セントフォース。 アナウンサーの魅力と本質。セント・フォースカレッジ青山事務局長インタビュー

女子アナとキャスターの髪型はなぜ違うのか

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セント・フォース カレッジ レッスン風景 楽しいニュースの でもおなじみのセント・フォースは、テレビやラジオで人気の女性フリーアナウンサーが所属する芸能事務所。 今年1月から 「セント・フォース カレッジ」を開校し、未来の女性アナウンサーを育成していると聞いて、取材してきました。 事務局長の 青山縁さんにお話を伺いました。 セント・フォースカレッジ 事務局長 青山縁さん —— セント・フォースカレッジ設立のきっかけから教えていただけますか。 実は、私も宮城テレビでアナウンサーをしていたのですが、出演する側ではなく、裏方として出演者を支えるほうをやってみたいと考えて、スタッフとしてセント・フォースに入りました。 設立前は、私一人で13年以上、セント・フォースやセント・フォーススプラウト(以下、スプラウト)に所属している人限定でアナウンスメントの指導をしてきました。 これから番組のオーディションに出す子や番組出演が決まった子、たとえば、「めざましテレビ」のお天気コーナーの出演が決まって、4月からデビューしますといった子をデビューまでの準備期間中に教育をしています。 —— めざましテレビといえば、岡副麻希さんが頭に浮かびますね。 岡副麻希は、最初は本当に大変でした 笑 でも、すごい頑張り屋さんで、性格が良くて、心の中に嫌なところが一つもなくて、素直で、人に対して温かく、サービス精神が旺盛な子なんです。 そういうところはアナウンサーに向いていると思います。 出演したら、きっと視聴者や番組スタッフに愛されるだろうなと感じました。 なので、岡副の元気で無邪気でのびのびとした素直な部分を残したいと思い、あまり厳格にアナウンサー読みを指導せずに、視聴者に情報がきちんと伝わるよう教えました。 一人ずつ、その人の個性に合わせたオーダーメイド授業をしていました。 そうやって指導を続けていたところ、最近は、民放キー局 日本テレビ・テレビ朝日・TBS・テレビ東京・フジテレビ)全体で毎年、 10人程度の採用のうち、スプラウトから3、4人がアナウンサーとして採用されるようになってきました。 セント・フォースは、いわゆる「女子アナ」という人の人生をずっとそばで見守って、サポートしてきた会社です。 ですから、アナウンサーになりたいと思っている女の子の夢をバックアップしようというのは自然な流れでした。 そして、セント・フォースがやるからには、学生時代にレッスンを受け、現場で経験を積み、局アナになったらおしまい、ではなく、その後も幸せなアナウンサー生活を送れるためのベースとなる考え方や心構えをきちんと教えてあげたい。 そうすることで、一人でも多くの幸せなアナウンサー人生を送ることのできる人を輩出したいという熱い思いがあって、セント・フォースカレッジを設立しました。 結婚や出産を機にアナウンサーを辞める子もいますが、セント・フォースで培ったコミュニケーション能力や人への気遣いが、視聴者から今度は家族に向けられて、皆うまく家庭を回して幸せに生きています。 そういう意味では、女性が幸せな人生を歩むための学びの場でもあるのかもしれません。 テレビで話す意味、目的、何のために、どのように社会とつながっているのかを理解した上でアナウンサーとして始めるのと、単にちょっと人よりも可愛かったからとか、ちょっと人気があるからとか、人にアナウンサーに向いていると言われたからと始めたのでは、その後のアナウンサー人生が大きく変わります。 —— 世間的には、きれいな女性を集めているだけのように思われているようですが、そうではないのですね。 確かにセント・フォースもスプラウトもきれいな子が多いです。 でも、でも、きれいというだけでアナウンサー試験に合格したり、売れたりするわけではありません。 きれいでもどこの放送局にも受からなかったり、きれいでも大成しなかったりする子もいます。 先程申し上げた、アナウンサーという仕事をきちんと理解しているか、覚悟ができているかということが大きくかかわってくると思います。 今まで何百人も教えてきて、それを実感しています。 その上で、状況の先を読んで、先回りして気遣いができる子は採用されやすいですね。 アナウンサーは華やかなイメージがありますし、実際にちやほやされる場面もあるのですが、周りの人がやってくれるからといって人任せにしてしまう子よりも、自分も制作チームの一員だという気持ちを持ってやっている子のほうが局アナでもフリーアナウンサーでもうまくいっています。 —— セント・フォースカレッジ設立の話に戻しますね 笑 私が一人で教えるのにもマンパワー的にも限界がありますし、きちんと広く教えたいという気持ちもありましたので、社長に提案したところ、「いいね! やろう!」と賛成してもらって、昨年の5月から設立準備を開始しました。 準備期間中にテキストも用意しました。 以前、アナウンサーになりたい人向けのワークショップを開催したことがあって、そのときに使ったテキストをベースにバージョンアップさせて、さらに細かく作りこんでいきました。 テキストのたたき台は私が作るのですが、今日レッスン担当の上杉アナウンサーなどの講師陣と何度か会議を開いて、話し合いながら、充実させていきました。 また、アナウンサーの話し方のルールは時代に合わせて少しずつ変わってきていますので、それに合うように改訂も行いました。 そして、今年1月からセント・フォース カレッジはスタートしました。 —— 実際にどんな方からの応募が多いですか? アナウンサーになりたいという一般の大学生が多いです。 