コロナ ガス マスク。 新型肺炎、コンビニのマスクで防げる? 専門家に聞いた [新型コロナウイルス]:朝日新聞デジタル

新型肺炎、コンビニのマスクで防げる? 専門家に聞いた [新型コロナウイルス]:朝日新聞デジタル

コロナ ガス マスク

画像 2つのマスクとフェイスガードを組み合わせた三重対策で徹底防御 早速ですが、筆者の私が活用しているマスク装着法を画像で示してみました。 ポイントは「マスクを二重装着にする」ことで、これを実践している方は私が今まで見てきた中でまったくいないです。 さらに「フェイスガードの帽子を併用」と「アルコール除菌と洗濯」を組み合わせることで、対策とします。 マスクを二重にしても息のしにくさや装着感は変わらない、というのが筆者の実感です。 これだけ効果的!当対策法のメリット 今回紹介する方法は以下のとおり、マスクにまつわる各種問題を回避できるメリット豊富な方法です。 マスクの隙間を極力無くせる(ウイルス侵入軽減)• 洗濯が可能(衛生面の対策になり長期利用が可能)• 使い捨て頻度を軽減(不織布マスクの不足を回避)• アルコール除菌を併用(付着ウイルスを徹底除去)• 空気感染にも対応(飛沫や接触に加えて完全対策)• メガネ曇りを軽減(目が悪くてもメガネ利用可能) 以上により、今までマスク装着推奨の理由とされてきた「他人へうつさない」だけでなく「自身も感染しない」ことを徹底できる策になります。 パーツ別に解説!マスク装着対策法 A. インナーマスク(洗濯可) インナーマスクは、ポリウレタン素材のマスクを選ぶと良いです。 綿やガーゼの布マスクでも構いませんが、個人的にはフィット感のあるポリウレタン素材のほうがオススメです。 形状は鼻、ホホ、アゴ部分に極力隙間を作らないよう、鼻部分がふくらんでいてホホにピッタリと接する立体型を選ぶのがコツです。 通気性が悪いと鼻などの隙間から空気が漏れやすくなりますので、2重装着のインナーマスクは通気性が良いものを選んだほうがいいです。 ポリウレタン素材や布マスクは、洗濯して繰り返し何度も使用できます。 マスクは口や鼻と直接触れて息や汗を吸収して汚れやすいため、インナーとアウターの二重装着によりインナー側を重点的に洗濯してアウターマスクの汚れを極力出さないのが狙いです。 Amazonでは商品の入れ替わりが多いため、楽天市場で購入するのが確実です。 アウターマスクを選ぶ際のポイントは3つ。 1点目は「不織布(ふしょくふ)」と書かれている製品を選ぶこと。 2点目は「3層構造」と書かれている製品を選ぶこと。 3点目は「0. 5対応」と書かれている製品を選ぶこと。 なお、マスク不足のためすべて満たしていない場合は1点目と2点目を満たしたものを選んでおくといいでしょう。 いわゆる縦糸と横糸で編んだ生地ではない「織っていない布」です。 ガーゼや綿によるマスク(特に手作りマスク)は縦糸と横糸で織った「織布」の網目が大きな隙間となり、ウイルスどころか花粉ですら通過してしまうレベル。 そのため「不織布」を選ぶことが大事です。 医療メーカーが定められた基準の試験をした結果をもとに、マスクの効果が明記されています。 当然ながら手作りマスクは試験などしていません。 だからこそ医療メーカーが試験をして品質を担保した上で、しかるべきメーカーが大量生産ラインに乗せて作っているわけです。 ただ、洗濯すると「ウイルス除去効果が弱くなる」と言われており、医療メーカー側としては非推奨としています。 洗濯頻度は極力減らし、アルコール消毒スプレーを併用するのが良いです。 Amazonでは商品の入れ替わりが多いため、楽天市場で購入するのが確実です。 フェイスガード(フェイスカバー)付き帽子は、フェイスガードの「角度を調節できるもの」かつ「取り外しができるもの」を選んでおくと良いです。 形については、いわゆる「キャップ型」と「ハット型」のどちらを選んでも構いません。 このフェイスガードにより、空気感染、飛沫感染、接触感染すべてを軽減させる狙いです。 フェイスガードは粉塵など災害対策レベルだと非推奨ですが、ウイルス対策としては充分です。 念のため予防しておいたほうがいいです。 特に飲食店だと店員がマスクをせず平気で近づいてくることもしばしばで、周囲の客もマスクを外して食事する環境です。 そのため、食事中でもフェイスガードをしながら食事することで外食だとしても効果があります。 スーパーや電車などでもマスクをしていない人をそこそこ見かけます。 対策する意識を持っている人はそもそも外出を控えている傾向にあるため、通勤、通学、通院をのぞくと意識の低い人が多く出歩いていると認識しておいたほうがいいです。 ただ、マスクのウイルス付着を防ぎ花粉などで目を触ってしまう頻度も減らせることから間接的な効果はあると考えます。 写真 吹き付け式アルコール消毒スプレーのバリアプラン インナーマスクは洗えますが、アウターマスクは基本的に使い捨てです。 