり、更にファフナーの構造を理解して対ファフナーに特化した個体も出現する。 広域通信を利用すればフェストゥムを呼び寄せてしまうことになるので、人類軍では迂闊に使用することが出来ない。 第二次脱出行ではナレインがアルゴス小隊の追撃を振り切るためにこの特性を逆手に取った。 当初は北極ミールを中心に活動していたが、北極ミールが消滅時にフェストゥムに個体であることを与えたのをきっかけにフェストゥムが個体活動を開始する。 砕かれたミールも同様に分裂し、破壊前同様に憎しみを元に人類を滅ぼそうとする群れや憎しみ以外の分岐を求め、人のいない土地で群れを形成して沈静化する、生命の循環を学ぶなど多種多様に及ぶが、人類軍にとってはどの群れも同じ存在として殲滅対象となっている。 『THE BEYOND』では『EXODUS』までは有効であった核兵器による攻撃さえ防ぐ個体やフィールドの形成を可能とする群れまでも出現している。 種類 [ ] スフィンクス型 声 - 第1話で初めて竜宮島に襲来したタイプのフェストゥム。 劇中においては比較的登場頻度が高い。 「あなたはそこにいますか? 」と質問を投げ掛け、「YES」と答えた者には同化を試みるが、「NO」と答えた者には攻撃を加える。 主にワームスフィアーや触手を用いた攻撃を行う。 この形態はA型種と呼ばれる。 『RoL』終盤ではウーシア型の情報によって海水に適応したこの種が生まれた。 劇場版ではボレアリオスミールに所属するA型種がスカラベR型種の反射攻撃と表情による意思表示を行う。 スフィンクスB型種 『EXODUS』に登場した。 他のスフィンクス型とは違って屈強な四肢を持つ。 ワームウェッジを連射したり、プレアデス型(親)の光学迷彩、本体と同じ能力を持つコアを持たない分身を生み出すなどの多彩な能力を持つ。 第7話ではウォーカーによって交戦したノートゥング・モデルの弱点を突ける特化型に変化している。 スフィンクスC型種 A型種より大型で、巡航形態になることにより高速での戦闘が可能。 宇宙空間での活動が確認されている。 スフィンクスD型種 C型種同様大型で、長い頭部と腕部が特徴である。 ワームスフィアーの長距離攻撃が可能だが、近距離攻撃に弱い。 『EXODUS』ではスカラベR型種と連携し、数層のヴェルシールドを貫通するワームスフィアーを放てるようになった。 スフィンクスE型種 劇場版で登場。 C型種と同じ外見だが、背部に無軌道爆弾のような物を搭載しており爆撃を行う。 アルヘノテルス型 第8話などでグレンデル型と共に登場したフェストゥム。 また、グレンデル型と同化することで受けたダメージを回復する場面もみられた。 グレンデル型 小型で3足歩行するフェストゥムでかなり個体数が多い。 小型な分、機動性に優れており、建造物内に侵入するといった行動もとれる。 反面、戦闘能力自体は低く(溝口恭介のライフルを受けて倒されたりしている)、あくまでも質より量で勝負するタイプ。 『EXODUS』でも登場し、体長数ミリの超小型の個体が24体のアルヘノテルス型から生み出され、島の上空から投下された。 他にもシャッター作戦で作られた密集地に存在するフェストゥムの森に確認されている。 『THE BEYOND』ではマレスペロが統率する群れに人間の姿を模倣した個体が多数存在し、偽竜宮島で島民として生活していた。 プレアデス型(親) 第16話で小型のプレアデス型を引き連れて、竜宮島を襲撃したフェストゥム。 それまでのフェストゥムに比べて高い戦闘能力を有し、人類軍の占領により島の戦備が整っていないことも重なって、アルヴィスの防衛機構や人類軍のファフナー、さらにはフォーメーションを組んだ咲良・剣司・衛達のファフナーすら一蹴する。 しかし島に帰還した一騎の駆るマークザインには太刀打ちできず、同化能力によって強化されたルガーランスで粉砕される。 『EXODUS』では主にクローラー群の個体として登場。 目から光線を放つ他、プレアデス型(子)を生み出し、攻撃に利用する。 公式サイトには「アヌビス型」と記載されたが、その後に出た資料ではすべて「プレアデス型」と書かれている。 プレアデス型(子) 小型でプレアデス型(親)から大量に生み出されるフェストゥム。 目標に取り付き、自爆(同化? )することでダメージを与える。 単体での破壊力は戦車を破壊する程度だが、密集することで飛躍的に破壊力が増す。 この方法を用いて第16話に人類軍に占拠されていたアルヴィスの第1CDCを壊滅に追い込んだものの、得意の自爆もマークザインには無力であり、逆に同化されてしまった。 PSP版ゲーム「蒼穹のファフナー」では「アルキオネ型」と命名されている。 スレイブ型 同化能力を自ら無くしたフェストゥム。 通常のフェストゥムから餌として同化標的にされやすい。 春日井 甲洋(かすがい こうよう) 同化を否定し本来の意思を取り戻した甲洋。 通常は甲洋の姿をしているが、後に戦闘時にはミョルニアと同じ能力(スフィンクス型形態)を持てるほどにまで進化する。 戦闘時の体色は青。 劇中ではミョルニアと共に一騎たちが不在の竜宮島を守り、最終話では、イドゥンのワームスフィアーに取り込まれた一騎と総士を救出している。 コアギュラ型 攻撃をせずに、ただひたすら同化のみを迫るフェストゥム。 明確な敵意を持たないせいか、ソロモンでも敵性と判断されず、発見されにくい厄介なタイプ。 甲洋が同化され、あやうく咲良も取り込まれそうになった。 別名「スフィンクスの卵」。 コア型はコアギュラ型から分岐した存在。 コア型 皆城乙姫のような人類とフェストゥムの融合独立個体。 世界に少数しか存在せず、劇中では3つのアルヴィスに由来する瀬戸内海ミール系譜の個体、およびそれを模倣したボレアリオス群ミール系譜の個体が登場している。 金髪の少年。 島民と共存していたが、人類軍の攻撃でアトランティスが壊滅し、彼も強奪された上にベイグラントのミールと同化させられ、プロメテウスの岩戸に軟禁され新国連の手足とされていた。 アルタイルを手に入れ「憎しみ」で世界をとるという野望のもと、マークレゾンと人類軍を新国連から奪い行動を開始する。 来主 操(くるす みさお) 声 - 美羽との対話と操の説得によって「生命の循環」を学んだボレアリオス群ミールが、操を自身のコア型フェストゥムとして転生させた存在。 『HAE』の時点では胎児状態ながらも、総士を経由して一騎と接触し彼の視力を回復させた。 『EXODUS』にて転生前の状態まで成長し、竜宮島の協力者として群とともに共闘を行う。 ルヴィ・カーマ 声 - アショーカがエスペラント、弓子、ナレインの命を同化したことで再生し、海神島へ根付いたことにより発生したコア。 花のようなポッドの中で胎児状となって眠り続けている。 『THE BEYOND』では二年後の時点で既に目覚めている。 アショーカのミールを持っていたエメリーと同じ容姿をしており、未来を予見する能力を持つ。 スカラベ型 キノコ・クラゲのような外見のフェストゥム。 周囲の物体を同化し、ひたすらに巨大化していく性質がある。 作中では完熟形態のR型種と成熟前の個体が出てくる。 R型種と成熟前の個体の見分け方は、中心部が顔か目であること(R型種は顔、通常の個体は目である)。 スカラベR型種 作中で登場したスカラベ型の完熟形態であり、極めて個体数の少ないフェストゥム(1期で人類軍が把握しているは3体のみ)。 「人間の痛み」を理解し自主的には同化も攻撃もしないが、攻撃を仕掛けてきた相手に対してはカウンターとも取れる方法で反撃する(攻撃したエネルギーを認識して反射し、そのエネルギーで機体をねじる)。 ジークフリード・システムを理解したのか、データ上に於いてファフナーにダメージを認識させない非常に厄介な戦法を取った。 そのため、機体とパイロットへのみダメージがあり、ペインブロックが機能しない。 さらには攻撃の回避が大変困難となっている。 『EXODUS』では個体数も増加し、ウォーカーに属する個体はヴェルシールドを軽減させる特殊な力場を形成、蒼穹作戦でマークザインとマークジーベンが見せた同化射撃をスフィンクスD型種と同化することで再現している。 スカラベJ型種 劇場版に登場したスカラベ型の亜種。 従来のスカラベ型と共通の戦法をとるが、枯葉剤を思わせるような毒素を散布する能力を持つ。 この種が発生させるワームスフィアーは通常とは異なる緑色であり、改良されたファフナーの装甲を完全に消滅させるところから威力も桁違いに高い。 リヴァイアサン型 人類軍の最終作戦 ヘヴンズドア( 蒼穹作戦)で登場したフェストゥム。 水中での行動が可能で、水中戦に特化した形状をしている。 花弁状に大きく開いた口で対象を取り込み同化する。 『EXODUS』ではウォーカーの影響下にある全長60kmに及ぶ巨大な個体が出現、竜宮島を丸ごと飲み込むために生み出された。 アケロス型 『EXODUS』にて登場。 腕を持つ魚型の固体でリヴァイアサン型と共に侵攻しシュリーナガルミールを防衛する艦艇に対して特攻をし艦艇を壊滅させた。 マスター型 他のフェストゥムを指揮する立場にある上級フェストゥム。 普段は同化した人間の姿をしており、他のフェストゥムとはあらゆる意味で一線を画す。 劇中ではイドゥンとミョルニアが確認されている。 戦闘時にはスフィンクス型形態に変化する。 イドゥン 声 - 第二アルヴィスのコアと同化したことで、栗毛の青年の姿をとるようになった。 共存を望んだミョルニアとは逆に人類と相容れることはないと考えており、さらにマークニヒトと由紀恵を同化した時の経緯で「憎しみ」の感情を覚えたために人類との全面戦争を望む。 モルドバ基地への襲撃時にはスフィンクス型と良く似た姿に変身している。 しかし、従来のスフィンクス型と比べるとサイズや形状が異なり、大小4本の腕と顔がある(ただし、口と目の場所は異なる)。 主にワームスフィアーと口から出る触手で攻撃する。 23話で竜宮島を襲撃し、カノンと真矢を一蹴、道夫をも破った上、ジークフリード・システムを総士もろとも奪っていった。 蒼穹作戦時には、ジークフリード・システム内の総士に対して、人類軍とアルヴィスのファフナー部隊に対する作戦の立案を要求した。 総士が授けた作戦は、作戦としては誤りではなかったが、イドゥンには当初その作戦の意味するところが理解できず、剣司の攻撃を受けたときに初めてその意味を理解した。 これが最後までイドゥンを苦しめることになる。 ミョルニア 声 - 豊口めぐみ 真壁紅音を同化したフェストゥム。 人物像はの項を参照。 戦闘時には、女性のような赤い巨体に変化する(フェストゥムは通常、金色)。 竜宮島上空で新種のスフィンクス型と交戦し、圧倒的な戦闘力を見せて一騎たちを驚かせた。 真壁紅音を同化したことが原因で自我に目覚めているらしく、フェストゥムの一人称である「我々」と明確に区別して、自分を「私」と呼ぶことが多い。 紅音や日野、乙姫との接触を通じて、従来フェストゥムにはなかった「発展」「情報」といった概念を理解したようである。 自分はフェストゥムであって真壁紅音ではないと称しているが、史彦に対して一騎を育てたことへの礼を言うなど、紅音の人格を持っている様子も見受けられる。 『HAE』ではボレアリオス群に捕らえられ、紅音が持っていた戦術知識を提供する役割を強制されていた。 第二次蒼穹作戦にてマークアハトが空母ボレアリオス内部に侵入したことで脱出、竜宮島コア(後の織姫)をボレアリオスミールの侵蝕から守りきって消滅した。 真壁 一騎 声 - 石井真 『EXODUS』終盤にてアビエイターと相打ちとなる形で昏睡状態に陥った一騎を、竜宮島のミールがゴルディアス結晶の力によって、「存在」と「痛み」を調和させる存在の役割を与えた上でフェストゥム化した存在。 生命限界はなくなり、竜宮島ミールによる「世界の祝福」を果たす代表として戦線に復帰する。 ウーシア型 『RoL』から登場した大型フェストゥム。 『RoL』ではスフィンクス型と認識されていたが、A型種の発生以降はウーシア型へと分類された。 この種の情報からスフィンクスA型種などの海中に適応する種が生まれた。 指揮官機としての役割を持ち、ワームスフィアからシーモータル型を生み出す能力を持つ。 水中適応能力の有無は不明であるが、『EXODUS』では海中に没したアマテラスを追撃しなかったことから見て、獲得していない可能性が高い。 シーモータル型 戦闘機を模倣した小型フェストゥム。 グレンデル型と同じく質より量で戦うタイプである。 シーモータルA型種 『RoL』から登場。 航空機に触手が生えた姿をしており、刺した相手を同化する。 シーモータルB型種 『EXODUS』から登場。 航空機に目や指が付いた姿をしており、取り付いた相手を同化する他、楔形のワームウェッジを放つ。 アビエイターに属する個体はノートゥングモデル並みの大きさで、前面だけだがファフナーの火器を無効化できるバリアを発生させられる。 エウロス型 ヘヴンズドア後、ボレアリオス群ミールが人類の戦い方を学習した結果発生した。 赤い体色で他の型に比べて遥かに好戦的。 自らの肉体の一部を変形させ、人類の兵器を模倣した格闘術・武器を使用し、攻撃をするのが特徴。 さらにミールの干渉によって、戦闘に無関係の個体を含めた他の型をこれに変化させてしまう。 人間の軍隊さながらの行動を取っており、ミールはこの能力を利用して竜宮島を攻撃するための戦力を整えた。 従来のフェストゥムに比べ、高い戦闘力と同化能力を持っている。 ただし、戦術まで人類のそれを模したため、逆に対処され易いという欠点も同時に抱えることになった。 劇場版に登場。 『EXODUS』では美羽とエメリーの対話に答え、派遣部隊とペルセウス中隊への援軍として駆けつけた。 人類軍とアザゼル型を相手に応戦し、竜宮島とペルセウス中隊を援護した。 アザゼル型 『EXODUS』に登場する指揮官的存在。 北極海ミールの欠片のうち独自の成長を遂げた一部が、自らそのものをフェストゥムへと変異させた超大型の個体。 新国連によって世界中で6体が確認(新国連管轄下であるベイグラントのみ、観測データに表示されていない)されており、それぞれにレジストコードが付加されている。 ザルヴァートルモデルでも苦戦するほどの戦闘力と、非常に高い学習能力を誇る。 派生下のミールが欠片ごとに独自の成長を遂げているため、それぞれが異なる行動原理のもと独立した群れを指揮して行動している。 そのため個体によっては共食いをするほどに仲が悪いケースもある。 全個体が該当するかは不明であるが、ナレインは彼らが人類に敵意を持ち、地球に接近しているアルタイルとの接触妨害を図っていると分析している。 アザゼルA型種 ウォーカー 人型の個体。 下半身が海中に没している状態でも、ノートゥング・モデルとは比べ物にならないほどの巨体を誇る。 なお、同個体を含めたフェストゥム群を指揮するミールは、約15万トンの海水へと有機的変異を遂げており、ウォーカーのコア自体も海水化している。 エメリーを追って竜宮島に接近、その後海水状態で島に追行し、一定期間ごとに配下のフェストゥムを送り込み、そのたびに島の戦闘能力を学習し自群にフィードバックするという行動をとっている。 人類への軽蔑心はアビエイター同様強く、SDPに伴う同化現象に怯えるパイロット達を嗤うほか、同化現象を恐れず戦うパイロット達には逆上するといった挙動を見せている。 竜宮島に正体を看破されるも再度襲来、自身をも上回る超大型のリヴァイアサン型や、ヴェルシールドを覆い尽くすほど膨大な数の超小型グレンデル型を用いた物量作戦をもって、1か月近い期間をかけて島をじわじわと侵食する作戦を展開し島民を追い詰めていくが、第三次蒼穹作戦において復活したマークフィアー、アマテラス、マークノインの共同戦術によってミールに多大な損害を負う。 かろうじて撤退は成功し、竜宮島とペルセウス中隊の合流時にも襲撃を図ったが、群れを作り出すこともできないほど弱体化していたことから、スサノオとボレアリオスミール群のエウロス型に阻止され再び撤退、新国連ダーウィン基地壊滅後に佇んでいたところをベイグラント単体の力で同化された。 その後はベイグラントの尖兵とされ、第三アルヴィスを訪れた竜宮島とナレインの前に新たな群れを率いて対峙、ベイグラントのバックアップを受けながらゼロファフナーと応戦するが、同じくゼロファフナーとアマテラスのコンビネーションの前についにコアを破壊され消滅した。 その後もウォーカーの最適化した「島殺し」の作戦はベイグラントに引き継がれ、第四時蒼穹作戦にて第三アルヴィス制圧に用いられたが、マークザイン・ニヒトの参戦によってあっけなく攻略された。 コアの欠片から新たなる個体が作られ、第四次蒼穹作戦から5年後に個体名「フロロ」(声:中西環)という名で活動が確認されていたが、マークツェン改にコアを破壊され消滅した。 アザゼルB型種 ロードランナー 半人半馬型の個体。 核を受けても表皮が焼ける程度というヴェルシールド級の個体防壁と、巨体に見合わぬ機動力を併せ持つ。 戦闘時には全身から超高出力の火炎を発生させ、天変地異級のバトルフィールドを展開する。 世界樹アショーカへと派生したミールの欠片を付け狙い、主に人類軍の前に登場しナレイン部隊と対峙。 ベイグラントに誘導される形で群を率いてシュリーナガルに到来、ナレイン達をあと一歩まで追い詰めるも、現れたマークザイン、マークニヒトの2体を前に群を叩かれ形勢逆転、圧倒的なパワーで2体を圧倒するがコンビネーションの前に敗北し撤退。 コアであるミールの欠片だけは逃走に成功したが、最期は体を再構成する前に好機とばかりに現れたアビエイターに同化された。 アザゼルC型種 アビエイター 2足歩行ロボット型の個体。 眼がついた巨大な腹部、先端に尾びれのついた長い尾が伸びる貝殻状の背負い物が特徴。 頭部周辺はファフナーと類似した外見を持ち、基本的にスフィンクス型と同じく無貌だが、嘲笑する際には鋭利な牙を見せている。 人間への軽蔑心が強く、自爆特攻を図ったファフナーをエメリーへの見世物にしたり、一騎の前で人類同士の戦いを嘲笑ったりしている。 戦闘時にはワームを雲状に固めることにより、天候を操作し大嵐級のバトルフィールドを展開する。 マークニヒト同様の紫色の落雷も使用可能で、背面から突き出した角を用いることでマークザインのルガーランスのビームを凌駕する威力の光球を放てる。 また同化したロードランナーの火炎攻撃も使用可能。 マークザイン、マークニヒトから撤退したロードランナーを捕食・同化した後、ロードランナー同様にベイグラントの通信によって誘導され、ペルセウス中隊らの脱出行を幾度となく襲撃する。 ペルセウス中隊と竜宮島の合流時にも同じくベイグラントによって誘導されたアザゼル型たちとともに襲撃するが、マークザインの捨て身の戦法の前に敗北、コアへと還元された末に同化された。 アザゼルD型種 ベイグラント 衛星軌道上に存在する飛行型の個体で、『EXODUS』における敵の根源。 新国連がヘブンズドア作戦によって、入手したミールの欠片をアトランティス(第三アルヴィス)のコアおよび人工衛星と同化させたことによって発生した。 