学生時代にアナウンサーを目指したものの叶わず、普通に就職したもののもう一度挑戦したいという社会人の方もいらっしゃいます。 中には、30歳前後の方で、会社でプレゼンテーションをする機会が多いので応募されたり、女医さんが学会で発表したり、患者さんとコミュニケーションをとるときにうまく話せないという自覚があって応募される方もいます。 「基礎コース」(全6回)は、アナウンサー志望の方でなくても身につけると声の出し方が劇的に変わりますので、信頼感が出てくると思います。 —— セント・フォースカレッジのホームページには、「インタビュー」といった言葉も登場します。 どうやって聞き出すかとか、何かコツがあるのですか? 宮城テレビ時代、月曜日から金曜日まで毎日、中継に出て街の方々にインタビューした経験から培ってきたものをベースにしていますが、それに加えて、自分が経験の中から自然と身に付けて無意識にやっていたことを体系化しました。 無意識に行っていたことを生徒に伝えるのが難しくてとても悩みました。 心理学やコーチング、相手の心の開き方、ボイストレーニングなど、様々な講座や勉強会に参加して学んだところ、インタビューのときに立つ位置や目線の高さを合わせるとか、相手と同じジェスチャーを行うとか、相手に合わせて声のトーンやテンポを変えるとか、無意識にやっていたことが、理論的にも正しいことがわかって腑に落ちましたし、実践経験のない生徒にも教えられるようになりました。 —— レッスンコースを修了されたあと、どうされる方が多いですか? まだ開催して間もないのですが、 1期生のアナウンサー志望の大学生の中から何人かをFMサルースの番組「geeup sprout(ジーアップ スプラウト)」や、チャンスがあればテレビでも学生レポーターとして出演させていこうと考えているところです。 話の引き出しの多さや言葉の反射神経、頭の回転の速さ、視野の広さのある人が向いていると思います。 話す練習というのは、ゴルフやテニスのようにゴルフ場に行ったり、テニスコートに行ったりしないとトレーニングができないものではなく、「意識」を変えるだけで、おしゃべりをする中でいくらでも日常的にトレーニングができるのです。 その意識を変えてもらうというのがすごく大切です。 受講中だけ「アエイウエオアオ」と発声練習をするだけでは、アナウンサーとしては成長しないんです。 その場に合ったぴったりの言葉を瞬時に取り出して話す、というのは、受講しているときに頑張っただけでできるものではなくて、日常生活の中で意識を変えることが大切だと繰り返して伝えています。 レッスンが終わった帰り道も、スマホを眺めているのではなく、電車から見える風景を言葉にしてみるとか、駅に到着したら「今、中継して!」と言われたら駅の印象を何と表現するのかとか、一口食べたとき、この味をどう表現したら一番伝わるのだろうと考えながら食べるとか、日常生活でぴったりの言葉を探してみようと意識して生活するだけで変わってきます。 これは「アナウンサーあるある」なのですが、アナウンサーは、普通に話している人の鼻濁音が気になったり、道を歩いていて、ここで中継しろと言われたら、何て表現するかなとか、というのを常に心の片隅に置いたりして生活しています 笑 アナウンサーを目指すのなら、アナウンサーがやっていることを真似て、同じように意識しながら生活してみると近づくのではないかと思います。 レッスン風景 —— どういう人に受講してほしいですか? また、今後の展望は? アナウンサーを目指している方はもちろん、「伝えたいことがある方」に是非ご受講いただきたいです。 アナウンサーを目指すかどうかに関わらず、人間力の底上げをしてあげたいと思っています。 ここに来るとみなさん、明るく前向きにハッピーになっていくみたいです 笑 地方から東京のセント・フォースカレッジに通ってくださっている方が多く、短期集中コース開催の要望をいただいているので、この春ごろの実施を想定して、基礎コース全6回を土日の週末2日間で行う講座を準備しているところです。 また、セント・フォース関西もありますので、関西での実施もしたいと思っています。 それから、アナウンサーになった人の支えにもなりたいので、ニュース読みや食レポなどに特化した現役アナウンサーが受講できる講座も開きたいです。 将来的には、女性が幸せに自分らしく生きていくためのサポートができる講座ができるといいですね。 講師の 上杉桜子アナウンサーと受講生のみなさん —— 受講されていた生徒さんに受講のきっかけとやりたいことをお聞きしました。 田村 愛さん: アナウンサーになりたくてアナウンサースクールをずっと探していたのですが、素敵な女性がいっぱい所属しているセント・フォースでスクールができたと聞いて、私もそんな素敵な女性になりたいと思って、受講しました。 私はフジテレビの宮司愛海アナウンサーにあこがれていて、あんな風に元気なアナウンサーになりたいです。 上田 杏奈さん: セント・フォースのアナウンサーにあこがれて、このスクールを受けました。 アナウンサーの知識は全然なかったので、1から丁寧に教えていただいて、すごくわかりやすいです。 将来はまだ具体的には決まっていないのですが、明るいアナウンサーになりたいです。 大島 萌佳さん: 大学を卒業する 2021年に絶対にアナウンサーになりたいので、そのために、このセント・フォースカレッジに通おうと思いました。 私は、報道がやりたいと思っていて、自分で調べたり、見たり聞いたりしたものを理解して伝えられるようなアナウンサーになりたいです。 柳川 愛香さん: 私がセント・フォースカレッジを選んだのは話す機会が多い少人数制というところに魅力を感じて選びました。 