アサーション と は。 「アサーション」とは?意味や類語!表現の使い方!

アサーショントレーニングまずはここから!4つの具体例まとめ

アサーション と は

相手からどう思われるか気になってしまうので、自分の言いたいことを思うように話せない。 なんでいつも自分ばっかり損してるんだろうと、自分を責めてしまう。 例えば、明日取引先に出す提案書を作っていたのに、上司は別の仕事を急にまわしてきて、すぐにやれと言う。 でも自分はそれを断れなくてひどい目にあった、というような状況がありますよね。 できれば相手とトラブルを起こしたくないという気持ちから、自分の本音をはっきりと言えなかったのでしょうが、それではいつまでも相手の言うままになってしまいます。 でも心配することはありませんよ。 自分も相手もお互いに意見や気持ちを率直に伝えあい、それぞれが納得いくような解決を目指す「アサーション」という方法があるのです。 今回は、このアサーションについてご紹介したいと思います。 アサーションの基本と心構えについてと、4つのアサーションの方法の具体例についてを、わかりやすくご紹介していきたいと思います。 もっと自分を上手に表現したいとお考えの方、相手を傷つけずにの誘いを断りたいとお考えの方のご参考になりましたらうれしいです。 スポンサーリンク アサーションの考え方と心構え アサーションとは、自分も相手もwin-winの関係になれて、みんながお互いに幸福になれるコミュニケーションの考え方とやり方です。 アサーションで重要なのは、自分も相手も尊重する表現の仕方をすることなのです。 この方法をとれば相手を傷つけることもありませんので、人間関係で衝突したり、わだかまりが起こるのを減らせすことができます。 1.アサーションのメリットとは アサーションで得られるメリットです。 お互いに自分の意見や気持ちを率直に話せる• 相手の意見や気持ちを尊重した上で提案できる• それぞれの意見が違ったとしても納得できる結論を見つけられる 意見の違いを理解できれば自分の世界や可能性が大きく広がります。 それは自分一人で考えるよりも、物事の視点が広がることで素晴らしいアイデアが生まれやすくなるからです。 さらに自分の気持ちが相手に伝わることを実感できるので自分にも自信がつきます。 アサーションのスキルが身につくと円滑な人間関係が望めるのは、次のような方です。 自分の意見がなかなか言えない人• 何かを頼まれるとイヤと言えない人• 感情的になりがちな自分を変えたいと思っている人 次に、アサーションを行う上での心構えを見ていきましょう。 アサーションでは、相手の気持ちに目を向ける コミュニケーションおいては、相手の気持ちをまず考えることですね。 自分の主張ばかりしていると相手の気持ちがわかりませんし、相手自身の心も踏みつけにすることになります。 自分がもし相手から今自分がしているように言われたのなら、そのとき自分ならどう思うだろうか?と考えてみていただきたいのです。 自分でも嫌だなと思うようなことは話すべきではないのですね。 アサーションでは、自分の気持ちを素直に伝える 相手を気づかうのはとても素晴らしいのですが、相手の気持ちを優先しすぎるあまり、自分の気持ちをおろそかにしていないでしょうか。 自分の気持ちを抑え込むのはやめて、もっと自分の気持ちに素直になってみましょう。 あなたが一歩でも前に前進しようという気持ちがありさえすれば、話せるようになります。 相手と自分との立場は全く対等なのです。 ただし気をつけてほしいのが、思ったことをそのままストレートに話してしまうことです。 相手を傷つけることになりますからご注意ください、自分の気持ちをコントロールすることは忘れないでください。 自分の気持ちを正直に話せたとき、はじめて相手も心を許してくれます。 アサーションでは3.相手を自分の思い通りにコントロールしない これまでの説明から誤解してほしくないことがあります。 アサーションとは、相手を自分の思い通りにコントロールことではないのです。 お互いを対等と考え、それぞれが尊重しあって幸福になるのを目標としています。 ですから相手が自分の思う通りにならなかった場合でも、相手が悪いのではありません。 