りゅうおうのおしごと!。 りゅうおうのおしごと!10

りゅうおうのおしごと!11巻 あらすじ・感想・ネタバレあり発売日2019/8/10

りゅうおうのおしごと!

本局の見どころ 解説:野月浩貴八段 【第十二局】八一vs名人 この対局は詰将棋「最後の審判」をモチーフにしています。 「最後の審判」は「詰将棋パラダイス」という詰将棋専門誌の平成9年1月号に縫田光司さんが発表した作品です。 「連続王手の千日手」と「打ち歩詰め」という2つの反則負けをテーマに、どちらが優先されるのか?という問題を提起した作品でもあります。 この対局は竜王戦第4局。 八一が3連敗して迎えた一戦です。 しかも連続王手の千日手なので、王手を掛けている方が負けとなります。 実戦ではあまり現実的ではないということもあり、対局規定に明文化されていません。 解釈次第でどうにでも捉えることができますね。 作品中では名人が対局中断を求めて、竜王戦実行委員会が議論の結果「指し直し」を裁定しました。 指し直し局で勝利した八一がそこから連勝を重ねて、3連敗後の4連勝で竜王を防衛しました。 このタイトル戦で八一は更なる成長を見せました。 この先、どこまで強くなるのか楽しみですね。 この対局は桂香が東京に遠征しての対局となります。 しかも対局場は東京将棋会館の特別対局室。 数々の名勝負が繰り広げられてきた歴史の重みのある対局室です。 名人相手の防衛戦で連敗を喫して失意に暮れている八一に盤上で気持ちを見せるため、そして女流棋士の資格を得るために「絶対に負けちゃいけない将棋」との思いを胸に対局に挑んだ桂香ですが、釈迦堂の指し手にリードを奪われて、劣勢に陥ります。 しかし中盤で熱い思いを胸に勝負手を連発した桂香が猛然と追い込みます。 勝利で女流棋士の資格を得た上で、勝つことで棋譜に載せた桂香の想いを八一はしっかりと受け止めて、名人と戦っていく覚悟を決めます。 棋譜で想いや生き様を伝えられる桂香は、もう既に立派なプロ棋士としての第一歩を歩んでいると言っても良いでしょうね。 本局の見どころ 解説:野月浩貴八段 【第十局】八一vs名人 いよいよ八一の竜王位防衛戦が始まります。 この対局は平成20年の第21期竜王戦第1局、渡辺明竜王 当時 vs羽生善治名人 四冠、当時 の対局を参考棋譜として使用しています。 棋界最強の名人を対戦相手に迎えての防衛戦第1局はハワイでの対局となります。 竜王戦は第1局を海外対局で行うことも多く、実際に4年前の竜王戦 森内俊之竜王vs糸谷哲郎七段、称号と段位は当時 がハワイのハレクラニホテルで行われました。 その対局には私も現地大盤解説の解説者として同行していました。 八一は穴熊の堅陣に組めたことで作戦勝ちを意識していました。 1日目が終わった夜には夜のハワイを散策していると銀子と出会い、デートの様な雰囲気を楽しんでいます。 本人がデートと認識していたかは疑問ですが…。 この展開は前日夜に八一が楽勝と考えていた進行でした。 楽勝と思っていた局面が、全然難しい局面だったからです。 そこから気持ちを立て直せずに3連敗を喫してカド番に追い込まれてしまいます。 あいにも冷たくあたり、精神的には最悪の状態です。 ここから立て直すことができるのでしょうか?• 本局の見どころ 解説:野月浩貴八段 【第九局】あいvs雷 この対局は平成24年7月4日に行われた第25期竜王戦決勝トーナメント、稲葉陽六段対大石直嗣四段戦 段位はいずれも当時 を参考棋譜として使用しています。 あいの師弟としての八一への愛情と、雷の強くなるために八一と将棋が指したいという歪んだ想い、その二つが盤上でぶつかった天才同士の戦いでもあります。 予想外の一手に雷は動揺しますが、あいが自分や八一と同じ才能を持っていることを確信して、気持ちを切り変えて戦い続けますが、あいの放つ輝きに押されて疑問手を指してしまいます。 あいの師匠に対する強い想いが勝利を引き寄せることに繋がりました。 本局の見どころ 解説:野月浩貴八段 【第八局】銀子vs釈迦堂 この棋譜は2009年9月1日の第22期竜王戦挑戦者決定戦第2局、深浦康市王位 当時 vs森内俊之九段戦を使用しています。 