上手捻り。 【大相撲】「上手捻り」・「下手捻り」とは?

【大相撲】決まり手一覧(大相撲八十二手・五非技)

上手捻り

相撲の捻り手とは? 捻り手とは決まり手の種類の中でも数が多い決まり手の一つでもあります。 全部で19種類と豊富に用意されており、状況によって活用することができます。 決まり手の中には投げ手のような迫力のある決まり手もありますが、捻り手はそこで迫力がない場合が多いです。 迫力がない分さまざまな力士でも活用することができるメリットがあり、取り組内でも見かけることが非常に多いです。 捻り手は体を捻る動作が含まれるため、柔軟性に優れている力士が得意とする決まり手でもあります。 その他の決まり手• 突き落としは組み合っている最中に片手を抜き、そのまま相手の方や横腹を抑えて前方に倒す捻り手です。 肩や横腹を押す際は下に押すのではなく、斜め下に押すことで前のめりになりやすく、突き落としが決まりやすくなります。 また、肩や横腹を押した際に自身は対角にある足を後方にずらし、状態は捻るようにすることで相手が前のめりになる際に巻き添えを食らわずに済みます。 しかし、組み合っている最中に片腕を抜くことも困難でもあり、簡単に決めることができません。 巻き落としとは、差し手で廻し取らずに体を捻って倒す捻り手です。 廻しを掴んでしまうと違う決まり手になる場合もあります。 廻しを掴まずに行う決まり手であるため、腕の力だけで相手を支える必要があり、同時に腰の柔軟性も求められます。 差し手を行っていない腕を活用することでうまく決まりやすくなります。 また、相手が前進してくる力を利用することで腕の力はほぼ必要なく、捻るだけでも巻き落としを決めることが可能です。 差し手に成功したら巻き落としにつなげるようにしましょう。 とったりは相手の腕を下から抱え込むように掴み、瞬時に横に移動しながら相手を手前に捻るように倒す捻り手です。 立ち合いからすぐに行われることが多く、場合にとっては数秒で勝敗を決めることができます。 見た目は背中に乗せない一本背負いのような動作であり、投げ手にある一本背負いよりもはるかに決めやすい特徴があります。 また、とったりと非常に似た決めても存在しますが、体の向きが異なる違いがあります。 相手の腕を掴む際には両腕で付け根と手首あたりを掴むことで成功しやすくなります。 逆とったりは上記でも紹介したとったりを仕掛けられた際に行うことができる捻り手です。 とったりを仕掛けられると相手は自身の両腕に掴みかかってきますが、腕を抜くようにしながら腰を捻ることで前のめりに倒すことができます。 踏ん張る力と腰を捻る力が求められますが、とったりを仕掛けられた際のカウンター技としてとても有効です。 極端に体格差がある場合は腕を抜くようにして捻っても微動だにしないことが起きやすく、そのままとったりを決められてしまいやすいです。 肩透かしは差し手で相手の肩辺りを抱え込むように掴み、体を大きく開いたのちもう一方の腕で相手の背中や肩を押して倒す捻り手です。 肩透かしのポイントは肩辺りを差し手でつかん後に素早く横に体を開くことです。 そうすることで相手は前のめりになりやすくなり、背中を押すだけで簡単に倒すことができます。 相手の力を利用する捻り手でもあるため、体格差がある取り組みでも勝利することができます。 ちなみに日常生活で使用されている言葉に肩透かしがありますが、この捻り手の名前が語源といわれています。 外無双は差し手を引き抜き、対角にある足を内側から入れ、外側に払うように力を入れます。 同時にもう片方で腕で相手の腕を捻るようにして倒す捻り手です。 両腕をうまく活用して成り立つ捻り手であるため、どちらかだけでは決めることができません。 