たまたま相手と意見が合わなかっただけです。 たとえアサーションが失敗しても自分が落ち込むことはありません。 たまたま上手くいかなかっただけです。 そんなときは相手の対応に合わせて、別な方法を考えてみます。 アサーション・トレーニング4つとその例 アサーション・トレーニング例1.I アイ メッセージ I(アイ)メッセージとは「私は〜と思います」のように「私」が、どう思っているか、どう考えているかを伝えることです。 Iメッセージのポイントは次の通りです• 相手の行動を直接責めません• 自分はこのように思うと伝えます• 相手が反発したりマイナスな気持ちになるのを防ぎます• 否定的な言葉でなく、肯定的な言葉を使います 次はI(アイ)メッセージを使った例を見ていきましょう。 それが無駄になってしまって、私は悲しいわ。 だから返してくれる? これらの例を見ていただくと分かりますが、相手を非難していません。 相手を非難すると、相手が反発します。 「私は〜」と自分の意見や気持ちを伝えることで、相手にしてほしいことをお願いします。 お願いならば誰だって傷つきませんよね。 相手はあなたの話を聞き入れてくれるようになります。 アサーション・トレーニング例2.DESC法 DESC法とは DESC法とは自分も相手も大切にすることができるアサーションのスキルの1つで問題を解決するときに役立ちます。 自分の言いたいことを4つに分解して話す方法で、客観的に自分の言いたいことを受け入れてもらえるメリットがあります。 D:Discribe(描写):状況や行動の客観的事実を伝える• E:Explanation(説明):自分の思い(主観)を伝える。 I(アイ)メッセージにして伝える• S:Suggest(提案):解決策、妥協案を提案する• C:Choose(選択):受け入れてもらえた場合と、もらえなかった場合で判断する DESC法の具体例 1. お店での価格交渉のときのDESC法 D(描写):Web価格より高いことを知らせる。 型落ちであることを告げる E(説明):できればこの店で買いたいことを言う。 最安値でなくても良いという S(提案):他の商品も買う可能性を伝える。 ポイントや保証のサービスは要らないと伝える C(選択):安ければ買う。 安くならないなら、値引き権限のある上司と交渉する 2. 上司に急な仕事を頼まれたときのDESC法 D(描写):今、明日までにしなければいけない仕事を抱えていることを伝える E(説明):今新たにこの仕事を引き受けてしまうと、間に合わないので困ると伝える S(提案):この仕事の期限はいつまでなのかを尋ね、明日朝1時間早く出社すればできそうであることを伝える C(選択):相手が承諾したら提案したとおりに対応し、承諾しないときは相手と相談する 3. 主治医に薬を減らしたいと依頼するときのDESC法 D(描写):高血圧と高脂血症の薬を飲んでいるが、ダイエットが上手く言って数値も安定し、体重も3kg減った E(説明):薬はできることなら減らしたい。 治療は続けるつもりだ S(提案):主治医にどのような方法があるか、意見をきかせてほしいと伝える C(選択):提案された主治医の指導に従う。 提案に納得行かなかったら、次回のときに再び主治医に相談してみる。 または、病院を変えてみる アサーション・トレーニング例3.非言語アサーション アサーションのスキルは、自分の意見や気持ちをうまく伝えられないときに効果があります。 ただし、言葉だけのアサーションでは相手に通じない場合があります。 私たちがコミュニケーションをとるときの大半は言語以外の表現を使っています。 言葉以外の例えば、表情、ジェスチャー、声の調子などから総合して判断していますね。 この言葉以外の、表情やジェスチャー、声の調子など身体を使っての表現を非言語コミュニケーション、またはノンバーバルコミュニケーションと言います。 さて、どんなに言葉ではいいことを言っても相手と視線を合わせなかったり、顔の表情が暗かったり、声の調子の元気がなかったり、服装がヨレヨレだったりでは「この人の言っていることは本当だろうか?」と疑われてしまいます。 言葉以外での表現にも気を配ることが、アサーションを成功させるポイントです。 