そのため、手持ちの不織布使い捨てマスクが不足している場合は、洗濯する頻度を極力抑えた上でアルコールスプレーで除菌することで対策とします。 アルコール除菌は外出前と外出後の2回を目安に。 アルコール除菌はウイルス付着防止策にもなるとのことですので、外出前にアウターマスクの表面に一吹き。 外出後もアウターマスクの表面に一吹きした上で、フェイスガードもキレイにしておきましょう。 ただ、使い捨てマスクにアルコール消毒をしたときのウイルス除去機能は、メーカーで保証していない(そのような条件下で実験していない)とのこと。 マスクが潤沢にある場合は、使い捨てするのが確実です。 私の場合は「バリアプラン(バリアプラス)」を購入しましたが、Amazon購入ページの登場と削除が繰り返されています。 他の製品でも対応可能ですし、楽天市場での購入が確実です。 リンク 以上で、私が使用している製品はすべて紹介しました。 マスクの正しい付け方と洗い方 A. 厚生労働省によるマスクの正しい付け方動画 マスクの正しい装着方法について、厚生労働省が46秒の動画を公開しています。 補足すると、この動画はワイヤー入りマスクではなくノーズパッド付きマスクですが「マスクを鼻の形に合わせる」という部分は同じです。 経済産業省によるマスクの正しい洗い方動画 マスクの正しい装着方法について、経済産業省が3分29秒の動画を公開しています。 (厚生労働省と経済産業省の共同制作動画) 04. マスクって効果あるの?ウイルス遮断率の情報 A. 遮断率試験で基準が定められている マスクの効果については明確な基準にもとづく遮断率試験があり、ウイルスサイズによって3種類の試験(PFE試験、VFE試験、BFE試験)があります。 以下のサイトが詳しいです。 コロナウイルスはインフルエンザウイルスの一種として約0. 市販のウイルス対策マスクやPM2. 5対策マスクは「PFE試験により0. さらに飛沫ウイルスは水分を含み0. WHOが認識を間違えている理由 WHO(世界保健機関)がマスク不要論を唱えるのは「マスクをしていても感染した人がいるからマスクは意味がない」という主張だと言われています。 しかし、論理的に考えればそれが間違いであることは子どもでもわかることです。 マスクは効果があるか無いか、という質問に対する答えが「ある」と「ない」の2択だと考えている時点で頭が悪いと言わざるを得ません。 選択肢は2択ではなく以下の3択です。 マスクの効果は0%(まったく効果がない) B. マスクの効果は1~99%(完全ではないが軽減効果がある) C. そして、医療メーカーが遮断率試験を実施することで、軽減効果の率を「遮断率」という数値で各マスク製品に明記しています。 WHOの言っていることは「CではないからAである」という欠落した発想であり、物事をゼロかイチかでしか判断できない貧弱な思考。 これは「小数点計算もできず集合や証明の基礎も理解できていない」ということであり、つまり日本の義務教育レベルの数学すら理解できていないというのがWHOの方々ということです。 日本の中学生にも劣る知能の方々(ヘドロスことテドロス事務局長を筆頭に)が保健分野のプロだと言い張って誤情報を垂れ流しているのだから、当然パンデミックが起こるに決まっています。 それが今の惨状なわけです。 WHOの言うことを聞いてはいけない、これは確実に言えることです。 その他、マスクに関する様々な情報 A. 使い捨てマスクを洗濯や消毒で使いまわせる? 使い捨てマスクについては、洗濯やアルコール消毒で使いまわすことは推奨されていません。 各メーカーでも「ウイルスの捕集効果が減る可能性あり」という姿勢で、そのような条件下での実験は行っていないというのが標準的な見解です。 マスクが潤沢にあるのであれば、1日1回使い捨てするのがベスト。 しかし、マスク不足の現状では洗濯や消毒などを併用しつつ、不要不急の外出は極力避けるという方向性になりそうです。 マスクがAmazonで売られていない? 2020年4月14日頃から、国内通販大手のアマゾンジャパンで「マスクと検索しても不織布マスクが表示されない状態になっている」とニュース記事が出ています。 アマゾンジャパンからは公式に理由を出していないとのこと。 推測として「マスクを購入しても届くのが遅い」などの苦情がある(商品コメント欄に苦情の書き込みあり)ことや「転売防止」「医療従事者への優先提供」などが考えられます。 なお、私が検索しても不織布マスクがほとんど表示されず、表示されても数時間で販売ページが無くなってしまう状態。 4月17日時点だと布製マスクやポリウレタンマスクもほとんど表示されない状態になっています。 まとめ それでは改めて、今回紹介した道具についておさらいしていきます。 インナーマスクは洗濯可能なポリウレタン素材.