相手の足の掴む動作が難しく行われる機会も少ないです。 重量級の力士相手ではうまく外無双を決めれる状態にも関わらず、決めきれない状況になることも多く、対戦力士によって有効打にならないことも多いです。 内無双は上手から相手の太股を掬いあげ、横にずらすようにして倒す捻り手です。 単純な捻り手であるため、さまざまな力士が状況に応じて使うことができますが、決定打になりにくいデメリットがあります。 そのため、決まり手ではありますが、つなぎの技として活用されることの方が多いです。 決まり手にはなりにくいですが、内無双を行っていればそれだけ有利な状況であることは間違いないため、さまざまな決め手に発展させることができます。 頭捻りは「あたま捻り」ではなく「ずぶねり」と読みます。 名称にあるように頭を活用する捻り手でありますが、相手の頭を捻る技ではありません。 頭捻りは差し手か肘あたりを掴み、頭を相手の胸に押しつけながら頭を軸に回転して倒す捻り手です。 幕内の取り組みでは見られる機会はあまりありませんが、幕下の取り組みでは実際に行われることが多いです。 頭捻りを実際に見たい場合は、幕下の取り組みを積極的に観戦することをおすすめします。 上手捻りとは、上手から廻しを掴み、上手を捻って相手を倒す捻り手です。 一見上手投げのように見えてしまいますが、力の向きが異なります。 投げ手の上手投げと使い分けることで効果的です。 上手で廻しを掴んだ際に上手投げが決まりやすいのか上手捻りが決まりやすいのか判断し、行動することで勝敗にも影響が出ます。 そのため、どちらか一方の決まり手ではなく、両方同時期に練習することをおすすめします。 一方の技を身につけることができれば事前ともう一方の技も身につけることができます。 下手捻りは下手で廻しを掴み、捻って倒す捻り手です。 上手投げと両立させることで戦術の幅を広げることができます。 下手から廻しを掴むことで上につり上げやすくなり、豪快な決め手にもなります。 腕の力と腰の捻りを合わせることで成功する捻り手でもあるため、体格差があっても技術を磨けば十分に対処することができます。 多くの力士が上記で紹介した上手捻りと同時期に稽古で練習することが多いです。 廻しの掴み方で捻り手をする際の感覚が変わるため、練習しておかないとうまく決まりにくいです。 網打ちは「あみうち」と読みよく間違えて「つなうち」と読まれてしまいやすいので注意しましょう。 網打ちは差し手を両腕で抱え、体を捻りながら倒す捻り手です。 うまく決めることができれば漁師が網を投げている姿に似ていることから名づけられています。 相手が攻めてきている際に仕掛けることで小さな力でも相手を倒すことができ、両腕でしっかり抱え込むようにすることが重要です。 この決まり手なら体格差がある相手でも十分対応することができるため、体格的に不利な力士には貴重な決まり手です。 鯖折りとは、相手の廻しを上手からしっかり掴み、強く自身の方に引きつけます。 後は、自身の体重を掛けながら相手に向かって倒れこみます。 そうすることで相手は重さに耐えれずに腰を曲げ、膝を折って地面につけます。 体重や体格差があるほど決まりやすい捻り手ですが、相手の腰や膝に大きな負担がかかりやすく危険を伴う技でもあります。 そのため、小中学生の取り組みでは鯖折りの捻り手は使用することが禁止されている決まりがあります。 波離間投げは「はりまなげ」と読み、投げという名称が付けられていますが、投げ手ではなく捻り手に分類されています。 投げるというよりも捻って倒していることに近い技であるため、捻り手に含まれています。 波離間投げとは、相手が低姿勢で仕掛けてきた際に上手で相手の背中の廻しを掴み、後方に引っ張り、前のめりさせる捻り手です。 