非言語アサーション1.視線 相手と視線を合わせるようにしているか。 相手を見つめすぎていないか 非言語アサーション2.顔の表情 話す言葉と、顔の表情が合っているか。 表情を豊かにしているか 非言語アサーション3.姿勢 相手とキチンと向き合って話しているか。 姿勢が真っ直ぐにしているか 非言語アサーション4.ジェスチャー 話す言葉とジェスチャーが合っているか。 相手に不快にさせるジェスチャーをしていないか 非言語アサーション5.態度 礼儀正しくしているか。 腕を組む、横を向くなどして相手を拒絶するような態度をしていないか 非言語アサーション6.服装 清潔で相手に好感を与える服装をしているか 非言語アサーション7.距離感 相手との距離が遠くないか。 近すぎないか 非言語アサーション8.声の調子・大きさ 相手の話す声の調子と自分の声の調子を合わせているか。 相手の話す速度と合わせたいるか。 自分の声が相手がはっきり聞こえる大きさになっているか 非言語アサーション9.香り 不快な匂いを漂わせていないか。 好感を与える香りになっているか 非言語アサーション10.その他にも相手に対して自分が見せる様子について 自分の持ち物などで相手を不快にさせていないか アサーション・トレーニング例4.NOと断る練習 私たちは誰でも相手からの誘いや提案があっても、時には気持ちが乗らないときがありますね。 相手からの誘いや提案に対してNOと断わってしまうと、その後のことが心配になってしまいます。 相手に嫌われたらどうしよう、誘われなくなったらどうしようと心配すると、断れなくなってしまいます。 アサーションでは相手を尊重しましょうといっていますが、自分自身の意見や気持ちも大切にしようとも述べています。 自分の気持ちを大切にすることは全然悪いことではありません。 自分が嫌ならば、相手に対してNOと断ってよいのです。 自分の意見や気持ちを押し隠したままでいては、あなたの本音が相手に伝わりません。 自分の気持ちを押し殺し通すのは、ニセの自分を演じ続けることなんです。 そうなってくると相手との人間関係が苦しく、辛くなってきます。 相手を傷つけずにNoと断れるようにするには、相手の気持ちを尊重した上で自分の意見や気持ちを素直に伝えられるように、繰り返し練習してみましょう。 始めのうちは、親しい間柄で楽に話せそうな人から練習してみるといいですね。 おそらくはじめのうちは思うように行かなくて心配することもあるでしょう。 でもトレーニングを続けていくと、次第にアサーションができるようになってきます。 まとめ・アサーション・トレーニング具体例まとめ いかがでしたでしょうか。 今回ご紹介したアサーション・トレーニングの具体例を練習していくうちに、自分が変わっていくのを実感できると思います。 相手に気兼ねしないで、自分の意見や気持ちを話せるようになったら素晴らしいですね。 自分も相手も大切にするwin-winの関係を作りたい、もっと自分を上手に表現したい相手を傷つけずにの誘いを断りたい、と考えている方に少しでも参考になりましたらうれしいです。 最後までご覧いただきありがとうございました。 心理学は毎日を生きる知恵・心の波を穏やかに 実はこの記事を書くとき、最初の想定として、自分のことをうまく表現できない引っ込み思案な人向けを考えていました。 しかし書き上げてみると、アサーションとは普通にコミュニケーションが取れる人でも使えるスキルではないかなと感じているのです。 日常の生活の中で、何気なく話した言葉が相手を傷つけてしまったといった経験はありませんか。 相手の背景を考えたら、相手の気持ちを考えたらそんなことを言うべきでなかったのにと、後悔した経験があるのでしたら、ぜひアサーションのスキルを学んでいただきたいのです。 言葉は時として、怒り、悲しみ、皮肉、嘲笑などの形で、相手を傷つけてしまうことがあります。 でも、そんなことのために言葉を使うのはあまりに悲しいです。 人と反発しあわず、人ともっと深く繋がるための言葉であってほしいと思っています。

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アサーショントレーニングとは?実際の例や方法