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新型コロナ感染にマスク不要の理由はなぜ?WHOの見解は?【新型コロナウイルス】

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WHO、症状ない人「予防にマスク着用不要」 新型コロナウイルスが猛威を振るう中 WHOが新たな指針を公表。 新型コロナの感染予防に マスクの着用は不要だというのです。 世界保健機関(WHO)は2月29日までに、新型コロナウイルスの感染予防に向けたマスクなどの適切な使い方の指針を公表した。 せきやくしゃみといった症状がない人は 予防目的で学校や駅、商業施設など公共の場でマスクを着用する必要はないとして、供給不足に拍車を掛けないためにも過度の使用を控えるよう呼び掛けた。 引用:毎日新聞 この発表はビックリですが現状のマスク 不足を懸念しての発表なのかと思われます。 過度に心配する必要はなく症状があったり する人はもちろんですが、自覚症状が 無い人は予防は必要ないって ホントなのでしょうか? マスク不要で感染しないの? とはいえこれだけ騒がれているのに マスク無しで大丈夫なのか?と心配になります。 WHOで緊急事態対応を統括するライアン氏も28日の記者会見で「マスクをしていないからといって、感染の可能性が必ずしも上がるわけではない」と強調。 手洗いの励行など衛生上の注意点を守ることこそが「最も効果的だ」と言明した。 (共同) 現状世界的にマスク不足でマスクをしたくても マスクが無くて出来ない状況にあると言っても 過言ではない状態です。 この発表によってマスクの重要性が緩和された と言ってもいいかもしれませんが インフルエンザもあるし予防という 意味では マスクは必須と考えるのが 普通ですけどね。 追記) WHOはその後このような見解を示しています。 世界保健機関(WHO)は3日、新型コロナウイルスに対応するに当たりマスクの使用を主に医療関係者に集中させる必要があるとの見解を変えていないとしながらも、手作りのマスクの使用やその他の手段で口元を覆うことが 感染拡大抑制の一助になる可能性があるとの見解を示した。 WHOで緊急事態対応部門を統括するマイケル・ライアン氏は「外科用マスクは第一線で対応する医療関係者のためにとっておく必要があるが、咳やくしゃみ(による飛沫の拡散)を防止するためにマスクを使ったり、口元を覆ったりすることは悪い考えではない」と指摘。 マスク着用について議論することは「極めて重要」との認識を示した。 引用: 新型コロナウイルス感染経路は? そもそも新型コロナウイルスの感染経路は これまでに判明している感染経路として 咳やくしゃみなどの 飛沫感染と 接触感染が主体。 空気感染は起きていないと考えられています。 飛沫感染とは 咳やくしゃみをすると、口から細かい水滴が飛び散りますよね。 この細かい水滴を飛沫と言います。 この飛沫に病気の原因となる細菌やウイルスが含まれていた場合、これを吸い込むことで感染するのが飛沫感染です。 接触感染とは 皮膚や粘膜の直接的な接触、または医療従事者の手や医療器具、その他手すりやタオルなどのような物体の表面を介しての間接的な接触により、病原体が付着することで感染することです。 wakuchin. html 空気感染とは 空気感染は別の言い方で飛沫 核感染といいます。 飛沫核とは、 飛沫の水分が蒸発した小さな粒子のことで、これを吸いこむことで感染するのが飛沫核感染、つまり空気感染ということになります。 水分が飛んだ状態で空気中に漂うウイルスが 原因で感染するという事ですね。 ウイルスや細菌が空気中に飛び出し、1m以上超えて人に感染させることです。 なので 空気中にウイルスが漂う事はないので 至近距離で飛沫を浴びない限り 呼吸しているうちに感染するという事は ないという事のようです。 