これらの経緯から、新国連の有するアザゼル型フェストゥムであると同時に世界唯一の宇宙ステーションであり、竜宮島同様にコア(アトランティスのコアがそのまま転用されており、新国連本部のプロメテウスの岩戸にて管理されている)とゴルディアス結晶を有するという特異な個体。 ミツヒロ・バートランドの研究成果によって、コアから発生させた分身たるパペットを経由して、新国連の手足として情報交換及び操作されている。 作中では彼らの思惑から、通信により他アザゼル型フェストゥムに情報を与え群を誘導することで、パペット=ジョナサンを利用してペルセウス中隊への襲撃を誘発していた。 しかしコアが、新国連にアトランティス島民を滅ぼされていた経緯を経ていたことに加え、分身たるパペットに人格を発生・リセットさせたことを生と死のサイクルと認識、これらの大量死からゴルディアス結晶が「憎しみ」を学んだ上で成長するという事態を引き起こしており、コアが人類に反旗を翻す。 さらにウォーカーをも単独で同化し、最後の障害たる竜宮島とアショーカを始末すべく最後の敵として対峙する。 第四次蒼穹作戦ではゼロファフナーによる「引き寄せ」SDPに抵抗するも、新国連のミサイル攻撃によって中破、引き寄せによって墜落を余儀なくされた。 それでも地面を這いずりながらアショーカの排除を図るが、ゼロファフナーによって防御フィールドを中和され、マークニヒトによってコアを破壊され消滅した。 アザゼルE型種 フローター 飛行型の個体。 回転する巨大なUFOのような姿をしている。 だが、それは来主操と空母ボレアリオスが擬態していたものであり、遠征部隊と竜宮島との合流ポイントにて正体を現した。 人類軍はアザゼル型の一種として分類・認識していた。 アザゼルF型種 クローラー 節足動物型の個体。 垂れ下がった巨大なと長い4本の関節肢、背中から伸びたスフィンクス型と同形状の翼が特徴。 任意の領域を瞬間凍結し、凍結した対象を同化、もしくはフィールド化しフェストゥム群を発生させる能力を持つ。 またエスペラントに敵意を察知されないほど高い思考防壁能力を持つ。 北極を生息圏としており、竜宮島と合流しようとするペルセウス中隊の前に出現しアビエイター群とともに襲撃、マークニヒトと対峙し追い詰めるが、合流してきたマークフィアーに妨害され、地球上ミールの共倒れを狙う新国連の核攻撃を察知し撤退した。 アトランティスのコアが蜂起したことで、ベイグラントに誘導される形で新国連ダーウィン基地に襲来。 マークニヒトと再び対峙するも、乱入してきたマークレゾンに敗北、群やコアもろともベイグラントに同化された。 第四次蒼穹作戦でウォーカーと同様にベイグラントの尖兵として現れるも、ニヒト・フィアー・ドライツェンの共同戦術によってコアを破壊され消滅した。 デルフィネ型 『EXODUS』から登場。 蛇もしくはミミズに近い姿をしたフェストゥム。 地中を潜航し、飲み込むか尾で貫いた相手を同化する。 ディアブロ型 『EXODUS』から登場。 エウロス型と同じく非常に好戦的な人型フェストゥム。 ロードランナー群およびベイグラント群の個体が登場。 ファフナーと同サイズのA型種と、小型のJ型種が存在する。 腕の槍を突き立てることでファフナーを短時間で同化しきるほどの同化能力を持つ。 さらには同化したファフナーを消滅させずに操り、同士討ちさせるなどの狡猾な戦い方を見せた。 槍による同化の他、引きずり出した人間をディアブロJ型種に変化させて敵に取りつかせる方法もある。 本体の戦闘力も高く、丸鋸状のワームスフィアを放ったり、非常に強固なバリアを展開する。 これらの対ファフナー能力から、単体でも熟練のファフナー部隊を壊滅させるほどの戦闘力を誇り、ザルヴァートル・モデルでなければ対処が極めて困難。 劇中では同化したファフナーを嗾けたり、見せしめのためにコクピットを引きずり出すなどの、敵をいたぶるかのような行動が多く見られ、これらの行為から人類軍兵士の間では「悪魔」と恐れられている。 A型種も含め従来とは異なる同化方法を持ち、A型種の場合はスフィンクス型やコアギュラ型の時に有効であった、同化された部分を攻撃して切り離す行為があまりに速い同化スピードで意味を成さず、J型種もコクピットブロックの回収を試みても取りついた部分から再生するために、パイロットの救出さえ不可能である。 さらにはの概念を理化し、同化された機体はシステム上は友軍機のままである上に指揮官機を奪われた場合は司令部からの遠隔操作でフェンリルを起動させて自爆させることも出来ず、交戦規定アルファを発令しない限り、発砲を含めた全ての対処が不可能である。 海神島にもベイグラントに同化されたウォーカーの群に加わって現れる。 リンドブルムに取りつかれて即座にマークドライが離脱しても咲良は同化されかけ、さらに取り付いたマークドライとツクヨミのSDPすら理解し、それを駆使して無人機すら増殖させて襲いかかった。 ディアブロJ型種 同化した人間(主にファフナーパイロット)を材料とした小型フェストゥム。 外見はディアブロA型種とほぼ同じ。 非常に高い同化能力を持ち、弾丸の雨をかい潜るほどの非常に高い機動性は他の小型フェストゥムとは比べ物にならないほどの脅威である。 このタイプが成長するとディアブロA型種となる。 グレゴリ型 声 - 石川静、櫻井孝宏(青年体) ペルセウス中隊にて発生していた人間型のフェストゥム。 劇中では幼い少年の姿をとった個体が登場。 普段は前髪で目を隠すが、時に異形の巨大な眼球を露わにし、人を驚かす。 人類軍アグラ基地をはじめとしたエリア・シュリーナガル中を幽霊のごとく神出鬼没で彷徨っている。 シュリーナガルの世界樹に寄生する人間型のフェストゥムで、当初は人間型ではあるがマスター型やコア型とは違い個別の自我はなく、ヒトも襲わないとされていたが、「みんないなくなればいいのに」という発言がみられ、激しい憎しみの感情を蓄積していることが示唆されていた。 実際はシュリーナガルではなく、ベイグラント及びアトランティスのコアに由来するフェストゥムであり、とっていた外見および激しい憎しみの感情は、アトランティスのコアたる少年のものであった。 正体不明(マークニヒト) こちらはPSP版ゲーム『蒼穹のファフナー』で登場したモデル。 通常のマークニヒトが黒色なのに対し、こちらは全身をフェストゥムに同化されているためか金色をしている。 原作のマークニヒトと同じく、ホーミングレーザーや大型ワームスフィアーを使用してくるほか、ワームショットやアームブレードも使用してくる上、機動力も極めて高い。

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映画『蒼穹のファフナー the beyond』ネタバレ感想・解説・考察!ファフナーは令和でも輝くか?

蒼穹 の ファフナー the beyond

アルヴィスのファフナー搭乗者 [ ] 主要人物を含むアルヴィスの子供たちには、人間以上の脳の処理速度を持たせ、フェストゥムの読心能力に対抗させ、ファフナー・ノートゥングモデルへの搭乗を可能とするため、フェストゥムの因子が組み込まれており、その影響として、それぞれ天才症候群(サヴァン・シンプトム)の兆候を有する。 兆候には個人差や得意分野の差があり、劇中表立って語られないが、話の端々でその兆候を見つけることが出来る。 たとえば、一期冒頭で子供たちがいじっている通信機は、構造理解力に優れた衛が修理したものである。 またアルヴィス中枢の計器やシステムなども、どの子供達も基本的にごく短時間で使いこなせるようになっている。 また、大人世代の日本人のほとんどが受胎能力失っているのとフェストゥム因子との融合の為、アルヴィスで生まれた子供たちのほとんどは人工子宮で受精卵を育てて、遺伝操作により生み出された者達である。 一騎と同級生達 [ ] 主人公真壁一騎とその同期生。 全員が学校で同じクラスで、総士と果林以外は島の実態を知ることなく過ごしていた。 人類軍としてフェストゥムと戦っていたカノンも含め、本格的なファフナーパイロットとしてフェストゥムとの戦闘を始めた世代。 全員がノートゥング・モデルの搭乗者であり、北極ミールとの決戦から5年後に当たる『EXODUS』では真矢以外が引退していたが、全員復帰した。 10年後に当たる『THE BEYOND』の時点ではフェストゥムに近い存在となった一騎と甲洋以外は死亡或いは引退しており、実質的な現役パイロットは真矢だけである。 真壁 一騎(まかべ かずき) - 、(幼少時代)• の父と2人暮らし。 男所帯ゆえに家事が得意。 人工子宮で誕生したアルヴィスのファフナー搭乗者の中でも最高ランクの適性を持つが、認識制限コードレベルの解除がその段階にまで成されていないことと皆城総士との関係を考慮され、あえてファフナーの搭乗を当初は避けられていた。 天才症候群の影響としては、驚異的な運動能力、反射神経、肉体の耐久力を持つ。 小説版では、総士に「競い合うライバルさえ居れば何所までも成長し、の全種目で金メダルを取れる」とまで言われたこともある。 咲良が唯一柔道で勝てなかった人物でもあり、対戦した際には彼女を失神寸前にまで追い込み、「いつか殺す」とまで言い残された。 その後、一騎は咲良目当ての学校中の男子から挑戦状を受け続ける羽目になる。 幼い頃に親友・総士の左目を傷つけて失明させた事件をきっかけに、無気力で自己否定が強い性格となる。 それゆえにファフナーに搭乗していても性格の変化がほとんど見受けられない。 しかし実際は、敵を倒すたびに密かに暗い悦びを覚えており、降りた後で自己嫌悪を繰り返している。 そんな醜い心もジークフリードシステムを介して総士に筒抜けになっているが、周囲には秘密にしていることも負い目となっている。 フェストゥム襲撃に際して搭乗前の事故で死亡した蔵前に代わり、急遽マークエルフに搭乗して実戦に臨み迎撃に成功。 その後は総士の下す命令に否応なく従いフェストゥムと戦うが、翔子の死と甲洋の離脱により総士へのわだかまりは日増しに強くなっていく。 それが総士だけが知る真実に起因することだと気付き、総士の本当の考えを自分も知りたいという思いから、狩谷に唆され竜宮島を離れる。 島の外の世界を目にし、一時は新国連軍の捕虜となるが、モルドバで再会した日野洋治からファフナー・マークザインを託され、迎えに来た真矢と溝口に助けられて竜宮島に帰還する。 帰還後は総士と向き合い始め、総士もまた不器用ながらわだかまりを解消しようと努力したことで、歪だった2人の関係は健全化していく。 物語後半では同化現象の進行により視力が衰え、移動の際に杖が必要な状況になる。 ミョルニア(真壁紅音)によってもたらされた最初のデータによって症状は改善したが、蒼穹作戦後に完全に失明する。 【RIGHT OF LEFT】 総士の幼馴染で僚の後輩。 副司令の息子ながら、島の秘密は一切知らされておらず、自分の父親のもう一つの姿も当然知らない。 総士とはかつて大変仲が良かったが、ある時期から急に傍から見ていて不自然なほど疎遠になっている。 ごく普通の中学生として、他の同級生とも自分からはほとんど交わりを持たずに、ただひたすら近藤剣司からの決闘を受けて立つ日々を過ごす。 【劇場版】 溝口恭介と共に、喫茶店「楽園」でバイトコックをしている。 看板メニューには「一騎カレー」「一騎ケーキ」がある。 同化現象の進行に伴い両目を失明していたが、北極で回収したメインのデータによって同化症状を回復させる薬が開発され、明るい場所では多少視える程度に回復している。 中盤でマークザインに搭乗し、操のマークニヒトと激突、機体ごとマークニヒトに閉じ込められてしまうが、甲洋の干渉により解放され、操がミールの支配から脱するきっかけを作る。 作戦終了後、操の力で視力を完全に回復し、総士との再会を果たした。 【EXODUS】 喫茶「楽園」の調理師として、島の人々に憩いを提供する。 料理の味は絶品らしく、カノンや剣司だけでなく保たちもそれを目当てに来店している。 最前線で激闘に身を投じ続け、心身に様々な犠牲を強いてきたこと(体に何かしらの異常があり、第1話時点では余命が3年ほどしかないと示唆されている)や、年齢的にファフナーパイロットであり続けるのが難しくなってきたこともあり、アルヴィス上層部からファフナーへの搭乗を禁じられていた。 普段は周囲の配慮を気遣ってか穏やかに暮らしているが、ウォーカー襲来後は乗れないと知りつつもマークザインの元を訪れたり、父である史彦に「自分はまだ完全に(ファフナーに)乗れなくなった訳じゃない」、「いざとなったら自分を(捨て駒でもいいから)使って欲しい」と心情を吐露している。 人類軍兵士の間では、北極ミールを破壊した伝説のパイロット「D・アイランドのカズキ・マカベ」として英雄視され、自分たちにMAKABE因子を与えファフナーに乗れるようにしてくれたと感謝されている。 しかし、因子による寿命の短縮という大きなリスクにさらされている彼らから逆に感謝されている事実は、一騎に戸惑いを与えている。 派遣部隊の出発から間もなく目覚めた織姫から、真矢たちの危機を知らされて、再びマークザインに乗る決意を固め、総士と共に派遣部隊に合流。 戦線復帰後はリミッターを外したマークザインの力をもって他者を救う「万能感」「救済意識」の2つが、抑えられていたはずの変性意識として発現した。 ロードランナー率いる群れを相手に圧倒的な力を見せつけた後、脱出行に同行する。 アビエイターの様子から宇宙に他の敵がいること、それが人類軍とフェストゥムの両方に自分たちの居場所を教えている可能性に気付く。 また、第二次脱出行では自らの命をフェストゥムに返す決意を述べ、ナレインからも世界樹の祝福を受けて「命の果てを超えて生きる永遠の戦士」になる提案をされた。 竜宮島への合流を図る脱出行の果て、アビエイターとの交戦中についに同化現象が末期まで進行、右腕が結晶化・崩壊してしまう。 アビエイターの撃破には成功したものの、昏睡状態に陥った。 しかし、竜宮島ミールからカノンと翔子の姿で問いを投げかけられ、その答えから「存在と痛みを調和する存在」としての役割を受け、竜宮島ミールの祝福により、「生と死の循環を超えた存在」として覚醒(マスター型フェストゥムになったかは不明)。 生命限界はなくなり再びマークザインに搭乗、第四次蒼穹作戦ではジョナサンの駆るマークレゾンとの決闘の果てに、マークザインによる同化を介した説得を選び、ジョナサンに正気を取り戻させた。 その後マークレゾンとともにベイグラントのコアによって宇宙へ追放されかけるが、甲洋と操によって救い出され帰還。 プランデルタ発令後は転生した総士を回収し、さらに2年後には総士とともに海神島で過ごしている姿が描写されている。 【THE BEYOND】 第五次蒼穹作戦でマークツヴァイ・グリムリーパーのパイロットとして参戦し、マークザインと同じSDPで戦闘を行うものの、代償として力を酷使すれば眠りにつく必要がある上に徐々に心を失う。 三年後、エインヘリアル・モデルに改修された暉のマークツェンを乗り継ぎ、偽竜宮島から総士を連れ出すと共にフロロを撃破する。 しかし、それが総士の怒りをふくれあがらせる結果となる。 皆城 総士(みなしろ そうし) 声 -• 一騎の幼馴染で乙姫の兄。 責任感が強く寡黙な少年。 成績優秀だが、愛想がないことと大人びた性格もあって、同世代の仲間に対しても上から目線的であり、周囲からは孤立しがち。 言葉足らずで不器用な性格が禍して誤解を受けることが多いものの、実は仲間想いでナイーブ。 幼少期に一騎から受けた傷で左目を失明している。 島の子供たちの中で唯一、島の外の世界の現実と惨状を知る。 竜宮島のコアである乙姫の兄であることもあり、島を守ることに大きな責任を感じ、冷徹で頑なな態度を見せる。 自然受胎も可能だったが、瀬戸内ミールの因子そのものを移植させるため、人工子宮に移され誕生した。 天才症候群の兆候により、複数の人間の思考や感情を並列に処理できる頭脳を持つ。 他の子供と異なり、既に遺伝子の段階から免疫系レベルまで融合しているので、高いコード系成率と同時に強い同化耐性も持ち合わせており 、分離統括型である現在のジークフリード・システムへの親和性・耐性も高い。 幼少時代に同化衝動に襲われ、一緒にいた一騎を同化しそうになるも、一騎の咄嗟の反撃で左目を負傷。 この出来事により、左目こそ見えなくなったものの自我を取り戻すことができた経験が、「皆城総士」という根源的なアイデンティティの獲得の絶対条件となっている。 そのためファフナーとの一体化によって左目が見えてしまうことが、切り捨てたはずの「違う自分」=「フェストゥムとしての自分」の想起につながり、恐怖・拒絶を覚えてしまうという心理的ガーベッジによってノートゥングタイプのファフナーに搭乗できない。 心の動きを見透かされ、同化現象の恐怖にさらされているパイロットたちに対しても申し訳ないと感じ、時としてパイロットに冷徹で過酷な命令を下している自分自身にも歯痒さを感じている。 終盤でジークフリード・システムごとフェストゥムによって北極に連れ去られる。 蒼穹作戦でフェストゥムに痛みの祝福を与え、一騎たちに救出されるが、肉体は完全に同化されていたため、一騎と再会の約束を交わし消滅する。 【RIGHT OF LEFT】 僚の後輩で生徒会書記。 ノートゥングモデルの起動実験を行ったが、見えないはずの左目が見えることを受け入れられず、起動に失敗した。 このためジークフリード・システムへの搭乗を公蔵に命じられ、前線で戦えないことに歯がゆさを感じていた。 【劇場版】 コアとして残った精神だけが甲洋とミョルニアに保護され、操の庇護のもと目覚めを待っている。 最終的には肉体を取り戻し一騎との再会を果たした。 【EXODUS】 アルヴィスのアルベリヒド機関に配属され、遠見千鶴と共に研究業に従事している。 平時は眼鏡をかけるようになった。 戦闘の際には、新設されたジークフリード・システムでの指揮を引き続き行っていたが、マークニヒトの戦線投入以降は指揮を剣司に委ね、マークニヒトのパイロットとして戦闘を行う。 また、物語の語り部としてモノローグが流されるが、これはマークニヒト次期パイロットに向けて記録した遺言であった。 身体は普通のヒトから変容、「存在と無を調和する存在」たる、人間とフェストゥムの融合体に近しいモノになっている。 その影響で失明していた左目の視力は回復し、自らの在り方を受け容れたが故にファフナーへの搭乗も可能となっており、マークニヒトに唯一搭乗・操縦が可能なパイロットとして解体作業を引き受けている。 同世代の仲間たちも大人びてきたことから対等な目線になっており、一騎だけでなく剣司たちとの関係も改善されており、以前ほどには孤立してはいないが、寡黙なところと不器用さは相変わらずである。 料理や散髪といった家事にも意欲を見せるが、器具を持ち出して細かな数字にこだわるといった極端な行動に走るため、一騎に半ば呆れられている。 『一期』では真矢に対して「気になる」という相関図の説明があったが、『EXODUS』では「恋愛感情?」になっており、思慕の念が今もあるのかは不明。 ただし、真矢に自分だと泣かれ、一騎だと礼が言われるのは不公平だと言っており、また暉からは一騎に譲って身を引いたと思われている。 織姫から派遣部隊の危機を知らされ、マークニヒトを操り一騎と共に島の外へ出る。 