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こんにちは。 テレビ局で6年間キャスターとして働いてきた松岡です。 突然ですが、あなたにあるシチュエーションを想像してもらいたいのです。 あなたは、あるレストランにランチを食べにきました。 メインが魚と肉のランチがあり、あなたはお肉のランチを注文しました。 そして、楽しみに待っていたあなたの元に運ばれてきたのは、魚のランチでした。 お肉を頼んだのに…と戸惑うあなた。 さて、あなたは次の内どのような行動をとるでしょうか? 1. 他のお客さんもいて忙しそうだ…魚でも我慢して食べよう 2. 絶対に肉だと言ったはずなのにおかしい!どうなっているんだと店員を怒鳴る 3. 自分が頼んだのは肉のはずだったが魚がきた事実を伝え、その上で、作り直してもらうか、魚でも良いことを伝える この、自分が頼んだ物ではない物が来たというシチュエーション。 これまで経験したことがあるという方もいるかもしれません。 本当は違う物が来たと言いたいのに、言えずにモヤモヤした気持ちを抱えた方もいるはずです。 言いたいことを相手に伝えることができたらどれだけ気分がすっきりするか。 相手も尊重する伝え方をすればどれだけお互いが気持ちが良いか。 こういった、自分の気持ちを抑えず伝え、尚且つ自分も相手も大切にするコミュニケーションを アサーションといいます。 アサーションを日常の様々な場面で取り入れていくのは、日本人にはなかなか難しい傾向にあります。 ですが、アサーションを目指すことによって、あなたのコミュニケーションはより深い物になり、相手とも豊かなやり取りを実現することが可能となるのです。 目次を開く• 1.なぜ言いたいことが言えないのか?その原因 自分の心の中に思っていることがあるのに、なぜそれを相手に伝えることができないのでしょうか。 多くの場合、その気持ちを伝えることによって、• 相手が気分を害すのではないか• 相手の迷惑になるのではないか• 相手に受け入れられないのではないか といった不安や自信のなさが原因としてあります。 特に日本人に多い傾向なのですが、 自分の気持ちを主張するよりも、自分は一歩下がり相手の気持ちを優先することの方が相手のためになると思い込んでいるのです。 その逆に、自分の気持ちを主張するときは、 相手は受け入れてくれるに違いないと思い込み強く主張することもあります。 一見言いたいことが言えているようにも思えますが、これは相手を尊重するコミュニケーションとは言えませんし、相手を萎縮させ、本来言いたかったことではない内容を相手に受け取らせてしまう恐れもあります。 一歩下がる場合も、強く主張する場合も、どちらも• 自分の気持ちは抑えた方が良い• 自分の気持ちは通って当然だ という思い込みが原因となり、自分が本当に言いたいことが相手に伝わりにくくなっているのです。 2.自己主張ができる鍵はアサーション 自分の言いたいことを気持ちよく伝え、尚且つ相手の立場を尊重するように伝えるにはどのようにたら良いのか。 その鍵は 「アサーション」にあります。 アサーションとは、 「自他尊重の自己表現」つまり、「自分も相手も大切にする自己表現」と訳され使われています。 ビジネスや教育の場、そして家庭内においても、アサーションの考え方は広まりつつあります。 アサーションは、日常の様々な場面で生かすことのできるコミュニケーションスキルです。 最初にあなたに想像してもらった、レストランでのシチュエーション。 アサーティブなコミュニケーションは3番になります。 ここから、アサーションの考え方を知りながら、どのようなコミュニケーションをとればよりよい相互交流がとれるのかを考えていきましょう。 3.ドラえもんから分かる3つのタイプ さて、アサーションの考え方は、教育の場でも活用され、最近ではこの考え方を学校で子ども達に指導することもあるようです。 子どもたちにアサーションと自己表現のタイプをわかりやすく説明するときに使用するのが、ドラえもんです。 子どもに馴染みのあるドラえもんのキャラクターから、自己表現の大きな3タイプを知ることができます。 3-1.