局アナよりも様々なジャンルにチャレンジできるフリーアナウンサーになってがんばりたいです。 具体的には、田中みな実さんのようにバラエティ番組に出演したいです。 —— 本日の講師の上杉桜子アナウンサーにもお聞きしました。 基礎コースについては、もちろんアナウンス技術をしっかりレクチャーしているのですが、アナウンサーの発する言葉には、その人の内面がすごく出るものだと思っています。 なので、技術と同時に人としても頭や心といった内面を磨いてもらえるように意識して教えています。 原稿を読むだけがアナウンサーの仕事ではなくて、フリートークとかインタビューとか、そういうときについポロッと普段の自分が出てしまうので、日ごろから目配り、気配り、心配りができる人であってほしいという思いでレッスンをしています。 (完璧なコメントを言い終えた上杉さん、受講生のみなさんに向かって)これがプロよ! 笑 (みなさん大爆笑) インタビュー、そして、レッスンを取材させていただき、ありがとうございました。

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セント・フォースの求人採用関連情報

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この記事の専門家 青山 縁 セント・フォース カレッジ 事務局長 株式会社 セント・フォース 女性アナウンサー・キャスターは「現場の華」とも言われ、多くの若い女性が憧れる職業のひとつです。 楽しそうでとても素敵なお仕事ですが、局アナの場合で採用選考の倍率は数千倍になるなど、本当に努力した人だけしかなれない難しいお仕事としても知られます。 必要な素質は?どれくらい努力が必要か?…知りたいことがいっぱいですが、テレビ関連のお仕事は、業界外の人にはわからない部分がありますよね。 今回は、そんな疑問を解消するべく、今回は「セント・フォース カレッジ事務局」事務局長の青山縁様に、女性アナウンサーの魅力と本質について貴重なお話をうかがいました。 アナウンサーの仕事は、テレビやラジオに出演している時以外、つまり「見えないところ」での仕事もたくさんあります。 そして、そんな「見えないところでの仕事」こそが放送の出来を左右することも多いのです。 アナウンサーの仕事をざっと挙げてみます。 1.テレビやラジオに出演する これも大きく分けると3つの役割があります。 2.調べ物をするなどして番組に向けて準備をする スポーツ中継や特番が控えている時には、そのテーマについての勉強や調べ物をします。 強制されるわけではありませんが、放送の出来を左右しますので、自主的に準備を進めます。 休日も試合観戦をして勉強したり、資料をまとめたりする人も多いです。 3.事務作業 局のアナウンサーは会社員ですので、他部署の社員と同じく、電話の応対や事務作業があります。 大変だと感じることを、体力面とメンタル面に分けてお話しします。 まず、 体力的には、勤務が不規則で体調管理が難しいこと。 月~金で早朝番組を担当し、ロケや他番組の収録が夜までかかることもあります。 局内の仮眠室で仮眠を取って早朝の生放送、なんてこともよくあります。 アナウンサーはとにかく体力勝負、とも言われる所以です。 メンタル面もなかなか大変です。 まず、 アナウンサーの仕事は「正解がない」ので、自分なりの信念を持っていないと周りの評価に振り回されがちです。 また、人気商売の一面もあるため、努力しても報われなかったり、実力と成果が必ずしも結びつかないこともあります。 そして、キー局はもちろん、地方局のアナウンサーも地元では顔が知られていますので、プライバシーの確保は難しい面があります。 これがストレスとなる方もいるでしょう。 大変なこともありますが、「アナウンサーになって後悔している」という人はあまりいません。 歴史的瞬間に立ち会える可能性がある、憧れの人にインタビューできるかもしれない等、素晴らしい経験ができるというメリットはもちろんあります。 しかし、自分の言葉で視聴者が救われた時、自分の振る舞いで視聴者を元気づけられた時など「誰かの役に立てた」「社会に貢献できた」という実感が得られたときに、アナウンサーをやっていて良かったと実感する人が多いです。 あるアナウンサーは、災害時に「テレビで、あなたが沿岸部の人は避難した方がいいって、何遍も言うから避難所に来たの。 命拾いしたわ。 」と話しかけられ、この仕事の責任の重さとやりがいに心が震え、涙があふれたそうです。 「伝えたいことが伝わった!」と実感できた時に、やはり、やりがいを感じます。 求められる能力のうち、特にアナウンサーならではのスキルとしては、当たり前ですが「日本語力」が大切です。 よく「アナウンサーは英語ができないと無理ですか?」とか「英語が得意なのでアナウンサーを目指しています」という方がいらっしゃるのですが、アナウンサーは日本語のプロですから、まずは、正しい日本語が使えることが大前提で、さらに「豊かな表現力」が求められます。 表現したい内容やニュアンスにぴったりの言葉を見つけられる語彙力、思いを明確な言葉に変換する言語化力、出したい雰囲気に合わせて的確な声のトーンを選び取る力、表情、これらを総合して「表現力」といいます。 そして、共演者や視聴者と円滑なコミュニケーションを取れるよう、しっかり聞く力、傾聴力も大切です。 性格的には、「度胸があって打たれ強い人」が向いています。 生放送や急な速報、予定外の事にうろたえてしまっては、放送を任せられません。 また、アナウンサーの仕事に「今日は100点満点の出来だ!」ということなどありませんから、失敗したとき、叱られたときにいちいち落ち込んでいては、仕事になりません。 反省すべきところは反省して次に生かせる人、つまり、転んでもすぐに起き上がって歩き出せる人のほうが合っています。 