東京・原宿にある釈迦堂里奈女流名跡のセレクトショップを訪れた銀子と八一。 銀子が釈迦堂と定期的にVSを指している場所に八一も同席しました。 図1は銀子の穴熊に対して、釈迦堂は四間飛車から銀冠に囲った局面です。 序盤は定跡どおりでしたが、駒組みが終わった段階で釈迦堂が積極的に仕掛けていきます。 それに対して銀子も徹底防戦で耐えますが、厚みを生かした釈迦堂の重く力強い攻めは止まりません。 釈迦堂の金銀5枚の銀冠が異様なオーラを放っています。 結局、銀子は釈迦堂の手厚い指し回しに良いところなく押さえ込まれて負かされてしまいました。 八一に見守られつつ将棋を指すということで、銀子は八一を意識して力を出し切れなかった、というのがストーリーとして重要な部分のようですね。 対局後、釈迦堂セレクトの服に身を包み、慣れないヒールを履いて八一にしがみつく銀子は何とも言えないかわいさでした。 銀子推しとしては最高のシーンです。 ちなみに参考棋譜の竜王戦挑戦者決定戦では、122手で後手の森内俊之九段が勝利を収めています。 本局の見どころ 解説:野月浩貴八段 【第七局】桂香vsあい 桂香が主役の回です。 この対局は関西奨励会好局集の横山友紀3級vs中脇隆志3級 2013年5月26日・段級は当時 の一局を使用しています。 研修会での対局で、天衣、あいとの連戦です。 天衣に心理戦を仕掛けつつ、完璧な勝利を収めた桂香はその気迫を持ち込んで、あいと対局をしました。 先手の桂香が意表の三間飛車から石田流に構えるのを見て、あいも中飛車から左穴熊へ組む、プロの公式戦でも流行の形へと進みます。 桂香が優勢な局面ではありますが、あいが穴熊の堅さを生かして「捌き」を意識した攻めを繰り出し続けます。 更には入手した角を使って桂香の金を取り、飛車角全てを桂香に渡した上で攻め立てます。 この辺りは不利な形勢を「捌き」で強引に打開するあいの迫力が指し手から伝わってきます。 そして勢いのままに、あいが寄せ切りました。 桂香も執念を見せましたが、あいの剛腕が桂香の想いをねじ伏せた一局となりました。 この連戦を通して、桂香は何かを掴み新たな成長を遂げていくことでしょうね。 今後の桂香から目が離せません。 叡王戦第1局の観戦記の中で白鳥先生が書かれていましたが、桂香のモデルは父親 飯野健二七段 を師匠に持つ飯野愛女流初段です。 本当にたまたまですが、山口恵梨子女流二段と飯野愛女流初段とお会いした時に、アフレコ見学したい、という話になり3人で日程調整をしたところ、第7局の日となりました。 飯野女流は桂香に感情移入してアフレコを見学していました。 白鳥先生と飯野女流はこの日が初対面。 良い機会だからと収録後の打ち上げでは質問責めしていました。 本局の見どころ 解説:野月浩貴八段 【第六局】八一vs生石 この対局はオリジナル棋譜です。 京橋駅近くにある、生石が経営する「ゴキゲンの湯」を訪れた八一とあいが、生石から振り飛車の極意である「捌き」を教わるシーン。 図1は、押さえ込みを図る八一に対して、生石が予期できない機敏な指し手を繰り出している最中の局面です。 生石の美濃囲いは手付かずのままで、八一は手に入れた飛車を使う間もなく負かされてしまいました。 ちなみに羽生善治竜王・棋聖は第7回の優勝者、渡辺明棋王は第19回の優勝者です。 他にも多くのプロ棋士が優勝しています。 私も第10回大会で優勝して、その年に奨励会を受験しました。 プロ棋士の登竜門ともいえる大会ですね。 さて、本編ではあいが先手側を持って攻めていました。 かなり厳しい攻めですが、天衣がギリギリの受けをみせて凌いでいる、という展開です。 実戦では天衣がなんとか受け切って勝ちましたが、実は図1の局面では天衣の玉に詰みがありました。 「詰みがあるよ」と言われて考えると簡単な7手詰ですが、対局中はあい、天衣、二人ともこの詰み手順はみえていませんでした。 対局後に研修会幹事の久留野七段から指摘されて、あいと天衣は愕然とします。 