エリア・シュリーナガルでの戦闘がファフナーに乗っての初陣であるにもかかわらず、天才症候群に由来する並列処理能力や空間把握能力、そしてマークニヒトの性能もあって敵集団を自在に蹂躙する圧倒的な戦闘能力を見せつけた。 変性意識としては「獰猛かつ飽くなき支配欲」が発現、言動は苛烈かつ傲岸なものとなり、優れた頭脳と分析能力から戦況をゲームのように支配したいという欲求を覚えるものの、理性でそれを抑制し、速やかな敵の殲滅を優先している。 脱出行の果てに、マークニヒトへの連続搭乗が身体の変質による耐性すら超えた同化現象を及ぼし、ついに結晶化症状を発症するに至ってしまうものの帰還に成功。 その後、拉致された真矢を救うべくヘスターとの交渉に臨む溝口に同行したため、第三アルヴィス上陸作戦には不参加、そこで救出された真矢の情報から敵の正体を悟る。 その後、生命限界を悟りマークニヒトに前述の遺言を残した後、成人式を経て第四次蒼穹作戦に参戦、甲洋、操、剣司、一騎の援護を受けながらクローラー、ベイグラントを撃退する獅子奮迅の戦いを見せた後、同化現象により砕け散るが、消滅には至らずマークニヒトのコクピット内で赤子の状態で転生しており、一騎によって回収される。 2年後には成長し、一騎と共に海神島で時を過ごしている様子が確認できる。 『THE BEYOND』以降の総士についてはを参照。 遠見 真矢(とおみ まや) 声 -• 一騎とは対照的に女ばかりの3人家族で暮らす。 活発で優しい性格だがな面もある。 天才症候群の兆候により、異常ともいえる観察能力や洞察力を有する。 周囲の人間が何を考えているのか、顔を見ただけで何となく分かってしまうため、多くの言葉を交わさずとも相手の心情を理解出来る。 反面、その能力に加えて自己主張を要事以外はしないこともあり、周囲や特に同世代の者から倦厭されることもある。 この力は趣味のの際にも発揮され、ろくな装備も無しに岩壁を難なく登っていく。 父のカメラで写真を撮ることも趣味としている。 医者の家庭で育つが、包帯もろくに巻けないほど医療関係の能力は低く、料理も苦手。 翔子とは特に仲が良く、身体の弱さであまり学校に通えない翔子の許をたびたび訪れては励ましていた。 翔子同様に一騎に恋心を抱いていたものの、翔子への遠慮から自分の気持ちを押し殺していた。 翔子の死後はその遺志を受け止め、一騎への好意を表に出すようになる。 最初のフェストゥム襲撃時、下校途中で屋外にいた。 翔子と避難する途中で空が変わる様子(偽装境界が解除された)や、フェストゥムの攻撃でワームスフィアーに飲み込まれて周囲の建造物の一部もろとも切り取られるように人間が消滅するのを目撃してしまう。 適性検査の際、「身体的なハンデ」が発見されたためにCDCでオペレータを担当していた。 翔子の戦死に甲洋の廃人化と、自分の前から一人また一人と消えていくのを歯がゆい思いで見つめながら、少しでも皆の役に立ちたいと考え、溝口と共に危険な任務にも従事した。 一騎のことを常に気にかけており、総士との関係の変化も、身体的な変化が起きていることにも真っ先に気づいた。 実は妹を思う姉の弓子により情報を改竄されており、一騎と同レベルの高いパイロット適性を持つ。 その事実が発覚してからは、自らの意志でファフナー搭乗者となることを選び、マークジーベンに搭乗する。 ファフナー搭乗時は変性意識によって、「機械的な冷静沈着さ」が発現、恐怖も焦燥も感じなくなり高い集中力・決断力を発揮するが、降りた後で泥酔状態になる。 蒼穹作戦ではマークザインと同化したライフルで敵のミールを撃ち抜く。 総士と別離を経て、島への帰還を果たした一騎を出迎えた。 次回予告での締めの言葉は「あなたはそこにいますか? 【劇場版】 喫茶「楽園」でアルバイトをしている。 一期同様に一騎を気にかけており、一騎がマークザインに搭乗した時には動揺していた。 第二次蒼穹作戦では防衛部隊として参加。 マークニヒトによって機体は大破するが生き延びた。 【EXODUS】 かつての戦いで意気投合した溝口に師事するような形で、戦闘技術を伝授してもらっている。 現在は、主に戦闘機に搭乗している。 一騎たちの世代ではパイロットになるのが遅かったことや同化耐性の高さもあり、同世代で最後の現役ファフナー・パイロット。 第2種任務として平時は喫茶「楽園」の手伝いという役割が与えられているが、戦闘訓練のほうが忙しいらしくあまり店には顔を出さない。 また総士や剣司の前で半裸同然でいても気にしないなど、男ばかりの戦闘部隊の雰囲気に染まりつつある。 溝口とは訓練中に冗談交じりで「お父さん」と呼んで「その呼び方は勘弁」と返されるなど、擬似親子のような信頼関係がある。 新国連のエスペラントとして島にやってきたジョナサンが異母弟と知ってからは、その存在に戸惑いながらもカノンの助言を受け、母や姉に代わり受け入れようとする。 派遣部隊では美羽を守るために同行を決め、総士からも撤退の判断を委ねられる。 この派遣部隊への参加を最後にレギュラーパイロットを引退することが決まっている。 高機動戦闘時でも精確極まる狙撃で敵を撃破するなど、その技量は健在である。 また、耐久力の高さは特筆もので同化現象の兆候はほとんどみられないため、合流した一騎や総士たちを温存するため偵察任務など出撃を多くこなす。 交戦規定アルファのもと追ってきたアルゴス小隊との交戦を経て、爆撃機を撃墜=人殺しをしたことを思い悩むも、仲間たちや一騎を守るため追っ手として現れる「人」の殺害に手を染める覚悟を決めていく。 20歳の誕生日と同日、竜宮島への合流を目前にアルゴス小隊の手で拘束され、新国連ダーウィン基地にてヘスターから免罪と引き替えに新たなザルヴァートル・モデル、 マークレゾンのパイロットになることを要求される。 溝口の手で救出された後は独断でアルゴス小隊との交戦に突入、基本兵装のみながら凄まじい技量でアルゴス小隊を圧倒し、自らの命をかけた説得でヘスターに交戦規定アルファを撤回させた。 傷心ながらも総士とともに遅れた帰還を果たし、一騎たちともに成人式を迎える。 第四次蒼穹作戦ではエインヘリヤル・モデルに改修されたマークジーベンに搭乗、一度に多数の標的を認識するSDPを発現し、マークレゾンを除いた人類軍ファフナー隊を、ただ一人でパイロットを殺さないまま撃墜・無力化する成果をあげた。 作戦遂行後は精神が破綻寸前のビリーに銃を向けられ、それを受け入れようとしたが溝口がビリーを射殺したことにより救われる。 その後、美羽との会話から弓子の死を悟ると共に、皆を守った感謝の言葉を受けた。 【THE BEYOND】 第五次蒼穹作戦に参加するが、自身のSDPに目をつけたセレノアの同化によって右目の視力とSDPを奪われてしまう。 三年後もパイロットとして健在だが、五年前の旅をきっかけにファフナー搭乗時の冷徹さが平時でも発揮され、美羽に襲いかかった総士を迷わず拘束するほか、自分が大事にされていることを分からず逃げ出そうとする総士にも冷たい態度を取る。 出身の少女。 幼少時、フェストゥムによって家族や友達を奪われたところを道生に救われる。 以降、自分を完全否定する性格になり、人類軍に参加後は「死に場所」を求めて転戦する。 人類軍による竜宮島占拠の際、日野道生とともに作戦に参加。 人類軍が撤退する際、バーンズの命令でフェンリルによる自爆を試みようとするも一騎の説得を受け、アルヴィスに投降する。 以降は身柄を羽佐間容子に預けられ、一騎らと同じ学校にも通うこととなったが、それまで戦場に身を置いていたこともあって始めはぎこちない態度が目立ち、命令されることに慣れすぎたために自分で決めることに戸惑うこともあった。 しかし、子供たちとの友情や容子の暖かい愛情を受け、自分の存在と本当の居場所を島に見出す。 また、年齢的には一騎たちよりも1歳年下だが、乙姫の計らいで同じクラスに編入されている。 咲良が同化現象で倒れて間もなく、皆と同じでありたいという思いで半ば強引にフェストゥムの因子を自らに移植する。 その後、蒼穹作戦直前に因子が定着したことでノートゥングモデルへの搭乗がかない、咲良のマークドライで蒼穹作戦に参加し、作戦中にはフェストゥムに「自分はここにいる」と叫んだ。 当初は道生に憧れのような感情を抱いていた。 後に一騎に好意を寄せるようになるものの、真矢の存在もあり一歩退く形になっている。 蒼穹作戦前には容子に対して戦いが終わったら「母」と呼ぶことを誓い、見事その誓いを果たす。 【劇場版】 正式に羽佐間家の養女となり、高校では生徒会副会長を務め、咲良や保の世話で実務を行えない生徒会長の剣司の代わりをこなしている。 序盤はマークドライに搭乗していたが、中盤から専用機の「マークドライツェン」に搭乗する。 変性意識としては獲得した居場所が脅かされる危機感から「熾烈な怒り」が発現する。 島の生活に馴染んで物腰が柔らかくなり、容子を「母さん」と呼んでは「クルー兼教官」と窘められるなど良好な親子関係になっている。 第二次蒼穹作戦直前に同化現象の進行で苦しみ、フェンリルの起動が認証されるが自身がまだいることを主張して起動せず、結晶化するが寸前で一騎が肩代わりをしたことで消滅を免れる。 【EXODUS】 パイロットを引退し、容子や保から指導を受けメカニックの道に進んだ。 第二種任務は不明であるが、新人たちが「先生」と呼んでいることから剣司や咲良と同様に教職に就いていると思われる。 身に染み込んだ軍人気質は変わらないが、年相応に表情も柔らかくなり、里奈たちにも慕われている。 一騎への好意は変わらず、容子にからかわれることもある。 真矢と同様にマークザインの強大な戦力より一騎の身を案じ、優先している。 しかし、派遣部隊の危機を救うために一騎は、彼女の制止を振り切ってマークザインに乗ってしまうことになり、涙ながらに見送った。 SDP発現後の後輩パイロットたちを守るために咲良と共にレギュラーパイロットへ復帰する。 復帰に伴いSDP「 予知」が発現。 ファフナー搭乗による内蔵システムとの一体化により、起こり得るであろう複数の可能性を表示・観測、その中から選出した未来を擬似体験することで未来の選択肢が更新され、より多岐にわたる未来を観測するとともに、現在に何らかの影響を与えることが可能となる。 SDP発現に伴う新同化現象は質量(体重)の減少。 未来において擬似戦闘を重ね、観測できなかった2151年12月18日以降のデータ取得に成功するも、その場に現れたマークザインから自分と一騎以外の生存者がいないと告げられ、これが自分が心の奥底で望んでしまった、選べない未来であることを悟る。 未来をさらに書き換え、ファフナー・エインヘリヤルモデルのデータを完成させたのち、灯篭流しの夜に喫茶「楽園」のシートで一騎への想いを言い残して消滅した。 彼女の消滅は剣司たちに深い傷を残し、特に剣司と咲良にとっては衛以来の仲間の死であり、見かねた里奈も彗にSDPで呼ぶことを願うほどであった。 一騎もクロッシングで彼女が消滅する夢を見ていたが、島に戻るまで確証を持っていなかった。 しかし、彼女の意志はミールやゴルディアス結晶に強く残り続け、第三次蒼穹作戦ではミールが彼女の姿を借り、剣司と彗にクロッシングで新たな力を育てるよう呼びかけた。 その後も翔子と共に一騎に祝福を与え、第四次蒼穹作戦では海神島のコアに取り込まれかけた一騎を守った。 彼女が「楽園」に残した帽子は、合流後もそのテーブルに置かれたままになっている。 羽佐間 翔子(はざま しょうこ) 声 - 【一期】 真矢の親友で病弱な少女。 アルベリヒド機関の保管遺伝子より誕生し、容子の養子となる。 肝臓に持病を持っており、長時間の運動が出来ないせいで臥せりがちの不自由な生活を強いられていた。 思うように学校に通えない彼女のために、真矢をはじめとする友人たちが訪ねて来てくれることが唯一の楽しみであった。 しかし肉体的ハンデとは裏腹に、実は一騎に次ぐ高いパイロット適性を持つ。 おとなしい性格だが、芯は強い。 一騎に恋心を抱いており、自身は甲洋から想いを寄せられている。 身体上のハンデから、ファフナーの正規搭乗者ではなくオペレーターを務めたが、一騎との約束を果たすため、整備が不完全な上にまともな武装もないままのマークゼクスで出撃し、フェストゥムに追い詰められる。 苦闘の末、レイジングカッターをフェストゥムに巻き付け島から引き離そうとしたが、同化されかけて脱出不能となり、フェンリルの使用を決意。 総士の同意を得て、養母である容子への謝罪、一騎への想いを口にした後、フェストゥムを道連れにして自爆した。 ファフナー搭乗時は一騎への思慕がさらに強くなり、同時に攻撃的な性格へと変貌した。 翔子の犠牲は「無断出撃して貴重な機体を破壊した愚か者」という悪評となり、墓碑に嫌がらせをされるなどの仕打ちを受けてしまう。 翔子の死は甲洋と真矢にも大きな影響を与え、甲洋は翔子同様に自己犠牲に走り、真矢は翔子の死を受け止めて一騎の力になる決意をした。 また、竜宮島に暮らすことになったカノンは容子の計らいで翔子の部屋や衣服を与えられており、当人同士に面識はないものの、カノンの心に深く意識される存在になった。 【RIGHT OF LEFT】 一騎同様、島の事情は知らない。 僚と同じく肝臓病を煩い、遠見医院に通院しているため、彼とは顔なじみになっている。 僚の持病が親ゆずりであるという会話から、薄々自分が母親と血のつながりがないことに感づいている。 【EXODUS】 真矢とカノンは彼女の墓参りを続け、帰還した甲洋もショコラと共に訪れている。 海神島への上陸作戦中、ミールに残った彼女の記憶がカノンと共に眠り続ける一騎の前に現れる。 その際に祝福を受ける決意をした一騎に真矢が海に浮かべた花を手渡しており、一騎の記憶を通してミールが祝福の証の一つとして花を理解したことを暗示している。 第四次蒼穹作戦でも、ミールに記憶された彼女の意志がカノンと共に一騎を守った。 春日井 甲洋(かすがい こうよう) 声 - 、(幼少時代)• 家族構成:父・春日井正浩、母・春日井諒子 【一期】 穏やかで心優しい少年。 両親が経営している喫茶「楽園」が自宅で、非常に利己的な両親との折り合いは良くない。 翔子のことを想っており、一騎との橋渡しになったこともあった。 実は彼も翔子と同じで、アルベリヒド機関の保管遺伝子から生み出された子供であり、両親との血縁関係は無い。 また翔子と違って両親からはあくまで自分達の立場を上げる為の道具としてしか見られていおらず、全く愛情を受けずに育った。 当初は戦うことに否定的だったが、翔子の死後は自ら戦う決意をし、マークフィアーの搭乗者となる。 一方、翔子の件で一騎と総士に憎しみを抱くようにもなる。 真矢と溝口の救出に向かい、2人の救出に成功するが、その代償としてフェストゥムに中枢神経を同化されてしまい、昏睡状態に陥る。 この事件によりパイロットの間に自己犠牲を厭わない意識が蔓延することを危惧した総士は、仲間に対する抑止を狙った煽りとして「自業自得」と言い放つが、仲間の命を軽んじているとの誤解を招くことになり、真矢の怒りを買い、一騎が島を出て行く原因の一つとなった。 昏睡状態になってからはカプセルの中で眠っていたが、意識を取り戻す。 当初は心神喪失状態で、既にいない翔子を求めて彷徨い、大人たちの手で討たれそうになるが、一騎たちに守られ、感情を甦らせてスレイブ型のフェストゥムに変化し、再び眠りにつく。 その後、一騎たちを送り出すためにフェストゥムの姿となり、ミョルニアと共に島を護り、蒼穹作戦において一騎と総士を助けた。 小説版では周りの者を安心させてくれる性格だが、ファフナー搭乗時は同化された味方を冷静に処理することから「味方殺しの甲洋」と呼ばれている。 また、天才症候群のために驚異的な記憶力を持ち、他人の言動や仕草を思い出しては疑心暗鬼に囚われる様子も描かれている。 【劇場版】 島の危機に際し、自らを機体のコアにしてマークフィアーを動かし、暉や咲良を救う。 パイロットIDが甲洋のままであったこともあり、春日井甲洋として島の防衛部隊に配備される。 マークニヒトとの戦闘で機体を破壊されるが、コアは辛くも難を逃れ、その後の行方は不明。 【EXODUS】 長らく消息不明であったが、第三次蒼穹作戦にて彗の搭乗するアマテラスがウォーカーに同化されかけた際、島のミールの力でウルドの泉より復活。 失われたマークフィアー及びヒトとしての姿をも単独再構成し、アマテラスを救う。 そのまま機体とパイロットが再登録され、ワームスフィアのSDPを発現し、ウォーカーの撃破に大きく貢献する。 ヒト時代に果たせなかった「みんなを守る」という願いのもと、そのまま竜宮島に復帰、元の仲間とともに成人式も迎えている。 フェストゥムになったために島のミールとも強くつながっており、たびたび記憶として島に残ったカノンと翔子に出会っている。 さらに後から合流した操とは、起源は違いながらも同じヒトの心を持ったフェストゥムとして凸凹コンビぶりを見せ、第四次蒼穹作戦後にはベイグラントのコアに囚われた一騎を共に救い出した。 【THE BEYOND】 第五次蒼穹作戦で一騎や美羽と共に参加するが、レガートの足止めをくらい、マリスに逃げられてしまう。 翔子の死後、マークドライの搭乗者となる。 スポーツ万能、勝気で男勝りな性格だが面倒見が良く、剣司と衛からは「姉御」と慕われている。 一方でファザコン気質なところがあり、父のような男性が理想のタイプである模様。 敬愛していた父親を殺したフェストゥムに対し強い敵意を持っており、一体でも多くのフェストゥムを倒そうと奮戦する。 一騎の活躍に対して強い対抗意識を抱いたり、剣司に撃墜スコアで追い抜かれたことを嘆くなど、負けず嫌いな性格。 剣司の想いに答える形で次第に心を通わせ合うが、その矢先に同化症状が発症、一時は昏睡状態に陥るが、真壁紅音(ミョルニア)がもたらした治療法により回復の兆しを見せる。 ファフナー搭乗時はフェストゥムへの憎悪が強く表れているが、その内面にはフェストゥムに対する恐怖の感情も押し隠されている。 天才症候群の兆候として、物体のバランスや力の作用など、力学的効果の面で才能を持つ。 プロの軍人である人類軍兵士をも投げ倒すなど、格闘技で才能を見せるのはこのためである。 ドラマCDでは、本編では描かれなかった真矢との確執が明らかになる。 小説版では、名前こそ出てこないが「道場娘」として登場した。 【劇場版】 真壁紅音(ミョルニア)が教えた治療法により、後遺症はあるものの通常生活を送れるまでに回復している。 普段は車椅子を用いているが、自力で歩くこともできる。 未熟な後輩を支える重責を剣司と分かち合うため、再び「マークドライ」に搭乗した。 身体的ハンデを経た経験からか、変性意識は自由に体を動かせる喜びを覚えるという、将陵僚のものに近い「享楽的な戦意」へと変化。 戦闘時は亡き父同様に空戦を担当した。 【EXODUS】 四肢に軽い硬直が残るために歩行に杖を必要とするが、身体は回復しており、中学校の体育教師として島の子供たちを厳しくも暖かく指導するほか、後輩たちのパイロット教官もこなしている。 また、「島の皆と同じ言葉を使いたい」というカノンに日本語の指導をしていたことが語られた。 後輩たちの指導を行いながらも、自らもまだ搭乗が可能と感じており、アザゼル型との戦闘ではマークドライが無人機開発のために出撃不能であるにもかかわらず出撃しようとした。 