非主張的自己表現タイプ「のび太」 肉ランチを頼んだのに魚がきてしまった…でも店員さんに言えず魚を食べてしまう、これが 非主張的自己表現タイプです。 では、あなたの中の「のび太」という人物を想像してみてください。 いつもいじめられている• 馬鹿にされても言い返せない• 困ったらドラえもんに泣きつく• ドラえもんの道具を使って仕返し …といったところでしょうか。 のび太は典型的な非主張的自己表現タイプといえます。 このタイプは、 言いたいことがあるのに、自分の意見や気持ちを言わない、言い出せない、言ったところで相手に伝わりにくいという傾向にあります。 のび太を想像するとよくわかると思います。 ジャイアンやスネ夫から馬鹿にされても、悔しそうな顔を浮かべて歯を食いしばるだけ。 何かを言ってしまうと、またいじめられてしまうのではないかと萎縮します。 のび太のこのような行動の裏には、 「自分はどうせダメだ」とか「言ってもダメだろう」という諦めなどの消極的気持ちが潜んでいます。 非主張的自己表現を続けていると、相手からは何でも言うことをきいてくれる都合の良い人と思われることもあります。 それが加速すると、本来はしたくない役割を任されたり都合よく利用されたりすることが増えていくのです。 最終的には、のび太のように相手の顔色をうかがうばかりに、自分の心を傷つけてしまうこともあります。 非主張的自己表現タイプ…自分だけでなく相手も大切にできていない 非主張的自己表現タイプは、自分の権利を後回しにする自分を大切にできない自己表現タイプ。 相手を図に乗らせることにもつながり、相手も大切にできていません。 3-2.攻撃的自己表現タイプ「ジャイアン」 「俺は肉を頼んだんだぞ!どうして魚がくるんだ!?早く肉を持ってこい!」とでも言いだしそうなジャイアンは、攻撃的自己表現タイプといえます。 攻撃的自己表現の特徴は、• 自分の要求を通す• 相手に命令する• 大声で怒鳴る• 相手を操作する といった具合に表れます。 まさにジャイアンのようなタイプです。 一見すると、自分の言いたいことは言えているように思えます。 しかし、 攻撃的主張をされた側は傷つき、萎縮し、攻撃的人物から離れていくことになります。 その結果、主張を通したものの後味の悪い気分になり、最終的には孤立することになりかねません。 攻撃的自己表現タイプ…相手だけでなく自分も大切にできていない 攻撃的自己表現タイプは相手を尊重せず、相手を大切にしない表現タイプ。 結果として孤立してしまっては、自分も大切にできていないタイプといえます。 3-3.アサーティブ自己表現タイプ「しずかちゃん」 お肉を頼んだのに魚がきた。 そこで、その事実を店員に伝え、こう提案します。 「魚がきたが、誰かと間違えていないか?」 「肉と魚を間違えたのなら、作り直して欲しいが可能か?」 これが、アサーティブなコミュニケーションをするしずかちゃんタイプです。 とてもバランスの良い自己表現で、自分も相手も大切にするコミュニケーションといえます。 もし、非主張的自己表現であるのび太のように、本来注文した物とは違う魚を黙って食べ始めたとします。 その矢先に、店員が、 「お客様と、あちらのお客様にお出しするメニューとを間違えておりました」と本来のお肉を持ってきたらどうでしょうか。 店員は、• どうしてお肉を注文したはずなのに黙って食べているんだ• 一言言ってくれれば良いのに• 魚を出すはずだったお客に謝らなければ… と思うことでしょう。 自分の気持ちを抑えておくことが、どれだけ相手のためにならないかがわかるでしょう。 その点、アサーティブなコミュニケーションをすればそのような事態も避けることができます。 そして、自分としてはお肉を食べたい気持ちがあることを伝え、その上で、それが可能かどうなのか、相手の反応を受け止めようとするのです。 きっとしずかちゃんなら、冷静に、でも優しく相手を思いやりながらコミュニケーションをとることでしょう。 アサーティブ自己表現タイプ…自分も相手も大切にできる 自分の言いたいことを素直に言えるのでストレスがなく自分を大切にできます。 ただ言いたいことを言うだけでなく、相手の反応を受け止められるので相手も大切にできます。 4.