特にあいは普段なら気づくであろう簡単な詰みを逃したことに涙が止まりません。 あいにとっては残念な敗戦。 天衣にとっても詰みを逃してもらった上での勝利。 しかしこの対局から得られたものは二人にとって大きな経験となるでしょう。 これからライバルとして成長しながら、二人の戦いは続いていくはずです。 どんな戦いとなっていくのか、どんな名勝負をみせてくれるのか、とても楽しみです。 本局の見どころ 解説:野月浩貴八段 【第四局】天衣vs八一 天衣と八一の四枚落ち対局でこの棋譜はオリジナルです。 序盤は天衣が定跡通りに駒組みを進めました。 しっかりと勉強していることを感じた八一は、天衣にとって少し意地悪な指し方で実力を試します。 「綺麗な将棋を指す優等生タイプで、泥臭さや粘り強さを感じない。 しかしここから天衣が実力を見せます。 二人の実力差を考えると形勢自体は八一の方が圧倒的に良いのですが、もしも同じ棋力の二人で対戦したとすると、下手 したて 側が優勢な局面です。 ハンデ戦の醍醐味ですね。 天衣の強気の受けに八一は感心します。 嫌味な歩側が飛車金銀と強い駒で守っているので、優先すべきは馬の利きです。 まだまだ天衣にチャンスはありましたが、実力差を考えると八一の攻めを正確に受け止めるのは至難の業です。 最後は111手で八一の勝利に終わりましたが、追い込まれてからの天衣の指し手は才能の片鱗を披露した一局でもありました。 年齢と棋力を考えると、天衣の受けの強さは非凡なものがありました。 本局の見どころ 解説:野月浩貴八段 【第三局】あいvs銀子 この局面は研修会の入会試験で2連勝したあいが3局目に銀子と飛車落ちで対戦した場面です。 棋譜はオリジナル作成のものです。 本気の銀子が醸し出すオーラに、あいは飲み込まれて不利に陥りますが途中で開き直ったあいの迫力に銀子はただならぬものを感じます。 「負けたくない」という想いから、粘って投了を少しでも長引かせたいあいでしたが、最後は王手に対する合い駒を打とうとして駒台に手を伸ばすも、駒が何もないことに気づき投了となりました 投了図。 棋譜作成時の秘話ですが、駒落ちの対局で3連続王手 3方向からの王手 、しかも最後はあいの持ち駒がない状態での会い駒請求の王手 飛車か角、香車などの遠距離砲での王手 という設定は意外と難易度が高く、何度も試行錯誤して作成した記憶があります。 歩夢の厳しい攻めに対して、八一は諦めそうになり負けを認める「思い出王手」 最後に1度くらい王手を掛けてから投了する を掛けますが、対局室にいたあいの諦めずに盤面を読む姿に気づいて、粘り続けて入玉を達成して最後は飛車2枚が縦に並んで歩夢陣を受けなしに追い込み、402手の長手数で勝利を収めます 投了図。 この402手は公式戦での最多手数の想定でしたが、つい最近に420手で持将棋成立というとてつもない記録が生まれました。 作者の想像をリアルで棋士が越えるアニメのような展開です。 ちなみに参考棋譜は128手で羽生善治二冠 当時 が勝利、優勝を果たしました。 参考棋譜:第32回JT将棋日本シリーズ決勝戦 主催:日本将棋連盟 協賛:JT 第一局「押しかけ弟子」 将棋界最高のタイトル「竜王」になった16歳の少年・九頭竜八一の家に、彼を「お師匠さま」と慕う9歳でJS 女子小学生 の雛鶴あいが押し掛けてきた!? 当初は追い返そうと考えるのだが、あいの中に才能の片鱗を感じた八一は、清滝師匠の進めもあって、ひとまず春休みの間と区切って彼女を内弟子に迎え入れることになる。 こうして竜王・九頭竜八一とその弟子・雛鶴あいの物語が始まるのだった。 そこからも難解な局面が続きましたが、八一の勝利となりました。 あいの緻密で深い読みに八一が感心した場面です。 この場面からも分かるように、あいの終盤力は他の追随を許さないほど高いレベルで、非凡な才能を持っているのが証明されました。 ちなみに参考棋譜の名人戦では178手の大熱戦を後手の羽生三冠 当時 が制しました。 参考棋譜:第72期名人戦第1局 主催:朝日新聞社・毎日新聞社・日本将棋連盟.