SDPに伴う未知の同化現象を引き起こしたパイロットたちを勇気づけ、臨床データを得るために、スレイプニールシステムの操作(無人機・トルーパーモデルの指揮)要員としてパイロットに復帰。 それによりSDP「 増殖」が発現、統括する無人機が撃破されるたび、その分身体が大量に発生するようになる。 なお増殖した機体の感覚も知覚してしまうため、大きな負担を受ける。 新同化現象は体温の低下。 ウォーカー群の本格的な島侵食に伴い、澄美が後遺症を発症し生命の危機に陥ったことを期に、彼女を喜ばせたいという思いから剣司と入籍。 夫婦で生き残るという思いをあらたに、後輩を鼓舞しながら戦いに臨む。 第四次蒼穹作戦では母に別れを告げられ、剣司たちと共に島の封印を見届けた。 【THE BEYOND】 パイロットを完全に引退しており、第五次蒼穹作戦では剣司との間に生まれた息子と共に海神島に残っていた。 近藤 剣司(こんどう けんじ) 声 -• 自称イケメンの目立ちたがり屋。 軽率な言動と不甲斐ない態度から母・彩乃や周囲から呆れられている。 まだシミュレーションで訓練中の頃から、ファフナーのパイロットだと吹聴してナンパのネタに使っていた。 他に立候補者がいなかったため、中学校の生徒会長を務めるが、ほとんど認知されておらず、真矢や咲良、彩乃らは総士が生徒会長だと思っていたほどである。 校内に立てこもった広登を生徒会長として説得する際も「近藤先生の馬鹿息子」と嘲られている。 一騎が島を離れた後、マークアハトの搭乗者となる。 変性意識としては「挫折への恐れ」が発現することで臆病な性格に変化する。 反面、戦闘能力は意外に高く、フェストゥム撃破のスコアは先に搭乗していた咲良を追い抜いている。 咲良に好意を寄せており、「弱い男に興味はない」と公言する彼女に振り向いてもらうため、身体能力の高い一騎にたびたび決闘を申し込んでいる。 一騎個人に悪い感情を抱いているわけではなく、むしろ一騎を孤立から救っていると将陵僚からは評されていた。 咲良の同化・衛の死を受けて引き籠ってしまい、母・彩乃がフェストゥムに同化されたことで追い詰められるが、カノンや澄美との対話を経て立ち直った。 一騎、真矢、カノンと共に蒼穹作戦に参加し、彼らと心を一つにして戦う。 最終局面では勇敢な面も見せ、一騎たちと分断されてしまったにもかかわらず、単独でイドゥンに同化されたマークニヒトに深手を負わせてフェストゥムに痛みを教えるきっかけを作り、竜宮島への帰還を果たした。 天才症候群の兆候として、直感的解答力に優れるが、そこまでの過程がわからない(数学の答えが直感で解るが、そこに至る数式が理解できないなど)ので、結果的に皆に馬鹿にされる。 とはいえ、戦闘時においてそれは大きな武器となり得るものであり、弱点の分からない敵に対して直感で突破口を開く役回りを担うこともしばしばある。 【劇場版】 高校でも生徒会長を務めるが、実務はカノンに任せて、咲良の介護や、先の戦いで妻子を失った保の面倒を見ている。 母や衛の死、咲良の一件から強い責任感を持つようになり、後輩パイロットの教官役を務めるなど、変性意識を克服して積極的なリーダーシップを取るようになった。 演習で手加減していたことを理解できない後輩たちから侮られることもあったが、実戦では広登の単独行動を咎め、里奈の命を救うなど、後輩たちを守り抜いて一人の戦死者も出さなかった。 【EXODUS】 中学校の保健医として、咲良と共に日々を送る。 多くの戦いを経験して少年時代のお調子者の顔は影を潜め、責任感にあふれた青年に成長している。 大量の医学書を読み漁り、戦闘後のパイロットたちや一騎の身体のケアも行っている。 同世代の中では真矢に次いで長期間パイロットを続けていたが、これはパイロットの座を後輩たちに譲ることで、自分のような辛い想いをしてしまわないようにという想いからである。 広登や里奈も彼の気持ちには気付いており、「互いに守りあって皆で生きて帰る」という彼の信念を受け継いでいる。 総士がマークニヒトに搭乗するようになってから、ジークフリード・システムによる戦闘指揮を引き継ぐ(システム適性があるという設定自体は一期の小説版から示されていた)。 戦略的観点から非情な決断をもやむを得ないとする総士や彗とは異なり、「全員で生き残る」ことを最優先として戦略を立てていく。 操作自体は総士も認めるほどにこなすが、パイロットたちの負担を過剰に引き受け、自身の負担に配慮しない傾向を総士や咲良に指摘されており、咲良からは背中にビンタなどキツいお仕置きを受けたことも。 その後も指揮官、医師として新同化現象の正体を探る中、新同化現象の正体がファフナーに最も近いパイロットの指と脳に関係することを突き止める。 ウォーカー群の本格的な島侵食に伴い、澄美が後遺症を発症し生命の危機に陥ったことを期に、彼女を喜ばせたいという思いから咲良と入籍。 夫婦で生き残るという思いをあらたにパイロットに復帰、ジークフリードシステム内蔵型のマークアハトによって戦闘・指揮を同時に行うという、最も重要かつ危険な役回りを引き受ける。 また第三次蒼穹作戦以降、島のミールからのカノンの姿をとったクロッシングを受ける役割を担うとともに、他者との接触によって損傷箇所修復や同化の肩代わりを行うSDPを発現した。 新同化現象は感覚の消失であり、痛覚や温度感覚などを失っていく。 ナレインや総士の合流後も、総指揮を引き続き担当し戦いに臨む。 第四次蒼穹作戦では、ゼロファフナーの護衛や撃墜された仲間の回復に力を尽くした後、竜宮島のアルタイル封印を見届け、仲間たちとともに故郷への帰還を誓った。 一期、劇場版、本作で行われた4度の蒼穹作戦全てにパイロットとして参加し、かつ生還している唯一の人物である。 【THE BEYOND】 二年の間にパイロットを完全に引退し、咲良との間に息子が生まれている。 第五次蒼穹作戦では再びジークフリード・システムの搭乗者として参加するも、セレノアのクロッシングを経由した同化で自身も同化の危機に瀕し、拮抗薬とクロッシングの強制解除で同化の危機を逃れるが、イザナミがフェンリルで自爆してしまう。 三年後にはジークフリード・システム搭乗者の任務を彗に引き継ぎ、総士救出作戦の際にはブリッジで史彦の補佐に着いている。 小楯 衛(こだて まもる) 声 -• 家族構成:父・小楯保、母・小楯千沙都 【一期】 大人しく引っ込み思案な少年。 剣司の親友であり、咲良を含め3人でいつもつるんでいる。 剣司と同時にマークフュンフの搭乗者となる。 大の漫画好きで、大粒あんこ作の『機動侍ゴウバイン』は特にお気に入りだが、後に「大粒あんこ」の正体が自身の父親だと知る。 犬が苦手であり、甲洋からショコラを引き取ってくれるように頼まれた際は断った。 恐怖心を抑えるため、ファフナー搭乗時は自作したゴウバインのヘルメットを被り、「俺がゴウバインだ」と自己暗示をかけている。 お陰で普通は日常時とファフナー搭乗時に起こる性格の変化が、衛に限ってはヘルメットを被らない時と被った時に生じる。 被った時は非常に強気であり、咲良と剣司を驚かせるほどだが、ヘルメットを外すと元の性格にもどる。 またヘルメットを被っている時の記憶はない。 ゴウバインの作者が父だと知ってからはゴウバインのヘルメットをかぶることをやめ、強くなることを決意する。 戦闘に関しての総士の評価は高く、ファフナー7機体制の際は一騎と衛の2人が中心になっていると衛に告げた(一騎とのツインドックを総士に提案されたが、衛は剣司・咲良とのトリプルドックを希望した)。 スカラベ型フェストゥムが襲来した際、後輩の広登にゴウバインのヘルメットを託して出撃、仲間を守るために自ら敵と共にルガーランスに突き刺さり、スカラベ型が断末魔に放出した黒い力場によって脱出したコクピットごとねじ切られ死亡 する。 変形して落下したコクピットを眼前で目撃した剣司の心に大きな傷を残した。 天才症候群の兆候として、構造理解力に優れる。 衛の修理した通信機とそれを通して子供時代の一騎らが応答したことが、後のフェストゥム来襲の遠因となっている。 【EXODUS】 故人だが、島を守った英雄として後輩たちから尊敬され、遺品となったゴウバインのヘルメットはファフナーパイロットたちに勇気の証として受け継がれる。 衛が託した広登を経て、美三香が3代目の所有者。 ただ、織姫にオモチャにされるなど不憫な扱いを受けることも。 第三次蒼穹作戦の最中には、ミールが剣司と彗にクロッシングを行った際にカノンたちと共に現れた。 会話こそ無かったものの、彼との再会により剣司は「強くなる」ことを改めて決意することになった。 5年前の事件以降、一騎と疎遠になっていた総士にとっては唯一秘密と本音を明かせていた人物で、数少ない理解者である。 特に本編前半は一騎らパイロット間との現実認識の差も絶望的であり、予期せぬ彼女の早すぎる死亡は大きな痛手だった。 【RIGHT OF LEFT】 アルベリヒド機関により誕生した皆城家の養子で、総士の義姉。 マークツヴァイの搭乗者。 総士とは義姉弟の関係にあるため、彼女も初めから島の秘密を知っていた。 犠牲を払ってまで存続しようとする島のやり方を認められないものの、それしか道がないことも理解している。 眼鏡はファフナーの起動実験を幾度も行ったことに伴う同化現象によって眼が紅くなったことを友達に隠すためのものである。 僚がL計画に参加している間、愛犬プクを預かることになる。 【EXODUS】 第三次蒼穹作戦の最中、ミールが剣司と彗にクロッシングを行った際にカノンや衛、翔子と共に現れた。 一騎達の後輩(劇場版以降) [ ] 一騎達の1学年後輩にあたる。 また、年齢的にはカノンもこちらの年代に含まれる。 一期時点ではパイロット候補生だったが、劇場版で正規のパイロットとなる。 教官役の剣司が自信を持たせるためにわざと手を抜いていることを見抜けず剣司を侮る態度を取ったり、変性意識の影響もあり相互に助け合うことをしなかったりと、その未熟さは剣司らを悩ませるも、劇場版での過酷な実戦を経て『EXODUS』の時点では引退した一騎や剣司らに代わる主力パイロットとなった。 なお、一期で広登が衛からゴウバインのヘルメットを貰った際、その場には他に4人の候補生(里奈を除く)が待機していたが、芹と暉以外の2人については不明であり、その後は登場しない。 西尾 里奈(にしお りな) 声 -• 西尾行美の孫娘。 翔子の後任としてCDCオペレータを担当したため、同世代では最も早く戦いに接することになり、一騎の帰還後はパイロット候補生にも選ばれるなど本編への登場も最も早い。 真矢のことを先輩として慕うだけでなく盆踊りで一緒に踊りたがったり、乙姫へ過剰なスキンシップに走ったりするため、芹に「女好き」と呼ばれたこともある。 翔子の死に様を噂から知ったため、彼女を侮辱するとも取れる発言をし、一時真矢に怒りを向けられた。 芹を通じて乙姫と友達になり、芹と共に彼女の最期を見届けた。 【劇場版】 蒼穹作戦後に建造されたファフナー「マークノイン」の搭乗員となる。 その後、暉と共に「ゼロファフナー」に搭乗。 第二次蒼穹作戦では剣司、咲良と共に敵本拠地への奇襲を担当した。 変性意識としては「不安」「怯え」、そしてそれを誘発する敵の存在に対する攻撃性が発現する。 暉が戦うことには否定的で、本人に怒りをぶつけることもあったが、それは高齢の祖母に加えて弟までいなくなったら誰も帰らない家でひとりぼっちになってしまうという弟への愛情と恐怖の裏返しでもあった。 当初、訓練で剣司が自信を持たせるために手加減していたことに気付かず侮蔑するような態度を取っていたが、実戦においてはコクピットをフェストゥムに鹵獲された際に剣司に救出されている。 【EXODUS】 中学、高校を卒業し、普段は西尾商店で店番をしている。 もっとも本人はアルヴィス勤務を希望しており、やる気はあまり無い。 自覚はないが島の少年たちの間でアイドル的存在となっており、後輩の彗からも好意を寄せられているが全く気づいておらず、行美に呆れられている。 一方で自身は命を救われた剣司に想いを寄せており、後に剣司と咲良の結婚を知った際には少なからず動揺している。 一期から劇場版までは長髪を三つ編みにしていたが、本作ではばっさりと切り、暉とよく似た髪型になっている。 パイロットであることへのモチベーションは低いが、続く後輩たちのために続けなければならないという責任感は自覚しており、自身の命を軽く扱う彗に剣司から受け継いだ「互いに守りあって皆で生きて帰る」という言葉で叱咤した。 過去2度にわたる島の消滅や占領という危機に見舞われたことで人類軍に対して強い不信感を抱き、詳しい事情を知らないとはいえ外界との接触を絶つ島の姿勢への疑念を口にしたビリーに掴みかかった。 そのために暉の派遣部隊への参加には反対で、ナレインらエスペラントのことも信用していない。 戦闘の中でSDP「増幅(アクセル)」を発揮、マークザインと同様に武器を同化することによる莫大なエネルギー増幅現象を起こした。 新同化現象として嗜眠症が発生、ファフナー搭乗時以外に強烈な睡魔が発生するようになる。 なお入浴中や階段の上り下り時など、嗜眠症によって生命の危機に瀕することもあるが、そのたび彗の引き寄せるSDPが勝手に発動し難を逃れている。 また嗜眠症中は一騎や剣司ほどはっきりではないものの、夢の中で島のミールとクロッシングしており、のちの広登や暉の死も誰に知らされるまでもなく感知している。 帰還した暉と脱出行の過酷な状況と広登の希望について語り合い、ウォルターとの出会いも知る。 しかし、広登の死に関しては気付いていながらも暉を気遣いそれを伝えることは出来なかった。 暉の消滅後は二重の意味で形見となったお守りを持っている。 第三アルヴィス上陸作戦以降はゼロファフナーに再搭乗、ゼロの兵器出力や同乗者SDPを増幅させる役割を担う。 第三アルヴィス上陸では暉とともに搭乗、アマテラスとのコンビネーションによってウォーカーを撃破、嗜眠により操縦不能に陥るも、暉が接続を解除し自ら同化の負担を引き受けたことで生還すると共に暉からお守りを託される。 第四次蒼穹作戦では彗と同乗、SDP増幅や同化負担の肩代わりなど、作戦の要である彗のサポートに徹する。 最終的には広登・暉が戦死、芹が竜宮島とともに封印されたため、同期ではただ一人生還することとなった。 【THE BEYOND】 暉が残したお守りを首から下げて第五次蒼穹作戦に参加する。 しかし、セレノアがクロッシングに侵入したことで同化されて機体のコントロールを奪われ、完全に同化される前にフェンリルによる自爆を敢行。 暉に謝罪して死を覚悟するが、彗のSDPでコクピットから引き寄せられて九死に一生を得る。 二年の間に彗との関係が進展し、彼を下の名前で呼んでいる。 西尾 暉(にしお あきら) 声 -• ほとんど出番がなく、里奈やクラスメイトの近くに映っているだけである。 設定では、両親がファフナーの起動実験で消滅して以来、失語症で口がきけず、里奈だけは話さずとも彼の思っていることが理解できたとのこと。 また、真矢も話さずとも彼の思っていることが理解できたとのことで、真矢に恋心を抱くようになった。 【劇場版】 失語症であることが明確に描写されるが、里奈は理解者である一方で確執も見られた。 長らく両親の死を受け入れられず、里奈の話では玄関の明かりをつけたままにしたり灯籠を流すのも拒んでいた。 芹や広登らと共に、ファフナーのパイロット候補に選出され、蒼穹作戦後に建造されたファフナー「マークツェン」の搭乗員となる。 変性意識によって、ファフナー搭乗後に言葉を取り戻していく。 冷静に任務をこなす一方でフェストゥムを撃破することに喜びを覚え、「もっと多く来襲したほうが良い」とまで口走り、真矢にたしなめられる。 フェストゥムによる同化を通して、会えると思った両親に会えなかったことから両親の死を受け入れ、里奈との関係も改善された。 その後、里奈と共に「ゼロファフナー」に搭乗。 第二次蒼穹作戦では敵本拠地への奇襲攻撃に参加した。 【EXODUS】 里奈と共に高校を卒業し、喫茶「楽園」で調理を行っている。 仕事の動機は真矢目当てでもあったが、当の真矢が溝口との航空訓練で不在なことを残念がっている。 また、真矢が好意を寄せている一騎をライバル視している。 総士と違って真矢を譲る気はない、ということを総士本人に対して口にしており、その意志は強固である。 里奈とは対照的に人類軍との協力には好意的であり、世界を見たいという意志の元で派遣部隊に参加する。 広登に協力して取材活動のカメラマン役を引き受ける。 しかし、大量のフェストゥムの襲来から、ナレインの側に裏切り者がいるかもしれないという疑念と共に戦いの中で死に対する恐怖を吐露し、里奈の反対を聞き入れなかったことを後悔する。 その後の脱出行でも自分の無力さを嘆き、希望を見出していく広登からの励ましを受けるが、その広登が人類軍に撃墜されてしまい、その死に気付いていながらも受け入れられず、第二次脱出行にも広登の捜索やアルゴス小隊への復讐のために同行。 引き続き広登に替わる旅の記録を担うが、毎日のように出る死者、人間同士の凄まじい憎しみ、同化現象拮抗薬の枯渇、そして愛する真矢が人殺しに手を染めていく姿を目の当たりにし、広登とクロッシングで会話する錯覚に見舞われる。 加えて真矢と同じでありたいと共に人を殺すことに安らぎを求めるようにまでなった。 精神的に疲弊する一方でウォルターと交流を持つようになり、彼が過去に島を爆撃した事実を知り激昂するも、彼の人柄を知って島への移住を提案するなど複雑な感情を抱く。 ウォルターとの交流を通して広登の希望が正しかったと悟り、「広登と共に竜宮島の平和を世界に伝えたい」という願いを胸に抱くようになった。 最終的に同化現象は末期寸前まで進行、竜宮島合流時には結晶化で動けなくなるに至ったが、間一髪で島から救援に来た里奈と剣司に救助された。 竜宮島帰還後は、久しぶりの我が家で冷めた食事を手にしながらも命の暖かさを実感、旅の記録や里奈との会話で自分の願いを回顧し、同化現象でボロボロの体ながらも最後の「希望」に到達するまで戦い抜く決意を固める。 のちに里奈と同じ『 増幅』のSDPを発現し、第三アルヴィス上陸作戦では再び里奈と共にゼロファフナーに搭乗、新同化現象による嗜眠で戦闘不能となった里奈の接続を解除して単独でゼロを駆り、アショーカを同化しようとするベイグラントのフィールドを防ぐために単独で過剰な負荷を引き受けたことで、同化現象により結晶化・消滅した。 消滅の間際、ようやく広登の死を受け入れ、広登とウォルターのねぎらいを受けた最後の表情は安らかなものであった。 暉がシュリーナガルの少女から受け取ったお守りは、クロッシングでの別れの際に里奈へ託された(嗜眠中の里奈の夢として描写され、実物は目覚めた後に剣司から手渡されている)。 立上 芹(たてかみ せり) 声 -• 基本的に相手を呼び捨てする乙姫が「ちゃん」付けで呼んだ数少ない人物である。 中学校の生物部員で、特に昆虫がお気に入り。 他の部員とは違い罠を使わず、観察を終えた昆虫は帰すなど優しい性格である。 一方で、敵(フェストゥム)に情報を流したとして乙姫が史彦に詰問された際は、真正面から彼に抗議して乙姫を庇うなど気丈な一面を見せる。 