アサーティブなしずかちゃんを目指すメリット アサーティブなコミュニケーションをとれるようになると、• 自分らしくいられる• 自分の力を発揮できる• 相手を認めることができる といったメリットがあります。 まずは、自分の言いたいことを抑えることなく、率直に相手に伝える。 ビジネスの場でもプライベートで家族や恋人にでも、 言いたいことを伝えられるということは、自分らしくいられることにつながり、ストレスのないコミュニケーションをとることができます。 そして、言いたいことを言えて自分らしくいられれば、それは あなたの本来の力を出すことにもつながります。 ビジネスの場であれば大きな仕事のチャンスになるかもしれませんし、家族間であれば、家族のためになる行動ができるかもしれません。 また、アサーションでは、自分の言いたいことを言うだけでなく、その結果、相手がどのような反応をするのかを受け止めます。 つまりそれは 、相手の考えていること、相手のしたいことを受け入れる、相手を認めることにもなるのです。 自分の言いたいことを伝えるだけでなく、相手の気持ちも尊重する相互交流、 自分も相手も大切にするコミュニケーションをとることができるのです。 5.アサーティブになれるアサーショントレーニング 簡単そうに思えるアサーションですが、これまで非主張的自己表現をしていたり攻撃的自己表現をしていたりしたタイプがいきなりアサーティブになるのは難しいことです。 アサーションなコミュニケーションをとるためには、日頃からのトレーニングが助けとなります。 具体的には、 「自分は自分らしくあってよい」ということを理解しましょう。 子どものときは、悲しいことがあれば泣き、不満があれば怒りと、喜怒哀楽を自由に表現していたはずです。 それが大人になるにつれ、その気持ちを表現することを躊躇してはいないでしょうか。 大人だって、そのときの気持ちを表現しても良いのです。 心を開いて自分の気持ちを表現することは、 相手にあなたを知ってもらうチャンスを与えることにもなります。 アサーションへの第一歩 自分が自分らしくあるために、気持ちを表現することは正しいことなんだと確信できている状態になる。 相手を大切にする近道は、何より 相手に興味を持ち、共感をすることです。 あなたが自分の気持ちを表現して良いように、 相手も気持ちを表現して良いのです。 相手は今どんなことを考え、何を思っているのか、興味を持っていればより早く相手の気持ちに寄り添えます。 そして、相手があなたに対して気持ちを主張してきたときは、それをまずは受け止め、共感しましょう。 共感した上で、相手の気持ちや提案を通すことができるのか、もしくは通しがたいのならどうしていけば良いのかまたお互いに話し合えば良いのです。 アサーションで重要なこと 相手を尊重し、気持ちを主張し合える関係であること。 話し合いを重ね新たな結果を導き出せる関係であること。 これは、 D:Describe(状況を描写する) E:Explain(気持を説明する) S:Specify (提案する) C:Choose(代案を述べる) というものです。 Describeでは、今起きていることを客観的に伝えます。 ここでは、自分の気持ちや相手の気持ちは考えず、あくまでも事実のみを伝えるのです。 Explainでは、自分の気持ちを説明します。 Describeで起きた事実について、自分は今どのように感じているのかを相手に伝えます。 ここで攻撃的に伝えてしまっては攻撃的自己主張で終わってしまいます。 相手に寄り添うように伝えることが重量です。 Specifyでは、解決方法を提案します。 Describeで起きたこと、そしてExplainで伝えた自分の気持ちを受けて、このような解決案はどうか?と具体的な提案をするのです。 ここでも、攻撃的自己主張にならないように命令するような言い方は避けましょう。 具体的に、何通りかの提案ができることが理想的です。 Chooseでは、Specifyであなたが提案したものを相手がYesとこたえるかNoとこたえるかによって、さらに選択肢を提示するのです。 では、最初に設定した注文したメニューと異なる物が来た場合を例に実践してみましょう。 