次の

「りゅうおうのおしごと!」12巻感想1~プロ棋士になれたのは誰?~

りゅうおうのおしごと!

挑戦者として現れた最強の名人と戦うべく常夏の島を訪れた八一だったが……なぜか弟子や師匠までついて来てる!? 一門 かぞく 旅行!? おまけに銀子と夜の街でデート!? そんなんで名人に勝てるのか!? あいと天衣、そして桂香のマイナビ本戦も始まり、戦いに次ぐ戦いの日々。 誰もが傷つき、疲れ果て、将棋で繋がった絆は将棋のせいでバラバラになりかける。 ……だが、「もう離さない。 将棋という名の奇跡に最後の審判が下される、激闘の第5巻! 挑戦者として現れた最強の名人と戦うべく常夏の島を訪れた八一だったが……なぜか弟子や師匠までついて来てる!? 一門 かぞく 旅行!? おまけに銀子と夜の街でデート!? そんなんで名人に勝てるのか!? あいと天衣、そして桂香のマイナビ本戦も始まり、戦いに次ぐ戦いの日々。 誰もが傷つき、疲れ果て、将棋で繋がった絆は将棋のせいでバラバラになりかける。 ……だが、「もう離さない。 将棋という名の奇跡に最後の審判が下される、激闘の第5巻! りゅうおうのおしごと!4 著者:白鳥士郎 イラスト:しらび 定価:610円+税 「わたし、もっともっと強くなって……絶対に勝ちますっ!! 」 小学校が夏休みに入ったその日、あい達は東京を目指していた。 女流棋士やアマチュア強豪がひしめくその大会を、あいと天衣は破格の才能を武器に駆け上がって行く。 一方、その師匠はというと……弟子に隠れて美人女流棋士と将棋番組でイチャイチャしたかと思えば、その翌日は別の女の子と原宿で手繋ぎデート!? しかもそのお相手は……銀子!? 将棋に全てを捧げた女性達が織りなす灼熱の祭典を描いた第四巻!人生で最も熱い夏が今、始まる。 りゅうおうのおしごと!4 ドラマCD付き限定特装版 著者:白鳥士郎 イラスト:しらび 定価:2,200円+税 「雛鶴あいですっ!」 「しゃうおっとぃずぁーうだよー」 「今回のドラマCDは、みんなで淡路島の砂浜に行きます!」 「しゃう、にっぽんのうみ、はじめていくんだよー!」 「新しい水着、ししょーにかわいいって言ってもらえるかなぁ? 」 「しゃうもね? あたらしいみじゅぎきうよー!」 「浮き輪も持ったし、スイカもトランプも用意して準備ばんたんっ!」 「しょーぎばんはー?」 「あ……!? 」 まさかの将棋要素ゼロ!?

次の

りゅうおうのおしごと!とは (リュウオウノオシゴトとは) [単語記事]

りゅうおうのおしごと!