そして、もうひとつ、 「縁の下の力持ちになれる人」であることも大切です。 アナウンサーは、実は主役になることはほとんどありません。 伝えるべき情報や共演者が主役になることがほとんどです。 ですから、自分を見てほしい人、主役になりたい人は向いていません。 また、ただ単に「テレビに出たいだけの人」は難しいでしょう。 長く活躍している素晴らしいアナウンサーは、自分は放送を通じて世の中にどう貢献したいのか、目指すところは何なのかという「信念」を持っている人が多いように思います。 選考で容姿・学歴はどのくらい重要視されるのか アナウンサー試験の応募条件については、局によって若干の違いがあるものの、四年制大学を卒業しているか卒業見込みであることが条件というケースが多いです。 アナウンサー試験には、他の職種の採用試験と違って、原稿読みやフリートークなどをカメラの前で行う「カメラテスト」があります。 この時、文章読解力、文章構成力、表現力などが試されます。 アナウンサー試験は志願者が多い上、各局1~2名ほどしか合格しない狭き門ですので、国語力、論理的思考力に長けていて、分かりやすく話ができる人は、やはり有利です。 その結果、難関大学出身者が多くなる場合はありますが、「難関大学だから合格する」という簡単なものではなく、あくまでも適性を見極めた結果といえます。 セント・フォース カレッジを受講される方の傾向 アナウンサーを目指す大学生が最も多いですが、どのクラスにも既卒の社会人がいます。 新卒の就職活動時にアナウンサーを目指したけれどかなわず、断念して、他業種に就職したものの、やはりもう一度アナウンサーにチャレンジしたいという方達です。 地方局などは、既卒でも25歳くらいまではアナウンサー試験にチャレンジできる局もありますので、就職1~2年目の22歳~24歳の方が多いです。 NHKは、正規職員採用は満30歳未満まで応募できます。 また、NHKの全国各地にある各放送局が一年契約の「キャスターリポーター募集」をしています。 こちらも25歳を過ぎても応募できる放送局が多いですから、そこを目指してセント・フォース カレッジに入学される方もいます。 既卒の方の業種は、保険会社、不動産、メーカー、百貨店、マスコミなど、多種多様です。 結婚を機に退職した主婦の方もいらっしゃいます。 応募条件に合っていれば、皆、合格の可能性はあります。 しかし、既卒だからこそ、指導者選びが重要です。 一度就職したからこその強みはどこか、どのようにそれを伝えるのかを親身になって指導してくれる人を見極めましょう。 セント・フォース カレッジでは、ひとりずつ、生い立ちから現在頑張っていることまでを辿り、各自の強みを見つけて言葉にしていく作業をしています。 自分の強みが言葉で表現できるようになると、皆、顔つきが変わり、自信を持って面接に臨めるようになります。 「新卒の時にはこれが足りなかったんですね」と気付いて生まれ変わる方が多いです。 ここまで親身に面倒をみるスクールは、滅多にないと自負しています。 アナウンサーを目指すならば知っておいてほしいこと、人一倍努力してほしいこと アナウンサーを目指すのであれば、まず、アナウンサーの仕事がどんなものなのか知っておいてほしいです。 目指す場所がどんなところかを知らないと、どんな準備をしてけばいいのか、どんなルートで行けば良いのかも定まりません。 それを知らないまま、幸運にも「アナウンサー」という目指す場所にたどり着いても、「こんなに厳しいところとは思わなかった」「実は私は向いていないかも」「意外なことがストレスになった」などで、早々に辞めたくなってしまいます。 そのようなミスマッチが起きないよう、セント・フォース カレッジでは、最初の授業で「アナウンサーの仕事とは」についてしっかり学びます。 そして、セント・フォース所属の現役アナウンサーとざっくばらんに話ができる座談会のような機会を設けたり、現役アナウンサーである講師も日々の仕事の様子や失敗談を織り交ぜながら授業をしています。 他には、既卒の方でアナウンサーを目指している方は、技術的な面でも、新卒の皆さんよりリードしておきたいところです。 プロ級に上手いまではいかなくても、「少し訓練すれば即戦力になりそうだ」と感じさせるレベルであったほうがいいでしょう。 特に表現力は一朝一夕には身につきません。 が、実は、 少し意識を変えるだけで日常生活のあらゆる場面で表現力を訓練することができます。 日本語は日常的に使っているわけですから、意識さえ変えれば、日常生活の全てが練習の場になります。 アナウンサーは、テレビを見ていても「この中継を私がやるとしたら、こんな風に表現したい」などと考えていますし、道を歩いていても「今日、お天気中継をするなら、まずはこの青空の話から入ろう。 体感温度はどう表現しようか」などと考えたりしています。 食事の時に、ついついリポートしたくなるのも、「アナウンサーの習性」です。 そして、テレビや本で出会った素晴らしい表現はメモして次のチャンスに使ってみます。 このように、アナウンサーは、いつもピッタリの言葉や表現を探し、表現力をアップさせようと努力している人が多いです。 アナウンサーを目指すのであれば、早速、アナウンサーが習慣にしていることを真似してみましょう。 あなたの言葉で誰かが救われたり、幸せな気持ちになったり、勇気が湧いたりする。 アナウンサーって、そんな仕事です。 やってみたいと思ったのなら、受験資格のあるうちにチャレンジする価値はあります。 もし、途中で迷ってしまったら「そもそもどうしてアナウンサーになりたいんだっけ?」「そもそもこの仕事って何のためにある?」という風に、原点に立ち戻って「そもそも・・・」を考えると、落ち着くことが多いですよ。 