誰でも簡単に行うことができる捻り手ではなく、体格と腕の力に優れている力士が行うことができ、捻り手の中では大技に分類されています。 波離間投げを播磨投げと呼ばれることもあります。 大逆手とは、上手で肩から腕を廻し。 相手の背中側の廻しを掴み、そのまま後方に引きずるように倒す技です。 腕の力とともに握力も必要とされる決まり手です。 また、腕の長さが十分にないと決まりにくい技でもあります。 2000年に新しく追加された捻り手であり、使用される回数も極端に少なくありません。 上手で背中の廻しを掴む際に必ず肩を巻き込んで掴むことが重要であり、少しでも肩が外れてしまうと大逆手から逃してしまいやすくなってしまいます。 腕捻りとは、相手の腕を両腕で抱えるように掴み、体を捻りながら倒す捻り手です。 上記でも紹介した捻り手でもあるとったりに似ている見た目ですが、体の開く方向が違います。 見分けがつかない捻り手でもあるため、それぞれの捻り手のこと知っておきましょう。 腕捻りを「うでひねり」と読んでしまいやすいですが、正しくは「かいなひねり」であり間違いやすい決まり手でも有名です。 ちなみに小手捻りという技もあり、2001年までは腕捻りと同じと考えられていた過去があります。 合掌捻りとは、相手の脇の下から両腕を入れ、そのまま背中の裏まで伸ばし両手を組みます。 そのまま自身の方に強く引き付けながら左右どちらかに捻って倒します。 自然と低い姿勢から攻めるようになるため、危険を伴う技でもあります。 姿勢を低くして懐に入ると背中を押されたり、背中側の廻しを掴まれてしまい逆に技を仕掛けられてしまうこともあります。 そのため、できるだけ姿勢を高く保ち、後ろでしっかり組むことができたら、動けないようにしっかり自身と密着させるようにしましょう。 徳利投げの特徴は上記に紹介した合掌捻りに非常に見た目が似ていることです。 そのため、しっかり見ていないとどちらの捻り手が行われたのかを判断することができません。 仕掛け方はほぼ同じであり、背中ではなく、首の後ろで両手を組みます。 2000年に新しく追加された捻り手であり、力士からするとあまり新しい決まり手が追加されたという実感を感じていない場合が多いです。 見た目とやり方が似ているため、どちらかの捻り手を身につけることができれば、自然と片方も身についたことになります。 首捻りとは、相手の首に腕を巻きつけるようにし、もう片方で腕は差し手を押さえ込むようにします。 後は、相手を左右どちらかに引きずるように倒す技であり、投げ手の一つでもある首投げに似ている特徴もあります。 相手が差し手で攻め込んできた際のカウンター技として利用されることが多く、さまざまな場面で活用することができる捻り手でもあります。 身につけておけば攻め倒されそうな時にも一発逆転することが可能になり、勝率を高めることができます。 小手捻りは片手で相手の腕を抱え込み、そのまま捻って倒す捻り手です。 上記で一部紹介しましたが、腕捻りと似ている特徴もあり、以前までは混同して判断されていた技でもあります。 2000年に細かく分けられることで差別化に成功しています。 小手捻りは上手か下手で行う捻り手ですが、腕捻りの場合は、上手も下手も取らない違いがあります。 小手捻りのことを腕捻りといってしまうと相撲ファンからすると恥ずかしいことでもあるため、しっかり違いを見極めれるようにしておきましょう。 まとめ 捻り手の多くは相手を倒す技であるため、活用できる状況が多い特徴があります。 体や腕を捻ることが多いため、場合によっては仕掛けた側が腕や腰を痛めてしまう危険性もあります。 十分ウォーミングアップをしておくことで怪我をすることを軽減できます.