概要 刊行の。 作者は『』などで知られる。 イラストは()。 監修は西遊棋(関西将棋会館所属の若手・女性棋士からなるユニット、豊島将之名人などタイトル保持経験者も所属している)。 GA文庫10周年記念プロジェクトの第6弾として、文庫の発売と同時に、化、WEBラジオ化がされている。 既刊は、2019年8月時点で原作小説が11巻。 漫画版の作画はこげたおこげ。 原作小説の5巻までの範囲で、全10巻で完結。 でも配信されていた(現在はプロローグと1・2話のみ)。 また、テレビアニメ化もされた。 詳細は別途後述。 タイトルの「りゅうおう」とはのことではなく成りつまり。 ライトノベルとしては珍しいをテーマとした作品で、作中には現実の棋士をモデルにしたと思われるキャラクターが多数登場する。 2016年には第28回将棋ペンクラブ大賞で文芸部門優秀賞、『このライトノベルがすごい』においては2017年の文庫部門一位を獲得している。 あらすじ 16歳の若さで、棋界の二大タイトルの一つである「竜王」を奪取したものの、その後大スランプに陥っていた主人公の 九頭竜八一。 そんな彼が3月のある日自宅に帰ると、なぜかの出迎えを受ける。 その小学生・ 雛鶴あいは内弟子としての弟子入りを希望していた。 「まあ一度対局してあげれば帰るだろう」と思い気楽に対局してみたところ、あいの将棋の才能が非常に高いことに気づき、弟子として彼女を育てようということになるのだが、周囲からは扱いされるわ、当然ながら両親があいを連れ戻しにやってくるわといったドタバタが続き、八一はその騒動に翻弄されることになる…。 Wikipediaより一部抜粋 主な登場人物 (くずりゅう・やいち) CV: 主人公。 関西の清滝一門所属。 第一巻時点で16歳。 史上4人目の中学生棋士としてプロ入り、16歳で竜王位を奪取した若き天才棋士。 しかし竜王奪取後はプレッシャーから連敗を重ね、世間では「クズ竜王」などと馬鹿にされていた。 その矢先にあいと出会い、紆余曲折を経て内弟子に迎えることになる。 棋士としては居飛車党であり、先手番相掛かりや後手番一手損角換わりといった力戦調の泥臭い戦型が得意。 将棋に関しては天才的な閃きを発揮するが、周りが寄せる好意には極めて鈍感。 最近はと何かと縁があるせいで扱いされることもしばしば。 なお、アニメ第1話でを奪取した対戦棋士のモデルは、2017年に竜王位についていた竜王だと思われる。 (ひなつる・あい) CV: ヒロイン。 第一巻では 9歳の小学三年生。 後にプロ入りを果たし、10巻時点では女流初段。 実家はの老舗旅館「ひな鶴」。 竜王戦の最終局がその旅館で行われたことがきっかけで八一に憧れ、長期休暇を利用して単身八一の家に押し掛ける。 母親のしつけで家事全般が得意。 独学で、わずか3カ月の内に将棋図巧という 全問解ければプロになれるレベルの問題を全問クリアしてしまうほどの才能の持ち主。 特に中盤から終盤にかけての読みの速さ、深さは現役の竜王である八一すら凌駕するほど。 得意戦法は相掛かり。 八一のことは男性としても好意を寄せており、他の女性に気を向けた八一に「だら 「バカ」を意味する方言 」というのはお約束。 (そら・ぎんこ) CV: 八一の姉弟子であり10年来の。 第一巻時点で14歳。 女流ながら奨励会二段に所属しており、5巻時点で女王、女流玉座の二冠保持者。 6巻で奨励会三段に昇段。 9巻で女王の5期連続防衛を果たして15歳にして永世女王の資格獲得。 居飛車党。 女流棋士との戦いでは公式戦50戦負け無しという圧倒的な強さを誇り、の美しい容姿もあって世間では 『浪速の白雪姫』と呼ばれ人気がある。 八一に対しては少なからず好意を持っているが、相手の鈍感さや本人の口下手さゆえにほとんど伝わってはいない。 あいとは恋敵同士ということもあり会えば口喧嘩する間柄。 罵倒や照れ隠しの際に「ぶち殺すぞワレ」というのが口癖。 清滝鋼介(きよたき・こうすけ) CV: 八一の師匠。 第一巻時点で50歳。 九段の段位を持ち、名人戦にも二度挑戦経験のあるベテラン棋士(アニメOPでは月光とタイトル戦を戦っている)。 普段は常識人だが、 「弟子に負けた腹いせに将棋会館の窓から放尿」「弟子の竜王奪取記念に旅館で裸踊り」など奇行も目立つ。 あいのことは孫のように可愛がっている。 アニメでは好人物であることが強調され、奇行のシーンが全面カットされている。 (きよたき・けいか) CV: 清滝鋼介の一人娘。 第一巻時点で25歳。 研修会C2所属。 八一と銀子にとっては姉のような存在だが、父への弟子入りが遅かったため棋士としては妹弟子にあたる。 女流棋士資格取得の年齢制限が迫っていることに焦りを覚えている。 しかしメンタル面の弱さを克服し、仮免許である女流3級への昇級を果たした。 作者自ら「私の全てを背負ってもらいました」と語るほど思い入れの深いキャラ。 (やしゃじん・あい) CV: 第2巻より登場する「もう一人のあい」。 初登場時点では9歳。 実家は神戸市の豪邸。 父親は元アマチュア名人、母親も元将棋部という将棋一家に育つ。 