後にファフナーのパイロット候補生としてアルヴィスに入る。 里奈と共に乙姫の最期を見届けた。 【劇場版】 蒼穹作戦後に建造されたファフナー「マークツヴォルフ」の搭乗員となる。 変性意識としては命を奪うことに対する忌諱から、「罪悪感」およびそれを誘発する攻撃者への「激しい怒りの衝動」が交互に発現、ファフナーで武装を無視しての頭突き攻撃を繰り出して保を驚かせた。 島の防衛中にフェストゥムが何かを訴えていることに気づき、後に「いたい。 たすけて。 」と泣いていることを悟り、変性意識もあり号泣した後、それまでに倒したフェストゥムの墓を山に作るようになる。 彼女の嘆きは後に広登もそれを悟り、広登自身もフェストゥムとの相互理解を意識していくことに繋がる。 その後、乙姫の人格形成を含め彼女と最も多く接した理由から、史彦からの頼みでコアの負荷を軽減する代替者を引き受け、戦線を離れてワルキューレの岩戸に入った。 意識体となったことで乙姫と再会し、コアが成長期を乗り越えた際に本当の別れを経る。 【EXODUS】 同級生たちの中では成長が最も顕著で、里奈とは逆に髪を伸ばしている。 進路は新たなコア(この時点では乙姫と呼んでいた)が再び岩戸を出た際に彼女の世話をするため、特殊医療とドクターコースを掛け持ちし、彼女の「伯父」である総士とも交流が深まっている。 一方で同期との交流が減ったため、これを心配した広登に連れ出されてアルヴィス広報部の番組制作の手伝いもしているが、里奈があきれるほど番組の数は多く、酷い目にあうこともあって、時折苦言を呈している。 また実家の鈴村神社で巫女を務めており、新任のファフナーパイロットにお守りを手渡す以外に剣司と咲良の結婚式では里奈、織姫と共に巫女として立ち会った。 一騎と総士の島外派遣の際に、新たなコアに生まれた日が七夕であることにちなみ"織姫"と名付ける。 戦闘の中でSDP「同化」「再生(リバース)」を発揮、周囲を同化することで、戦いで大破した機体と致命傷を負った自分を再生、ファフナー搭乗時には事実上不死身の存在となった。 新同化現象はSDPと同じく、日常時においても体に触れる物全てが同化現象を引き起こす形で発現、戦闘時以外は隔離措置が取られているなど不遇な立場に置かれる。 しかし、織姫が触れている間は同化が抑えられ、同化で済む食事も織姫に食べさせて貰うことで適う。 第三次蒼穹作戦以降は、新同化現象によって普段まともに食事がかなわなくなった関係から変性意識に変質が見られ、フェストゥムの命を食べたい(同化したい)という強い欲求を発揮し、レヴィンソードで突き刺した相手を同化するほか、ショットガンホーンでワームスフィアを展開するなど敵を同化して食事をする感覚を得る。 第四次蒼穹作戦直前に広登の死を知るが、それを乗り越え総士と共に織姫に見送られて戦場へ立つ。 プランデルタ実行に伴い、織姫を守るため独断で竜宮島へと戻ったことで、アルタイルや澄美とともに島へ封印され、海中で長い眠りにつくこととなった。 一騎が総士と深い縁があるように、芹も乙姫の最期を見届けるほか、コアの代替者など深い関わりを持ち、総士にもその点を指摘されている。 転生した総士と何度も出会うことを一騎が誓ったように、彼女もまた転生を繰り返す乙姫の側にいる選択をした。 堂馬 広登(どうま ひろと) 声 -• 進路相談のための三者面談に端を発した放送室占拠事件を経て、アルヴィス歌謡部門担当に抜擢される。 乙姫とも仲が良く、里奈や芹と一緒にいることが多い。 父親は食堂を経営している。 後にパイロット候補生となり、衛からゴウバインのヘルメットを貰った。 それ以来メットを持ち続け、蒼穹作戦開始時にもメットを手に一騎達の出発を見送った。 【劇場版】 衛の搭乗していた「マークフュンフ」に、ゴウバインのヘルメットを着用して搭乗する。 変性意識は衛と同様に、ヘルメットによるものが大きい。 島を守るために壮絶な最期を遂げた衛への尊敬から来るスタンドプレーを剣司やカノンに見咎められることが多かったが、剣司が救出した里奈のコクピットブロックを託されたことから仲間を守ることを強く意識するようになる。 第二次蒼穹作戦では操の操縦するマークニヒトからカノンを守り、島を取り込もうとしたミールのフィールドから身体を張って島を守りきる。 【EXODUS】 高校を卒業し、第二種任務としてアルヴィス広報部に所属する。 竜宮島のアイドルを自称し、特撮番組でゴウバインになったり、怪しいSP番組のレポーターになったり、果ては歌謡スターやニュースキャスターに扮するなど、竜宮島のテレビ放送においてあらゆる番組に登場する。 研究に没頭するあまり周囲との交流が減った芹を心配するがゆえ、番組作りに無理やり巻き込んでいるが、あまりに多くの番組を作りすぎているために芹を含め友人からは呆れられている。 竜宮島でインタビュー番組に応じたナレインからは、ジャーナリズムが生きていることを感心されている。 芹との関係については、姉だけでなくビリーやアイにも恋人と思われているようであるが、本人は照れながらも否定している。 有事の際は、ファフナーパイロットとしても戦う。 第1話での出撃時、ゴウバインのヘルメットを後輩である美三香に譲った。 目立ちたがりは変わらないものの、同時に周囲を鼓舞する好青年に成長しており、変性意識の影響もみられなくなっている。 以前は見下していた剣司のことも劇場版での戦いを通して衛と同様尊敬するようになり、パイロットを続けることへの責任感も自覚しているとともに、「フェストゥムとの相互理解」を望むようになっていく。 シュリーナガルとそこのミールの様子を記録するべく、取材特派員とパイロットを兼ねて、「みんなにとっての希望を持ち帰る」という約束を芹と交わした上で派遣部隊に参加する。 ロードランナーとの戦闘後も惨状を記録し、暉と対照的に島の外を見たことを後悔せず「互いに憎み合っていては人間もフェストゥムもいなくなる」と暉を諭している。 脱出行でも合流のために事態を割り切るビリーを見て、人類軍が戦ってきた厳しい状況を理解しながらも、同時に危機的状況下で支え合う人たちの強い姿の存在から精神的に成長を遂げていく。 そして、「自分が知る平和を世界に伝える」使命感を持つと共にその過酷さとやりがいを実感する。 しかし、その志から交戦規定アルファのもと現れたアルゴス小隊を真っ先に出迎えたがゆえ、ダスティンにコクピットを狙撃され戦死する。 焼け残った遺体の一部はマークフュンフとともにアルゴス小隊に回収されたが、溝口がヘスターとの交渉の末に奪還し、竜宮島へ無言の帰還を果たした。 カノンは広登の死をSDPで見ており、里奈は睡眠中に広登の命の分のゴルディアス結晶の成長を感じ取っている。 暉も派遣部隊の中では真っ先に気付いていたが、両親の時と同様に受け入れることが出来ずにいた。 第二次脱出行でその死を受け入れたくないあまりに疲弊した暉が、クロッシングで会話をする錯覚をしていたが、その志は暉に強く刻まれ、暉を通じて里奈にも伝えられた。 消滅の間際に暉の見た走馬燈でウォルターと共に暉をねぎらった後、クロッシングで里奈に別れを告げ、暉と共に旅立っていった。 一騎達の引退後(EXODUS以降) [ ] 年齢的には里奈たちの後輩であり、中学校では剣司や咲良の生徒にあたる。 『EXODUS』開始時点ではパイロット候補生で実戦見学段階であったが、エメリーの干渉によるコアの大量発生を期に正式なパイロットとなった。 たび重なる遺伝子操作の成果か、全員が高い適性と能力を持つ。 『THE BEYOND』では第五次蒼穹作戦時は三人ともパイロットであったが、3年後には剣司が史彦の補佐に着いたことで彗は当初の予定通りジークフリード・システムの搭乗者となる。 御門 零央(みかど れお) 声 - 2136年8月10日生まれ,152cm、46kg、AB型。 生真面目で男気に溢れる少年。 実家の「御門や」を手伝う。 「零央」の名は「強い子に育って欲しい」という母の思いから、に留学した父によってから付けられた。 菓子作りを父親から習っており、作ったケーキを喫茶「楽園」に客用として届けるなどそれなりに腕前も良い様子。 美三香に恋心を抱いており、鈴村神社のお守りに美三香の写真を入れている。 身体能力だけでいえば美三香には及ばないものの、格闘技能に特化した能力を持っており、格闘技術では一騎でさえ一本取れるか不明という実力を持つ。 実戦でも、抜きん出た戦闘力を示した。 剣の技量でフェストゥムにライバル視的な感情を抱くなど、負けず嫌いな面も見せる。 変性意識としては真矢のものと似た「機械的な冷酷性」が発現、躊躇や恐怖心がなくなることから得意の格闘戦において無駄のない動きを発揮できるほか、出撃時について細かく記憶することにもつながっている。 戦闘の中でSDP「 消失(ロスト)」を発現、フェストゥム同様自分の周囲にワームを発生させ、自身及び範囲内の対象をゼロ次元移動による空間跳躍させる。 なお日常生活においては美三香が新同化現象から心を乱した際、自分の意思と関係なく美三香のもとに強制転送されるという現象が発生している。 新同化現象は体の一部が消失し大穴が空くこと。 最初は胸部が消失し穴が広がり続け、やがて腹部にも穴が空いてしまう。 なお、当然その部分の臓器(心臓、消化器など)も消滅しているが、血液循環や消化といったその分の生命活動に影響は全くない。 第四次蒼穹作戦時には膝だけでなく肺に当たる部分も消失してしまうが、それでも美三香と仲間を守るために自分の身体を全て明け渡す決意の元で戦い続ける。 【THE BEYOND】 第五次蒼穹作戦までの二年間とその後の三年間で同期の三人の中では最も成長が顕著で、身長も美三香を追い越している。 天然ボケが入る美三香には度々突っ込みを入れており、三人の中は引き続き良好。 水鏡 美三香(みかがみ みみか) 声 - 2137年3月3日生まれ、160cm、45kg、O型。 元気一杯で天真爛漫な少女。 自分のことは「美三香」と呼ぶ。 同期の2人を「ちゃん」付けで呼んでおり、仲が良い。 また、広登に憧れを抱いており、彼が演じるゴウバインも(漫画版を含めて)大好きである。 一方で恋愛ごとに疎いのか、零央から告白に等しい激励を受けても関係に変化はない。 広登からゴウバインヘルメットを受け継ぎ、「3代目」と呼ばれる。 ヘルメットの中に鈴村神社のお守りを仕込んでいる。 身体能力・同化耐性の双方において、一騎に匹敵する群を抜いた素質を秘めている。 応用力にも富んでおり、イージス装備を効果的に応用しての格闘戦を展開する。 変性意識としては本能が表層化する「熱狂感」が発現、酒酔いに伴う興奮状態のごとく、大好きなゴウバインの世界に浸ったかのような享楽的な戦闘を行い、作中の技の名やフレーズを口走るなどといった言動から、総士や剣司を呆れさせている。 なお、戦闘中の記憶は零央とは逆に断片的にしか残らず、ファフナーを降りてから恐怖感や後ろめたさを覚える。 戦闘の中でSDP「 壁(ウォール)」を発現、イージス装備とは別に、フェストゥム同様の超高度を誇る壁状の力場を展開することが可能となった。 新同化現象は体の一部にワームスフィアに似た球状の黒い結晶体が発生すること。 結晶体は進行のたび数が増えていき、ついに左目に発生し大きなショックを受けるものの、零央の励ましによって乗り越え、眼帯を着用する。 第三次蒼穹作戦では激戦の末、肉体が単なる黒い球体と化すに至ってしまったが、それでも意思は残っておりファフナー操縦やクロッシングをやり抜き侵入してくるウォーカー群から島を守り抜いた。 派遣部隊との合流時にもメディカルルームからコクピットに転移、出撃してボレアリオスを援護した。 第三アルヴィスでの戦闘にも同様に参加、そこでディアブロ型に同化されてしまったが、復活した一騎によって同化から解放されると同時に、球体も発生していない元の肉体を取り戻した。 第四次蒼穹作戦では、ヘルメットをかぶらずに出撃しながらも変性意識は変わっていない。 【THE BEYOND】 成長した総士の振る舞いを違う方向で解釈するなど、天然ボケが入って度々零央に突っ込みを入れられている。 鏑木 彗(かぶらぎ すい) 声 - 2137年2月15日生まれ、165cm、52kg、A型。 『』に登場する鏑木早苗の弟。 中学校では生徒会長も務める。 両親は早苗の死を現在も引きずっており、それぞれ死に急ぐように仕事に没頭しているせいで、家庭内では気味の扱いを受ける。 西尾里奈に好意を抱いており、彼女が店番をする西尾商店に足繁く通ってはアプローチをかけるが、里奈には気付いてもらえていない。 里奈に姉の面影を重ねている様子もある。 鈴村神社のお守りには、姉の遺髪を仕込んでいる。 身体能力では他2人に及ばないが、複数の戦闘AIとのチェスや将棋といった多面打ちを一度に行い勝利するなど、明晰な頭脳を誇る。 思考力・集中力・メンタルポテンシャルといった状況判断能力においても歴代パイロット中最高数値を叩き出しており、パイロットだけでなくジークフリード・システムの継承者としても登録されている。 実戦でも初戦から総士を上回る状況判断を示し、驚愕した総士が引退を口にしたほどだった。 変性意識としては総士のものと似た「飽くなき支配欲」が発現するも、総士より経験や冷静さが不足しているため、敵の策略にはまってしまうハザードを抱えている。 戦闘の中でSDP「 引き寄せ(アポート)」を発揮、遠くの物体を瞬時に自分のもとへ引き寄せることが可能となる。 戦闘においては格納庫から武器を転送したり、他者をコクピットに引き寄せ救助させたりといった用途で使用されるほか、カノン式アクセラレータや里奈のSDPによる増幅を受けることで、ウォーカーやベイグラントといった捕捉が不可能なミールを引きずり出すことも可能となる。 死亡した人間を引き寄せることは当然不可能だが、死亡時に身につけていたものなどの遺品であれば引き寄せることが可能。 なお日常生活においては里奈が新同化現象によって生命の危機に瀕した(入浴中や階段の上り下り中などに睡魔に襲われる)際、自分の意思と関係なく里奈が強制転送されるという現象が発生している。 新同化現象はカノンとは逆に質量・体重の増加として発生しており、体重は突如100kgを超え、その後も増加の一途をたどっており、日常生活・戦闘時問わず動くことが困難になるなど大きな弊害を抱えることとなる。 当初は卓越した戦略的観点から、自分や仲間の死の可能性を冷静に分析するような素振りを見せたが、戦闘の激化に加え、ウォーカーに襲われたオルガをコクピットからSDPで救助した際、血まみれになった彼女の死を目の当たりにするなどの出来事もあり、「血の匂い」や「死」への強い恐怖を感じるようになる。 また、前に引き寄せていた姉のお守りをきっかけに母との関係も修復され、海神島への上陸では夕食の約束をして送り出された。 第三次蒼穹作戦以降は前述の通り、敵アザゼル型のミール摘出を担当、第三次蒼穹作戦から第三アルヴィス上陸作戦を経て、里奈とのコンビネーションを経てウォーカーの撃破に成功した。 第四次蒼穹作戦では戦死した暉に代わって里奈とともにゼロファフナーに搭乗、能力による負荷で文字通り満身創痍となりながらも、敵の根源たるベイグラントを地上に墜とすことに成功した。 【THE BEYOND】 第五次蒼穹作戦では再びアマテラスで参加、セレノアに機体を同化されたために自爆を敢行した里奈を引き寄せて命を救うことに成功する。 三年後にはファフナーをおりて、当初予定されていたとおりジークフリード・システムでの指揮を剣司から引き継ぐ。 真矢ほどではないが、総士を甘やかすような史彦の対応には難色を示している。 L計画(RIGHT OF LEFT) [ ] 『RIGHT OF LEFT』にのみ登場。 僚と祐未は一騎たちより1年先輩であり、全員が戦死した。 将陵 僚(まさおか りょう) 声 -• L計画に参加した一人で、両親は共に既に亡くなっている。 両親の死後は、木造家屋に愛犬のプクと共に暮らしているが、僚自身も母親と同じ肝臓の病気に罹っており、治療のため遠見医院に通っている。 非の打ちどころの無い性格だが、体調の悪さもあって見た目は昼行灯のようであった。 死ぬことに対する恐怖と悲しみを幼い頃から抱えているが、「何があっても希望を抱き続ける」意思の強さを持っている。 竜宮島中学校では生徒会会長を務め、生駒祐未とは幼馴染。 自分に生きる場所を与えてくれた竜宮島に恩返しをするためファフナー・ティターンモデルのパイロットとなり、L計画に臨むこととなる。 L計画が最終段階に入った際に襲来してきたフェストゥムを祐未と共に迎撃するが、脱出用の潜水艇が消滅したことを知って生還が不可能だと悟り、島へ帰りたがる祐未を必死に制止して共に海底へ降り、気持ちを告白する。 その直後、祐未が同化現象で死亡し自らも死の間際に立たされる。 最後に戦いの記録を録音し終えてからフェンリルを起動し、海底にフェストゥムがいるというメッセージをアルヴィスに伝える。 録音はブラックボックスに保存されて竜宮島に漂着し、聴いたアルヴィスの大人たちは皆が涙を流した。 その後、回収された機体のコクピットでプクは息を引き取る。 生駒 祐未(いこま ゆみ) 声 -• 僚の幼馴染で同じくL計画の参加者。 母親はすでに亡くなっているため、父親と2人で生活している。 病気で動くことのできない父親のため、祐未は幼い頃から家事全般や父親の世話に自分の時間を費やしていた。 竜宮島中学校では生徒会副会長を務め、些細なことで幸せを見つけることができる少女。 ティターンモデルパイロットとしてL計画に志願、仲間たちとともに生還確率の低い絶望的な戦いへと赴く。 最終段階で遼と共に迎撃に出る。 島へ帰る望みがあることを知るも、直後に潜水艇が消滅する。 それでもなお島へ帰ることを望むが、遼に制止され共に海底へ降りる。 遼の告白に応えながら、同化現象によって消滅、死亡する。 立木 惇(たちぎ じゅん) 声 - 僚や祐未の同級生で、L計画に参加したパイロットの一人。 冒頭で僚に「卒業するまでに、心残りが無いようにしておけ」と忠告し、一足先に「2回目の卒業」で、在校生たちに見送られて出立していった。 L計画の最後まで生き残ったが、脱出に乗船した潜水艦がフェストゥムに襲われ、早乙女ら大人たちと共に海の藻屑と消えた。 村上 剛史(むらかみ たけし) 声 - 同じくL計画のパイロットの一人。 同化現象で次々と消えていく仲間たちの姿を見て、絶望の余り自暴自棄に「どうせみんないなくなる」と壁に殴り書いてしまい、僚を激昂させた。 その後、フェストゥムとの戦闘でファフナーを大破させて戦死する。 仲間の中で弱音を最もストレートに出した人間的なキャラクターとして、本編の剣司とは対照的な運命を辿った。 船橋 幸弘(ふなばし ゆきひろ) 声 - 不明 同じくL計画のパイロットの一人。 ファフナーの操縦中に意識を失い、救出されたものの、最初に同化現象の末期的症状を起こし、僚の目の前で砕け散る。 柴田 小百合(しばた さゆり) 声 - 同じく、L計画に参加したパイロットの一人。 ロングヘアの小柄な少女。 最初に同化現象の症状が現われて倒れる。 鏑木 早苗(かぶらき さなえ) 声 - 同じくL計画のパイロットの一人。 