Describe(状況を描写する) お肉を注文したのに魚が来てしまった。 No:お肉がなくなってしまったのですね。 では、今回はこのお魚をいただきます。 もしくは、提案の段階でこのように伝えることもできます。 No:混雑時でも作り直すということなら、受け入れお肉を待つ。 今回は、運ばれてくるメニューが間違えていた、という設定でしたが、人は誰でも不注意などからミスをすることがあります。 しかし、その ミスを心から詫びて謝罪することもアサーションであり、そしてその 謝罪を受け入れることアサもーティブな考え方なのです。 いずれにしても、自分で提案し、相手に選択させて決まった結果は、文句を言わず受け入れなければなりません。 そもそも、何かしらの不満を抱えながら行動をしている時点で、それはアサーティブなやり取りをしたということにはなりません。 アサーティブな相互交流とは 結果として、自分も相手も納得したものになる。 それには お互いの提案、選択、受け入れが必要です。 6.自分の言いたいことを言う!アサーション会話の事例 ではここから、以下のようなシチュエーションのときにどのようにして自分の言いたいことを言えばよいのかをみていきましょう。 会話のところどころで、DESC法を用いた箇所にアルファベットを入れています。 あなたならどう相手に伝え、どのような提案をするかを考えてみてください。 このままプロジェクトまで引き受けると、どの仕事も満足な結果が残せないのではないかと思い、今回は引き受けることが難しいのではないかと思っています」 上司「そんなに仕事を抱えていたのか…でも君に関わってもらえないのは困るな」 あなた「 S:では、プロジェクトに関する資料づくりに関わるか、もしくは、部分的に後輩の指導に入るかなどでしたらお引き受けできると思います」 上司「それはいいな。 でも最初から最後まで通して関わってもらいたいんだ」 あなた「 C:わかりました。 仕事を断ったら次がないのではないか• やる気がないと思われないか• 仕事が遅いと思われないか などといった感情があります。 しかし、自分の気持ちを抑えて、結果、会社に不利益をもたらすような事態になっては元も子もありません。 提案をより具体的にすることで、アサーションのプロセスが始まっていくのです。 6-2.会議で自分の意見を言いたいけど言えないとき 同僚「今回の案件は、これで問題ないかな?」 ( D:意見がまとまりつつあるが、予算の面でもっと熟考した方が良いのではないかという気がする。 しかし具体的な案はない。 ) あなた「 E:せっかくこの意見でまとまってきているところなんだけど、私はもっと予算の面についてしっかり考えた方が良いのではないかと思うんだ。 でも、どのように予算を分配したら良いかなど具体的な案がないところが正直なところで…」 同僚「なるほど、予算面が気になるのか…。 どうしてそう思った?」 あなた「 S:前回の案件で結構な赤字が出てしまっただろ?だから、今回はもっと慎重になった方が良いのかなと思って。 一度、前回の案件の反省点をもう一回見直してみてはどうだろうか?」 同僚「そうだな、時間はまだあるし、慎重に考え直してみるのも手かもしれない」 あなた「 C:そうと決まれば、前回の案件でリーダーをしていた〇〇さんの意見をきいてみてはどうだろう?」 同僚「わかった。 〇〇さんに連絡してみよう」 会議で自分の意見を言いたいけど言えないとき、どのような心理が働いているかというと、• 自分の意見に自信がない• 的外れな意見だったらどうしようか• そもそも意見自体がまとまっていない などが考えられます。 アサーションの考えとしては、 自分は自分らしくどんな意見を述べても良いというものです。 どんな意見も素直に述べて問題がないので、心配に思う必要はありません。 また、 自分の意見がまとまっていないとき、その状態や感情を素直に伝えることもアサーティブといえます。 自分の今の状況を相手にわかりやすく伝えることで、相手はあなたを受け入れることができるのです。 6-3.頼まれごとをされたけど本当は疲れてるから断りたいとき 友人「〇〇さん今日お休みでしょ?どうしても見に行きたい映画があるんだけど一緒に行ってくれない?」 ( D:確かに休みだが、連日残業が続いていて寝不足で疲れがたまっている) あなた「 E:一緒に行きたい気持ちはあるし誘ってくれたことも嬉しいんだけど、ここ最近残業が続いていて慢性的な寝不足なの。 今日は家でゆっくり休みたい気持ちが強いのよ」 友人「そうなの…大変だったのね…」 あなた「 S:その映画いつまで公開してる?来週の土日なら行けるんだけどどう?」 友人「この映画、今日が最終日なのよ。 だからどうしても行きたくて」 あなた「 C:今日が最終日だったのね。 でもごめんなさい、来週からもハードだから今日はどうしても身体を休めたくて。 今度は早めに言ってくれたら日程調整するからまた行きましょうね」 友人「うん、そうするわね」 友人から頼まれごとをされたときに断りづらい理由としては、• 断ると冷たい人間と思われないか• 自分が少し我慢して友人が喜ぶのならそうすべきだろうか• 疲れているという理由は自分勝手ではないだろうか などというものが考えられます。 大切な友人の頼みごとはきいてあげたいもの。 ですが、 あなたがあなたらしくあることもそれと同じように大切なことなのです。 疲れていることを理由に断ることは悪いことではありませんし、 また新たな提案をしてアサーティブな関係を友人と築いていけば良いのです。 のび太はアサーションで未来を切り開いた!? 非主張的自己表現タイプののび太ですが、ドラえもんが未来からやってきて、道具に頼りながらも成長を重ねていきます。 ドラえもんの助けを借りながら、言いたいことが言えないのび太から、 言いたいことが言える人物に変わっていくのです。 そうして、本来ジャイ子と結婚するはずだった未来を、しずかちゃんと結婚する未来へと変えていきます。 自分が自分らしくあることを認め、相手も大切にするアサーションは、あなたの未来をも変える可能性を秘めています。 より良い未来を切り開けるアサーションを、これからの日常やビジネスの場で活用していきましょう。

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分かりやすい「会計・監査用語解説集」:監査要点(アサーション)

アサーション と は

アサーションとは、表明、断言、主張などの意味を持つ英単語。 プログラミング言語などの仕様・機能の一つで、プログラムの前提として満たされるべき条件を記述し、にそれが満たされていない場合にやを発生させたり、メッセージを表示して処理を中断したりする機能をアサーションチェックあるいは略してアサーションという。 プログラム中のや、論理の矛盾を発見するのに使われる。 アサーションチェックを支援する機能やソフトウェアなどをアサーションチェッカという。 アサーションはプログラムの任意の位置に挿入でき、その先の処理を実行するに当たって必ず満たされているべき条件を記述する。 実行時に条件が評価され、条件が満たされていない場合には実行を中断したり、エラーメッセージや関連するの値などの情報を表示したりする。 アサーションは開発時のみ使われ時には不要なため、多くの言語処理系などではアサーション関連のコードを削除しなくても有効・無効を切り替えられるようになっていることが多い。 当サイト「IT用語辞典 e-Words」 アイティーようごじてん イーワーズ はIT Information Technology:情報技術 用語のオンライン辞典です。 コンピュータ・情報・通信などを中心とする各分野の用語について、キーワード検索や五十音索引から調べることができます。 用語の意味や定義、概要や要約、略語や別表記、英語表記や綴り、フルスペル、読み方や発音、仕組みや役割、歴史や由来、語源、構造や構成、要素、特徴、機能や性能、諸元、規格や仕様、標準、原因や要因、手法や方法、方式、種類や分類、利点やメリット、欠点やデメリット、問題点、対義語や類義語との違い、用例や事例、具体例、画像や図表、関連用語、外部資料や別の辞典による解説へのリンクなどを掲載しています。 株 インセプトが制作・運営しています。 お問い合わせは まで。

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