私も生徒さんが迷っているなと感じたときには「そもそもさぁ・・・・」と問いかけます。 生徒さん達から、私は「歩くパワースポット」と言われていて、話すと元気が出たりラッキーなことが起きるそうです。 だから、落ち込んだ時には、私と話すために少し早めに来る人もいます。 そして、アナウンサーを目指して頑張ったことは、たとえアナウンサーにならなくても決して無駄にはなりません。 感じの良い話し方、表情、誤解なく伝わる表現方法を手に入れれば、この社会を幸せに生き抜く強力な武器になりますよ。 不安になったり、挫折しそうになったりしたとき、青山事務局長とのお話合いは原点に立ち戻って気持ちを整理できる、貴重な時間になるのですね。 インタビュー中も、青山事務局長のまっすぐで芯の通った、まさに表現力が活かされたご回答の数々に、知らず知らずのうちに自身も身が引き締まり、前向きな気持ちになっていました。 さすが、「歩くパワースポット」です! 青山事務局長、本日はありがとうございました。 お茶の間から見たアナウンサーのイメージは? 現在は女性アナウンサーの活躍する時代となっていますが、もともと報道は、男社会の仕事だったそうです。 かつて、女性アナウンサーは社員としてテレビ局に属していても、男性アナウンサーとは仕事で格差をつけられ、悔しい思いをすることも多かったようです。 1970年代ごろから、女性アナウンサーは品行方正さに加えて華やかさも求められるようになり、1980年には女性アナウンサーがアイドルのように注目されるなど、世間が持つイメージも徐々に変化していきました。 現在は、各局の女性アナウンサーがニュース番組、バラエティ番組などで活躍し、茶の間で広く親しまれる存在となっています。 そんな女性アナウンサーは、同性からどのようなイメージで見られているのでしょう。 茶の間の女性から挙がっているお褒めのことばを集めてみました。 明るく清楚• 親近感がある• いつもニコニコしている• 爽やか• 知性、教養が感じられる• 前に出過ぎず、アシスタントが上手• 周りの空気が読んで気配りができる• 品がある• カッコいい• テキパキと仕事をこなしている• バラティ番組など、体を張った仕事も全力で頑張っている• 女性アナウンサーになってみたいですか? 実際に、世間の女性はアナウンサーやキャスターのお仕事に興味を持っているのか調べてみると アナウンサー志望の方を除く)アナウンサーの大変さを挙げ、尻込みしている意見が多くみられました。 アナウンサーには目立ちたがり屋さんが多い? アナウンサーを志望する方には、子どもの頃から目立つのが好きだった方、学生時代に生徒会長や演劇の主役を買って出るなど人前に出る経験があった方が比較的多いのだそうです。 アナウンサー志望、現役アナウンサーの方は、なぜアナウンサーになろうと思ったのか情報を調べてみると、このような志望動機を挙げている方が多くみられました。 アナウンサーにお会いして素敵だと思ったことがきっかけ。 テレビ局で働きたかったから。 あるテレビ番組に感動して、自分も番組制作の仕事に携わろうと思った。 スポーツが大好きで、自分の声でスポーツ番組の実況をしたいと思った。 男性アナウンサー)• 学校の先生にアナウンサーに向いていると言われた。 朗読が上手だと褒められたことがきかっけ。 デスクワークより動き回る仕事がしたかった。 目立ちたがり屋さんが多いということではなく、人前で話すこと、伝えることが楽しいと感じている、好奇心旺盛で番組作りに情熱を持っている方が多い印象を受けます。 アナウンサーは子どもにも人気の高い職業? では、今どきの小中高生女子は、将来の職業としてアナウンサーにどれくらい関心を持っているのでしょう。 公開されているランキングデータを見ると、アナウンサーは子どもからも人気の高い職業だということがうかがえました。 日本の職業の数は1万7千種類(厚生労働省「職業名索引」)もあることを考えると、100位に入るだけでかなり人気が高い職業といえそうです。 アナウンサーは、女子児童で14位、男子児童では28位です。 このように高い順位に挙がっていることからも、改めてアナウンサーは親しみやすく、子どもに大きな夢を与えているお仕事であることがうかがえますね。 子どもの価値観も成長するにつれ安定志向が出てくるため、中高校生になると公務員、会社員といった堅実な職業に目を向ける子どもが増えてきます。 一方で女子の場合は中高生になると、やはり思春期らしい一面も出てくると言うか、人前で活躍する華やかなお仕事への憧れも高まるようです。 「ソニー生命保険株式会社」がおこなったアンケートによると、中高生の女子の「将来なりたい職業」では、定番の人気職業である医療系・公務員・クリエイティブな職業にくわえ、芸能人やマスコミ関係といったメディアで活躍する業種も人気をほこっていました。 その中にはアナウンサー・キャスターも含まれていることと思います。 参照:ソニー生命保険株式会社「中高生が思い描く将来についての意識調査 2017」将来なりたい職業 ) 小学生の頃のなりたい職業は単なる憧れなのかもしれませんが、成長するにつれ、将来の夢は具体的なもの、より現実性のあるものへと変化していきます。 高校生になるとまずは大学受験を、大学生になると就活のためにスクールに通うなど、アナウンサーの夢に向かって走り出す学生も出てくるでしょう。 超難関とわかっていても毎年多くの人が採用選考に挑んでいることからも、大変魅力的なお仕事だということがうかがえます。 …今回、女性アナウンサーのお仕事について情報をリサーチさせていただき、アナウンサーを目指して頑張っている方を応援したい気持ちがさらに強まりました! 