ショートカットの長身の少女。 2番目に倒れる。 元来はおさげ髪のセミロングで、形見として髪を切って生家に置いていったことが『EXODUS』で明らかとなった。 『EXODUS』において弟の彗がファフナー・アマテラスの搭乗員となるが、両親、特に母・香奈恵は第2次L計画を繰り返し上申するなど、6年後も早苗の死をひきずっている。 後に彗のSDPによって、彼女の遺品であるお守りが引き寄せられ、家族の下に帰り着いた。 柳瀬 徹(やなせ とおる) 声 - 同じくL計画のパイロットの一人。 小太り気味の少年。 物語中盤で甲板にいた僚たちをロビーへ呼びに来た。 3番目に倒れる。 人間とフェストゥムの融合個体 [ ] 皆城 乙姫(みなしろ つばき) 声 -• 竜宮島の守り神という過酷な運命を背負わされた少女。 自分の置かれた立場を知り抜いているがゆえに、老成して達観したところはあるが、好奇心旺盛で明るく元気な性格も持ちあわせている。 他人には冷徹な態度で接することが多いが、兄の総士をからかったり甘えたり、遠見千鶴を母のように慕うなど、歳相応の子供らしい面も持ち合わせている。 芹たち中学校での同級生に対しても、普通に女の子らしく振る舞う。 胎児期に瀬戸内海ミールの暴走を受け、半同化状態となった母・皆城鞘の胎内から、人工子宮に移され出生した。 人類に数人しかいない人間とフェストゥムの融合独立個体。 もともと人工子宮の中で過ごすことが前提の身体の造りとなっているので、長期間の外での活動には耐えられない。 乙姫の場合は、3か月が人間として生きられる期間であり、その少ない時間を精一杯生き抜くことを選択する。 竜宮島のコアとして12年間、人工子宮ワルキューレの岩戸の中で島の機能を管理していた。 序盤で一騎の前に幻影のように姿だけを見せ、まだ事態を受け止めきれず、気持ちが揺らいでいる一騎に、総士と一緒に戦って、支えてやって欲しいと地下の岩戸へと導く。 物語中盤で、人類軍による竜宮島の占領の先手を打つかのように覚醒し、ワルキューレの岩戸を出て島内を自由に移動、人間としての生活を始める。 人類軍の撤退後、一人の生徒として中学校の2年生のクラスに編入される。 その際、生徒たちに彼女の素性がどのように説明されたかは不明であるが 、甲洋がさまよい出た騒動(実は乙姫が甲洋を解放した)の際、乙姫も同様にフェストゥムと融合していることを、自身から芹や里奈、広登に初めて明かしている。 しかしそれ以前も以後も、彼らは平時には普通のクラスメイトとして乙姫に接し、戦闘時に乙姫が外で見届けようとする際には芹から普通の人間と同様に身の危険を心配されている。 人間でもフェストゥムでもあるため、どちらの存在にもこれからの行く末を自分たちで選択させようとする。 そのために自身の目と足で情報を集め、戦闘時もそれを見届ける。 また、独立していてもコアとして竜宮島の様々な管理機能や戦力は使用可能で、同時に島の全てを知る「生き神様」のような存在であり、島民から崇敬される。 総士を救出する際には、何も使わずに一騎とたやすくクロッシングを行っている。 「人として生きたい、一人ぼっちになりたくない」という思いは強く、島との最後の同化により親しい人たちとの別れを迎えたとき、思わず足が竦んで泣き崩れてしまう。 ひたすら抱きとめてくれた千鶴の温かさに、亡き母を感じ取った乙姫は「私もこんな風に皆のお母さんになればいいんだ」と、自分の運命を心の底から受容。 岩戸に入り肉体を消失させた。 瀬戸内ミールが生命の循環を完全に理解したため、ミールの分身として無限に輪廻転生を繰り返し、学習しながら岩戸を出入りする存在、真なる「島の女神」となった。 【劇場版】 意識体として残ったまま史彦に語りかけ、美羽とミールの対話を促す。 その後、芹が代替者となった際に再会し、コアが成長期を乗り越えたことで完全に消滅し、コアを芹に託していった。 【EXODUS】 灯籠流しの夜に翔子や衛、オルガを初めとした派遣部隊の帰還者の分と共に、芹と織姫によって彼女の灯籠が流された。 織姫が目覚めてからはたびたび名前が出ており、特に芹や史彦が引き合いに出す。 皆城 織姫(みなしろ おりひめ) 声 - 【劇場版】 乙姫のいわば娘にあたる島のコア。 この頃はまだ命名されていない。 胎児状態から成長期に入り、島を支えるコアとして不安定状態となり、島民、特に真壁史彦らかつての戦争で放射線障害を持っている者たちの健康状態が悪化する。 【EXODUS】 引き続き竜宮島最深部で眠り、島を守っている。 以前の胎児状態から幼児状態まで成長をしている。 島に飛来してきた人類軍ナレインと少女エメリーに呼応するかのような反応を見せ、さらにエメリーが接触する際には一期の乙姫と同世代程度にまで肉体を成長させる。 派遣部隊の出発から間もなく目覚め、一騎たちに派遣部隊の危機を伝える。 乙姫の記憶は有しているが、同じ名前で呼ばれることを嫌い、芹に自分の名前を決めるよう命令し、七夕に生まれたことに由来して「織姫」と名付けられる。 他人には高飛車な物言い、かつ冷徹な態度で接し、乙姫に比べて口数も多い。 その一方、総士や千鶴には甘えた態度を見せる。 また、芹の家に同居して寝食を共にし、態度は高飛車ながらも甘えており、芹が同化現象で隔離されてからは頻繁に訪れており、特に心を開いている。 口調とは裏腹に日常での行動は無邪気そのもので、行美は「人懐っこいコア」と評している。 芹の影響で昆虫採集が趣味であり、昌幸の影響でさきいかが好物である。 乙姫がフェストゥムに呼びかける能力を有していたのに対し、織姫は島の未来を見通す能力を持つ。 そのためにSDPの出現も全てが未来に必要なものと称し、特に発現時のカノンのSDPは待ち望んでいたものであった。 後に剣司と甲洋もSDPを発揮したことで未来に必要な力が全て揃った模様。 また、いずれ芹が島を去る可能性や、総士とマークニヒトが第三アルヴィスで生まれ変わる未来も暗示している。 最終的に第四次蒼穹作戦にて、美羽を介してアルタイルと交信することで、アルタイルを竜宮島へと封印することに成功。 島民との別れと、自分をただ一人助けに来た芹を前にして、最終的に抑えていた涙を流した末、乙姫同様島へと還っていった。 一騎の幼少時にフェストゥムに同化しており、人間としてはすでに存在しない。 かつては日本自衛軍第2混成団特科大隊のエースパイロットであり、史彦の上司でもあった。 陶芸を通じて土、すなわちシリコン(フェストゥムと同じ物質)に触れ、フェストゥムのことを知ろうとするなど、独特の考え方を有していた。 皆城公蔵がミールを分析中だったにもかかわらず、ミールを本質的に理解した最初の人物。 史彦を助けようと、フェストゥムに自ら進んで同化し、フェストゥムに時間と存在を与え、ミールの共鳴核となる。 ミョルニアとなってからは日野洋治にかくまわれて部下として振舞っており、モルドヴァ基地壊滅の際にマークザインを操って一騎のピンチに駆けつけた。 自分のコアを助ければ、フェストゥムと共存するためのデータとまだ生存している皆城総士の両方が手に入ることを伝えるため、ミョルニアとして竜宮島に現れ、この時には紅音の記憶に導かれて山に現れており、記憶という概念についても理解していた。 データという概念を持たないながらも乙姫を通して洋治の設計思想に基づく機体の改良方法および同化現象の緩和薬のデータを送り、絶望の淵に立たされたアルヴィスに希望をもたらした。 この際にデータという概念が情報という概念に通じていることを理解したと思われる。 【劇場版】 戦う術、生まれるということを知ろうとする操のミールに捕らえられていた。 艦内にいるフェストゥムたちの痛みに苦しむ操に存在する理由を問いかける。 第二次蒼穹作戦のなか、ファフナーの攻撃で自身を捕らえていたフィールドが消えたことによって解放され、コア(のちの織姫)の生命を維持するために島に戻り、コアと島を守り切り完全に消滅する。 また、コアの生命を維持する際に竜宮島が自身の帰る場所と悟っていた。 史彦の回想に結婚前の紅音が登場しており、フェストゥムがケイ素で構成された生命体であることからフェストゥムも土、すなわち帰る場所を探しているという可能性も考えていることを史彦に語っている。 【EXODUS】 第四次蒼穹作戦の中、意識体として皆城鞘とともにワルキューレの岩戸に還ろうとした織姫を迎える。 ルヴィ・カーマ 声 - エメリーが転生した海神島のコア。 第四次蒼穹作戦の二年後の時点で既にディランと共に活動し、総士達がマリスに連れ去られる未来を予見した。 更に三年後には未来への試練を見据え、マークニヒトに乗るように告げる。 フェストゥムの個体 [ ] イドゥン 声 - 一期で竜宮島が発見した島に存在したコアが同化された存在。 竜宮島が接触した際に目覚め、以後はマスター型として活動する。 ミョルニア同様に北極ミールの分岐の可能性としてモルドヴァに潜入していた。 紅音の意志を継いだミョルニアよりも優先された分岐として人類と敵対を継続。 部分的ではあるが人間の感情と共に情報という概念を理解して、モルドヴァ基地のシステムを無効化してフェストゥムの襲来を手引きすると共に衛星回線でモルドヴァがフェストゥムに襲われる映像を世界に公開するなど、フェストゥムなりの情報戦を仕掛けるようになる。 その後、竜宮島を通じてジークフリード・システムの存在を知ると共にミールの意志でミツヒロがファフナーの開発を行った基地に潜入、基地の構造を理解し終えると最終テストに入っていたマークニヒトを狩谷ごと同化してファフナーのパイロットになると同時にミツヒロを葬って、狩谷から「憎しみ」の感情を学んだ。 そのままマークニヒトで竜宮島を襲撃して、道生を葬ると共に総士をシステムごと連れ去る。 北極で強制的なクロッシングを行って総士から戦い方を吸収していくが、一騎達への対処も含めてフェストゥムに痛みという概念を実感させるのが目的であった。 戦闘中に痛みというものを実感し、終始存在する苦しみや消える恐怖に苛まれていく。 最後は一騎達を同化して自身も消えようとするが、マークニヒトがマークザインに同化された際に自分だけ無に消えることとなる。 しかし、北極ミールが自らの消滅でフェストゥムに個体であることを与えると共に彼が学んだ憎しみは他のフェストゥムにも影響を与え、戦いを更に長引かせることとなる。 来主 操(くるす みさお) 声 - 【劇場版】 劇場版に登場するキーパーソンの一人。 竜宮島に漂着した艦の中に眠っていたヒト型のフェストゥム。 外見は10代の少年を模している。 人類軍による核攻撃で多大な損害を負ったミール(のちのボレアリオス群ミール)から、自然発生によって「個体」として存在することを望んだスフィンクス型のフェストゥム。 その後スフィンクス型でありながらボレアリオス群ミールの祝福によって、ヒトとの同化によって生まれたコア型・スレイブ型・マスター型とは異なる、ヒトを複製した姿(ゆえに体の構造はヒトと同一だが、染色体は存在しない)を与えられた。 「来主操」の個体名は、フェストゥムとして与えられた存在意義を、半同化状態にあった総士が日本語に訳して名付けたもの。 一人称は「俺」。 フェストゥムとして生まれたがゆえの、ボレアリオス群ミールから引き継いだヒトと異なる認識・行動原理と、個として生まれたがゆえの、生まれたてのヒトの子供のような屈託のない感情を併せ持っている。 マスター型のように属するミールや群のフェストゥムを「我々」といった共同体ではなく、「俺達」「俺達のミール」と「仲間」といった別の存在として形容する。 ボレアリオス群ミールの使者としての役割を拒絶はできないが、個として最初に感じた「空が綺麗」という感情を共有できる人間に対しては友好的であり、屈託なく会話などを試みる。 対して会話が出来ずに思考も読めない動物が苦手で、作中では自分を警戒するショコラには近づくこともできない。 核攻撃の折りにミールの命令ではなく自身の意志でフェストゥムの側にいた総士を守り、そのまま総士と半同化状態のまま竜宮島にやってきた。 目的は島のコアと自身の同化、人類軍および自身が属するミール以外の群れを相手にした共同戦線による殲滅とそれによる平和維持。 本質は無条件降伏とそれに伴う操の側のミールと共に人類と他の全てのフェストゥムを敵に回すものではあるが、それまでにフェストゥムが為し得なかった行為がアルヴィスの面々を驚嘆させた。 また、総士と半同化状態の影響で体格がほぼ同一であり、目覚めてから着用しているアルヴィスの制服は総士の物である。 自身とミールの関係を「人間と手」あるいは「神」と例え、ミールに逆らえない運命と一騎たちに消えてほしくない思いの二律背反に苦しみ、ミールの命令によってマークザインから引きずり出されたマークニヒトのパイロットとして竜宮島と敵対。 第二次蒼穹作戦では防衛部隊を圧倒するが、一騎のマークザインとのの果てに自らを機体から解放しようとした一騎が消滅する時に遂に自分の心が勝り、ミールに「もう戦いたくない」と願い、同時に一騎の同化も収まった。 直後、機体と半同化状態だった総士から分離し、他のフェストゥムや一騎と共に人類軍の核攻撃を阻止して消滅するも、ミールの祝福によりボレアリオスのコア型フェストゥムとして胎児状で転生を遂げた。 その後は総士を通じて一騎に「自分が綺麗だと思う空を一騎が見えないのは悲しい」と伝えた後、彼の視力を回復して去って行った。 【EXODUS】 アルゴス小隊の攻撃により孤立した派遣部隊とペルセウス中隊への援軍として、美羽とエメリーによって交信・援護を求められた。 やがてアビエイター群とクローラー群の襲撃を受けるペルセウス中隊の前に救援として空母ボレアリオスごと合流、転生前と変わらぬ少年期の姿まで成長・覚醒し、竜宮島と合流した。 先代を「前にいた存在」と区別はしているが、存在・記憶・人格は竜宮島コアと違い先代のものをそのまま受け継いでおり、フェストゥム寄りの価値観を残しつつも人懐っこく明るい性格や、犬が苦手といった嗜好、「空が綺麗」といった感情などは変わらない。 ゆえに本作ではエスペラントやヒト型フェストゥムといった自分と近い存在と接する機会も多いが、フェストゥムのような交信ではなく、人間と同じように言語による対話を用いた相互理解を望んでいる。 記憶という概念も理解しており、島民の強い記憶を残した喫茶「楽園」やマークドライツェンを気に入っている。 「美羽を同化する」という交換条件を受けて救援に来たが、世界の平和到来まではそれを待つことを了承、以降は竜宮島に滞在する。 その後、喫茶「楽園」にて織姫、甲洋、総士といったフェストゥムに近いメンバーと会話を楽しみ(先代と直接交戦した甲洋のことは好きになれないが、ショコラを恐れるがゆえに何もできない)、コアでありながら自らも竜宮島を守るべく戦うことを表明。 これによりマークドライツェンを与えられ、第三アルヴィス上陸作戦以降はエウロス型を率いて出撃。 タキサイキア現象のように周囲をスローモーションで認識するSDPを発現、「今をたくさん見せてくれる」と喜び意気揚々と戦闘に臨む。 最後は甲洋とともに、第三アルヴィスのコアに取り込まれかけた一騎を救い出した。 【THE BEYOND】 正式にエインヘリアル・モデルに改修されたマークドライツェン・クロノスに搭乗して第五次蒼穹作戦や総士奪還に参加。 美羽の同化が長引いていることをぼやきながらも一騎達との関係自体は気に入っており、『エレメント』の一人としてベノンからも警戒されている。 また、言葉での相互理解を重視している故か感情への理解は疎かになりがちで、自分や一騎達にとっては偽物でもそこで暮らした総士にとっては北極の竜宮島が本物という感情については理解できず、甲洋に窘められている。 マレスペロ 声 - 石川静 エスペラント [ ] 日野 美羽(ひの みわ) 声 - 【劇場版】 日野弓子の娘。 日野道生の忘れ形見。 竜宮島で初めて自然受胎で産まれる。 島の環境となっているミールと日常的にクロッシング状態にあり、2歳弱でありながらしっかりとした言語能力を持つ。 意識体となっている乙姫の存在も認識し、操の来島も「おおきなおふねがくる」と予言した。 また、ミールとクロッシング状態となっている影響のためか人間とは異質なフェストゥムの言語と感情を理解することができ、ソロモンが情報交換やエウロス型による命令の書き換えと認識している行為を「おはなし」と表現し、文字通りフェストゥムやミールと会話を行っており、乙姫をも大きく上回っている影響力が「第二次蒼穹作戦」の鍵となる。 ただし、この能力はアルヴィスの内部などでは不可能であり、戦闘中に屋外に出なければならないという危険性もある。 対話を成功させた直後、人類軍の核攻撃を察知して恐慌状態に陥ったミールに同化されかけるが、操らフェストゥムが核を阻止したことで同化を免れる。 【EXODUS】 ミールとの対話能力を持つキーパーソンであり幼き予言者。 成長して弓子と2人暮らしをしているが、同世代の友達がおらず 、空想の友達と会話をしているような様子を弓子に心配されていた。 しかし、実はミールの欠片を所持していたエメリーと交信をしていたことが判明し、直接会うことがかなった。 クロッシングによる強い感受性や能力も健在であり、ナレインから「世界最高のエスペラント」と称され、その能力は先代のコアであった乙姫やエメリーを凌いでいる。 また、その能力故にフェストゥムを全く怖がらない一方で憎しみなどの悪意には免疫がなく、アザゼル型やその影響下にあるフェストゥムの憎しみに当てられて体調を崩し、おびえることがある。 対面した直後もエメリーとは常にクロッシングで会話をしていたが、それ故に弓子を不安にさせた。 ペルセウス中隊の要請に応えてシュリーナガルで世界樹を通してアルタイルに接触するが、幼い故に対話が不可能であった。 その日の夜に身体の成長を望んだ美羽の願いを受けた世界樹の力で身体が織姫やエメリーと同世代程度までに急速に成長させられた。 それに伴って新たな能力を身につけたが、成長したばかりのために使いこなせていないが、アルタイルの到来を「おおきなおほしさまがくる」と拙い表現で真矢達に伝えた 元々好奇心が強い部分があると共に、クロッシングによる感受性からミールとの対話には積極的であり、それが弓子の不安の種にもなっている。 しかし、幼いながらも自分の能力に本人なりの自覚と責任を持ち、自分の肉体の幼さを嘆くこともあった。 脱出行が始まって以来、フェストゥムだけでなく人類軍の悪意やその人類軍への避難民の憎しみも感じ取り精神的に疲弊していく中、弓子とエメリーの存在で平静を保ち、操の救援で島に帰還する。 また、5歳弱ながらも多くの犠牲を見てきた影響で自身が犠牲になる考えすら持つようになり、操への援軍を求めた際には弓子とエメリーにも知らせずに自身の同化を交換条件として持ちかけていた。 やがて第四次蒼穹作戦では弓子、エメリーとの別離という経験を経るが、海神島へのアショーカの定着を見届け、織姫の交信を手助けする役割を果たした。 作戦終了後、弓子とエメリーの形見をもってビリーの最期を看取った真矢を出迎える。 【THE BEYOND】 2年後、ファフナーへの搭乗が可能になるまで身体が成長したことでパイロットになり、一騎からマークザインを引き継ぐ。 