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【大相撲のルール】捻り手

上手捻り

来歴・人物 [ ] 栃木県立足利工業学校(現・)を卒業後、食糧公団勤務を経て春日野部屋に入門し、10月場所で初土俵を踏んだ。 同場所では番付外とでそれぞれ好成績を残したため、翌年1月場所の番付ではを飛び越し、にが載った。 なお、当初より、本名でもある「八染」を名乗った(以後は「栃木岩」に改名した時期もあったが、2年足らずで元の「八染」に再改名している)。 因みに、当時の同部屋の師匠は、同郷でもある元横綱・であった。 この頃、春日野部屋にはやらの先輩がおり、彼らの優れた指導もあってか出世は早かった。 だが、幕下にいた頃に両膝を負傷し、その後は一時低迷した。 5月場所にて昇進、5月場所でを果たし、後に師匠となる横綱・の露払いを務めた時期もあった。 軽量(最高で93kg)の小兵であったためか、上位には進出できなかった。 しかし、春日野部屋伝統の技能派力士として活躍した。 左四つ相撲の取り手であったが、前述した膝の負傷の影響もあり一気に出る相撲が取れずに長引く事が多く、ツラ相撲の傾向が見られた。 現役晩年は長く十両で相撲を取ったが、後の横綱・大鵬に連勝した事がある(1959年7月場所、同年9月場所)。 5月場所後、幕下に落ちた事を契機に。 その後は帰郷し、衣料品店を営んだ。 1983年8月17日、逝去。 享年54。 エピソード [ ] 1955年3月場所中、悪い相撲を取って帰った際に、真っ暗い部屋に電気もつけないで座っているところを栃錦が飲みに連れて行き、それから8連勝した事がある。 主な成績・記録 [ ]• 通算成績:398勝403敗11休 勝率. 497• 幕内成績:77勝103敗 勝率. 428• 現役在位:57場所• 幕内在位:12場所• 各段優勝• 十両優勝:2回(1959年3月場所、1960年1月場所) 場所別成績 [ ] 八染 茂雄 一月場所 初場所() 三月場所 春場所() 五月場所 夏場所(東京) 七月場所 名古屋場所() 九月場所 秋場所(東京) 十一月場所 九州場所() (昭和24年) x x x x 新序 4—0 x (昭和25年) 東序二段11枚目 11—4 x 東三段目21枚目 10—5 x 西三段目8枚目 9—6 x (昭和26年) 東幕下28枚目 11—4 x 東幕下14枚目 8—7 x 東幕下9枚目 7—8 x (昭和27年) 西幕下11枚目 7—8 x 西幕下12枚目 4—7—4 x 西幕下19枚目 5—10 x (昭和28年) 東幕下24枚目 6—9 西幕下27枚目 5—3 東幕下22枚目 5—3 x 東幕下11枚目 3—5 x (昭和29年) 西幕下13枚目 5—3 西幕下4枚目 6—2 西十両20枚目 8—7 x 東十両19枚目 9—6 x (昭和30年) 西十両10枚目 6—9 西十両14枚目 9—6 西十両8枚目 7—8 x 東十両9枚目 5—10 x (昭和31年) 西十両13枚目 10—5 東十両5枚目 10—5 西前頭20枚目 8—7 x 東前頭19枚目 6—9 x (昭和32年) 西前頭22枚目 9—6 東前頭16枚目 7—8 西前頭16枚目 7—8 x 西前頭17枚目 5—10 西前頭20枚目 9—6 (昭和33年) 西前頭16枚目 7—8 東前頭17枚目 6—9 東前頭19枚目 5—10 西十両筆頭 8—7 東前頭22枚目 5—10 東十両3枚目 5—10 (昭和34年) 西十両7枚目 10—5 西十両2枚目 優勝 13—2 東前頭17枚目 3—12 西十両3枚目 8—7 東十両3枚目 6—9 西十両7枚目 6—9 (昭和35年) 東十両12枚目 優勝 12—3 東十両5枚目 6—9 西十両8枚目 8—7 東十両8枚目 6—9 西十両10枚目 8—7 西十両8枚目 7—8 (昭和36年) 東十両9枚目 7—8 東十両10枚目 10—5 東十両5枚目 6—9 西十両10枚目 5—10 西十両17枚目 9—6 東十両8枚目 5—10 (昭和37年) 東十両15枚目 7—8 西十両16枚目 3—12 西幕下7枚目 引退 0—0—7 x x x 各欄の数字は、「 勝ち-負け-休場」を示す。 八染 茂雄(やそめ しげお)1950年1月場所-1月場所• 栃木岩 茂雄(とちぎいわ -)1951年5月場所-5月場所• 八染 茂雄(やそめ -)1952年9月場所-1962年5月場所 参考文献 [ ]• 『戦後新入幕力士物語 第2巻』(著者:佐竹義惇、発行元:、p105-p108)• 『大相撲名門列伝シリーズ 1 出羽海部屋・春日野部屋』(発行元:ベースボール・マガジン社、2017年、B・B・MOOK) 脚注 [ ]• 『大相撲名門列伝シリーズ 1 出羽海部屋・春日野部屋 』p60 関連項目 [ ]•

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「上手捻り:うわてひねり」(捻が入る熟語)読み

上手捻り

捻り手「上手捻り」・「下手捻り」 大相撲における「上手捻り」および「下手捻り」は、ともに 捻り手に分類される決まり手。 記事: 上手捻り 主に四つ相撲から、つかんだ上手のまわしの方向へ捻って相手を倒します。 幕内でも比較的よく見る決まり手で、1場所に何回か見ることができます。 過去だと吉葉山、隆の里が得意とし最近だと朝青龍や高安といったように腕力ある力士が決めることが多いです。 下手捻り 主に四つ相撲から、つかんだ下手のまわしの方向へ捻って相手を倒します。 ようは上手捻りとは捻る方向が逆の技。 ただ、下手捻りに関しては、それだけだと決めることが難しく、上手捻りとの合わせ技として繰り出されるこが多いです。 見られる頻度としては、上手捻りとほぼ一緒。 幕内でも1場所に数回見られるといったところです。 総括 上手捻りと下手捻りは、四つ相撲からの捻る方向で区別される決まり手です。 また、下手捻りに関しては、上手捻りの合わせ技として繰り出されることが多いのも特徴。 ちなみに体を捻らずそのまま投げたら、上手の投げは 上手投げ、下手の投げは 下手投げとなります。

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