株式会社セント・フォース「セント・フォース カレッジ」をご紹介 最後に、インタビューにご協力してくださった青山様が事務局長を務める、株式会社セント・フォース「セント・フォース カレッジ」について紹介いたします。 株式会社セント・フォースとは セント・フォースは、アナウンサー・タレントをマネジメントしている大手の芸能事務所です。 フリーアナウンサー志望の学生からも「セント・フォースに入りたい」と憧れの的になっているプロダクション。 所属している皆さんは、アナウンサー、お天気キャスター、リポーターなど、テレビやラジオ番組などに出演して第一線で活躍している方ばかりです。 川田裕美さん、潮田玲子さん、皆藤愛子さん、岡副麻希さんなど、100名以上のフリーアナウンサーやキャスターがいます。 世間では「美女集団」というイメージも強いですが、学生部門の「セント・フォース スプラウト」や文化人・アスリート部門「cent. FORCE ZONE」関西のフリーアナウンサーが属する「セント・フォース関西」など個性豊かなセクションもあり、タレントの皆さんひとりひとりが、本当にキラキラ輝いているのです! cent. FORCE COLLEGE(セント・フォース カレッジ)とは cent. FORCE COLLEGE(セント・フォース カレッジ)は、株式会社セント・フォースが2019年1月に開校したアナウンサースクール。 アナウンサーを目指す大学生、社会人の女性を対象にアナウンサーになるためのノウハウを指導しています。 また現役アナウンサーのブラッシュアップもおこなっています。 セント・フォースには、単にタレントのマネジメントをおこなうだけでなく、所属している皆さんの「女性アナウンサーとしての人生」をサポートしていく目的があります。 「一人でも多くのアナウンサーが幸せな人生を送れるように」と考え、これからアナウンサーになっていく女性が、仕事も自身の人生も充実したものとなるよう、アナウンサーの基礎をしっかり学んでもらうため、当スクールが開設されました。 セント・フォースに所属する経験豊かな現役アナウンサーが、本気でアナウンサーを目指す女性をきめ細かく指導していきます。 セント・フォース カレッジの特徴 フリーアナウンサーや局アナを目指している方、現役アナウンサーでさらにスキルを練磨したい方が、スキルレベルや目的に合わせ「基礎コース」「上級コース」「ブラッシュアップコース」から選んで受講できます。 少人数制で応募者が多いため、書類審査に合格することが条件となっています。 また、1月からは講座をリニューアル。 最大定員5名という超少人数で、たった3ヶ月でアナウンサー試験に必要な準備を整える「特別選抜コース」を新設します。 こちらは書類審査に加え、面接で合格した方が受講できるコースです。 ブラッシュアップコース 「弱点分野を克服したい」「得意分野を伸ばしたい」と考えるアナウンサー志望の方、現役アナウンサーを対象に、各分野のプロフェショナルがスキルを伝授していきます。 正しく伝えるのが非常に難しい「食リポ講座」や、誰からも愛されるヘアメイクの極意など、悩みを持つ全国のアナウンサーからも大変好評です。 セント・フォース カレッジを受講するメリット セント・フォースが直営するセント・フォース カレッジは、セント・フォース所属の経験豊かなアナウンサーを講師陣に迎え、受講生の個性に合わせた直接指導をおこなっています。 レッスン内容は、ほかのアナウンサースクールを受講した方も入校してくるほど定評があります。 また、上級コースまで受講した生徒さんのほとんどは、アナウンサー試験で「トップレベルの読み」「直すところがほとんどない」と評価されています。 特別講師として、セント・フォースの現役アナウンサーが登壇することもあります。 リアルな現場体験や学生時代のことが聴けるのは嬉しいですね。 そして、受講生のなかできらりと光る才能のある方は、セント・フォース所属や番組出演などのチャンスも待っています。 夢をかなえたい女性は是非入校をご検討ください。 これからも目が離せないアナウンサーの活躍 アナウンサーは、ニュース、バラエティ、スポーツ番組、ラジオ番組などで多彩な活躍をしており、私たちは「1日でもアナウンサーを目にしない日はない」と感じるほど、茶の間に広く浸透している存在です。 これからもその活躍は目が離せません。 しかし、テレビを通してみるアナウンサーのイメージとアナウンサーの本質は異なる部分があるようです。 女性アナウンサーには知性、人間性、体力、そして人をひきつける魅力が求められますし、夢を実現させるためには、真摯な気持ちと人一倍の努力が必要になるかもしれません。 今後も正しい情報を伝え、たくさんの夢を与えてくれる素敵なアナウンサーがどんどん誕生することを楽しみにしています。

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セント・フォース カレッジ(cent. FORCE COLLEGE)

セントフォース