経験が浅く、本人が極力戦闘を望まないのでトルーパーモデルが護衛に随行すると共に、対話の力でフェストゥムの群れを一時的に沈静化させている。 第五次蒼穹作戦で一騎達と共に総士達の救出へ向かうが、マリス達の乗ったロケットを撃つことが出来ずに北極への脱出を許してしまう。 更に3年後に総士と再会し、「エスペラント軍」として自分達に敵意を向ける総士の警戒心を解くために積極的に働きかける。 5年前の過酷な経験から一人称が自分の名前であるなど実年齢相応に振る舞いながらも大人びた雰囲気を持ち、エメリーが転生したルヴィとの信頼関係も強い。 同じエスペラントのマリスのことは敵対しながらも互いに気にかけている間柄で、マリスに対しては冷徹になりきれていない。 エメリー・アーモンド 声 - 【EXODUS】 民間人の少女でもう一人のキーパーソン。 交戦規定アルファが発令されて壊滅したハワイでナレインに保護され、1年後にナレインたちにつれられて竜宮島を目指す。 到着後、ミールを通して交信していた竜宮島にいる美羽と出会うことができた。 その後、コアと対話を行い、アルヴィスに新たなコアを大量に誕生させた。 時期は不明であるが、北極ミールの欠片を入手した弟からミールやフェストゥムと対話する方法を教わった。 弟を含む家族は故郷がフェストゥムに襲われた際に弟がミールの欠片を通してフェストゥムに殺戮をやめるように訴え、成功の代償としてミールに同化された。 以降は弟のスニーカーの片方を故郷に埋め、もう片方を持ち歩く。 美羽には及ばないが彼女のエスペラントとしての能力も非常に高く、フェストゥムに匹敵する読心能力を有している。 また、高い能力故にエスペラントたちのリーダー的存在となっている。 脱出行でも美羽たちと共に内通者を探す傍ら、ミールに最も触れているために同化抑制剤の投与を受けている。 人類軍による攻撃を受けた後、総士に自分たちの援軍の存在を伝える。 完全長尺版ではナレインに保護される経緯が描写され、輸送機の発着場がスフィンクス型に襲われた時にミールの欠片を持って破壊をやめるように訴えた。 直後に人類軍の核攻撃で発着場が崩壊したが、交信相手のスフィンクス型に守られたために生き延び、生存者の救助に出たナレインが彼女を守ったスフィンクス型が朽ちた場面に遭遇したところを保護された。 ペルセウス中隊とエスペラントの中心人物であるため、織姫同様に毅然としている。 しかし、美羽や織姫と異なり元々が普通の子供であるために、広登と芹の取材で家族がミールに同化された過去を明かした時には涙を堪えており、弓子をミールの力で生き長らえさせながらもいずれ彼女が消えてしまい、美羽を悲しませる結末には泣き出してしまった。 脱出行の中で精神的に疲弊していくとともに、吐血症状が現れるなど肉体的にも異変が現れている。 実は弓子同様一度死亡した後、弟の願いを受けたミールによって生きながらえていた存在であり、最終的にアショーカがベイグラントの同化で弱体化してしまったため、他のエスペラントたちやナレイン、弓子と共にその命をアショーカに同化させ、美羽に別れと再会を告げて弟のスニーカーを残し消滅した。 直後、彼女の命が転生したコア(後のルヴィ・カーマ)が誕生する。 マリス・エクセルシア 声 - アルヴィス [ ] パイロット達の親族(一騎及び同級生) [ ] 真壁 史彦(まかべ ふみひこ) 声 -• 旧姓は麻木。 当初は先代の指令である皆城公蔵の補佐を務めていたが、彼の死後に代理を経て司令に昇格した。 平時の職業は陶芸家。 厳格な軍人ながらも温厚で理性的な人格者だが、一騎以上に性格的に不器用。 妻・紅音の影響から、土いじりに勤しんでいるものの、陶芸の腕はあまり良くないようであり、行美や保にもそれをネタにからかわれている。 家事全般を一騎に頼りっぱなしなため、米を研がずに炊いてしまうなど生活力はほとんどない。 一騎不在の際には夕飯は溝口宅でご馳走になっていた。 フェストゥムとの「共存」寄りの思想を持ち、皆城公蔵の「決戦」を望む姿勢には苦慮していた。 軍務に忠実であるが、島を守るために子供たちを戦いの矢面に立たせることを快く思っていない。 一騎を戦わせることを紅音に詫びるなど、父親としての顔を持ち、本当の親でなくとも愛する子供を失う辛い気持ちにも配慮を見せる。 それだけに、甲洋をその手にかけようとまでした春日井夫妻の態度には怒りを露わにした。 現在こそフェストゥムとの「共存」を主張するが、日本軍時代は「フェストゥム殺しで右に出る者はいない」とバーンズが評価するほどの卓越した技量を誇るパイロットであった。 また、人類軍との戦闘経験があるために島民が人間と戦うことを禁じている。 戦争や核による放射能汚染の後遺症が残っており、瀬戸内海ミールの干渉下でなければ生命に危険が及ぶ。 【劇場版】 引き続き司令官を務めている。 コアが成長期に入ったこととフェストゥムの襲来が重なったことで核の放射能汚染、人類軍との戦闘による後遺症が発症し、同化促進剤の投与でそれを凌ぐ。 第二次蒼穹作戦では竜宮島の防衛を溝口に委任し、自らは攻撃隊の司令官となった。 後遺症に苦しみながらも対話のために美羽と弓子に付き添い、ミールとの対話を見届ける。 「信頼こそが戦力」という考えを持ち、徹底した情報公開を行う。 溝口からは「バカ正直だが結構効果がある」と評価されており、島民たちから絶大な信頼を得ている。 千鶴との仲は一騎に感付かれており、後遺症が発症した際には千鶴と住むことを勧められた。 【EXODUS】 引き続き司令官を務めている。 また、竜宮島学園(かつての竜宮島中学校が高等部を新設したもの)の校長も兼務している模様。 陶芸の腕は前より上がったようで、少なくとも最近はじめた一騎よりは上手く作れる。 今期ではカノンが真矢の発言から千鶴が彼の子を妊娠したと勘違いしたり(ジョナサンのことを弟が出来たと話したため) 、一騎不在時は千鶴の家で食事をとるなど、彼と千鶴の仲は子供達の間で公認となっている模様。 海神島への上陸作戦で紅音と同じマスター型として覚醒した一騎をそれまでと変わらぬ出迎え方をした後、第四次蒼穹作戦で竜宮島指揮官として活動、子供たちに人を撃つことを命じまいとする作戦と信念の元、一騎と敬礼を交わし送り出した。 最終的に織姫の決定に従いプランデルタを発令、竜宮島封印を必ず帰るという思いのもと見届け島民脱出を指揮した。 【THE BEYOND】 これまでと同じく司令官を務めているが、五年の間に身体に不調を来して杖を用いて歩行する。 三年間、偽の島で過ごした総士が「エスペラント軍」として自分達へ向ける怒りをマリスの裏切りを阻止できなかった自分達の代償として、総士を丁重に扱いながら真実を告げる方針をとる。 しかし、真矢や彗達からは総士が自分が丁重に扱われていることを分からずに逃げようとしている様子から難色を示され、奇しくも十年前に島の真実を知った一騎達と総士の認識差の再現にもなっている。 皆城 公蔵(みなしろ こうぞう) 声 - 【一期】 皆城兄妹の父にして、アルヴィスの総責任者で司令官。 平時の職業は中学校の校長。 丸腰のファフナーで戦う一騎を救うため、手動操作でレールガンを送り出すも、自身はその直後にフェストゥムの攻撃を受けて戦死した。 司令官職は史彦に引き継がれるが、校長職は空席になっていた様子。 【RIGHT OF LEFT】 アルヴィス司令官と中学校校長を務める。 フェストゥムに対しては、「共存」ではなく「決戦」を望んでいる、アルヴィスきっての好戦派。 とはいえ、その根底にあるのはあくまでも島を守るという強い想いであり、「決戦」を望んでいるのもそれが1番島を守るのに現実的な手段だからである。 また子供達の事もパイロットの前に一人の人間としてちゃんと見ており、あくまで司令官として私情を捨てているだけで、島の子供達や実子を犠牲にすることにも内心では葛藤や苦悩を抱えており、決してミツヒロのようにフェストゥムへの憎悪に囚われている訳でも人間性を失っている訳でもない。 また史彦達のフェストゥムとの共生という思想も積極的に賛同はしていないものの頭ごなしに否定もせずに、自身の計画を主導しながらも、並行して史彦達が共存という道を模索する事も許容しており、こういった姿勢から考え方が違いながらも互いに対立する事も無く、互いに相手の思想を尊重して信頼し合っていた。 フェストゥムによる島発見の危機を回避するため、生駒が発案したL計画の実行を承認する。 さらに万が一、竜宮島のコア(皆城乙姫)が敵のフェストゥムに同化され乗っ取られてしまった場合 に備えて、レールガンをはじめとする島の大半の武器を敢えて封印することを決定した。 しかしこれが後に一期の序盤で自らの死の遠因になる。 【EXODUS】 鈴村神社の戦死者たちの写真の中に飾られている写真と回想シーンのみで登場。 回想シーンでは皆城鞘が瀬戸内海ミールの暴走を受け、同化状態となった事件では現場に居合わせていた描写となっている。 遠見 千鶴(とおみ ちづる) 声 -• アルベリヒド機関研究主任でもあり、フェストゥムおよびファフナー搭乗者の肉体変化(染色体や同化現象)などの研究を担当。 平時の職業は、島で唯一の診療所である遠見医院の院長。 極めて穏やかな物腰の女性。 遺伝子研究者という立場上、パイロットの親たちに子供の身体の変化などを告げなければならないなど、辛い役回りであるが、彼女自身はそれが自分の義務であると考えている。 史彦に密かに想いを寄せており、奇しくも親娘がそれぞれ真壁親子に恋慕するという状況で娘の弓子には呆れられる。 【RIGHT OF LEFT】 肝臓に持病を持つ僚の主治医をしている。 【劇場版】 コアの成長期、およびフェストゥムの襲来によって、史彦を初めとする戦争経験者の症状が悪化したことを知る。 同化促進剤の投与以外に史彦の症状を止める術がないことに苦悩し、島よりも史彦の生命を思うあまりに操の提案を受け入れたい心情を明かした。 その後も芹の同化が始まった際に、誰も救えない無力さに打ちひしがれていた。 【EXODUS】 弓子と共に、孫である美羽を育てる日々を送る。 美羽には「ちづるママ」と呼ばれている。 ジョナサンに対しては「真剣で、使命に燃えて怖いくらいに若い頃のミツヒロに似ている」と印象を語っている。 弓子、真矢、美羽がシュリーナガルに赴いた関係で、一人竜宮島に残される。 一騎も総士と共に追加派遣されたため、同じく一人にされた史彦を自宅に食事に招くなど、多少は関係に進展が見られ、互いに慣れてしまった行為への自覚を告げるなど信頼関係は強い。 ウォーカーとの戦いでも過去の後遺症に苦しむ島民たちの治療に尽力し、帰還した美羽たちの検査を行う。 母・千鶴の研究助手も兼務している、フェストゥム因子移植第1世代の生き残りである。 平時の職業は、中学校の養護教諭。 普段は真矢をからかうなど、お茶目な性格をしているが、同時に妹への愛情も強い。 パイロットたちの引率者も務めている。 中学生時代の夢は「東京でアイドルになる」だった。 一騎はさておき、後に続くパイロットたちの投入には断固反対していた。 翔子の出撃にも反対し、甲洋と咲良が選抜された際にも猛反対した。 真矢のパイロット適性が極めて高いことを知りながらも、その身を案じ隠蔽したが、そのことを父ミツヒロ・バートランドに知られ、遠見一家の追放という事態(ミツヒロにとっては島から妻子を連れ出す良い口実になった)になりかかるが、島民の厚意により事実上不問となる。 千鶴との大喧嘩の末、ずっと想いを寄せ竜宮島に帰ってきた道生と同棲し、後に彼の子供を身篭った。 【劇場版】 日野道生の死後に生まれた2人の子供である美羽と共に暮らし、育児に専念するため第一種、第二種任務共に休業している。 しかし、フェストゥムの絵を描く娘のことを理解できずにいる。 美羽に対する愛情はとても深く、美羽を作戦に利用する史彦に拳銃を向けてもいる。 第二次蒼穹作戦では美羽と共にRボートに乗船、美羽とミールの対話を史彦と共に見届けた。 【EXODUS】 道生の遺した娘・美羽を育てる日々を送る。 娘に同年代の友達がいないことを含めて引き続き美羽を心配しており、母親としても特殊すぎる美羽の能力を理解することが出来ず思い悩むこともある。 シュリーナガルへ美羽と同行するが、美羽が世界樹アショーカと対話をした日の夜に美羽の急速な成長を目の当たりにする。 その後、フェストゥムの襲来による宿泊先の崩落に巻き込まれて死亡するが、アショーカが美羽を守るため一時的に存在を永らえさせる形で蘇生し、美羽と共に真矢たちと合流する。 以降はミールの情報を得たことから思考に変化が起こり、以前と違い美羽の能力を理解・受容するに至り、自身は期限付きの命ながらも蘇生については感謝している。 一方で飲食の不必要や拳銃が使えなくなるなどの肉体的変化も起きており、「今の自分には使えないから」と、護身用に持ってきた道生の形見の拳銃を真矢に託した。 最終的にエスペラントたちやナレインとともに、命をアショーカに返還する形で消滅した。 羽佐間 容子(はざま ようこ) 声 - 【一期】 翔子の養母にして、アルヴィスのファフナー整備担当者で非常時にはオペレーターも担当。 平時の職業は中学校の理科教師。 結婚もしておらず、人工子宮でも子供が作れないほど受胎能力が無くなっていたが、母親としての才能をアルベリヒド機関に認められ、機関の保管遺伝子から生まれた翔子を生まれてすぐに引き取り、愛情をかけて育てた。 「空を羽ばたいてほしい」という願いから娘に翔子と名付けている。 翔子を思うあまり、才能が認められてファフナー搭乗者に選ばれることを望まなかった。 翔子がマークゼクスで出撃しようとしたとき、彼女の身を案じて止める。 翔子の意志は強く「あなたの子供じゃない」と突き放されて呆然と見送るしかなかった。 翔子の死後、甲洋から愛犬ショコラを引き取った。 娘を失った心の傷は深く、自殺未遂を起こし史彦に止められた。 頑なに新たな里子を引き取ることを拒んでいたが、後にカノンを新たな家族として迎えることで生きる気力を取り戻した。 マークニヒトの襲撃時、手塚によってファフナーのカプセルに押し込まれたためにかろうじて同化を免れ、蒼穹作戦前にカノンから母と呼ばれるまでに至った。 【劇場版】 カノンを正式に養女としており、彼女の専用のファフナーを開発したものの、やはり内心ではカノンが戦う事を望んではいない。 戦争を経験した世代であるために、コアの成長期によりブルク内で倒れてしまった。 【EXODUS】 カノンと共に、アルヴィスで引き続きエンジニアを担当している。 かつて翔子が乗り、そして命を落としたマークゼクスを再び組み立てたことに複雑な思いを抱いている。 やがてカノンも新同化現象の末消滅し、再び娘を喪うことになるも、彼女の意志を継ぐべくウォーカー群襲来に伴う後遺症発症に苦しむ身で、島内ファフナー全機改修を成し遂げた。 剣司と咲良の結婚式には翔子の遺影を手に参列する。 要 澄美(かなめ きよみ) 声 -• アルヴィス研究員でオペレーターも担当。 平時の職業は中学校の体育教師。 彩乃とは親友であり、ライバルでもある。 夫が戦死して間もなく、咲良がパイロット候補であると告げられた。 その後、ファフナーに搭乗した咲良の身体に変化が生じた際、島のためとはいえ子供たちを犠牲にすることに苦言を呈した。 更に咲良が同化現象で倒れた際には治療を諦め、そのまま「楽にさせて欲しい 事実上の安楽死 」を望んだが、剣司のおかげで立ち直る。 彩乃が同化された後は彼女の意志を継ぎ、剣司を引き取ることを決意する。 自宅に要流柔術の道場を構えており、彼女が師範をしている。 夫の誠一郎よりも強いらしい。 【劇場版】 咲良が再びファフナーに搭乗することになった際、かつての不安を味わうことに苦悩し、史彦同様、瀬戸内海ミール機能低下に伴い後遺症の発症で体調を崩した。 【EXODUS】 引き続き、アルヴィスでオペレーターなどを担当している。 またかつての戦争では最前線にいたため、核による放射能汚染の影響が史彦以上に強いことが明かされた。 ウォーカー群の襲来により島が侵食されたことにより後遺症を発症、島を奪還できなければ余命1か月、生きられても健康体ではいられなくなってしまう。 剣司と咲良の結婚式の際には、夫・誠一郎と剣司の母・彩乃の写真を手に参列した。 以後、療養に専念すべくCDCを佐喜に譲る形で現場を退く。 その後は入院生活を送るも、第四次蒼穹作戦において竜宮島封印のためプランデルタが発令されたことから復帰、プランデルタを独りCDCにて進行した末、咲良に別れを告げた上で島と運命を共にした。 要 誠一郎(かなめ せいいちろう) 声 - 【一期】 澄美の夫で駐在所勤務。 自宅では和装で書道を嗜んでおり、柔術にも優れる。 アルヴィスでの任務は戦闘機ブルギリム隊のパイロットで隊長。 牽制と迎撃のため出撃するもフェストゥムに捕らえられ、ヴェルシールドに叩き付けられて戦死する。 彼の死が咲良に多大な影響を遺した。 近藤 彩乃(こんどう あやの) 声 - 【一期】 剣司の母でアルヴィスの開発担当者にして研究員。 「アーカディアン・プロジェクト」における島の開発者で、生物工学の第一人者。 平時の職業は中学校の数学教師。 家でも数台のパソコンを保有し、フェストゥムの解析に勤しんでいる。 軽はずみな言動の多い剣司を「馬鹿息子」と呼び呆れることも多い。 剣司が咲良の同化や衛の死に耐えきれず引き篭もった際には、彼を庇い、母親の愛情を示した。 しかし、その直後のフェストゥム襲来で一騎への指示を優先し同化されて死亡する。 彼女の死によって剣司は再び立ち上がり、ファフナーに乗ることを決意した。 小楯 保(こだて たもつ) 声 - 【一期】 衛の父親にしてアルヴィスのチーフメカニック。 平時の職業は銭湯「竜宮城」を経営。 息子・衛のため、文化を残すために島で唯一の漫画家となり、「大粒あんこ」のペンネームで『機動侍ゴウバイン』を執筆している。 マークゼクス出撃の際にエンジントラブルが発覚。 帰還して修理させるよう申し入れるが総士に拒否される。 このとき「子供が大人に命令するんじゃない」と怒りを露わにした。 衛を失い落ち込んでいた矢先、妻の千沙都や部下の手塚までも失い、自暴自棄に陥るが、島の未来のため再び立ち上がる。 【劇場版】 2年前の戦いで妻子を失いながらもファフナー全機の修復を終えた後、活力を失い飲んだくれていた。 しかし、島の危機に際して再び立ち上がっており、行美からは息子や妻を失いながらもファフナーから目を背けなかった姿勢を賞賛されていた。 また、祭りの提灯についてイアンら元人類軍の面々に指導もしていた。 【EXODUS】 家族の遺影に見守られながら、『真・機動侍ゴウバイン』を描いている。 メカニックとしてはカノンの上達と寄る年波もあり、引退を口にすることもある。 現実世界における作画のデジタル化時代を反映し、『ゴウバイン』の作画環境も大型タブレットに直接原稿を描く形になり、イアンがアシスタントをしている。 剣司と咲良の結婚式には衛にも見せるべく家族3人で写った写真を手に参列する。 容子やイアンと共にエインヘリアル・モデルへの改修を行った後に海神島の偽装鏡面を除く防衛システムを復活させ、溝口と共に海神島で子供たちのバックアップを行う。 小楯 千沙都(こだて ちさと) 声 - 【一期】 衛の母で夫の保同様にアルヴィスのメカニック。 