マイクロ飛沫感染がヤバイ!? しかしこの 空気感染の可能性もあると 思われているようです。 マイクロ飛沫とよばれるものです。 通常の飛沫は1mm程度の大きさですが マイクロ飛沫は 1mmの1,000分の1程度の大きさで 空気中を一定時間漂っているんだそうです。 咳やくしゃみだけでなく大きな声で話すだけで マイクロ飛沫は飛ぶことがあるんだそうです。 密閉された空間でこのマイクロ飛沫が飛んでいると そのマイクロ飛沫が原因で感染してしまう可能性も あると考えられているようです。 実験では20分も空気中を漂っていたといいます。 マイクロ飛沫は空気中に漂う時間が長いですが 換気することによってすぐに外へ排出でします。 2か所を開放し空気の流れを作る事が重要だとか。 高須院長が異論「WHOの言うこと聞いてるとえらいことに…」 WHOの発表を受けて高須クリニックの 高須院長が異論を唱えました。 感染予防にマスクは不要?!と受け取れるニュースを引用し、「 突然の咳やくしゃみでコロナ肺炎ウイルスを撒き散らすスプレッダーから身を守るにはお互いにマスクをつけるのが一番有効だと僕は思います。 」と意見。 「過度の使用?なんですか?それ?」と賛同できかねることを記し、「僕は権威ぶったWHOの言うことを聞いているとえらいことになると思います。 僕は、おかしな勧告には従いません。 」と宣言した。 daily. jp という具合にマスク不要の発表に対して 疑問の声をあげています。 予防という意味ではマスク着用と 意識してきたので今回の発表には 私自身も違和感を覚えました。 マスク転売している方をしっかり取り締まる 方がいいかと思います。 どこかにはマスクが眠っていると思うので。。 マスク不要にネットの声は? 今回のWHOのマスク不要の発表に対して ネットでは様々な声が上がっています。 そう言われても咳をしたときにマスクをしてなくて嫌な顔をされたくないし、何より自分がコロナウイルスに感染していないと確実に言い切れないし。 無症状の方がいるからこそマスクが必要なんです。 自分がもし感染してたらって思ってマスク着用している方もいます。 マスク着用不要って言われても電車とかはマスク無しで乗りたくないわな• 今の時期、花粉症でマスク無しはしんどいよー!• それよりマスク転売を取り締まってほしいわ…• マスク着用不要で、コロナに感染者増えそう。。 WHO様が「マスク着用不要」とか言い出したので多分マスクはした方がいい• マスク着用不要って無理やろ! 症状がなくても感染してる可能性があるんよね?怖くね?• インフルエンザやらpm2. 5・花粉対策とか 新型肺炎 以外にもマスクで防ぐべき敵がいます。 咳もしなくて 予防のためのマスクなら いらないんじゃないかな。 除菌のアルコールの ほうが欲しい。 マスク着用不要は言い過ぎやけど買い込みすぎるのはやめたほうがいいと思いましたまる という感じでいきなりの発表に戸惑う声が 多いようですね。 新型コロナウイルス以外にもインフルエンザや 花粉症、PM2. 5など様々な敵がいるので この時期はマスク必須なんですよね。。。 でもマスクが売ってないから過度な 使用は控えても大丈夫ですよ!って事でしょうが スポンサードリンク まとめ WHOが発表した新型コロナウイルス感染予防に マスクは不要という発表。 そうは言われてもマスクはしたい!という人が 多いように感じますが少しは抑制されているのかも しれません。 さすがに人混みで空気感染は ないとしても飛沫感染の危険性はあるわけで 症状があってもマスクが無くて出来ないと いう人もいそうだし。 とにかく早くこの 状況が収束することを祈ります。 【関連記事】.

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新型コロナウイルス感染対策について正しい知識を!