セント・フォース カレッジ レッスン風景 楽しいニュースの でもおなじみのセント・フォースは、テレビやラジオで人気の女性フリーアナウンサーが所属する芸能事務所。 今年1月から 「セント・フォース カレッジ」を開校し、未来の女性アナウンサーを育成していると聞いて、取材してきました。 事務局長の 青山縁さんにお話を伺いました。 セント・フォースカレッジ 事務局長 青山縁さん —— セント・フォースカレッジ設立のきっかけから教えていただけますか。 実は、私も宮城テレビでアナウンサーをしていたのですが、出演する側ではなく、裏方として出演者を支えるほうをやってみたいと考えて、スタッフとしてセント・フォースに入りました。 設立前は、私一人で13年以上、セント・フォースやセント・フォーススプラウト(以下、スプラウト)に所属している人限定でアナウンスメントの指導をしてきました。 これから番組のオーディションに出す子や番組出演が決まった子、たとえば、「めざましテレビ」のお天気コーナーの出演が決まって、4月からデビューしますといった子をデビューまでの準備期間中に教育をしています。 —— めざましテレビといえば、岡副麻希さんが頭に浮かびますね。 岡副麻希は、最初は本当に大変でした 笑 でも、すごい頑張り屋さんで、性格が良くて、心の中に嫌なところが一つもなくて、素直で、人に対して温かく、サービス精神が旺盛な子なんです。 そういうところはアナウンサーに向いていると思います。 出演したら、きっと視聴者や番組スタッフに愛されるだろうなと感じました。 なので、岡副の元気で無邪気でのびのびとした素直な部分を残したいと思い、あまり厳格にアナウンサー読みを指導せずに、視聴者に情報がきちんと伝わるよう教えました。 一人ずつ、その人の個性に合わせたオーダーメイド授業をしていました。 そうやって指導を続けていたところ、最近は、民放キー局 日本テレビ・テレビ朝日・TBS・テレビ東京・フジテレビ)全体で毎年、 10人程度の採用のうち、スプラウトから3、4人がアナウンサーとして採用されるようになってきました。 セント・フォースは、いわゆる「女子アナ」という人の人生をずっとそばで見守って、サポートしてきた会社です。 ですから、アナウンサーになりたいと思っている女の子の夢をバックアップしようというのは自然な流れでした。 そして、セント・フォースがやるからには、学生時代にレッスンを受け、現場で経験を積み、局アナになったらおしまい、ではなく、その後も幸せなアナウンサー生活を送れるためのベースとなる考え方や心構えをきちんと教えてあげたい。 そうすることで、一人でも多くの幸せなアナウンサー人生を送ることのできる人を輩出したいという熱い思いがあって、セント・フォースカレッジを設立しました。 結婚や出産を機にアナウンサーを辞める子もいますが、セント・フォースで培ったコミュニケーション能力や人への気遣いが、視聴者から今度は家族に向けられて、皆うまく家庭を回して幸せに生きています。 そういう意味では、女性が幸せな人生を歩むための学びの場でもあるのかもしれません。 テレビで話す意味、目的、何のために、どのように社会とつながっているのかを理解した上でアナウンサーとして始めるのと、単にちょっと人よりも可愛かったからとか、ちょっと人気があるからとか、人にアナウンサーに向いていると言われたからと始めたのでは、その後のアナウンサー人生が大きく変わります。 —— 世間的には、きれいな女性を集めているだけのように思われているようですが、そうではないのですね。 確かにセント・フォースもスプラウトもきれいな子が多いです。 でも、でも、きれいというだけでアナウンサー試験に合格したり、売れたりするわけではありません。 きれいでもどこの放送局にも受からなかったり、きれいでも大成しなかったりする子もいます。 先程申し上げた、アナウンサーという仕事をきちんと理解しているか、覚悟ができているかということが大きくかかわってくると思います。 今まで何百人も教えてきて、それを実感しています。 その上で、状況の先を読んで、先回りして気遣いができる子は採用されやすいですね。 アナウンサーは華やかなイメージがありますし、実際にちやほやされる場面もあるのですが、周りの人がやってくれるからといって人任せにしてしまう子よりも、自分も制作チームの一員だという気持ちを持ってやっている子のほうが局アナでもフリーアナウンサーでもうまくいっています。 —— セント・フォースカレッジ設立の話に戻しますね 笑 私が一人で教えるのにもマンパワー的にも限界がありますし、きちんと広く教えたいという気持ちもありましたので、社長に提案したところ、「いいね! やろう!」と賛成してもらって、昨年の5月から設立準備を開始しました。 準備期間中にテキストも用意しました。 以前、アナウンサーになりたい人向けのワークショップを開催したことがあって、そのときに使ったテキストをベースにバージョンアップさせて、さらに細かく作りこんでいきました。 テキストのたたき台は私が作るのですが、今日レッスン担当の上杉アナウンサーなどの講師陣と何度か会議を開いて、話し合いながら、充実させていきました。 また、アナウンサーの話し方のルールは時代に合わせて少しずつ変わってきていますので、それに合うように改訂も行いました。 そして、今年1月からセント・フォース カレッジはスタートしました。 —— 実際にどんな方からの応募が多いですか? アナウンサーになりたいという一般の大学生が多いです。 学生時代にアナウンサーを目指したものの叶わず、普通に就職したもののもう一度挑戦したいという社会人の方もいらっしゃいます。 中には、30歳前後の方で、会社でプレゼンテーションをする機会が多いので応募されたり、女医さんが学会で発表したり、患者さんとコミュニケーションをとるときにうまく話せないという自覚があって応募される方もいます。 「基礎コース」(全6回)は、アナウンサー志望の方でなくても身につけると声の出し方が劇的に変わりますので、信頼感が出てくると思います。 —— セント・フォースカレッジのホームページには、「インタビュー」といった言葉も登場します。 どうやって聞き出すかとか、何かコツがあるのですか? 宮城テレビ時代、月曜日から金曜日まで毎日、中継に出て街の方々にインタビューした経験から培ってきたものをベースにしていますが、それに加えて、自分が経験の中から自然と身に付けて無意識にやっていたことを体系化しました。 無意識に行っていたことを生徒に伝えるのが難しくてとても悩みました。 