両親とは幼少期に事故で死別し、現在は祖父と暮らしている。 得意戦法は一手損角換わり。 元は日本将棋連盟会長である月光の門下だったが、当の月光から八一に預けられ、最終的に八一自ら弟子に取ることを決意する。 終盤の寄せを得意とするあいとは対照的に、優れた大局観と緻密な序盤戦術による受け将棋が持ち味。 両親を早くに亡くし、祖父に甘やかされて育ったため、性格は負けず嫌いに加え、傲岸不遜で高飛車。 一方で八一や清滝一門への思いやりのこもった発言も多い。 後にプロ入りを果たし、9巻でタイトル挑戦を決めて一気に女流二段へ昇段している。 cv: 女流玉将のタイトルホルダー。 八一より2歳上。 小学生名人戦決勝で八一に敗北を喫した悔しさに彼を殴ったことがある。 銀子とのタイトル戦で対局時間を多く残したまま午前中で瞬殺され、放心状態の写真をネットに公開されてしまう。 CV: 八一の幼少時からのライバルでB級2組、六段。 18歳。 普段の対局からマントを着用しカラコンをオッドアイのようにつけ「ゴッドコルドレン」「貴族」を自称する棋士。 八一とは対象的に順位戦全勝中で、他の棋戦の成績も抜群である。 生石充 おいし・みつる cv: 第3巻より登場するA級棋士、38歳。 九段の段位を持ち「玉将」のタイトルを持つ。 振飛車党総裁。 攻防一体の豪快な捌きが特徴の棋風で「捌きの巨匠(マエストロ)」と称される。 将棋道場を併設した銭湯「ゴキゲンの湯」を経営している。 なたぎり・じん cv: 第3巻より登場する棋士、38歳。 八段の段位を持ち、名人の研究パートナーを務める。 居飛車・振り飛車両方指す「両刀使い」。 中性的な容姿と言動でオネエ疑惑がささやかれるが、努力で順位戦A級に上り詰めた。 粘り強い、負けない将棋に定評がある。 CV: タイトル獲得99期・永世六冠を誇り、棋士から「神」と呼ばれるほどの最強棋士。 作中では名前は明かされずただ名人とだけ表記される。 経歴や棋風 アニメでは風貌も などから永世七冠がモデルと誰からも思われていたが、2018年8月に作者が羽生がモデルであると公式に認めた。 つきみつ・せいいち cv: 日本将棋連盟会長、50歳。 病により失明しながら九段の段位をもつ。 竜王戦1組以上22期、名人戦挑戦者リーグA級在位32期、タイトル獲得総数27を誇る天才棋士。 八一に2人目の内弟子 天衣 を取ることを勧めた張本人。 若干11歳で奨励会三段の天才少年。 八一に懐いてる? TVアニメ 2017年7月11日に、アニメ化決定を発表。 と同時に、公式サイトも開設された。 キャストはドラマCDからの続投。 制作会社は「」や「」といった『のとの』を描くことに定評のある『projectNo. 9』が担当。 として放送された(放送時期については2017年10月14日に発表)。 全12話。 放送局は、、、、および。 なお、放送曜日は全て月曜日に合わせている。 本編の放送終了後、5分枠の番組として「かんそうせん」がTOKYOMXとAT-Xで放送された。 なお、AT-Xではリピート放送のおまけという形での放送だった。 制作スタッフ 監督 柳伸亮 制作会社 projectNo. 9 余談 作品自体は言うまでもなくであるが、実際のプロ将棋界の人物や出来事などをモデルにして、それを誇張する形でストーリーにしている形である。 プロ棋士たちからなる西遊棋が監修に参加していることで、作品内で出てくる棋譜などにもリアリティがあったりする。 ……はずだったのだが、近年の実際の将棋界は作者などが想定していた以上のドラマチックな出来事が続出しており、 「ぼくがかんがえた、さいきょうのしょうぎラノベ」の設定を現実が上回っている、と作者自身が嘆いている状況である。 ほとんどが のせいではあるが、原作ではそれまでの公式戦最長手数(389手)を上回る402手で終局としたシーンを入れたところ、その後実際の公式戦で420手で終局(しかもで引き分け再対局)した事例や、A級リークで4人による挑戦プレーオフ(77期終了時点で過去3回発生している)を新刊の構想として書き入れようとした矢先に、の76期順位戦A級リーグ最終戦の結果、前代未聞の6人プレーオフが成立してしまい、この構想を 没にする羽目になっている。 しかもこの2例、両方共アニメ放映中だったうえ、後者はのモデルである二冠(当時、竜王・棋聖)が名人戦の挑戦者に勝ち上が(って作中状況と逆の「竜王がタイトル100期をかけて名人に挑戦する」状況にな)るオマケつきである。 作者はこの現実にに登場するのように()。 なお、作者は後に名前を出せないかの人物へのインタビューをすることになり、そのの序盤でこう述べている。 「 もう『りゅうおうのおしごと!』どころではない」 「 完全にラノベを超えてしまった」 因みにファンから一番のフィクション扱いを受けているのは姉弟子。 関連動画 関連タグ :同じく少年の師匠と小学生の弟子が登場するライトノベル :将棋を題材とした漫画作品。 後にテレビアニメ化もされた点で共通。 一部が。 外部リンク 関連記事 親記事.

次の