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昔から裁縫が好きな86歳の母は1か月前からマスクをつくり、家族や近所の人に配っている。 人になにか役に立つことをしたいと、夜遅くまでマスクをせっせとつくっている。 中国の友人が、「東京都の小池知事のマスクが可愛いって、中国で話題になっているよ」と連絡してくれた。 小池知事だけではない、コロナウイルス感染症対策の全国知事会WEB会議でのマルチ画面に映る沖縄県の玉城知事や岩手県の達増知事など地域色あふれる「知事マスク」がSNSなどで話題になっている。 当初、マスク不足に伴い薬局やスーパーに行列ができたあと、マスクメーカー以外の企業がマスクをつくりだし、そのあと自分でつくろうという動きがおこり、手づくりマスクが一気に広がっている。 白いマスク一色から黒にピンクにブルーのマスクと色々、白地一色からチェックに花柄に宮城県の村井知事の「むすび丸」のようなイラストマスクまで多彩・多様なデザインのマスクが生まれている。 マスクという機能は担保しつつ、精神性をこめて、創意工夫によって多様化させて、価値あるモノ・コトをつくりだすという日本のものづくりの本質が発揮されている。 コロナ感染が世界的に広がった今年の1月・2月では、「マスクには意味がない」との欧米の声が多く、マスクをしない欧米の都市の人々の姿が報道されていた。 WHOが当初、マスク使用方法のアドバイスとして、マスクは「咳やくしゃみをするなど症状のある患者と、新型ウイルスの感染した疑いのある人をケアする人が着用するもの」といっていたように、欧米ではマスクをしている人は、病人・医療従事者とみなされていた。 マスク(Mask)の語源はラテン語の「仮面・悪夢・幽霊」であり、イタリア語のMascheraは「覆う」であり、まつげを濃く長く見せる化粧道具のマスカラと同根、英語のMaskは「覆面・仮面、隠す・見せかけ・ごまかす」などを意味する。 この語源を持つ欧米文化では、口と鼻を隠すマスクを着用するというスタイルは精神的に抵抗感があるものだった。 それが、新型コロナウイルス感染拡大に伴い、欧米の都市にマスクをする人々が並ぶ風景に一変した。 一方、日本のみならず中国・台湾・韓国・タイなど東アジア文化圏では、マスクに抵抗感がない。 しかし私たちが着用しているマスクの歴史はけっして古くなく、100年の歴史にすぎない。 マスクができる前の時代は、どうしていたのだろうか。 江戸時代の疫病に関する絵を調べてみたが、それらしい姿がなかった。 当時の死に直結する伝染病への日本人の疫病観では、マスク的のものは重視されなかったのだろうか。 マスクをするスタイルがはじまったのは、いつからだろうか。 100年前に大流行したスペイン風邪感染拡大に対して、アメリカ・サンフランシスコが外出時でのマスク着用の義務づけとしたことなどを参考にして日本がマスク着用様式を推奨してから、日本でのマスク着用が広がったという。 そのときの内務省衛生局の「マスクをかけぬ命知らず」という啓発ポスターに出てくるマスクは今のような白ではなく黒マスクで、マスクは自らがウイルスに感染しないためのものだった。 世界的伝染病であるスペイン風邪への緊急対策にあたってマスクの供給が不十分だったため、当時のマスクは工場用の粉塵除けマスクで代替したり高価で高級な黒朱子マスク中心であったので、内務省のポスターは黒マスクだったのではないだろうか。 現在主流の「白いガーゼのマスク」が広がるのは、80年前。 医師や看護師の制服が清潔感・安心感・信頼感をイメージしやすい「白衣」に世界的になったのが100年前だったので、マスクが白になったのはそれを受けてのことだろうか。 その後、白いマスクは花粉症やPM2. 5対策用としても使われるなど用途が拡充するとともに、機能的に進化していくなか、今回のコロナ禍に突入する。 マスクは、なんのためにするのか。 スペイン風邪での啓発では自らが感染しないためのマスク着用だったが、その後、風邪気味だったら他人にうつさないようにするためにマスクをしようとなった。 それが今回のコロナで、<もしかしたら自分も保菌者かもしれない、そうだったら自分が他人にうつすかもしれない、まわりに迷惑をかけてはいけない>というように、他人への配慮のためマスクをしている人が増えている。 それが、日本人のマスクに込めた「精神性」であり、コロナ禍のなかでマスク着用が世界的に広がっている本質ではないだろうか。 コロナ禍の当初、マスクをしていないと、変な目で見られた。 