心理学やコーチング、相手の心の開き方、ボイストレーニングなど、様々な講座や勉強会に参加して学んだところ、インタビューのときに立つ位置や目線の高さを合わせるとか、相手と同じジェスチャーを行うとか、相手に合わせて声のトーンやテンポを変えるとか、無意識にやっていたことが、理論的にも正しいことがわかって腑に落ちましたし、実践経験のない生徒にも教えられるようになりました。 —— レッスンコースを修了されたあと、どうされる方が多いですか? まだ開催して間もないのですが、 1期生のアナウンサー志望の大学生の中から何人かをFMサルースの番組「geeup sprout(ジーアップ スプラウト)」や、チャンスがあればテレビでも学生レポーターとして出演させていこうと考えているところです。 話の引き出しの多さや言葉の反射神経、頭の回転の速さ、視野の広さのある人が向いていると思います。 話す練習というのは、ゴルフやテニスのようにゴルフ場に行ったり、テニスコートに行ったりしないとトレーニングができないものではなく、「意識」を変えるだけで、おしゃべりをする中でいくらでも日常的にトレーニングができるのです。 その意識を変えてもらうというのがすごく大切です。 受講中だけ「アエイウエオアオ」と発声練習をするだけでは、アナウンサーとしては成長しないんです。 その場に合ったぴったりの言葉を瞬時に取り出して話す、というのは、受講しているときに頑張っただけでできるものではなくて、日常生活の中で意識を変えることが大切だと繰り返して伝えています。 レッスンが終わった帰り道も、スマホを眺めているのではなく、電車から見える風景を言葉にしてみるとか、駅に到着したら「今、中継して!」と言われたら駅の印象を何と表現するのかとか、一口食べたとき、この味をどう表現したら一番伝わるのだろうと考えながら食べるとか、日常生活でぴったりの言葉を探してみようと意識して生活するだけで変わってきます。 これは「アナウンサーあるある」なのですが、アナウンサーは、普通に話している人の鼻濁音が気になったり、道を歩いていて、ここで中継しろと言われたら、何て表現するかなとか、というのを常に心の片隅に置いたりして生活しています 笑 アナウンサーを目指すのなら、アナウンサーがやっていることを真似て、同じように意識しながら生活してみると近づくのではないかと思います。 レッスン風景 —— どういう人に受講してほしいですか? また、今後の展望は? アナウンサーを目指している方はもちろん、「伝えたいことがある方」に是非ご受講いただきたいです。 アナウンサーを目指すかどうかに関わらず、人間力の底上げをしてあげたいと思っています。 ここに来るとみなさん、明るく前向きにハッピーになっていくみたいです 笑 地方から東京のセント・フォースカレッジに通ってくださっている方が多く、短期集中コース開催の要望をいただいているので、この春ごろの実施を想定して、基礎コース全6回を土日の週末2日間で行う講座を準備しているところです。 また、セント・フォース関西もありますので、関西での実施もしたいと思っています。 それから、アナウンサーになった人の支えにもなりたいので、ニュース読みや食レポなどに特化した現役アナウンサーが受講できる講座も開きたいです。 将来的には、女性が幸せに自分らしく生きていくためのサポートができる講座ができるといいですね。 講師の 上杉桜子アナウンサーと受講生のみなさん —— 受講されていた生徒さんに受講のきっかけとやりたいことをお聞きしました。 田村 愛さん: アナウンサーになりたくてアナウンサースクールをずっと探していたのですが、素敵な女性がいっぱい所属しているセント・フォースでスクールができたと聞いて、私もそんな素敵な女性になりたいと思って、受講しました。 私はフジテレビの宮司愛海アナウンサーにあこがれていて、あんな風に元気なアナウンサーになりたいです。 上田 杏奈さん: セント・フォースのアナウンサーにあこがれて、このスクールを受けました。 アナウンサーの知識は全然なかったので、1から丁寧に教えていただいて、すごくわかりやすいです。 将来はまだ具体的には決まっていないのですが、明るいアナウンサーになりたいです。 大島 萌佳さん: 大学を卒業する 2021年に絶対にアナウンサーになりたいので、そのために、このセント・フォースカレッジに通おうと思いました。 私は、報道がやりたいと思っていて、自分で調べたり、見たり聞いたりしたものを理解して伝えられるようなアナウンサーになりたいです。 柳川 愛香さん: 私がセント・フォースカレッジを選んだのは話す機会が多い少人数制というところに魅力を感じて選びました。 局アナよりも様々なジャンルにチャレンジできるフリーアナウンサーになってがんばりたいです。 具体的には、田中みな実さんのようにバラエティ番組に出演したいです。 —— 本日の講師の上杉桜子アナウンサーにもお聞きしました。 基礎コースについては、もちろんアナウンス技術をしっかりレクチャーしているのですが、アナウンサーの発する言葉には、その人の内面がすごく出るものだと思っています。 なので、技術と同時に人としても頭や心といった内面を磨いてもらえるように意識して教えています。 原稿を読むだけがアナウンサーの仕事ではなくて、フリートークとかインタビューとか、そういうときについポロッと普段の自分が出てしまうので、日ごろから目配り、気配り、心配りができる人であってほしいという思いでレッスンをしています。 (完璧なコメントを言い終えた上杉さん、受講生のみなさんに向かって)これがプロよ! 笑 (みなさん大爆笑) インタビュー、そして、レッスンを取材させていただき、ありがとうございました。

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