小柄な女性だが、仕事と漫画家の二重(銭湯経営も加えれば三重)生活を続ける夫を支える気丈さを持つ。 息子の死後のマークニヒト襲来時、逃げられないことを悟って自らを犠牲に里奈達をエレベーターで避難させた。 普段は喫茶「楽園」を営業している。 一応はシナジェティック・コードの高いパイロットの候補生の育成というプロジェクトの中枢を担う人物の1人なのだが、他のパイロットの親達と比べるとアルヴィスにおいては明らかに閑職に追いやられており、「自分たちばかりで物事を決定する」と司令部に不平を漏らしていたこともある。 実は新国連のスパイとして情報を流していた。 この事は史彦や公蔵は最初から気づいていたが、あえて泳がせており、彼らが閑職だったのもこのため。 ただしスパイをしていたのは由紀恵のように本人なりの思想や目的があったのではなく、あくまでも自分達の保身の為である。 また由紀恵と違って彼ら自身のアルヴィス内での立場からも、それほど重要な情報や実益を新国連にもたらせていた訳でも無かった模様。 アルベリヒド機関より依頼されて、機関の保管遺伝子から生まれた甲洋を生まれてすぐに引き取り里親になるも、甲洋の事は自分らの保身の為の道具としか考えていない。 非常に自己中心的な性格で、アルヴィスの召集令状により甲洋がパイロット候補になるとわかると、不安や悲しみを隠せない他のパイロットたちの両親と違って嬉々とした態度を見せた。 しかし、諒子の方は一応はわずかな情があったのか、模擬戦で好成績を出せなかった甲洋に同情も見せていた。 そして甲洋が同化されたのを受けて、新しい里子を授かろうとするも甲洋が生存していることが理由で機関から拒否される。 業を煮やし、あろうことか甲洋の生命維持装置を切ろうとしたところを遠見千鶴に見つかり、そのあまりに身勝手な態度に、激怒した史彦に胸ぐらを掴まれ、竜宮島の情報を新国連に横流しにしたなどの罪で島から追放された。 その後の消息は不明だが、島の住民からは島の外の世界にまともに生きていける場所などないだろうと噂されている。 実際にそれを裏付ける凄惨極まりない状況の島の外の世界がその後のシリーズを通して描かれており、いずれにせよ悲惨な末路を辿った事は想像に難くない。 ショコラ 声 - 白石涼子 【一期】 甲洋の愛犬で性別は雌。 鈴村神社の境内の下でうずくまっていたところを翔子に拾われるが、クーがいるために飼えない翔子の代わりに甲洋が両親に内緒で飼うことにした。 両親にばれてしまい捨ててくるように家から追い出された後、引き取り手を捜し、最終的には翔子の母の容子に引き取られ、カノンとも仲良くなる。 また翔子の危惧に反して猫のクーとも仲良くしている。 昏睡状態の甲洋が目覚めた際には彼を探し回り、再会を果たした。 【劇場版】 喫茶「楽園」だけでなく、アルヴィス内でもカノンの相棒になると共に戦闘中は目が見えない一騎の側でボディガード的な役割を担い、最初に操と対面した際には威嚇して、操を怯ませた。 【EXODUS】 劇場版と同様、相棒としてカノンに常に付き従っている。 やがて自らの死を悟ったカノンに別れを告げられ、彼女の消滅を悟った際は遠吠えを上げている。 第三次蒼穹作戦の甲洋の復活に伴い、コクピットから降りた彼を真っ先に出迎えて甲洋が本物であることを保に確信させた。 以後はかつてと同じく甲洋と行動している。 クー 声 - 白石涼子 【一期】 翔子の愛猫。 活発な性格で、猫だけに自由気まま。 翔子はクーがいることからショコラは飼えないことを危惧していたが、翔子の死後、ショコラは羽佐間家に引き取られ、クーとも仲良くしている。 【EXODUS】 いまだ存命であり、羽佐間家にて姿を消したカノンを悼む容子の側に佇む形で登場している。 パイロット達の親族(一騎達の一年後輩) [ ] 西尾 行美(にしお いくみ) 声 - 【一期】 西尾里奈の祖母。 「西尾商店」を経営。 アーカディアン・プロジェクト(アルヴィス)研究者の最古参にして、大御所的存在。 保からは「先生」と呼ばれている。 島に残されてしまった一部の人類軍残留部隊に「平和」という文化を教えるため、職業訓練を担当する。 かつてはファフナープロトタイプ開発の中心人物だったが、起動実験の際に息子夫婦を失って以降一線を退いていた。 終盤、フェストゥムの襲撃で人材不足となったアルヴィスに現場復帰する。 【劇場版】 保の姿勢に感化されたのか、自分の息子夫婦を死に追いやった機体であるゼロファフナーの再稼働に奮起する。 【EXODUS】 まだまだ元気に、店の奥の座に鎮座している。 島の文化と西尾商店を孫娘・里奈に引き継がせたい意向があり、強引に店番をさせているが、当人はアルヴィス勤務を希望しており不満そうである。 また、保に『ゴウバイン』の執筆を続行させているなど、保は頭が上がらない模様。 さらには戦闘教材という名目で、イアンに保のアシスタントをさせている。 アルヴィスでもキールブロック担当者として最前面の活動を継続。 成長を続けるゴルディアス結晶の研究を行い、里奈の言葉からゴルディアス結晶の秘密に気づいた。 その後、孫の暉をゼロファフナーによって失ってしまうも、自身よりも弟を失った里奈に家族を誰も守れなかったことを詫びた。 立上 昌幸(たてがみ まさゆき) 声 - 芹の父親。 鈴村神社ので、芹を通じて新任のファフナーパイロットにお守りを渡した。 L計画のファフナーパイロットも同じお守りを持っており、恐らく全てのパイロットに渡している模様。 神社内にはそれまでの島内の戦死者の遺影が祀られている。 アルヴィスではキールブロック担当者で、織姫とも技術的な会話をしている。 立上 鈴奈(たてがみ すずな) 声 - 芹の母親。 アルヴィスの制服をデザインしたとのことで、第二種任務は服飾店経営。 織姫を家に迎え入れた時は、店の服を持ち出して織姫に着せるなど、妙にはしゃいでおり、芹を呆れさせる。 アルヴィスでは同じくキールブロック担当者。 堂馬 量平(どうま りょうへい) 【一期】 声 - 第二種任務で、食堂を営んでいる。 アルヴィスでの任務は不明。 堂馬広登の父親であり、息子には第二種任務としては食堂の跡継ぎ、アルヴィスでの任務は危険のない仕事をと願っていたが、広登はその両方とも父親の意志に反することとなった。 そのことに関しての確執のようなものは、作中では描写されなかった。 【EXODUS】 広登が派遣部隊へと選ばれ、立派になったと喜んだ。 営む「堂馬食堂」は、『EXODUS』で初めて描写された。 溝口の部下の戦闘部隊員は量平の食堂の常連客になっている模様。 広登の遺体の確認をした後、息子を涙ながらにねぎらい、ゆっくり休むように語りかけた。 アルヴィスでの制服姿も描写されたが、第一種任務は不明のままである。 堂馬 舞(どうま まい) 声 - 堂馬広登の姉。 平時は家が営む食堂を手伝う。 陣内貢とは父親公認の恋人どうしで、早く結婚するように催促されている。 食堂の常連客は一日一回これを聞くのが楽しみらしい。 アルヴィスの任務はCDCオペレーターで、島外派遣の際にオルガが随行して欠員が生じた時に、代理としてはじめてその任務に就いた。 戦闘終了後、前線で戦わせているパイロットたちへの罪悪感や、弟たち派遣部隊の生命を案じるあまり、佐喜の腕で泣き崩れた。 やがて弟の死という現実に直面するも、それを乗り越えて第四次蒼穹作戦の任務に励む。 パイロット達の親族(一騎達の引退後) [ ] 御門 昌和(みかど まさかず) 声 - 零央の父。 第二種任務は菓子店「御門や」の主人。 店舗は和風だが、洋菓子和菓子双方の職人で、喫茶「楽園」にケーキを卸している。 かつてベルギーで工学を学んでおり、留学時に菓子づくりをしていた妻と出会った。 ファフナーの搭乗者になった息子に涙しながらも激励のケーキを作り、彼に名前の由来を話すと共に祖父の刀を託した。 剣司と咲良の結婚式の時には、工学の腕前を発揮し指輪を製作した。 水鏡 有子(みかがみ ゆうこ) 声 - 美三香の母。 夫は既に故人。 漁港で働き、漁師たちのまとめ役でもある模様。 最近の漁獲量の減少を気にかけており、後にこれはウォーカーの正体に関わる伏線であることが判明する。 ファフナーの搭乗者になった娘に豪勢な料理を振る舞って激励するが、パイロットへの正式決定が伝えられた際には子供たちに島を守らせる行為に涙を浮かべながら異議を唱えた。 零央が美三香に想いを寄せていることに気づいた時は、応援する態度を取った。 アルヴィス内部でも制服を着用していないことから、アルヴィスでの任務は帯びていない様子。 鏑木 充(かぶらぎ みつる) 声 - 早苗・彗の父親。 第二種任務は警察官。 かつて早苗をL計画で亡くしている。 アルヴィスでは戦闘機ブルギリム隊のパイロットで、彗がパイロットに選ばれた時は、通常兵器でフェストゥムに対抗できないことの無念さを口にする。 妻同様に彼も早苗の死を引きずっているが、慧を蔑ろにしているわけではなく、むしろ傷心の香奈恵を気遣うあまりに彗にまで気が回らなくなっている。 後に彗が引き寄せた早苗のお守りを発見しており、これをきっかけに家族の関係が修復された。 第三次蒼穹作戦では航空戦力として出撃し、息子たちと共に島を守り抜いた。 鏑木 香奈恵(かぶらぎ かなえ) 声 - 早苗・彗の母親。 第二種任務で美容室を営んでいる。 L計画に参加するつもりであったようだが、参加することなく娘が帰らぬ人となってしまう。 それ以来、彗を放置してパイロットに選ばれた時も無感情であった。 食事の準備や家族の団欒もおざなりにして、第2次L計画を上申すべく立案を行っており、早苗の後を追いたがっていた。 しかし、息子と第二次L計画を巡る口論の末、充から娘のお守りを受け取ったことでようやく吹っ切ることができた。 第二次L計画の計画書を海へと放棄し、彗との関係も修復された後に家族と共に早苗の灯籠を流した際、ふと口にした「潮の流れ」という単語から、探査にかからないウォーカーの正体が海と関係していることに気付き、息子たちの戦いを大きく後押しした。 L計画関係者及び親族 [ ] 生駒 正幸(いこま まさゆき) 声 - 生駒祐未の父親でL計画の発案者。 病に蝕まれ、寝たきり状態になっており、機器を通さない限りは会話すら不可能な状態。 L計画には自身も参加するつもりでいたが、実行前に亡くなった。 死の直前には自分の足で立とうと試みており、何らかの重大事を報告に向かおうとしていた様子。 L計画は全員の生還を目論んだものであったが、実際には全員が死亡しており、そのことと何らかの関係があったと思われる。 早乙女 柄鎖(さおとめ つかさ) 声 - L計画の責任者。 彼も他の参加者同様、L計画の全容は知らされていなかった。 最後はで生き残り8人のスタッフと脱出を試みたが、海中に適応したフェストゥムの攻撃に遭い、脱出艇ごと消滅した。 オペレーター 声 - 、 オペレーターたち。 将陵 佐喜(まさおか さき) 声 - 溝口の戦闘部隊に所属する女性情報官・参謀長。 荒事が多い戦闘部隊に所属するだけあり強気な性格。 時に上官である溝口にも臆することなく苦言を呈するなど、部隊内でも一目置かれる。 怒った迫力は、溝口たちが思わず怯むほど怖い。 『RIGHT OF LEFT』に登場した将陵僚は彼女の甥にあたる。 空家になった僚の家の管理をしており、EXODUSでのパイロットの合宿所として貸し出した。 澄美が40年前の症状で倒れ、余命幾ばくもない彼女に代わりCDCに就く。 戦闘部隊及びサポートクルー [ ] 狩谷 由紀恵(かりや ゆきえ) 声 - 【一期】 アルヴィスの指令補佐で、システム関連にも精通する。 平時の職業は中学校の現代国語教諭(生徒の母親ないし親世代が多い教師陣の中では、養護教諭の遠見弓子と共に最年少である)。 フェストゥム因子移植第1世代の生き残りで、元同級生にして幼馴染みの弓子と道生からは「ゆきっぺ」の愛称で呼ばれている。 自分や同級生たちが事実上実験台にされたことに対して憤りを抱いており、それゆえか冷徹な性格をしている。 そのことと、ミツヒロを深く敬愛していたことから、新国連のスパイとして寝返った。 アルヴィスではパイロット候補生に上官として厳しく接する。 教師としては生徒である彼らからの質問に何でもよく答え、慕われていたようであり、雰囲気の違いで彼らを戸惑わせている。 その行動は正に毒婦で、情報収集のため公蔵の愛人になることも厭わなかった。 互いの不信感を煽るような言動で一騎たちを混乱もさせた。 アルヴィス内の反主流派を扇動して部下とし、廃棄された施設内でミールの情報を入手させるが、フェストゥムの襲撃で危険とみるやあっさり切り捨てようと図る。 混乱に乗じて史彦の盟友・溝口と人質がわりに指名した真矢 を謀殺するためフェンリルによる自爆を提唱した。 生還した溝口から事実が発覚し、また同じくスパイだった春日井夫婦の追放から、雲行きが怪しいとみるや、一騎を唆して竜宮島を脱出。 マークエルフと一騎の身柄を手土産に新国連に合流した。 だが新国連からは公蔵と近づき過ぎたことから二重スパイを疑われ、拘束される。 新国連軍が竜宮島を占領した際には、島に意気揚々と乗り込んできた。 その際は二重スパイの汚名返上のための働きを期待される。 一方で、道生にカノンが竜宮島でフェンリルを発動するよう命じられていることを教え、自身も道生の脱走に協力するなど、弓子と道生には心を許している。 自身のアルヴィスに対する裏切り行為、また二重スパイ容疑で拘束された際に道生にも銃を向けられた、といったいきさつにもかかわらず、3人で会って思い出話ができる程度の関係は保っている。 最終局面ではマークニヒトのパイロットとなり、ヘヴンズドア作戦に参加するかと思われたが、起動実験中にマスター型のフェストゥムに同化される。 身体の自由を奪われ、操られた状態でミツヒロを殺害させられた絶望感と怒りは、フェストゥムに「憎しみ」を教える要因となった。 溝口 恭介(みぞぐち きょうすけ) 声 -• 釣り好きで飄々とした性格の男。 昼行灯の飲んだくれを装っており、を愛用している(中身は水)。 春日井夫婦追放後は、「楽園」のマスターを引き継いだ。 大型ライフルで小型フェストゥムを撃退。 また、同化された部下を躊躇なく撃ち殺すなど非情で冷徹な面も持ち合わせる。 狩谷の裏切りはすでにお見通しで史彦に命じられて内偵しており、フェンリルで自爆させられそうになったときはあらかじめ指定時間を15分ずらして脱出時間を稼ぐなど、抜け目ない。 「楽園」に出入りしていたのも、新国連側のスパイたちの動きを探る目的だったようである。 史彦、紅音とは戦友。 紅音がフェストゥムに同化してしまった現場にも居合わせている。 アルヴィス司令に昇格した史彦のために汚れ仕事を一手に引き受ける。 真矢以外にも子供たちへの思いやりを持ち合わせ、特に戦友の史彦と紅音の息子である一騎には強い愛着がある。

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蒼穹 の ファフナー the beyond

総司(2代目)に真実が伝えられたり、聞いたことのない声の新キャラがいたりと、これを見ると続きが気になりますよね。。。 そういう方は絶対に劇場に見に行ったほうがいいですね。 映画館で見たことを後悔しない映画だったので。 ただ、テレビシリーズの放送から時間が経っていますし、話の大筋は覚えていても、細かい設定や話を覚えていないということであれば、蒼穹のファフナー THE BEYONDを見る前に、 最低でもEXODUSはもう一度見ておくのがおすすめです。 蒼穹のファフナーの過去の作品(1期、2期、ROL、HAE)は全作品、FODなどの動画配信サービスにて無料で見ることができるので、チェックしてみてください。 蒼穹のファフナー(1期、2期、ROL、HAE)の動画を無料でフルで見る方法は? これまでにお伝えした通り、劇場版「蒼穹のファフナー THE BEYOND」は2019年5月の時点では、まだ配信はされておらず、動画を無料でフルで見ることはできません。 ですが、蒼穹のファフナー THE BEYOND以外の 蒼穹のファフナー シリーズの動画はFODなら全て、無料で見ることができるんです。 蒼穹のファフナーシリーズ作品一覧は以下の通りです。 (31日間無料、期間中に解約すれば、一切費用はかかりません。 ) 蒼穹のファフナー THE BEYONDの動画は無料で見られる? 上記の画像にあるように、蒼穹のファフナー THE BEYONDは2019年5月17日から「 劇場先行上映開始」と記載されています。 ただ、この劇場先行上映というが、名に対しての先行なのかというのは現在わかっていません。 ・今後上映館が広がっていくという意味なのか? ・テレビで放送するということなのか? ・ネットで配信されるということなのか? 詳しくわからなかったので、テレビで放送されるのか?ネット配信されるのか?ブルーレイやDVDでリリースになるのか?という情報は公開されていなかったので調べてみました。 全部で12話ということが書かれた記事が見つかりました。 ただ、テレビ放送、動画配信に関しての情報はどこを探しても記載されていませんでした。 というわけで、今の時点でわかっていることをまとめると以下の通りです。 ・蒼穹のファフナー THE BEYONDは全12話(予定) ・12話は順次劇場にて先行上映される予定 ・テレビ放送、動画配信などの情報はアナウンスされておらず未定 今の時点では、蒼穹のファフナー THE BEYONDの上映、放送についての詳しいことはわからないということになります。 テレビ放送、動画配信情報に関しても、詳細な情報が明らかになり次第、追記します。 【おすすめ】蒼穹のファフナー THE BEYONDを映画館で格安で見る方法 そして、蒼穹のファフナー THE BEYONDを見たいと思っている方のために、もう一つおすすめの方法を紹介します。 それは、U-NEXTに登録した際のポイントを使って「 映画館で蒼穹のファフナー THE BEYONDを見る」というものです。 流石に無料ではないのですが、こちらの方法なら 映画館で蒼穹のファフナー THE BEYONDを 500円〜800円程度で劇場で映画を 見ることできます。 (映画館によって異なります。 ) U-NEXTは今キャンペーンを行なっており、今だけ期間限定600ポイントをもらうことができるんです。 そのポイントは以下のような映画館で使えるので、 映画「 蒼穹のファフナー THE BEYOND」 を安く見ることができるんです。 映画館によってチケット購入に必要なポイント数は違いますが、基本的には1500ポイント〜1800ポイントが必要です。 登録時にもらえる600ポイントを使えば、 9 00ポイント〜1200ポイント(900円〜1200円)と通常より格安 で映画が見られるんです。 しかも、U-NEXTは31日間の無料キャンペーン中です。 今登録して、蒼穹のファフナー THE BEYONDを見にいった後にU-NEXTを解約しても、U-NEXTの月額会費はかからないんです。 格安で蒼穹のファフナー THE BEYONDを見る4ステップ 1. 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