今では、ほとんどの人がマスクをしている。 マスクをすることに慣れていくと、マスクを外していいよといわれても、1年後2年後でも、公共の場ではマスクをしているかもしれない。 家の外にはコロナのウイルスがいるかもしれないと思ったら、マスクをする。 さらに、日本人は綺麗好きだから、時間をかけて手洗いをする。 公衆トイレや駅、公園などのトイレなどで石鹸設備がついていて、石鹸で手を洗っている日本人の姿に外国人は驚くが、日本人はそれくらい公衆衛生意識が高い。 今回、国が提示した「新しい生活様式」の背景は、「コロナウィルスはどこにでもいる」ということではないだろうか。 だから自分のことは自分で気をつけようということ。 このスタイルがこれからの生活のルールだと思えば、そうする。 そういう時間が長くなればなるほど、それに慣れて元の姿に違和感がでて、コロナのいる世界と共生するという「普通」もあるかもしれないと思うようになる。 コロナ禍後社会は、「信頼」がキーワードとなる。 なにかを触ったら手を洗う、こういうものは触らないなど、自分でルールを決めて動く。 本来、「他人は自分と同じだろう」という共通性を前提とするが、その前提がコロナで崩れた。 緊急事態宣言が終わって、会社とか学校とか商業施設が再開しても、これまでの「信頼」はなかなか回復しない。 たとえば子どもを学校に行かせたら、子どもが家の外でコロナウィルスをもらって帰ってくるかもしれないと、親は気になる。 他人と共用するものは使ってはいけないと、自分が飲む水筒をもたせる。 除菌ウェットティッシュをもたせてなにかを持ったり触るときは、これで必ず拭きなさいと教える。 子どもをそう躾けて、自己で自己を防衛させていく。 「一度失われた信頼の回復は難しい」というビジネスの教えと同じである。 残念ながら、自分以外の他人がしている「行動」が信頼できないということがつづく。 「マスクをして、外から帰ったら、手を洗う」というスタイルは定着していく。 自分以外の他人がしていることが信頼できないが、相手もこちらがしていることが信頼できない。 だからお互い何らかの信頼のシグナルを送る必要があり、信頼に準ずる「準信頼のプロトコール」として、マスクをしている自分の姿を示す。 マスクをしていることが、相手に対する「準信頼のプロトコール」となる。 飲食店や商店では、店の入口の消毒用アルコールと店員のマスクや衛生を意識した設備や行動が「信頼の準プロトコール」となり、それで安心を伝える。 しかしいくら店員がフル武装し可能な限り衛生に留意した行動をしても、この食材や商品を運んでいる会社は大丈夫なのかなどと気になる。 これまでも動きがあったが、自分の「ナイフ・フォーク・箸」を飲食店に持参するお客さまや、店が用意したナイフ・フォーク・箸を意識的に拭くお客さまが増えるだろう。 店から供給されるモノが信頼できないので、お客さま自身がそれを「無菌化」「無害化」しようとする動きが増える。 とんでもないことだが、そんな時代になる。 そのように、サービスのカタチが変わる。 それは、日本だけの問題ではない、世界中でそのような動きになる。 集中すること、集団であることのリスクが高まった。 これまで作りあげてきた集中スタイや仕組みが通用しなくなる。 コンビニやスーパーでのキャッシュレス化や無人化の流れは時代の必然であり、オフィスではWEB会議だけでなく、多数の人が使うオフィス設備、たとえばドアはIDカードで開けたり、共用のコピー機などの事務器を手でさわらなくてすむようにする。 テレワークだけでなく、空調やフロアなどのオフィス環境の衛生管理レベルを格段に高めていくことが求められていく。 (了) 「信頼」を「価格」に織り込めるかという課題が日本の企業にふりかかるように感じます。 すべてを個別に契約する国では、やはり、箸を自分で拭きますし、そのことで店の評価が下がるわけでもなく、ある種、当たり前です。 ただ、そういったお店や社会に日本人が慣れるのか。 とっても気になるのは、いまの日本は欧米と比較して「価格と給与が圧倒的に安い国であること」です。 低賃金にもかかわらず、ある種の習慣と信頼と文化のなかで、丁寧なサービスを行ってきました。 ただ、その限界が近づいてきたなかでの「コロナ禍」です。 場合によっては、通常の航空便とLCCの違いどころではない、圧倒的な割り切りが、日本でも生まれてくるのではと懸念しています。

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